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他人の期待に応えない ありのままで生きるレッスン
年間200人、合計4000人以上のがん患者を診てきた精神科医が伝えたい、肩の荷を下ろし人生を豊かにするレッスン。 日本ではまだあまり知られていない、がん専門の精神科医「精神腫瘍医」。 絶望と向き合うがん患者さんたちの心に17年以上寄り添ってきた著者は、 人が心を苦しめているとき、大きく2つの原因があると説きます。 1つは素の自分を押し殺し、他人の期待に応えようとばかりしてしまうこと。 もう1つは、怒りや悲しみなど、負の感情を押し殺しふたをしてしまうこと。 「素の自分を許してあげる」 「他人の期待に応えない」 「悲しい時はしっかり悲しみ、しっかり落ち込む」 常に不安や焦燥感悩まされている人へ 本書で人生を豊かにするレッスンをしましょう。 -
嫌われるジャーナリスト
国民が知りたいことを 聞かないメディアは必要か!? コロナ禍で露呈した権力とマスコミの馴れ合い。緊張感のないこの関係が、日本を停滞させる要因となっているのではないだろうか。ジャーナリストとは本来、波風を立てるもの。権力を監視し、対峙することで、国民の知る権利にこたえていくべきである。記者クラブに代表される従来のメディアのあり方がこのままでよいのか。新しい時代のジャーナリストに必要なこととは何か。嫌われることを厭わない二人が徹底討論。 -
それでも音楽はまちを救う
音楽の力で、地域経済はもう一度やり直せる 「地方創生」が謳われて6年。日本各地で、故郷を救うべく有志が立ち上がっていた。その熱意が結実し、さまざまな音楽イベントが生まれ、活況を呈している。彼らはいかにして、イベントを成功に導いたのか? 人々を熱狂させ感動を与える音楽の力を、観光業に取り入れることで、地域経済はもう一度やり直せる。そこには、新型コロナウイルス禍に見舞われた地方を救うヒントもあった。音楽を愛するすべての人の思いが、活気を失ったまちに大きな波を呼び込む。詳細な調査で迫った、地域再生の現場。 【目次】 はじめに 第一章 世界に学ぶ音楽観光 第二章 音楽観光で成功を収めた日本の先駆者たち 第三章 音楽でまちを救うために~ミュージックツーリズム実践編~ 第四章 音楽イベントのリスクマネジメント 第五章 まちはコロナ禍といかに闘ったか おわりに 参考文献 -
ルポ 不機嫌な老人たち
イラつく高齢者 その実態と胸の内 老後は誰にでも必ずやって来る。 プライド、無力感、孤独、機能低下…… これは、未来のあなたの話でもある。 思い描いていた「老後」とは違う現実 定年後は、年金でのんびりとした老後を、というのはもはや過去のこと。長すぎる老後、敬老意識の希薄化、早すぎる技術革新、コミュニティー・家庭の崩壊、経済的不安定……、かつて経験したことのないような急激な社会変化の中で戸惑い、傷つき、苛立つ老人たち。当たり前としてきた価値観がことごとく否定され、「暴走老人」、「困った高齢者」、「わがまま老人」といった言葉で揶揄され、社会問題としてセンセーショナルに取り上げられる、彼らの本当の胸の内とは。その被害と実情を、被害者、専門家、高齢者への丹念な取材から読み解く。 【目次】 はじめに 第一章 従業員を悩ますシルバークレーマーたち ――なぜ、高齢者の客はイラついているのか―― 第二章 ネットに呑み込まれる人々 ――デジタルシニアの落とし穴―― 第三章 場違いの現役感をまき散らす元管理職たち ――なぜ、普通のお年寄りになれないのか―― 第四章 寂しいお年寄りたち ――口をつぐむ男性、しゃべり続ける女性―― 第五章 老成しない老人たち ――“元気”と“機能低下”の狭間で―― 終章 長い老後を機嫌よく生きるには おわりに -
大和魂のゆくえ(インターナショナル新書)
霊や魂に関心が向けられなくなった今、日本人の精神はどこに求められるのか? 国学者・本居宣長は、漢意(からごころ)や儒意(じゅごころ)の知性より大和魂の知恵が肝要だと説いた。日本的反知性主義である。幕末、尊皇攘夷の思想と結びついた大和魂は、戦争を契機に大いに叫ばれ、日本人の勇猛果敢な精神と捉えられた。近世から近代にかけて強い関心が集まった大和魂だが、現在の日本人の精神はどこに求められるのだろうか。グローバル化が成熟する今、日本での霊や魂の変遷をたどりながら、大和魂のゆくえを探る。 -
英米文学者と読む「約束のネバーランド」
あの鬼のモデルとなった人物は? 「約束」や「原初信仰」の謎を解く鍵は? 数々の名シーンを引用しつつ、文学研究者が徹底考察! ファン必読の一冊!! 累計発行部数2,100万部超を誇る大ヒット漫画『約束のネバーランド』。その意表をつく展開や複雑な頭脳戦といった要素から、「少年ジャンプらしくない」と評されることもある同作ですが、その物語の背景には、多彩な文学作品や宗教に関する膨大な知識が踏まえられていることが窺えます。本書は、そんな大人気作品『約束のネバーランド』を、気鋭の英米文学者が学術の立場から読み解こうと試みた考察本にして、英米文学・文化への最良の入門書です。同作の名場面を豊富に引用しながら、数々の謎の核心に迫っていく、ファン必読の一冊と言えるでしょう。なお、本書はあくまで「週刊少年ジャンプ」編集部から許可をいただいた上で、『約束のネバーランド』を作中の手がかりをもとに、英米文学者の視点から読んだ、いわば第三者目線での考察本です。よって、原作者の白井カイウ先生や出水ぽすか先生の真意を紹介した「公式解説本」とは性格が異なります。加えて、原作の終盤にかけての「読み解き」を含むゆえに、ネタバレを多く行っているので、あらかじめご注意ください。 -
コロナウイルスの終息とは、撲滅ではなく共存
新型コロナとの闘いを池上さんが解説。いまや誰も触れなくなった「そもそもコロナウイルスとは?」という素朴な疑問に一度きちんと向き合い、「ウイルスと人とのこれまでの歴史」を振り返りつつ、これからの私たちの闘い方を示していく。 SARSから学んだ台湾、MERSから学んだ韓国、スペイン風邪から学んだクラスター対策といった歴史的な話と、ワクチンと抗ウイルス薬は、どう作られてきたのか? など、コロナウイルス対策の最前線についても、専門家へのインタビュー含めて、徹底解説します。 新型コロナウイルスについてはもとより、SARSやMERS、スペイン風邪、天然痘がなんなのかを学べるだけでなく、「そもそもウイルスっていったい何?」という、キホンのキからおさらいでいる内容になっています。 -
郵便局はあぶない
