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Posted by ブクログ
高校生の時にどっぷりハマった銀色夏生の詩集。普段自分が何気なく感じていたことや、言葉に表せない気持ちをさらっと書いてあってビックリしたのを覚えています(思春期特有のものだと後で気づくのですが)この本は写真やイラストはなく言葉ひとつだけで、余白のとり方も含めて好きです。孤独にそっと寄り添ってくれるよう...続きを読むな存在。
なんだか、年々詩が好きになっていく。この一冊もとてもよかった。 恋愛に関するものが多かった。恋愛中でない自分でも、どきどきした。 その中から、一編をピックアップしておこう。 「私があの人のためにできることは 特にない ただ黙って きれいな気持ちでそばにいるだけ きれいな気持ちでそばにいるという作...続きを読む戦 素直という爆弾を投下」
この詩集を中学の時に読んで初めて「自分でも創作をしてみよう」と思った、きっかけの本です。 「散リユク夕ベ」の詩の、それまでの流れを受けて、最後の2行が特に素敵ですね。
銀色夏生さんの刺繍で1番好きなもの。何度読み返したことか。今でも開いてみる。年季入ってボロボロ。でも大好きな1冊。好きな言葉にあふれてて、ここで全部紹介できないのが残念!
この詩集を初めて読んだとき、未熟だったのか「何だコレ」って印象があったのですが、何度も何度も読めば読むほどいろいろ分かってきて、この詩集で銀色夏生さんが大好きになりました。
詩集。 やはり切ない作品ばかりだが、どこか爽やかな印象のものが多い気がする。 銀色夏生の作品集の中でもおすすめ。 「素直という爆弾を投下」という表現がいい。
写真やイラストがないからか、静かで色のついていない感じがする。しんという音が聞こえそうな冬の朝のイメージ。
強い気持ちのあとには 弱気な自分が必ず出てくる 強さと弱さは交互にでてきて 僕を混乱させるよ いつも 君さえいればと言える 君に出会えたら 生きる励みになるのだろうか 高校、大学、社会人の いろんな時期に読んだ詩集。 寂しい瞬間にたまにそれが 心に浮かんで癒してくれる。 著者のほかの本は ...続きを読むあんまりはまらんかったのに、 散りゆく夕べはなんだか特別。
*********** その時僕が思ったことは みんな うたがいながら信じてるんだ ということ 人の心は弱いのだ 信じながらもうたがい うたがいつつも信じている この可逆さかげんはどうだろう 光と闇を行ったり来たり 時々 まるで人は うたがう競争をしてるみたいだと ...続きを読む思うことがある でも最終的に勝つのはいつも 信じた方だ 最後の最後のことだけど 勝つといっても心の中のことだけど *********** いつもいつも 思いと言葉が ちょっとズレる もどかしさ *********** わたしが好きなのはこのふたつ。 素敵な言葉のセンスをもつお友達が レビューに書いていたのを見て 読み返してみました。 やっぱりいいなあ。
擦り切れるほど読んで擦り切れた。心の中に残ってくすぶっていた景色が日常の中でふいに一致する感覚がたまらなく、すき。
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