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第1章 テロと毒――アメリカの炭疽菌テロ・オウム真理教のVX殺傷事件
第2章 戦争と毒――イラン‐イラク戦争・日華事変
第3章 化学兵器について――サリン・VX・ノビチョク
第4章 生物兵器と毒素兵器――ヘビ毒・ボツリヌス菌・遺伝子工学
第5章 各国の現状と防衛体制――中国・スイス・アメリカ・スウェーデン
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Posted by ブクログ
日本統治下の台湾に生まれ、米国で学んだヘビ毒学者で、日本のサリン事件解決に協力した上にオウムの中川智真正死刑囚との対話集まで出版したという奇矯な経歴の著者が化学兵器、生物兵器について概観した一冊。
米国の炭疽菌テロからオウム事件、日本軍731部隊、金正男殺害事件から、新型コロナウイルスの生物兵機説(著者は否定的)に至るまで幅広く概観した後、民間防衛(Civil Defence)の重要性について語る。全般的に著者の見識は卓越しているのだが、いかんせん表層的に過ぎて薄っぺらいのは角川新書の編集方針がそうだからなのだろうか。あまりこの新書シリーズで面白い本に当たったことがない。
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