もはや郵便局は安全じゃない! 過去の「郵便局神話」は捨て去って、かしこく使い、大事なお金を守りましょう! 利率7%の貯金なんて過去の話。 いま郵便局の貯金利率は0.001%。 過去のいいときを信じたまま郵便局一択で、大切なお金をあずけていると あとで「こんなはずじゃなかった!」となりがちです。 たとえばいまも、こんなふうに思ってませんか? ・郵便局は利率7%だから、郵便局にさえあずけておけば10年でお金は倍になる →いま利率は0.001%。ネット銀行の利率はこの200倍 ・郵便局はぜったい破綻しないから何があっても大丈夫 →破綻したら1000万円(+利息)までしか補償されない ・いつも見知っている郵便局の人のおすすめだから、郵便局で投資信託を買ってふやしておけば老後も安心 →郵便局の投資信託には(すごい)落とし穴がある! ・「マル優」があるから子どもの口座もつくって350万円はぜったい郵便局にあずけよう →マル優はとっくに廃止 最近、問題の多い郵便局。 ここでいったん、あらためて、郵便局に関する情報をリニューアルして、あなたのお金を守りましょう。 -
新聞の大罪
日本の新聞にはびこる、 重大な真実から目をそらすための「スピン報道」という病! かつてジャーナリズムの王として長く君臨した日本の新聞は、なぜ今、「国民の敵」となってしまったのだろうか? 今や新聞は、日本社会に大損害を与え、国益を損ないつづけている。インターネットの発達でその「正体」が暴露されてしまった。 「権力の監視」を大仰に喧伝した偏向報道、昨今で言うところの「スピン報道」を行い、「ファクト」を殺す新聞の傲慢さは、いったいどこから来ているのか。どのようにして日本の新聞記者は真実をゆがめるのか? 日本在住半世紀、最古参の英国人ジャーナリストが初めて明かす、「本当のことを言えない日本の新聞」の真実! -
「生存競争」教育への反抗
我が子の「教育」が苦しい――それはあなた一人の責任ではない。「クラス全員を企業家に育てる」教育にNOと言おう! どうやら企業人や政治家、官僚たちは、日本の経済的低迷を教育で挽回しようとしているようだ。まるで、「最小限のコストで最大限の商品(人材)を納品しろ」と言わんばかりである。そんな社会を生きる私たちの子育て――とりわけ教育は、じつに悩ましい。なぜこんなにも苦しいのか。しかし本書は、「それはあなた一人の責任ではない」と説く。これは社会全体の問題なのだ。では、どうすればいいのか。本書は、明治時代から現在に至るまでの教育の歴史を振り返りながら、私たちが教育に期待すべきこと、そしてその実践の方法を試みる。これは教育学からの反抗であり、絶望に包まれた教育に対する、たしかな希望の書となるだろう。 -
こころの相続
330万部ベストセラー「大河の一滴」がいままた話題! 国民的作家、その真骨頂! 未曽有の時代に、作家がもっとも伝えたいこととは 「遺産」とはお金や土地ばかりではない。 私たちが相続するものは、経済的な「形あるもの」ばかりなのか。 人との挨拶の仕方、お礼の言い方、そのほか数えきれないほどのものを、私たちは相続しているのではないか。いまこそ「形なきもの」の中にある大切な相続財産に目を向けよ。 「魚の食べ方」という身近なエピソードから出発し、両親との記憶、日本の文化や戦争へと広がっていく話題。コロナで人と人のつながりが問われるいま、90歳に手が届く年齢となった作家が、深い思索と洞察から導きだした渾身のメッセージ。 あなたは何を遺しますか――? -
2025年のデジタル資本主義 「データの時代」から「プライバシーの時代」へ
アメリカのGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)、中国のBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)といった巨大テクノロジー企業に情報と富のすべてが集中する現在。行き過ぎたデータ経済への反動から、彼ら“デジタル・プラットフォーマー”が利益の源泉としてきた個人情報を保護する動きが、欧米を中心に高まっている。データの時代からプライバシーの時代への移行が始まる中で、次に覇権を握るのは一体誰か? “周回遅れ”に甘んじる日本は、どこに活路を見出せばよいのか? 産業界の未来予測に定評ある著者が、コロナショック後の世界の行方を読み解き、進展するデジタル資本主義の行方を占う! -
もっと試験に出る哲学 「入試問題」で東洋思想に入門する
センター試験「倫理」の厳選26問を導入に、インド・中国・日本をまたぐ東洋思想の流れをわかりやすく説く。本書が扱うのは、孔子から老荘、孟子、朱子学まで。最澄に空海、法然に道元まで。本居宣長から石田梅岩、吉田松陰まで。そして福沢諭吉に漱石、西田幾多郎までを網羅! 重要な思想家を扱った問題にチャレンジし、明快な解説とイラストを楽しむうちに、思想のポイントが東洋でどう受け継がれていったかというダイナミックな流れが理解でき、基本知識が確実に身につく。学生のみならずビジネスパーソンの学び直しに最適。西洋思想史を扱った『試験に出る哲学』(2018年刊行)とあわせて読みたい一冊。 -
それでも読書はやめられない 本読みの極意は「守・破・離」にあり
名著、名作に挑み、格闘し、敗れたのちに開眼する!? 古希を過ぎて総括する読書人生の終着点とは? たかが活字が並んでいるだけなのに、おもしろい本はなぜかくもおもしろいのか――。すべての趣味の中で読書だけが残る。 【構成】 第1章 いきなり読書の横道から入って――人はいかにして読書に目覚めるか 第2章 読書の「守」――不自由な読書だった 第3章 読書の「破」――名著と格闘する 第4章 読書の「離」――もっと自由な広い世界へ 第5章 読書家たちの読書論を読む 第6章 おすすめ純粋おもしろ本の世界 第7章 読書の終着点――いま読書できることの幸せ -
ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち
