【感想・ネタバレ】幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論のレビュー

あらすじ

「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。
ハーバード大学で人気第1位の講師直伝!
最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。

世界中から秀才が集うハーバード大学で学生から絶大なる人気を集める「幸福学」講座で講師を務めた著者は、厳しい競争環境でも前向きな精神状態を作り上げて抜きんでる人と
プレッシャーに負けて行き詰る人の違いはどこにあるのかを追求。
本書では、ハーバード大生や著名企業のプロフェッショナルへの実証実験を踏まえ、
成功をめざしてやみくもに努力するのではなく、幸福感や楽観主義をもつことが学業、
仕事での成果に、組織の生産性向上、チームワークの強化に結びつくという事実を浮かび上がらせ、
その要因を幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)と名付け、
7つの法則にまとめた。
自己啓発から組織マネジメント、教育と幅広く応用可能で示唆に富んだ一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幸せって、なんだろう。
そんなことを考える機会が増えて、この本を手に取りました。

本書を通じて感じたのは、幸せは自分の心の捉え方次第で決まるということ。物事をポジティブに受け止められる人は、それだけで幸福を感じやすいと分かりました。

さらに印象的だったのは、「幸せな人が成功するのであって、成功した人が幸せになるわけではない」ということ。ポジティブな思考が、自分の人生を良い方向に導いてくれる。

幸せの連鎖は自分から始まる。例えば、相手の目を見てしっかり話す。それだけで信頼関係が生まれ、周りの人まで幸せにできる。自分の態度は1000人に影響する、そんなことが書かれていました。

自分が幸せになることが、周りを幸せにすることにつながる。
そんなふうに信じることができる、温かくて力強い一冊でした。

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2025年03月05日

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本書の内容のうち、ダントツに使いやすいのは何といっても「20秒ルール」

とにかく取り掛かりを早くすれば習慣を続けやすい。
逆にやめたければ遠ざければいい。

家の中の物の配置やスマホの中の整理、タスクの手順など、あらゆるところで行動の指針として使えます。

とても前向きな気持ちにもなれる本。
おすすめです。

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2024年11月20日

Posted by ブクログ

幸福であることの優位性が様々な科学的根拠から立証されており納得感があった。また、それを仕事のみならず人生にに生かす方法書かれており、非常に参考になった。

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2024年07月01日

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幸せとは何か。
幸せになりたいと思い手に取りました。この本には幸せになるヒントが書かれていると思います。読みながら自分の頭で色々考えて、自分の中に落とし込んで納得してまた考え直してを繰り返して。感じ方や答えは人によって違うと思いますがそれぞれの”幸せ”を探すにはとても良い本だと思います。

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2024年06月29日

Posted by ブクログ

やっぱりポジティブな本は素晴らしい。風邪をひいていたのに元気になった(笑) いつも私も「運がイイ」と自分に言い聞かせている。満車の駐車場でも、「運がイイから空いている」なんて都合のよく考えてれと空いてるんです♪
いやはや、ひとの心は持ち様一つって事ですね。 もちろん、7つの法則もその手段や形成&イメージ創りだし、わかりやすく説明してもらいました。 またまた、元気出してやる気にやります=(^.^)=

あっ 私、ずーっと[幸せ]ですから、、、、(笑)

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2023年12月30日

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成功だから幸福ではなく、幸福だから成功する。

ポジティブは伝染する。ポジティブな職場、集団は伝染でつくられる。

運動、瞑想、経験にお金を使う、強みを発揮する。

思考のクセをポジティブに変えること。よかったことを探す。
つくりたい習慣に取りかかる時間を減らし、やめたい習慣にとりかかる時間を増やす

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2023年12月10日

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なぜ幸福(ポジティブ)であることが大事か、幸福と感じるにはどのようにすれば良いかが書かれた本。
筆者はポジティブ心理学の第一人者であり、豊富な経験や研究結果を用いながら説明かれており、説得力があり読みやすい。

