なぜ幸福(ポジティブ)であることが大事か、幸福と感じるにはどのようにすれば良いかが書かれた本。
筆者はポジティブ心理学の第一人者であり、豊富な経験や研究結果を用いながら説明かれており、説得力があり読みやすい。
本書を読んでいる最中から、自身がポジティブになっていくのがわかるくらい、ポジティブである
...続きを読むことが人生にとって重要であり、実践出来る内容が書かれていた。
成功の周りを幸福が回っているではなく、「幸福の周りを成功が回っている」を始まりとして、幸福優位性をわかりやすく7つの法則き分けて紹介していた。
以下は7つの法則について、個人的な超ざっくりとした解釈を記載。
①幸福優位性(ハピネスアドバンテージ)
幸福であることは、成功をもたらす。幸福を感じるためには7つの方法がある。
•瞑想をする
•何かを楽しみにする
•意識的に人に親切にする
•経験にお金を使う
•運動をする
•ポジティブな環境を作る
•自身の得意な能力を発揮する
②心のレバレッジ化
日常の出来事について、幸福と感じれるかは自身の捉え方、考え方次第。
③テトリス化
日常の出来事を幸福と感じるには、日々の訓練が必要。毎日「今日起こった3つの良かったこと」を書き出す。
④再起力
困難な問題に直面した際に、それを機に「問題解決をした上でさらに良い状態」を目指すポジティブさが重要。
⑤ゾロ•サークル
コントロール不能な多重な問題を解決する際は、無力感を感じるのでなく、自分が出来る小さいこと(円)から取り組むことで、解決できる。
⑥20秒ルール
意思の力はとても弱い。やるべきでないことをやめ、やるべきことをやるには習慣化が必要。習慣化にはまず目指すものを始めるための工程を20秒以上短縮することが大事。
⑦ソーシャルへの投資
人間は周囲からの支えが必要不可欠。周囲の人は資産と考え、良好な関係を気づくことで幸福感を得られる。
幸せには波及効果があり、自身がポジティブでいることで周囲もポジティブが拡がり、相乗効果が生まれることがわかっている。
本書を読み、自身と周囲のためにもポジティブになろうと思えた。
自身の生きる意味として「自身と関わった人を幸せにする!」とまで、決意させてくれた本。