<各界絶賛> ■武道家 内田樹氏 呪符として機能している「夢を持て」「自分らしく生きろ」という言葉の負の効果に、 我々はもっと恐怖心を持つべきである。 ■思想家 田坂広志氏 若者に「夢を持て」と語る大人は、必読! ■教育改革実践家 藤原和博氏 私には夢がなかった。リクルートに憧れはなかったし民間校長になる夢を見たこともない。 「教育改革実践家」は52歳の私があとづけで付与した肩書きだ。 ■経営学者 野中郁次郎氏 計画・分析偏重の呪縛から逃れよ。「いま・ここ」の直接経験から見えてくるのが「生き方」だ。 夢の強要。その罪と害 犯行の凶器は、「夢」でした。タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。数々のインタビュー・文献調査から浮き彫りになったのは、夢を持てずに苦しむ直接的被害者と、意外な間接的被害者の存在。誰も夢から逃れられないのに、誰も夢の持ち方は教えてくれない。夢に支配されない生き方も提示されない。只々「夢は善」と妄信させるだけ。夢を持てないとヒトは死ぬのか。そんなにも社会は生きづらいのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーをえぐり出す。 【目次】 はじめに 第一章 夢に食い殺される若者たち 第二章 職業以外の夢が認められない異常 第三章 タチの悪い悪意無き共犯者たち 第四章 夢を持たないとヒトは死ぬのか 第五章 それでも夢を持たせたいならば おわりに -
部活魂! この文化部がすごい
野球部やサッカー部だけが部活じゃない! 全国にはいろんな文化部があり、仲間とともに熱くなり、時には対立しながら、成長を遂げていく。心を震わせる情熱のノンフィクション。 -
英語で学ぶ カーネギー「人の動かし方」
80年以上読み継がれてきた D.カーネギーによる 世界的ベストセラー『人を動かす』。 世界恐慌後、 不安に陥っている多くの人々を救った この名著の初版(原文)を読んで、 新しい生き方を身につけましょう! 職場や学校で あなたの味方を増やし、 周囲に影響を与える方法とは? 幸せな家庭を築くための法則とは? さっそく明日から実践できる「38の法則」を収録! ・・・・・・・・・・ ■■■世界的名著の原書を読もう!■■■ ■■■英語の辞書がなくても大丈夫!■■■ 全訳と語句の意味がつき、 解説が充実しているから、 英語の原文がスラスラ読めます! ■■■「一石二鳥」の本!■■■ ■■■あなたの人生を変えうる1冊!■■■ 1冊で、あなたのコミュニケーション能力と 英語力を磨くことを目指した構成になっています! ・・・・・・・・・・ 人間の言動について、極めて重要な法則がある。 その法則に従えば、決して問題に巻き込まれることはない。 実際、この法則に従うと数えきれないほどの友人ができ、 いつも幸せになれる。 しかし、この法則を破った途端、なかなか解決しがたい 問題に巻き込まれてしまう。 その法則とは、 「常に、相手に重要だと感じてもらうようにする」 ということだ。 だから、この「黄金の法則」に従おう。 自分がしてもらいたいことを相手にしてみよう。 この「黄金の法則」は、 ほぼ毎日のように、魔法のような効果を発揮する。(本文より) ・・・・・・・・・・ 【本書のおもな内容】 第1章 相手をほめて、重要だと感じてもらうための法則 第2章 相手を理解するための法則 第3章 相手をやる気にさせるための法則 第4章 相手に納得してもらうための法則 第5章 相手に良い印象を与えるための法則 第6章 幸せな家庭を築くための法則 ・・・・・・・・・・ -
発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで“発酵”に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵とは、見えない自然を捉え、ミクロの生物と関係を結び、暮らしの中に喜びを埋め込む。この総体が発酵文化であり、そのローカル文化を通して人類の不思議を解くのが「発酵文化人類学」。発酵には、オーガニック、美容、ライフスタイル、イノベーションへの発展の側面があり、単なる食品にとどまらず、人間にとっての未来の可能性があり、歴史・文化を見直すきっかけになる。発酵は、今、人類の未来を左右する最も注目を集めている分野のひとつと言える理由がそこにある。 著者は発酵のしくみや人間と微生物との関わりを学ぶ中で、発見した。発酵には未来と過去があり、“微生物と人間の共存”は社会を見直すキーワードそのものだということを。 生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説した待望の文庫化。参考文献満載。解説・橘ケンチ(EXILE) -
中国、科学技術覇権への野望 宇宙・原発・ファーウェイ
近年イノベーション分野で驚異的な発展を遂げた中国。米中の対立は科学技術戦争へと戦線をエスカレートさせ、世界を揺るがす最大の課題の一つとなっている。本書では「ファーウェイ問題」を中心に、宇宙開発、原子力開発、デジタル技術、大学を含めた高等教育の最新動向などから、「米中新冷戦」の構造を読み解き、対立のはざまで日本は何をすべきか問題提起する。著者がファーウェイを取材した際の貴重な写真・証言も多数収録。 【目次】 1章 米中の「月」争奪戦が始まった~宇宙覇権をめざして 2章 新シルクロード 「一帯一路」構想と原発輸出 3章 「ファーウェイ」はなぜ米国の標的となったのか? 4章 理想社会と管理社会のはざまで~中国のデジタル技術最新事情 5章 米国対中国、科学技術力「頂上対決」の勝者は? 6章 軍事と民生~「デュアルユース」のジレンマと輸出規制 終章 きらりと輝く「科学技術立国日本」をめざして -
朝鮮半島と日本の未来
「これは、私の人生において最も大切な一冊なのだ」朝鮮半島の統一はいつ実現するのか。そして日本には何が起こるのか? 政治学者・姜尚中の真価を問う、渾身の論考! 1950年の朝鮮戦争勃発から70年が経過した。朝鮮半島においては、様々な場面で南北の分断体制の限界が露呈している。加えて、2018年には歴史的な米朝首脳会談が実現するなど、統一への動きが着実に進みつつある。一方で、日本ではいたずらに嫌韓感情を煽ったり、むやみに脅威論を並べ立てたりする偏った報道ばかりが目立ち、なかなか事態の本質は見えてこない。しかし、二国間関係での感情的な対立にばかり目を向けていては、その背景で進行しつつある深い次元での構造的な変化を見逃してしまいかねない。コロナウイルスのパンデミックが宣言され、いっそうの混迷を深めるかに見える世界情勢。しかし、著者はこの未曾有の危機にこそ、むしろ冷静にポジティブな未来像を描き出そうとする。分断と対立の歴史を乗り越え、朝鮮半島が統一を遂げる日は来るのだろうか。そして、その動きに日本はどのように関わっていけばよいのだろうか? 「第一次核危機」以降の北東アジア四半世紀を丹念に総括しながら、一脈の光明を見据えて朝鮮半島と日本の進むべき道を探った、政治学者・姜尚中の真価を問う渾身の論考! -
金正恩の機密ファイル(小学館新書)
