Posted by ブクログ
2020年08月04日
【目的】
「マトリ」とはどんな職業なのか
なぜ、薬物逮捕者が減らないのか
どのようにして薬物と接してしまうのか
【内容】
知らぬ間に「運び屋」にされたり動く「薬物コンビニ」が存在し、売る人も普通の人がほとんど
日本で麻薬を取り締まる組織としては、薬物取締りを任務とする「マトリ」、「警察」(警視庁等...続きを読む地方警察の薬物捜査専門部署)、「税関」(各税関の禁制品取締部門)、及び「海上保安庁」(各海上保安本部の密輸事犯取締本部署)の4機関があり、それぞれが専門性を生かした対策を講じている(p.19)
国連等国際機関の調査結果や各国の分析資料から、その取引総額は優に50兆円を超えていると推計できる(p.31)
世界の麻薬ビジネスの売上げは、既に国内の情報通信分野を超えている(p.31)
日本でも欧米諸国と同様に多くの薬物が出回っている。だが、実際に使用される薬物は覚醒剤が圧倒的に多い。日本では、犯罪組織が密輸・密売する薬物も覚醒剤が大半を占める(p.47)
【まとめ】
日本は最大の「覚醒剤市場」で、世界で毎年「243万人」も薬物使用者が急増中
マトリは、精鋭300名の薬物犯罪捜査専門組織で薬剤師、捜査官、行政官の顔をもつ