マトリ―厚労省麻薬取締官―(新潮新書)

マトリ―厚労省麻薬取締官―(新潮新書)

902円 (税込)

4pt

「俺たちは、猟犬だ!」激増する薬物犯罪に敢然と立ち向かうのが厚生労働省の麻薬取締官、通称「マトリ」だ。麻薬、覚醒剤など人間を地獄に陥(おとしい)れる違法薬物の摘発、密輸組織との熾烈な攻防、「運び屋」にされた女性の裏事情、親から相談された薬物依存の子供の救済、ネット密売人の正体の猛追、危険ドラッグ店の壊滅……約四十年間も第一線で戦ってきた元麻薬取締部部長が薬物事犯と捜査のすべてを明かす。本邦初の稀少(きしょう)な記録。

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マトリ―厚労省麻薬取締官―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マトリの仕事ぶりが分かる一冊。
    取り締まり対象の変遷は歴史的背景を含め、勉強になりました。
    文章も分かりやすく一気読みでした。

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    自分の身近な場所でブツのやり取りが行われていたことに驚きとともに恐怖を感じた。

    大麻合法化が喧伝されている今、果たして合法化することによってどこが「得」してどこが「損」するのか、そこを整理しながら社会的に最善(妥協かもしれないが...)の落とし所を見つけなければならないと思わせる本だった。
    難しい

    0
    2023年10月13日

    Posted by ブクログ

    警察は総合診療科、麻取は最先端の医療チーム。ほかに税関と海上保安庁も薬物捜査権限を持つ。麻取の総員は300人と極めて少ない。
    麻薬の世界市場規模を50兆円とする統計も存在する。これはフィリピン国家予算の約6倍である。
    諸外国の麻薬はヘロイン、コカインが主であり、覚醒剤が8割を超えている日本は世界的に

    0
    2022年01月07日

    Posted by ブクログ

    非常に面白い本です。
    そもそもマトリ=麻薬取締官が厚生労働省に
    属していることを、どれだけの人が知っている
    のでしょうか。

    警察ではないのです。

    戦後間も無くのヒロポンから、最近の危険ドラ
    ッグまで、いわゆる薬物に関わる事例が全て
    網羅されています。

    こういう本を読むと、今までは新聞やニュース

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    麻薬取締官の視点で見る麻薬事件史といったところ。
    直に接してきた中毒者、売人、元締め、あるいは中毒者の家族、といった面々の発言が生々しい。

    麻薬犯罪の恐ろしさとか、悪質さとかがよく伝わる。自分たちは薬には手を出さない販売店の店員とか、すごく嫌な感じだ(売人が全員中毒者であるわけはないのだが)。

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    厚労省管轄下の薬物犯罪と捜査を担う、麻薬取締官、通称「マトリ」の実態に迫る一冊。
    そもそも一般人にとって麻薬に関わる犯罪は警察の範疇なのでは?と思っていたが、日本では、警察、マトリの他に税関、海保の4つの機関が関わっていて互いに連携しながら活動しているという。
    マトリの特徴としては、捜査官、行政官、

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    薬物についての過去から現在について勉強になった。
    昨年、オランダに行き大麻を吸ってから合成カンナビノイドについて調べることがあった。
    幸い、日本で大麻や合成カンナビノイドを使用するほど中毒に陥らなかった。個人的には大麻の依存性はあまり高くないんじゃないか?と思い、海外の文献を調べた結果やはりそうだっ

    0
    2023年02月03日

    Posted by ブクログ

    ちょっと難しかったが、麻薬、覚醒剤に対するマトリ約300人の奮戦ぶりがわかった。
    会社の図書に推薦した。

    0
    2022年03月06日

    Posted by ブクログ

    ◯漢らしい文章、熱い、マトリ24時。話を戻そう。
    ◯著者は人事院総裁賞を何度も受賞している。こんな賞、誰がどうしたら受賞できるんだ?と思ったことがあるが、なるほど、こういう組織、人たちが受賞するのだと思えば納得である。
    ◯厚生労働省といえば、今で言えば感染症対策、少子化対策して、介護政策、年金政策な

    0
    2021年06月29日

    Posted by ブクログ

    戦後のヒロポン時代、70年代のドヤ街を舞台にしたシャブ時代、そしてイラン人組織の登場から始まる第三次乱用期と言われる現代に至るまでの日本の薬物蔓延の歴史の説明箇所が非常に参考になった。

    薬物取引の背後には暴力団関係者がいるイメージがあるが必ずしもそうではなく、イラン人密売人やネット販売を行う若者等

    0
    2021年02月05日

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