北朝鮮当局が忌み嫌う記者が放った決死の書。 北朝鮮は独裁国家だ。情報統制も厳しい。内情を知るには公式発表の裏を読み取るか、脱北者の証言に頼るか。いや唯一、抜け道があった。それが今回、筆者が試みた内部資料である。 朝鮮半島取材25年に及ぶ筆者は、独自のルートで約1400件超の機密文書や音声記録を入手した。金正恩の暗殺計画から朝鮮人民軍の内申書、はたまた深刻な麻薬汚染や巷に現れたモヒカン男子への戒めまで。 〈資料を通じて北朝鮮の全体像に迫ろうとする本書の内容は、北朝鮮で体制側に属し、最高指導者に忠誠を誓っている彼の国の知人たちを不快にさせたり、怒らせたりすることが きっとあるはずだ。日本と北朝鮮を隔てる体制の壁は高く、厚い。北朝鮮の人々と育んだ友情や信頼を失うおそれは、絶対にないとはいえない。 そういう点を考えると、本書の執筆はある意味、私にとって北朝鮮との「決別宣言」に なるかもしれない〉 ――本書「まえがき」より 当局発の文書ゆえ生々しい。圧政に苦しみながらも生き抜く民衆のしたたかも見えてくる。北の監視網を潜り続けた筆者の取材余録もコラムとして収録! (2020年6月発行作品) ※この作品はカラー画像が含まれます。 -
還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方
還暦後の人生を充実させる考え方 第一章 社会とどう向き合うか ・「何歳まで働くのか」を考えても意味がない ・高齢者が生かされる歴史的・生物学的意味 ・「敬老の日」を廃止せよ ・「年齢フリー」の世の中に ・グーグル・アマゾンを生み出せない日本の教育 ・「飯・風呂・寝る」の生活から脱却せよ 第二章 老後の孤独と家族とお金 ・「老後の孤独」の本質はゆがんだ労働慣行 ・死んだら星のかけらに戻るだけ、恐れても仕方ない ・次の世代のために、自分の範囲でできることをする ・運をつかむカギは「適応」にあり ・人とのつながりは「自分」というコンテンツ次第 ・人生は愛情の獲得競争 ・子孫に美田を遺さず、必要なら生前贈与を 第三章 自分への投資と、学び続けるということ ・80歳でもチアリーダーになれる、DJになれる ・「昔取った杵柄、新たな物事への「感染」 ・英語で一番難しいのは日常会話 ・成果の出る学習の秘訣は「仕組みづくり」 ・「物事の見方」をどう磨くか ・学びが還暦後の底力をパワーアップする 第四章 世界の見方を歴史に学ぶ ・日本が鎖国できたのは「世界商品」がなかったから ・スペインの没落を招いた「血の純潔規定」 ・ダイバーシティで栄えた国、反ダイバーシティで没落した国 ・日本の敗戦はおごり高ぶって開国をしてた結果 ・世の中を理解するために必読の古典とは 第5章 持続可能性の高い社会を残すために ・男女差別が日本を衰退させている ・男性が子育てをすると家族愛が高まる科学的理由 ・赤ちゃんを産んでも女性が経済的に困らない仕組み ・社会保障と税の一体改革は必要不可欠 ・よいリーダーとよい政府は市民がつくる -
「第三者委員会」の欺瞞 報告書が示す不祥事の呆れた後始末
★真相究明どころか 追及からの〝隠れ蓑〟⁉ 不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する‶禊のツール〟になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる‶隠れ蓑〟になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった――と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。第三者委員会を徹底分析する。 厚労省の毎月勤労統計 東京医大の入試差別 日大アメフト部の反則 朝日新聞の捏造 東芝の不適切会計 -
にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし
「京都は深く、そして裏がある。それが書かれてしまった。」――磯田道史さん推薦! 旅行で巡るのとは大違い。元・文芸誌編集長が、暮らしてわかった「住まい」としての京都の姿 出版社を定年退職し、新たな生活を始めていた元「小説新潮」編集長のもとに、 京都の大学から教授の誘いが来た。こうして東京者の「京都生活」が始まる! 観光として訪ねる京都と、住む町としての京都は大違い。 地元では当たり前の「地蔵盆」の存在、 気まぐれすぎる気候、 ほんの少し歩くだけでも感じられる歴史の名残、 謎のスーパーと変わった品揃え、 独自に育まれた「京都中華」、 そして常に「よそさん」が来る町で暮らすことで育まれた京都人の気風……。 観光ガイド・ブックには載っていない京都の姿を綴る、文化エッセイ。 【目次】 はじめに 第一章 京都暮らしが始まった 第二章 洛中で暮らしてみたら 第三章 文芸編集者としての京都 第四章 住んでわかった「食」事情 第五章 観光ではわからない、必須「生活」情報 第六章 関西の「ハブ都市」、京都 第七章 「京都人になる」ということ おわりに -
百貨店・デパート興亡史
江戸時代から続く「小売の王様」は、その使命を終えたのか? 三越、伊勢丹、高島屋、松坂屋、大丸、西武、東急、阪急…… 変革はいつ止まったのか、再び革新は起こるのか。 江戸時代の呉服屋に起源を持ち、およそ四〇〇年の歴史を誇る百貨店。近代小売業の先駆、業界のトップとして、日本の消費文化を創ってきた。しかし、いまや経営は厳しさを増す一方で、その存在が揺らいできている。三越、伊勢丹、高島屋、松坂屋、大丸、西武、東急、阪急……。かつて隆盛を極めた百貨店は、商品販売で、宣伝戦略で、豪華施設で、文化催事で、いかにして日本社会を牽引してきたのか。「モノが売れない」時代となり、デジタル化が進む現代において、何を武器に活路を拓くのか。「週刊東洋経済」副編集長が、その歴史と展望に迫る。 【目次】 はじめに 序 章 「イノベーター」として君臨した百貨店 第一章 商い――「モノ」が売れない時代に何を売るか 第二章 流行創出――文化の発信地にまだブランド力はあるか 第三章 サービス――「おもてなし」は武器であり続けるか 終 章 かつての「小売の王様」はどこへ向かうのか おわりに 主な参考文献 -
ゼロからはじめる力 空想を現実化する僕らの方法