本書を読んでいる最中から、自身がポジティブになっていくのがわかるくらい、ポジティブであることが人生にとって重要であり、実践出来る内容が書かれていた。

成功の周りを幸福が回っているではなく、「幸福の周りを成功が回っている」を始まりとして、幸福優位性をわかりやすく7つの法則き分けて紹介していた。
以下は7つの法則について、個人的な超ざっくりとした解釈を記載。

①幸福優位性(ハピネスアドバンテージ)
幸福であることは、成功をもたらす。幸福を感じるためには7つの方法がある。
•瞑想をする
•何かを楽しみにする
•意識的に人に親切にする
•経験にお金を使う
•運動をする
•ポジティブな環境を作る
•自身の得意な能力を発揮する

②心のレバレッジ化
日常の出来事について、幸福と感じれるかは自身の捉え方、考え方次第。

③テトリス化
日常の出来事を幸福と感じるには、日々の訓練が必要。毎日「今日起こった3つの良かったこと」を書き出す。

④再起力
困難な問題に直面した際に、それを機に「問題解決をした上でさらに良い状態」を目指すポジティブさが重要。

⑤ゾロ•サークル
コントロール不能な多重な問題を解決する際は、無力感を感じるのでなく、自分が出来る小さいこと(円)から取り組むことで、解決できる。

⑥20秒ルール
意思の力はとても弱い。やるべきでないことをやめ、やるべきことをやるには習慣化が必要。習慣化にはまず目指すものを始めるための工程を20秒以上短縮することが大事。

⑦ソーシャルへの投資
人間は周囲からの支えが必要不可欠。周囲の人は資産と考え、良好な関係を気づくことで幸福感を得られる。

幸せには波及効果があり、自身がポジティブでいることで周囲もポジティブが拡がり、相乗効果が生まれることがわかっている。

本書を読み、自身と周囲のためにもポジティブになろうと思えた。
自身の生きる意味として「自身と関わった人を幸せにする!」とまで、決意させてくれた本。

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2023年10月07日

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ポジティブ心理学の本。

『成功するから幸せではなく、
幸せだから成功するのである。』

幸せだから集中して頑張れる。
幸せだから健康でいられる。

世界中の企業でポジティブ心理学を説き、
実際に悩みを解決してきた実例はどれも共感できるものばかり。

ある人がいるだけで周りの人達が萎縮してしまい成果を出せないのは、ある人のネガティブな効果が周囲に波及するからである。
(組織における心理的安全性の重要性を説いた恐れのない組織と考え方の部分でリンクする部分があると思う。)

まずは私自身がポジティブなマインドを持ち、その波及効果で周りの人達に影響を与えていけるよう、下記のエクササイズを取り入れたい。

幸福エクササイズ
①瞑想する
②何かを楽しみにする
③意識して人に親切にする
④ポジティブな感情が生じやすい環境をつくる
⑤運動する
⑥お金を使う(ただし、モノではなく何かをするために)
⑦固有の強みを発揮する(viasurvay org)


▼オススメしたい人
・こんなに頑張ってるのに自分って不幸だよなぁと思う人
・"ポジティブ心理学"というワードに興味が湧いた人

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2023年10月01日

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物事をポジティブにとらえて、ポジティブに取り組んでいくための具体的かつ簡単な方法が記されていて、すぐに取り入れたいと素直に思った。やらない手はない。

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2023年03月27日

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とても学びが多い本だった。自分に置き換えて考えて「幸福優位」にするために大事なことを3つに絞ってまとめてみる。 

1.利他的、親切な行為は自分の精神にとても良い影響与える。

2.幸福優位性を活用するためには、すぐに効果が出るような習慣を作り出すことが不可欠(意志の力に頼るのではなく、環境を整える。例えばスマホを使いにくいところにわざわざ置いたりゲームのアプリを削除したり、次の日にやることを紙に書き出してから眠りについたり)

3. クラスの能力を決定づけるのは、クラスに誰がいるかではなく、教師はそのクラスにどう「てこ」を用いるかである。教師は、月曜日ごとに自分にこれら3つの質問してみると良い。
①子どもの学力とスキルは、固定したものではなく、努力によって改善できるということを信じているか?
②子どもがその努力をしたいと思っていることを信じているか?彼らが学習に意味と満足を見出したいと思っていることを信じているか?
③これらを信じているということを、自分の日々の言葉や行動によって子どもたちにどう伝えれば良いだろうか?

