あらすじ
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速いのか遅いのかわからない、時のたつ、この世の中で、同じ時に生きて、会えること、知りあえたことが、うれしく思えます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
高校生の時にどっぷりハマった銀色夏生の詩集。普段自分が何気なく感じていたことや、言葉に表せない気持ちをさらっと書いてあってビックリしたのを覚えています(思春期特有のものだと後で気づくのですが)この本は写真やイラストはなく言葉ひとつだけで、余白のとり方も含めて好きです。孤独にそっと寄り添ってくれるような存在。
Posted by ブクログ
なんだか、年々詩が好きになっていく。この一冊もとてもよかった。
恋愛に関するものが多かった。恋愛中でない自分でも、どきどきした。
その中から、一編をピックアップしておこう。
「私があの人のためにできることは
特にない
ただ黙って
きれいな気持ちでそばにいるだけ
きれいな気持ちでそばにいるという作戦
素直という爆弾を投下」
Posted by ブクログ
この詩集を中学の時に読んで初めて「自分でも創作をしてみよう」と思った、きっかけの本です。
「散リユク夕ベ」の詩の、それまでの流れを受けて、最後の2行が特に素敵ですね。
Posted by ブクログ
銀色夏生さんの刺繍で1番好きなもの。何度読み返したことか。今でも開いてみる。年季入ってボロボロ。でも大好きな1冊。好きな言葉にあふれてて、ここで全部紹介できないのが残念!
Posted by ブクログ
この詩集を初めて読んだとき、未熟だったのか「何だコレ」って印象があったのですが、何度も何度も読めば読むほどいろいろ分かってきて、この詩集で銀色夏生さんが大好きになりました。
Posted by ブクログ
詩集。
やはり切ない作品ばかりだが、どこか爽やかな印象のものが多い気がする。
銀色夏生の作品集の中でもおすすめ。
「素直という爆弾を投下」という表現がいい。
Posted by ブクログ
強い気持ちのあとには
弱気な自分が必ず出てくる
強さと弱さは交互にでてきて
僕を混乱させるよ
いつも
君さえいればと言える
君に出会えたら
生きる励みになるのだろうか
高校、大学、社会人の
いろんな時期に読んだ詩集。
寂しい瞬間にたまにそれが
心に浮かんで癒してくれる。
著者のほかの本は
あんまりはまらんかったのに、
散りゆく夕べはなんだか特別。
Posted by ブクログ
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その時僕が思ったことは
みんな
うたがいながら信じてるんだ
ということ
人の心は弱いのだ
信じながらもうたがい
うたがいつつも信じている
この可逆さかげんはどうだろう
光と闇を行ったり来たり
時々
まるで人は
うたがう競争をしてるみたいだと
思うことがある
でも最終的に勝つのはいつも
信じた方だ
最後の最後のことだけど
勝つといっても心の中のことだけど
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いつもいつも
思いと言葉が
ちょっとズレる
もどかしさ
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わたしが好きなのはこのふたつ。
素敵な言葉のセンスをもつお友達が
レビューに書いていたのを見て
読み返してみました。
やっぱりいいなあ。
Posted by ブクログ
花のように気まぐれだけど
ほほえみを
いつでも
チラッと
のぞかせるかわいい人
進んでいく道の友達になろう
友達になれてうれしい
恋よりもむずかしい出会いだった
Posted by ブクログ
薄い上に1~2行しかないような短い詩ばかりだったから、かなり早く読み終えてしまえる。
恋愛詩がほとんどだったけれど、短かったり曖昧な言い回しが多くて
自分の方からかなり感情移入していかないと、独りよがりに見えてあまり面白くなかった。
Posted by ブクログ
個人的にすみわたる〜の方が攻撃的で好き。
こちらにも突き刺さる言葉はいくつかありーの。でも日常の中で当たり前になりすぎていちいち言語化しない感情や風景をあえて言語化してきた作品には、しばしばはっとさせられました。
次集との間に一体何があったのか、銀色夏生。ってのはつれづれノート読めばわかるか。