◆自動車業界に代わって、宇宙産業こそが、日本の新しい産業になる 日本の製造業はかつての勢いが見えません。どちらかというと下り坂。特に自動車業界は、EV化、少子化で明らかに縮小することが見えています。 その代わりになるものの一つとして著者が推すのが、宇宙産業。実は、日本は、海外に比べて数々のアドバンテージがあるのです。これからの日本の新しい産業を見据えた「宇宙開発」について著者が語ります。 ◆ホリエモン版「下町ロケット」! 著者が創業者となるインターステラテクノロジズの前身は、SF作家やイラストレーターたちが立ち上げた民間の宇宙開発組織「なつのロケット団」。そこから試行錯誤し、様々な業界から多くの技術者がメンバーに入り、今や民間が開発した液体ロケットで世界で4番目に宇宙に到達するまでになりました。知識・経験ゼロからはじめたプロジェクトのストーリーは、夢を形にしようとする人の背中を押すのではないでしょうか。インターステラテクノロジズ社・代表取締役社長 稲川貴大氏との対談も収録。 ◆応援プロジェクト開催! みんなで日本の民間ロケット開発を応援しよう! この書籍に関連して、インターステラテクノロジズによる日本の民間ロケット開発を応援しようという取り組みも行います(予定)。 -
棄民世代 政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす
『下級老人』が流行語大賞の候補としてノミネートされたのが2015年。 下流老人とは「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」と定義され、高齢者の貧困問題に警鐘を鳴らした。 しかし、当時の高齢者が抱える問題より、はるかに深刻なのが、中高年化した氷河期世代が老後を迎えるときである。 氷河期世代は雇用政策において翻弄されただけでなく、自己責任という言葉のもとに、あらゆる社会政策から放置されて今に至る。 まさに政府に犠牲にされた『棄民世代』といってもよい。 彼らが高齢者でなったときには、下級老人の比ではない貧困問題を抱えた棄民老人が誕生する。 それは当事者である彼らだけの問題だけでなく、日本全体を揺るがす衝撃の未来が待ち受ける。 誰にとっても他人事ではないこの事態にいかに対処するか。 社会福祉の現場から来るべき危機に警鐘を鳴らす。 -
ストライキ2.0 ブラック企業と闘う武器
◆日本人の知らないところで、ストライキが進化していた!◆佐野サービスエリアのスト、保育士の一斉退職、東京駅の自販機補充スト……。一九七〇年代をピークに減少した日本のストだが、二〇一〇年代後半から再び盛り上がりを見せている。しかも、かつての「国鉄スト」などと違い、これらにはネット世論も好意的だ。実は産業構造の転換により、日本でもストが起きやすい土壌が生まれていたのである。現代日本でストが普通に行われるようになれば、ブラック企業への有効な圧力となることは間違いない。一方、海外では現在まで一貫してストが起きている。特にアメリカでは、「2018年はストの年」といってよいほど頻発した。しかも【教師が貧困家庭への公的支出増額を訴える】、【AI・アルゴリズムの透明化を求める】、【性暴力を防ぐ職場環境を要求する】など「社会問題の解決」を訴える「新しいストライキ」が海外では行われ始めている。このように、ストはアップデートし、もはや賃上げ要求だけを求めるものではなくなっている。こうした新しい潮流を紹介し、日本社会を変える道筋を示す。 -
韓国 現地からの報告 ──セウォル号事件から文在寅政権まで
セウォル号事件、朴槿恵退陣を求める巨大デモ、悪化する日韓関係、文在寅政権下の分断……そのとき、韓国では何が起こっていたのか? 人びとは何を思い、考えていたのか? 二〇一四~二〇年はじめまでに起こった出来事のほか、過度の競争を強いる教育制度、軍隊生活や不動産階級社会の実際、日韓をつなぐ人や物など、さまざまな物事を現地から報告する。メディアにはあらわれない韓国の人々の本音、日々のつぶやきを聞き取り、思考するための一冊。 -
危ない日本史
武田騎馬隊の実力は? 上杉謙信戦国最強の武将だった? なぜ20年も川中島で戦う必要があったのか 後継者指名に失敗した信玄と謙信 酒豪・上杉謙信の突然死と糖尿病 織田信長の苛烈な愛情表現と男色 信長はサイコパスだったのか 「岐阜」という名に秘められた野望 本能寺の変の動機を推理する 「是非もなし」の意味すること 拾った針を売り歩いた秀吉の幼少期 誰にでも平気でゴマをすった秀吉 「織田ブランド」のお姫様を次々妻に なぜ淀君だけが妊娠できたのか 遺骨から復元された石田三成の顔 三成が異例の大出世をした秘訣 関ヶ原の裏切り者・小早川秀秋の酒癖 三成はなぜ家康が許せなかったのか 農民出身でも武士になれた 再発見された「天皇」 新選組の必殺技は「三対一」 「鬼の副長」土方歳三の最後 いいところのお坊ちゃんだった坂本龍馬 龍馬は左利きの刺客に斬られた? 浮かび上がった龍馬暗殺の黒幕 人の話を聞ける男だった 徳川慶喜カメラ、猟銃、自転車…の趣味三昧 豚が大好きな元将軍 敵前逃亡の理由 武士道精神には見向きもせず -
22世紀を見る君たちへ これからを生きるための「練習問題」
これから大切な能力って何? いまの子どもたちの文章読解能力は 本当に「危機的」? 未来の大学入試とは? 英語教育は必要? そもそも日本人の大多数が、 ネイティブと同じ発音をする必要がどこにあるの? ・・・ 祖父母から孫へ、親から子へ――。 世代を超えて伝えたい、教育の「本質」を探る。 ・・・ 教育とは、わからない未来を予想して、 あるいは来るべき未来社会を予想して、 「子どもたちに生きるための能力を授ける」という、 いささか無謀な行為である。 それでも20世紀前半くらいまでは、その予想は、 ある程度可能だったかもしれない。 たとえば自分の息子が、自分のあとを継いで漁師になることが 確実にわかっていれば、その子には、船の動かし方、釣り具や網の整備の仕方、 天候の予測のための知識、万が一の時の泳ぎ方といったことを教えておけばよかった。 しかし、いま私たちが直面し知ているのは、おおよそ以下のような問題である。 ■まず、その子が、どんな職業に就くかまったく予想できない。 ■たとえ親が子どもを漁師にしたいと考えても、そもそも22世紀に漁師という仕事が あるかどうかがわからない。 ■さらに、たとえ漁師という仕事が生き残ったとしても、そこで必要とされる 能力について予想がつかない。 ■それは、漁業ロボットを操作する能力かもしれない。漁から販売までを一元化し、 六次産業化していくコーディネート力かもしれない。あるいは、養殖の技術や 遺伝子組み換えについての研究こそが、漁師の本分となるかもしれない。 ■私が暮らす兵庫県豊岡市の隣町、カニ漁で有名な香美町では、多くのインドネシア人が 漁業実習生として漁に携わっている。もしかすると、これからの漁師に必要な能力は インドネシア語の習得や、イスラムの習慣への習熟かもしれない。 ・・・ 本書の中で、私は「教育」について考えていきたいと思う。 2020年の大学入試改革など、教育の大きな転換期を前に、私のこれまでの考えを、 ひとつにまとめて記しておくのも、本書の狙いの一つである。 ・・・ 巻末に高校・大学の授業や、新入社員研修などにも活用可能な、付録「22世紀ための問題集」つき! -