忘れずに何度も読み返したい。そして実行していきたい。

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2023年01月05日

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ネタバレ

日本語の「改善(カイゼン)」がこの本で大切なこととして扱われていることに驚きでした。何気なく使っている言葉ですが。裏を返せば、著者にとっては「改善」に相当する英語はあまりないのかもしれませんね。

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2022年10月18日

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幸福が先で、その後に成功がついてくるという思考と幸せのなり方について語られた1冊。

目的としては、読み込んで論理的な人にもポジティブを伝えたいということ、著者の思考を自分の思考にしたいという2点。

・成功→幸せではなく、幸せが中心にあって、成功はその外を回っている。

・著者にとって…自分の可能性を追求して、努力する時に感じる喜び

・ちょっと幸福になるために
①瞑想する
5分呼吸に集中。脳も変化。
②何かを楽しみにする
想像だけでも効果がある
③意図的に人に親切にする
1日5つ!幸福度上がるらしい
④運動をする
⑤経験や他人にお金を使う。物は短期間
⑥強みを生かす
収集性 目標思考 未来志向 活発性 才能開花

・ひどい落ち込みから1番早く回復する人は自分の気持ちを認識してそれを言葉で表現できる人
→自分に出来ることだけ解決する!

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2022年10月01日

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もう一度ちゃんと読んで、思うように生きたいな。

読み始めてから間が空いてしまって、何度も感動してたくさんメモったのに、少し理解度が下がってしまっている。

でも、最後の方を読んだだけでやっぱり感動して嬉しくなった。自分の行動が、自分がポジティブでいれば、周りの人だけではなくその先まで影響を与える事が事実としてあるなんて。泣きそうになる程、知れて良かった事だ。それが分かっただけでも、幸せに生きる事に繋がる。

少し忙しくなったり余裕がなくなると、生来の癖で私はどうもネガティブになるので、それに気付けて良かった。感謝をすると幸せになるのに、忙しい程それが大切になるのに、忘れてしまうな。ポジティブ心理学を私の人生に取り込んで、幸せに生きたいと心から思う。

もう一度読んで、また感想を書こう。読めて良かった。ありがとう。

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2022年08月11日

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めちゃくちゃ良い本。マインドセットにエビデンスがセットになっているのが良かった。個人的には、読んだタイミングも良かった。これは多分、折に触れて読む必要がある本だ。拾い上げて手帳に書き留めるべきポイントが多くあった。

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2022年06月29日

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幸せが先で成功は後という、常識を覆した本。そして幸せになるには考え方が重要であり、どう考えるべきか、どう行動すべきかを教えてくれる。

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2022年02月26日

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樺沢先生推薦
高森勇旗さんの降伏論より

幸福は優位であるということがひたすら書かれている本。
7つの法則とは

法則1ハピネストアドバンテージ
法則2心のレバレッジ化
法則3テトリス効果
法則4再起力
法則5ゾロ・サークル
法則6 20秒ルール
法則7ソーシャルへの投資

有名な本で読んでみたいと思っていたので読めてよかった。
いろんな人が推薦している本。
よく聞くものも書かれているが、まとめて書かれているとわかりやすい。
やはりマインドセットは重要だと感じた。

