トラウマとレジリエンス 「乗り越えた人たち」は何をしたのか

トラウマとレジリエンス 「乗り越えた人たち」は何をしたのか

災害、暴行、虐待、事故……
同じような苛酷な体験をしたとき、心の傷に長く苦しむ人もいれば、驚異的な回復を見せる人もいる。
では、彼らは何が違ったのか――?

9・11アメリカ同時多発テロ。
世界を震撼させたこの事件を前にして、膨大な数のPTSD患者が生じると誰もが考えた。
だがそうした予測に反し、テロに遭遇したマンハッタンの住民の大半は、比較的早期に日常を取り戻した。
なぜ彼らは立ち直れたのだろうか?
また、同じような出来事を体験したのに、一部の人は長くトラウマに苦しむことになったが、
彼らの明暗を分けたのは、いったい何だったのだろうか?

これまで研究されてこなかった「回復した人たち」に光を当て、
今もトラウマに苦しむ人たちが、心の傷を乗り越えるために何ができるかを具体的に示した、
トラウマ治療の新たな決定版。待望の邦訳刊行。

■ ■ ■

多くの人にとって、トラウマはただ耐えるしかない災厄だが、
この本の読者にとって、それは乗り越えるべきチャレンジとなる。
――ウォール・ストリート・ジャーナル紙

この本で語られるのは、トラウマ的出来事の記憶から自由になる方法だ。
あなたはまさに今、そのチャンスを手にしている。
――アダム・グラント『THINK AGAIN』著者(ペンシルベニア大学ウォートン校教授)

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トラウマとレジリエンス 「乗り越えた人たち」は何をしたのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    事例が克明で引き込まれる。目次は興味深いが、論旨の見当がつかず、事例の迫力でぐいぐいと引き込まれる。状況は刻一刻と変遷するので、その時々の選択肢を試みるのは納得。OODAループと共通の考え方と思う。印象的な事例は冒頭の交通事故にあってしまったジェド、911の体験者たち。

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    トラウマを回復力から見直す画期的な著書だと思います。トラウマがあると症状や過酷な体験に目がいきがちである反面、レジリエンスの文脈で見ると回復することを重視されて、トラウマからなかなか回復できない、あるいはしない選択を軽視されないかと危惧する指摘もトラウマ関連の本で読んだことがあります。
     どちらも真

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常に面白かった。
    私の好きなアドラー心理学に通ずる「超実践的」な書籍だと感じた。

    膨大な数の論文と書籍の内容を引用しており説得力がある。
    引用した内容はうまく本の構成に落とし込まれており、スムーズに読め、理解しやすい。

    専門的な内容が続くと少し読むのに疲れるが、実話を間に挟みながら話が展開され

    0
    2025年03月20日

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