最澄と天台教団
令和3年6月、天台宗の開祖である伝教大師・最澄の1200年大遠忌を迎える。平安時代に真言宗を開いた空海とならび、日本の仏教史で大きく語られる最澄の評伝と、その後の弟子たちの活動、さらに江戸時代に至るまで日本史の中で天台宗が果たした役割をコンパクトに学ぶ良質な概説書。 最澄が生きた時代、仏教は単に「信仰」の対象だっただけではなく、学問そのものであり、社会制度を支える思想であり、律令国家を成り立たせ、安定させる機能をも期待されていた。僧侶は思想・教養を備え、宗教的に訓練されたいわば国家公務員として位置づけられているなかで、最澄ほど、律令制度の中で十分に機能する僧侶のあり方を追究してやまなかった僧はいない、とすらいえるのである。そして比叡山からは、円仁・円珍をはじめ、良源、源信、徳川家の信任を得た天海らの高僧を輩出して、天台宗は国教にひとしい地位を占めた。また、最澄以来培われた一乗仏教の思想からは、いわゆる鎌倉新仏教が派生していったことから、比叡山・天台宗は「日本仏教の母胎」とも呼ばれる。最澄と天台教団を軸に、日本仏教の1200年の歴史を読み直す。巻末解説を、著者の子息で大正大学特任准教授の木内堯大氏が執筆。〔原本:教育社刊、1978年〕 -
ニューヨーク五番街の事件簿
お仕えする女性の服をコーディネートし、髪を結い、ときには話し相手にもなるレディーズ・メイド。さりげない気遣いや頭の回転の速さで評判のジェインは、ニューヨークに越してきたばかりのベンチリー家に仕えることになった。一家が周囲に馴染もうとしていたところ、社交界デビューしたばかりのお嬢さまが婚約することに! 少しやんちゃなところはあるけれど家柄も見た目もよい彼との結婚を、お嬢さまは心待ちにしていた。しかしふたりの婚約発表をするパーティの直前、彼は無残な姿で発見されてしまう。ゴシップ紙ではさまざまな憶測がとびかい、お屋敷の前には人が押しかける始末。このままでは一家が安心して暮らせないと、ジェインは犯人を捜す決意をする! -
出生前診断の現場から 専門医が考える「命の選択」
「胎児の異常がわかったら、あなたはどうする?」晩婚化にともない出産の高齢化が進む中、「出生前診断」を希望する妊婦が増えている。流産リスクがある羊水検査とは異なり、採血だけでダウン症等の染色体異常がわかる「新型出生前診断」(NIPT)が二〇一三年に開始されたが、そもそもNIPTとはどういう検査で、妊婦は何を判断し結果に備えればよいのか。そして医療テクノロジーの最前線はどうなっているのか。出生前診断の「現場」に長年関わり最先端研究者でもある著者が、出生前診断を受けるかどうか迷う妊婦に正しい情報を伝え、同時に「命の選択」の本質を考える。大宅壮一ノンフィクション賞『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』著者、河合香織氏推薦! 【目次より】○いわゆる「高齢妊娠」について ○上の子が染色体疾患の病気だったとき ○超音波検査で異常を指摘されたとき ○検査の原理と精度 ○遺伝カウンセリングとはなにか ○リスクの客観的評価 ○産む・産まないという選択と検査を受けないという選択 ○出生前診断の倫理的問題 ○胎児遺伝子診断の現在と未来 -
コンビニチェーン進化史
“当たり前”に使うコンビニは、“驚異”の「イノベーション」の宝庫! 進化の果ての「24時間営業」は、小売の究極形態か!? 地獄の職場か!? 常に「消費の最先端」を歩む、その革新の秘密に迫る。 ************************* 「お客様第一」が数々の革新を生んだ! 「コンビニエンス・ストア」は、「便利な小売店」の枠を超えて、今や「街のインフラ」としての地位を占めるまでになっている。そこには、徹底したドミナント戦略、三〇〇〇を超える商品の供給・流通網の整備、販売機会を逃さない単品管理システムの導入、コンビニ食開発による新規需要創造、チケット端末やATMをはじめとしたサービス機能の拡充など、数々の革新があった。なぜコンビニは、ここまで消費者需要を取り込み続けられたのか。果たして今後も、持続的に成長していける業態なのか。元「月刊 コンビニ」編集長が、その進化の歴史と展望を解説する。 【目次】 はじめに 第一章 「コンビニエンス・ストア」の夜明け 第二章 新興勢力参入による「コンビニ群雄割拠」 第三章 コンビニの屋台骨を支える「巨大流通システム」 第四章 需要を創造する「コンビニ食」 第五章 「インフラ化」するコンビニ 第六章 「ビッグ3競争時代」と「コンビニの未来」 おわりに -
未婚中年ひとりぼっち社会
時代の変化についていけず、結婚観がズレている!? 葛藤する〈独身中年男〉は、結婚“しない”のか、“できない”のか!? ************************* 結婚という「当たり前」はどこへ行った? 未婚率の上昇が止まらない。かつては誰もがしていた結婚は、もはや自明のことではなくなった。少子化が騒がれてから四半世紀が経ち、男性の四人に一人は未婚のまま一生を終える時代。職業選択や消費活動、恋愛など、人生における選択肢が広がる中で、バブル世代~団塊ジュニア世代は、なぜ結婚しなかったのか。「恋愛」「職場環境」「雇用形態」「趣味」「風俗利用」……独身中年男たちへのインタビューから解き明かす、「未婚化社会」日本の実相。 この先の人生、「ひとりぼっち」の寂しさを抱えながら生きることを避けるために、「性愛」の根源から見つめ直し提言する。 【目次】 第一章 崩壊する「昭和婚」 第二章 結婚における「自由」と「安心」のジレンマ 第三章 「正規職」でも、出会えない? 第四章 結婚を決められない「あれかこれか」の迷宮 第五章 打ちひしがれる「非正規職」 第六章 独身男の「快楽」と「憂鬱」 第七章 他者を受け入れることと「安心感」 第八章 「持続的な親密性」の再構築 -
高校世界史でわかる 科学史の核心