ゾロ・サークルはまさに納得。
例えば本が読めない!
と思っていても、1日1ページとか一章とか小さな目標にすれば少しずつ読めるになるなと思った。

・平均的なものだけを学ぶなら、我々平均的なレベルにとどまる

・データを取る時、異常値は無視することが多いが、あえて異常値に着目したというのが面白かった。


「人間の脳は、普通の気分の時でもネガティブな気分の時でもなくて、ポジティブな気分の時で最もよく働くようにできている」

「もう変わらなくていいと信じることが幸せなのではない。自分は変われると思うことが幸せ」



・感情は伝染する

⚫️法則1ハピネストアドバンテージ

・努力→成功→幸せの神話はうそ
 「幸せが人の成功の指標となる重大な結果に先行する」

・ポジティブ日記は◎

・ポジティブ感情は可能な選択肢増やし、私たちをもっと資料深く、創造的にして、新しい考えに対して心を広げてくれる(拡張効果)

・ポジティブ感情は、ストレスや不安を打ち消す後悔もある

・よいこと
瞑想
何かを楽しみにする
意識して人に親切
(×そういえば親切なことした 
◎例)1週間のうち1日選び5つの幸せを実行するなど)
ポジティブな感情が生じやすい環境をつくる
運動する
お金を使う(×もの ◎体験、他人)
個々の強みを発揮(得意なことをやる)


⚫️法則2心のレバレッジ化

・日々の行動を自分の心がどうとらえているか、その行動自体よりも現実を決定する

マインドセットにより現実が変わる


ホテルの清掃員
仕事だと思ってやるか運動になると思ってやるか

・仕事は「勤め」?「専門職」?「天から与えられた使命」?
→取り組み方が変わる。

・ホテル経営者が従業員に良い仕事をさせるために言った言葉「今の肩書きを忘れなさい。自分がお客様の人生に与えたインパクトによってお客を決めるとしたら、お客が自分を何と呼ぶか考えなさい」

・「お金を稼ぐために仕事する」がやる気を一番失わせれる


⚫️法則3テトリス効果

・テトリスばっかりやっていると、どこを見てもテトリスの形に見え始めるように、思考習慣や物事の考え方がパターン化する

・脳が常にポジティブな面をスキャンしてそれに注目すると「幸福」「感謝」「楽観性」の恩恵を受けることができる

運がよいと思うだけで、運がよくなる(ワイズマン博士)


・なんでもポジティブすぎるのがいいわけではない。
よいことを優先的に見つけるということ。

⚫️法則4再起力

・障害や挫折に出会った時、無力感に屈してしまえば立ち上がれない。
しかし、チャンスをつかむ道を探せば、起き上がることができる。


・やり方

①反事実を考える(銃で打たれるのは不運。でも命は助かってよかったなど)

②説明スタイルを変える。(困難な状況の説明の仕方がポジティブである楽観的な説明スタイル)

③ABCDモデル
A困難な状況adversity←変えられない
B信念belief←その出来事をどう考えるか
C結果consequence←悲観的に考えると無力感、無為がネガティヴに
D反論disputation←そんなときに使う(Bは事実そのものではない。)

成功とは一度も失敗しないことではない

⚫️法則5ゾロ・サークル

・成功に向けて頑張る力もたらしてくれるのは、自分の行動が物事を変えると言う信念、自分の将来は自分で決められると言う信念。
コントロール感覚が失われた時はまだ小さい達成しやすい目標に努力を集中することが有効。


・植物の世話も◎

・感情のハイジャックに注意

・小さなことでもいいからできることから、少しずつ

・部屋が汚い→今日はこの部屋だけきれいにする。
未読メールが溜まる→新しく来たメールから処理する。だんだん過去のメールも見れるようになる。1日1時間など時間を決める。

⚫️法則6 20秒ルール

・私たちは習慣の塊


・意志の力で頑張るのではなく、すぐに効果が出るような習慣を作り出すことが大切。

・古い習慣や一番楽なやり方に簡単に戻るのは意識の力を使わないから。そして、よい変化やポジティブな成長を妨げる大きな障壁になっている

・最も少ない抵抗に時間を取られやすい(メールチェックなど)

・能動的なレジャーは、受け身のレジャーよりも集中力やモチベーションを高め、それを夢中になる感覚を生じさせる。しかし、受け身のレジャーは時間を消費しやすい。
理由は手軽で習慣となっているから。
その惰性を打ち破るのには信じられないほど難しい意志が必要。

