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匿名
「思考の必要を迫られたら理性を働かせる。その必要条件を満たしてから感情にもういちど問い掛け、
決心に至る。」皆がそういう意識で過ごせれば望ましいのだが、
利権が絡んだ国際情勢では、正義の名の元に意識を高揚させ大きな犠牲を強いる指導者がいる限り争いはなくならないだろう。
そして戦場に送り込まれた兵士はやるかやられるかの瀬戸際で理性より本能で動かざるを得ない。
しかし、物語としては大国のエゴを吹き飛ばしてくれる爽快感、
相変わらず航空機に関するディティールも良く引き付けられるが、空軍のF16が空母の艦載機として書かれていた様な。
FA/18に置き換えて読んだ方が良いのかしら。
Posted by ブクログ
最初っからハラハラドキドキされっぱなしだったけれど、最後はやっぱりびしっと決めてくれました。まあどんな困難な状況でも、結局美由紀の脅威の身体能力が発揮されてハッピーエンドというのはお約束なんですけどね。笑
この小説が千里眼シリーズの中でも特に心に残っているのは、小説内で起こっている戦争や国関係はは今の現状そのままなんですよね。
アメリカの大統領は変わったけれど、イラクやその他の国では今も戦争が続いている。
この小説ではそれら戦争の原因は実際その通りだと思うんですが、一部の人々が私服を肥やすため、と言い切っています。
戦っている人々はそれらの人々の使い捨ての駒の一つであることを気づいていない。それを気付くことが戦争を無くすことの第一歩である、というのは正しいと思います。
近作ではそれを美由紀が体を張って教えてくれるんですが、実際の世界ではそんなこと不可能ですよね。
本当にこの世界に美由紀が存在していてくれたらって切に思いました。
私もいつもニュースなどを見ていて何とかしたい、とは思うんですけど、具体的にはどうしたらいい?って何も思い浮かばないんですよね。でも美由紀のようにはできなくても私たちが一人一人真剣に考えたり声をあげていったりしたら変わっていくのかな。そしてこの本の最後のようになれたら、というのを切に感じました。
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