ニュートンが大科学者たり得たのはなぜ? どうしてフランス革命時に諸科学が勃興した? 量子力学は歴史の偶然で生まれた? 国家の野心と研究者の探求が重なるところに、歴史の転機は訪れる。近現代史を陰で動かした諸科学の営みとそのダイナミズムを、文理の壁を超えてやさしく語る、あたらしい科学史入門。 第1章 イギリス王政復古と「学会」創設 ──ニュートンはなぜ大科学者たり得たか 第2章 フランス革命と化学革命 ──なぜ諸科学は動乱期に基礎づけられたか 第3章 普仏戦争と「量子仮説」 ──量子力学は製鉄業から生まれた? 第4章 世界大戦と核物理学 ──真理の探究はいかに歴史に巻き込まれたか 第5章 変貌する現代科学 ──巨大科学は国家を超える -
人生は苦である、でも死んではいけない
人生は苦。それでも生きる。日々、生きづらさを感じているすべての人へ。ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が送る力強いメッセージ! 人生は苦しい。苦しいこともあれば、楽しいこともある、ではなく、本来的に人生とは苦しいもの。それゆえ仏教は「生老病死」の苦しみを説き、聖書は人生を嘆きの谷になぞらえる。でも、それでも死んでしまうのではなく、この事実を認め、受け入れた上で生きていこう。いじめられている人も、会社でハラスメントを受けている人も、死んでしまうのではなく、とにかく生きよう。どんなに孤独に思えても、かならずどこかに「仲間」はいる。だから絶望することなく、希望を持って生きてゆこう。人生を「生きる」ことが、この世に生を受けたすべての人に課された課題だから。 仏教、キリスト教、ギリシア哲学--いにしえの知恵をたずね、アドラー心理学、三木清の『人生論ノート』など、さまざまな思想に学び、築き上げた、岸見一郎の総決算としての人生論! -
マトリ―厚労省麻薬取締官―(新潮新書)
「俺たちは、猟犬だ!」激増する薬物犯罪に敢然と立ち向かうのが厚生労働省の麻薬取締官、通称「マトリ」だ。麻薬、覚醒剤など人間を地獄に陥(おとしい)れる違法薬物の摘発、密輸組織との熾烈な攻防、「運び屋」にされた女性の裏事情、親から相談された薬物依存の子供の救済、ネット密売人の正体の猛追、危険ドラッグ店の壊滅……約四十年間も第一線で戦ってきた元麻薬取締部部長が薬物事犯と捜査のすべてを明かす。本邦初の稀少(きしょう)な記録。 -
1968年
先進国に同時多発的に起こった多様な社会運動は、日本社会を混乱の渦に巻き込んだ。その結果生まれたウーマン・リブ(→フェミニズム→男女共同参画)、核家族化(=儒教道徳の残滓の一掃)、若者のモラトリアム化(→「自分さがし」という迷路)、地方の喪失(=郊外の出現)、市民の誕生と崩壊、「在日」との遭遇などの現象は相互に関連しながら、現代社会の大きな流れを形作っている。前史としての“60年安保”から、ベ平連や全共闘運動を経て三島事件と連合赤軍事件に終わるまでの“激しい時代”を、新たに発掘した事実を交えて描く現代史の試み。 -
次のテクノロジーで世界はどう変わるのか
新世界はAI+5G+クラウドの3角形(トライアングル)で激変する 理学修士+38歳ベンチャー投資家にして元グーグル+京大特任准教授がわかりやすく描く これから必須の「テクノロジー基礎教養」 米国での金融機関勤務、グーグルを経て、現在は起業家の支援と投資を行う著者は、「テクノロジー」と「投資(ビジネス)」の両面に精通している、日本でも稀有な人材と言えるでしょう。 その山本氏が、「近未来に主流となるテクノロジー」という視点から、専門家向けではなく、平易な言葉で書き下ろした1冊です。 これからの企業・世界はテクノロジーが主役の座を占めます。つまり、テクノロジーによって土台が築かれ、その上ですべての企業が活動するような状態が加速する、まったく新しい世界が出現します。 ●近未来の企業・世界はどのような形となるのか ●テクノロジーの根本を理解するカギ「トライアングル」とは? ●FAANG+M(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル、マイクロソフト)はなぜ強いのか? ●世界を変える、近未来の7つのメガトレンドとは? ●これから基幹となる、主流を占めるテクノロジーとは? これらの大枠を2時間で知ることのできる、まさに近未来のテクノロジーを知るための格好の入門書です。 ちなみに筆者が言う7つのメガトレンドとは下記のとおりです。 企業や世界は、このような形に必ず変化していくと主張しています。 メガテクノロジーが引き起こす7つの大変化 データがすべての価値の源泉となる あらゆる企業がサービス業になる すべてのデバイスが「箱」になる 大企業の優位性が失われる 収益はどこから得てもOKで、業界の壁が消える 職種という概念がなくなる 従来の経済理論が進化した新理論が誕生する あなたは、これらが持つ本当の意味を理解していますか? -
間違いだらけの日本のインバウンド
日本のインバウンドの動向に異変が起きている…… 「正直、もう来ないで!」悲鳴を上げている観光地も…… 地域住民VS殺到する外国客○中国系違法白タク、ヤミ民泊の増加○関係悪化でも増える中国人、激減する韓国人○外国客が増えても消費額は増えていない 日本人は本当に「おもてなし」が得意なのか!? 外国人観光客をめぐるストレスや葛藤の解決策が満載! -
文在寅政権の末路【電子限定特典付き】
今、韓国で流行している「天も人も共に憤怒する」「精神的殺人者」「日本を代弁する惨憺たること」と糾弾する親日派狩り。 なぜ文在寅政権は「反日」を必要とし、「反日」はなぜ文政権を必要とするのか? 文大統領の後継者「抗日戦士」の暴走、「対韓輸出管理見直し」への荒唐無稽な認識度。 累計64万部突破!のベストセラー作家が知られざる文政権の最新情報と末路を予測する! ・政権交代があれば、文大統領は検察捜査から逃げられない ・文在寅大統領の最大の野心作「曹國の政治的復活待望論」 ・「韓国民衆運動家の証」がない文在寅大統領 ・文在寅大統領が「韓国外交のルーツは独立運動にある」と言い出した理由 ・文政権は、「善悪論を根拠にした正義の強要」を経済政策にも適用 ・大統領の特別補佐官が「米大使館の前でデモしろ」発言 ・「中国に属する」「北朝鮮に従う」「米国と離れる」は、南北連邦制統一への土台作り 【目次より】 第一章 文大統領の後継者「抗日戦士」の暴走 第二章 「曹國氏事態」で韓国民の人間関係が破綻 第三章 「対韓輸出管理見直し」への荒唐無稽な認識度 第四章 終わりなき「親日派狩り」 第五章 文政権、経済政策の愚 -
データ・リテラシーの鍛え方 “思い込み”で社会が歪む