※能動的なレジャー→趣味、ゲーム、スポーツなど
受け身のレジャー→テレビを見る、SNSへのコメントなど

・望ましい行動は、もっとも抵抗の少ない道にする。(ギターの練習をしたければ、ギターをすぐ手に取れるところに置く)

⚫️法則7ソーシャルへの投資


・愛、人間関係に投資

・仕事でも人間関係にいい感情を持っているほど、能力を発揮できる

・気のない返事はあからさまに否定するのと同じくらい有害

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2024年05月21日

購入済み

ただのポジティブ思考についての本ではなく、科学的根拠に基づいて「なぜ幸せであることが成功につながるのか」書かれている。ユーモアも交えてあって読みやすい。何度も読み返してこの考え方を身につけたい。

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2020年05月08日

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・「幸福優位性」は、従来とは違う地点から出発する。現状について現実的であることを要求しながら、将来の可能性を最大にしようとするものだ。そのために、マインドセットと行動をどのように養うかを学ぶ。

・マーティン・セリグマン:幸せを三つの計測可能な要素に分けて考えた。「喜び」「夢中になること」「意味を見出すこと」の三つである。三つの要素全てを求める人が本当に満たされた生活を送ることが実証された。

・よい人生を送るうえで感謝ほど重要なものはない

・逆境はどんなものであれ、自分が想像するほどひどくならない。なぜなら、ひどい結果を予想することによる恐怖は常に、結果そのものよりも悪いからだ。この人間心理の奇妙な性質を知っておくだけで、人生にはつきものの様々な不幸を、より楽観的に解釈できるようになる。

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2024年09月27日

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ネタバレ

法則1 ハピネス・アドバンテージ
―幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす。人は幸福感を覚えているとき、つまり心のあり方や気分が前向きであるときに、頭もよく働き、やる気も生じ、結果的にものごとがうまくいく。

法則2 心のレバレッジ化
―マインドセットを変えて仕事の成果を上げる。困難な仕事をするときには、自分の具体的な強みに注目することが最高の結果につながることであると、何年にもわたる研究によって証明されている。

法則3 テトリス効果
―可能性を最大化するために脳を鍛える。ポジティブな「見方」は訓練できる。「今日起こった3つのよいこと」を書き出すと、脳は1日を振り返り、ポジティブと思えることを探し始める。

法則4 再起力
―下降への勢いを利用して上昇に転じる。ポジティブなチャンスを探せば、自分が持っている一番強い力を引き出すことができる。「不運があるからこそ上方に向かう」能力である。

法則5 ゾロ・サークル
―小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる。まず小さな達成しやすい目標に努力を集中することで、仕事を達成するために不可欠のコントロール感覚を取り戻すことができる。

法則6 20秒ルール
―変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える。仕事でも、選択肢を減らすようなルールを作っておくと、非常に有効。時間的な誘惑に負けにくくなり、ルールを習慣にしやすくなる。

法則7 ソーシャルへの投資
―周囲からの支えを唯一最高の資産とする。研究の結果、感謝は人間関係を上昇スパイラルに乗せ、もっと絆を強めようという気持ちにさせることが分かっている。

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2024年03月28日

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ポジティブ心理学に興味があり、樺沢紫苑氏の読書脳の中で紹介されていたので手に取りました。

自信や可能性を信じて取り組むことで、様々な成果が向上することを、実証データを元に解説しています。

幸福とは相対的なもので、それを感じる人によってみんな異なるもの。本人しか判断できないことだから、人と比較する必要はなく、自分が幸せを感じられれば良い。喜びを感じ、夢中になれて、やることに意味が見出せればそれでいいと思います。

やっていることに集中し、必ず得るものがあると信じて取り組もうと思えました。

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2023年10月01日

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成功するから幸福なのではなく、幸福だから成功する。

幸福になる方法。
一日五分瞑想する。何かを楽しみにする。意識して人に親切にする。天気の良い日に外に出る。運動する。経験にお金を使う。人のためにお金を使う。固有の強みを発揮する。