内閣支持率の世論調査 「朝日新聞」調査)支持率38%、不支持率42% 「産経新聞」調査)支持率34.7%、不支持率56.1% どうしてこうなる!? 調査1)回答者1万人 死刑制度廃止に賛成70% 調査2)回答者600人 死刑制度廃止に反対70% どっちを信じる!? 市場調査、過剰広告、動員アンケート、世界大学ランキング……巷にあふれる情報に騙されるな! 「内閣支持率○○%」「顧客満足度No.1」「○○人に○人が利用」「○○ランキング第一位」……。現代人は膨大な情報に囲まれ、日々アンケート結果やランキングの数字を目にしている。しかし、そこには統計や調査手法の罠があり、真に受けると誤解するものだらけなうえ、ネット社会ではウソの言説が独り歩きしがちだ。ニュースや広告、キャンペーンなど、世の中に流布する「データに基づく話」には、どんな誤りがあるのか。実例を挙げてデータの裏にある問題点を解説し、騙されない方法を伝える。無意識にデータを過信し、「思い込み」で社会を見ないようにするための処方箋。 【目次】 まえがき 第一章 「ネット・アンケート」に潜むウソ 第二章 すべての「ランキング」は参考値 第三章 「うまい話」には裏がある 第四章 データ・リテラシーを鍛える あとがき 参考文献 -
生きるための図書館 一人ひとりのために
人に寄り添い、本の声を届ける…。子どもにも大人にも図書館は多様な場であり、図書館員はそこで本との出会いをつくる。公立図書館設立への原動力となった文庫活動、全国各地で続いている新たな動き、学校図書館の試みなどを、六〇年以上にわたって図書館に携わり、九〇歳を超えた今も発言を続ける著者が、未来に向けて語る。 -
定年消滅時代をどう生きるか
【好業績で人手不足なのに、なぜ大手企業は早期退職を募っているのか?】 【転職「35歳限界説」が過去の俗説と化した理由とは?】 【1000人に1人の希少性を持つ裏技的方法!】 【絶対に廃れない基本的な能力って何?】 【頭を「使う人」と「使わない人」の経済格差とは?】 ・・・・・ 2020年 日本型雇用改革元年 ↓ ↓ ↓ 2020年代 通年採用拡大&70歳が定年に ↓ ↓ ↓ 2030年代 中途採用5割超え&75歳が定年に ↓ ↓ ↓ 終身雇用・年功序列が完全崩壊! ・・・・・ 「トヨタが変われば日本が変わる」 「3年でひとつのプロを目指す」 「定年を撤廃する大手企業」 「年金の受給開始年齢は75歳に!?」 「人材獲得競争の勝敗を決めるもの」 「転勤の廃止で就職希望者が10倍に」 「世界でも突出して学び直しをしない日本人」 「少なすぎるAI人材とAI教員」 「ハイブリッド人材が求められる理由」 「ビルゲイツが設けている「考える週」」 ・・・・・ すべての日本人の人生にとって、深く関りがある本を書きました。 2020年は日本の雇用が大変革を遂げる年になるからです。 AIなどのデジタル技術の普及に伴って、若手にとっても、 中堅にとっても、ベテランにとっても、高齢者にとっても、 無縁ではいられない雇用の流動化が起ころうとしているのです。 これからの日本では、大学を卒業後に就職して70~75歳まで働くことになるので、 個人の会社員生活は50年前後と、今の定年より10~15年程度も長くなります。 現在24年にまで縮まってきている企業の平均寿命が将来的に20年を切るようになったら、 会社員生活は企業寿命の2.5倍を超える長さになってしまうというわけです。 平均的な働き方をする日本人であれば、 計算のうえでは人生で3つの仕事や会社を経験しなければなりません。 そこで充実感のある人生を歩み続けるためには、どうすればいいのか――。 本書がみなさんにとって、明るく前向きに生きるための一助としていただけたら幸いです。 ・・・・・ 【本書のおもな内容】 第1章 日本から「定年」が消滅する 第2章 大きく変わる企業の採用 第3章 トヨタ「採用の半数が中途」の衝撃 第4章 人材育成の仕組みを再構築する 第5章 これからを生きるための最大の武器 -
社長って何だ!
【あなたが変われば組織も変わる!】 【部・課長必読! これからのリーダーに必要な「資質と能力」とは?】 【一歩前に踏み出す勇気が湧くアドバイスが満載!】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「決着をつける時の鉄則」 「お金は追いかけると逃げていく」 「二重人格者であれ」 「自分が未熟であることを知る」 「“グローバル・スタンダード”への違和感」 「社長と乞食は3日やったらやめられない」 「社長を辞めれば、ただのおじさん」 「世界の真のエリートは寸暇を惜しんで勉強している」 「利益至上主義と社内カンパニー制の落とし穴」 「過度な成果主義の弊害」 「女性の力をいかに引き出すか」 「後継は未熟者に任せよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさんも疑問に思っているのではないでしょうか。 不正会計や検査データ改ざんなど、大手企業の不祥事が相次いでいます。 不正が発覚するたびに謝罪会見で深々と頭を下げているリーダーや社長とは どういう存在なのか。 あるいは、そうした不祥事をきっかけに大企業経営者の役員報酬が注目されますが、 飛び交っているのは一般庶民には縁のないケタ外れの金額です。 これだけ巨額の報酬を手にする社党とはいったい何者なのか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本書では会社を率いるトップを「社長」あるいは「経営者」と表現しています。 しかし、これは時と場所によっては、部長や課長といった各部署のリーダーに 置き換えることも可能です。 会社組織に限りません。 いま、政治、経済、教育、スポーツ、世界中のあらゆる分野で、かつてのエリートや 知識層といわれるリーダーに対する不信感が渦巻いています。 日本人は本来、すぐれた資質を有しています。その能力をどう伸ばし、どう生かすかは リーダーの双肩にかかっています。 本書は、日本の未来を拓くリーダーの意義と役割について、 あらためて考えるための本です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【本書のおもな内容】 はじめに――リーダー不振の時代に問う 第1章 孤独と覚悟 第2章 資質と能力 第3章 報酬と使命 第4章 自戒と犠牲 第5章 信頼と統治 第6章 後継と責任おわりに――社長の器以上に会社は大きくならない
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