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2023年08月02日

Posted by ブクログ

幸福は環境によって得られるものではない。どんな環境であれ、自分自身の行動や捉え方によって幸福感は変わる。
どんなに恵まれていても、幸福感が低い人もいれば、そうでなくともいつも幸福感は高い人もいる。
幸福を脳にインプットさせていくことが重要なのだと思った。

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2023年02月26日

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ネタバレ

・人間の脳はポジティブな気分のときに最もよく働くようにできていることが証明されている
・幸せを犠牲にして成功を目指す、努力すれば成功する、成功すれば幸せになる、と教えられてきた
・しかし本書では心理学と脳科学の研究によって実はその順序が逆であることが分かっている
・人は幸せでポジティブなときに成功す
・幸福優位性の恩恵をフルに活かす7つの法則
① 瞑想する
毎日5分呼吸に意識を集中する。ほかの事を考えず、意識が迷いだしたら、ただゆっくりと呼吸に意識を戻す。
② 何かを楽しみにする
1ヶ月先、1年先の予定でも楽しみをつくる。
気持ちが晴れないときにはその予定を考えてみる。将来の楽しみを期待すると、実際にそれをするのと同じくらい脳の快楽中枢が活性化する。
③ 意識して人に親切にする
利他的な行為をすると、ストレスが軽減され精神の健康度が高まる。1日に5つ親切をすると幸福度が上がる
④ ポジティブ感情が生まれやすい環境をつくる
娘の写真を置く、天気の良い日に20分散歩するなどポジティブ環境をつくる努力をする。
またネガティブにならないように犯罪や悲劇のニュースをとりあげるテレビやスマホをみるのをやめる、あるいは減らす。
⑤ 運動をする
運動の効用は抗うつ剤以上の効果がある。
ウォーキング、ジョギング、ストレッチなど、ともかく体を動かすことがよい。
⑥ お金を使う(ただし、ものを買うではない)
他人と共有する経験にお金を使うと、ポジティブ感情が長続きする。また、他人のためにお金を使うことも幸福感が上がる。
⑦ 固有の強みを発揮する
自分の得意な分野にスキルを発揮すると幸福度が上がる。さらに幸福感を上げるのが、埋もれている自分の「性格的強み」を掘り起こして活かすこと。
・私たちが何を動かせるかは、動かすものの重さによって決まるのではなく、「支点」と「てこ」によって決まる。支点(マインドセット)を変え、てこの長さ(自分が持っていると信じる潜在能力や可能性)によってレバレッジを生み出せる。
・75歳の人たちを集めて、「支点(マインドセット)」とてこ(可能性)を動かすことで、
年齢という(客観的な)事実を変えられることを実証した。
・75歳の人たちが当時55歳だったころの服装、ニュース、話題などの日常で1週間過ごした結果、視力が10%改善し、身体、知的能力なども向上し、外見も3歳ほど若返った。
心の状態が現実に及ぼす力がいかに大きいかを示す画期的な発見。
・常にチャンスに気付くように脳を鍛えるには、ポジティブな事に注目する反復練習が必要。
・その方法は、仕事や生活の中で起きた良いことを毎日リストアップする。
・毎日「今日おこった3つの良いこと」を5分リストすることで、脳のポジティブな配線が強化され、ネガティブな意識を外においやれる。
・「ものごとはたいてい、自分が思うほどには悪くない」というのが、基礎生理学に基づく事実である。

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2022年11月13日

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感想

ポジティブに考えることのメリットがこれでもかってぐらい載ってる。
自分としては根暗でネガティブなので、そもそもそのポジティブに考えるってのがハードルが高そう
だと感じた。

「成功すれば幸せになるのではなく、幸せだから成功するのだ」って載ってるけど、幸せなのであれば成功する意味がないような気もする‥

結局、気持ち次第でなんとかなるよ的な内容なのかなって思った。

まぁ、科学的根拠も結構載ってるし、信頼度は高いと思うので、このやり方が自分に合ってると思う人は試す価値はあるのではないかと思う。


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2022年03月01日

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部分読み。
妻として
教育者として
参考になることが多かった。

成功だから幸せなのではなく、
幸せだから成功する。

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2021年11月14日

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心に残った一文
「幸せだから感謝の気持ちを持つというものではない」

感謝の気持ちをもつことで幸せを感じやすいってことかなと解釈。
楽しいから笑うんじゃない笑うから楽しい嬉しい。
幸せはなるものではない気付くもの。
感謝の気持ちにたくさん気がつく事ができ、とても幸せだと感じることができたらいいなと思った。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

【ポジがよい】
「自分の仕事を書き表すとき、他の人がぜひやりたいと応募したくなるように書く」というのはいい感じです。

やってみよう!

人は意識しているものしか見えないというのはよくわかります。

車で携帯電話を使用することは禁止されています。しかし、これはハンズフリーでも危険です。
ハンズフリーでも話に集中してしまうと、赤信号を見逃します。
目には入っているのですが、意識がないので見えないのです。

最近、やたらと車の黒いホイールが目につきます。相当流行っていると思っていたのですが、実は自分が黒ホイールに興味がわいているので、目につくだけなのです。

ポジティブな部分を意識するとネガティブな部分が見えなくなるのです。

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2023年04月15日

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幸福優位

・ハピネスアドバンテージとは幸せが成功に先行するということの理解
・心のレバレッジ化とは、信念とマインドセット。
自分の運が良いと思うか悪いと思うかが実際に結果に関係する。自分の人生は良い方向に行くという信念だけで実際に成果に関わる、つまり全ての物事をどう定義するかが重要。定義を変える。信念に気をつける。

テトリス効果とは、物事の見方。ポジティブな面を拾い上げる見方を訓練する。
今日起こった三つの良いことを書き出すだけで脳の訓練ができる
例: 夕食にタイ料理が出てきて美味しかった
・何が起こるかよりもどう反応するかが重要、その経験から何を得るかによって自分を定義する

・ゾロサークルとはスモールステップで進め、コントロール感覚を取り戻す
・言語情報がネガティブ感情を鎮める。言語化するとコントロールできる。
活性化エネルギーで習慣づける
他者との関わり
アイコンタクト

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2022年12月29日

Posted by ブクログ

幸せになることで成功を掴むことができるようにるための7つの法則が書かれていた。
心の持ち方をポジティブにする、逆境に対しての起き上がり方、コントロール感覚をげる、習慣をよいものに変えていく、人間関係に投資していくなどの実践できる法則があり、できることからはじめてみたいと思えた。

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2022年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全体的に分かってるけど実行するのはなかなか難しいよね、と言う内容だった。
7つのルールの中で唯一20秒ルール、は新鮮な考え方で真似したいと思う。

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2021年10月08日

Posted by ブクログ

自分は幸せだと思える人のほうが優秀になりやすく、成長も促進されていく。一般的にポジティブ心理学と言われるジャンルを実験など科学的アプローチを通して明確にした本。
実績を証明する考察にページを割いていますがそれ自体は同じ内容の繰り返し。要点は、「自分が幸せだと思うことの優位性」であり、「人と比べて不幸と思うことの非生産性さ」です。

「人間は理由を見つけては自身が不幸だと思おうとしてしまうものだ。幸せの前提があるから不幸を見つけられる。不幸から目をそむければずっと幸せだからね。生きていることそれ自体が本来幸せ。」

私たちは兎角なにかと比較したり、他人と比べてしまうことで不幸の入り口にたってしまいがちです。
本来補いあって生きていくことに人間の強みがあるにもかかかわらず、短所を弱点と信じ込み、劣等感を抱く。他人を尊敬するのではなく、羨むことで劣等感を持つ。これらは全て自分で自分を不幸にしているに過ぎません。

ないものに注目するものではなく、あるものに感謝すること。人間は本来幸せになるに決まっているとわかって生きることで、人は幸福になれるはず。

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2024年07月03日

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