白揚社作品一覧

  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか
    4.3
    相次ぐ個人情報の大規模漏洩、米・中・露による国家主導のハッキング、企業・病院を標的にして猛威を振るうランサムウェア… IT社会が急速な発展を続ける一方で、私たちの「情報」を取り巻く状況は日に日に悪化している。 数々のセキュリティ対策が打ち出されているにもかかわらず、サイバー攻撃による被害は増え続けている。 今日の情報セキュリティが抱える致命的な〈脆弱性〉は、どこから来たのか? コンピュータの誕生前夜から現代のハッキング戦争まで、半世紀以上にわたるサイバー空間の攻防を描いた、情報セキュリティ史の決定版。 【Cybersecurity Canon Hall of Fame 2022 (サイバーセキュリティ書の殿堂) 受賞】 「私たちが今日直面するセキュリティ問題の多くは、何十年も前に下された愚かな決定によってもたらされた。本書は、ITの黎明期から現代のクラウドコンピューティングに至るまで、情報セキュリティの歴史を完全網羅する」 ――ベン・ロスキー (『Computer Security』著者) 「率直に言って、恐ろしい本である。コンピュータネットワークは兵器となり、脆弱なITインフラは国家の安全保障にとって、致命的な脅威となるのだ」 ――リチャード・H・イマーマン (アメリカ外交史学会第40代会長)

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  • 家は生態系 あなたは20万種の生き物と暮らしている
    4.2
    今までほとんどの人が、気に留めなかった家の中の生き物たち。 生態学者の著者が家の中を調べると、そこには20万種を超す多種多様な生き物がすみつき、複雑な生態系をつくりあげていた。 ・家には、どこに、どんな種類の生き物が、どれくらいいるのか? ・そうした屋内の生物は悪さをするのか?それとも、人の役に立つのか? ・徹底的に除菌すると、家の生態系はどうなるのか? などなど、あなたの暮らしや健康に影響大の身近な「自然」の話!

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  • イエローストーンのオオカミ 放たれた14頭の奇跡の物語
    4.7
    1995年、14頭のオオカミが自然に放たれた。 増えすぎた草食動物により荒れ果てたイエローストーン公園の生態系。豊かな自然を取り戻すべく、カナダから頂点捕食者のオオカミが連れてこられた。彼らはそこで群れをつくり、家族と生き、敵と戦い、そして死んでいった。「20世紀最大の実験」と呼ばれたオオカミ再導入計画の様子を、ベテラン・ウルフ・ウォッチャーが生涯をかけて記録したノンフィクション。 序文は俳優・映画監督としても著名なロバート・レッドフォードが執筆。

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  • 「生きている」とはどういうことか 生命の境界領域に挑む科学者たち
    4.0
    生命とは何か? 誰もが納得できる生命の定義は、いまだに存在していない。 生物と無生物を分かつものは、いったい何なのか?  現代屈指のサイエンスライターが、波乱に満ちた生命研究の歴史をひもときながら、最先端の研究が進行中の数々の現場を探訪し、「生命とは何か?」という人類最大の難問に迫る。 全米で高い評価を受けた、科学ノンフィクションの傑作。 【各紙誌で年間ベストブックに選出!】 NYタイムズ・ブックレビュー「今年の100冊」(2021年)に選出 PEN/E・O・ウィルソン賞(2022年)ファイナリスト ライブラリー・ジャーナル、サイエンス・ニュース、スミソニアン・マガジンの2021年ベストブック 【有名科学者による賞賛多数!】 現代のフランケンシュタイン博士たちが研究に勤しんでいる今、実にタイムリーな探究の書。 ――ジェニファー・ダウドナ(ノーベル化学賞受賞者・『クリスパー』著者) ジンマーは鋭く魅力的な書き手だ。ふさわしいところで感慨深い逸話を紹介し、科学的な話を描き、研究室での実験に命を吹き込む。 ――シッダールタ・ムカジー(『がん 4000年の歴史』著者) 軽やかで奥深い本書を読めば、生命についてまったく新しい見方ができるようになるだろう。 ――エド・ヨン(『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる』著者)

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  • 意識はなぜ生まれたか その起源から人工意識まで
    4.3
    「物質である脳から、なぜ非物質的な意識が生まれるのか?」 名だたる学者が挑んできたこの難問に、プリンストン大学で神経科学ラボを率いる著者が、まったく新しい「答え」を提示する。ときに哲学や文学の文脈で語られる意識の謎にメカニカルな視点から迫った本書は、意識の進化的起源から私たちの心の仕組み、さらには人工意識をつくる試みまで、意識研究の最前線を描き切る。 ユニークな工学的アプローチで脳が心を生むメカニズムに迫った、神経科学の第一人者による衝撃の論考。

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  • WEIRD「現代人」の奇妙な心理 上 経済的繁栄、民主制、個人主義の起源
    3.3
    「現代人は、歴史上存在した社会や、人類進化の途上で存在した社会の人々とは、神経学的にも心理学的にも全く異なっている――」(本文より) 市場経済や法律、科学、民主主義の起源を探ると、それら現代を特徴づける制度や概念が誕生するよりも先に、ヨーロッパの人々に現代的な心理が芽生えていたことがわかる。 従来考えられていたように、社会制度や物質的豊かさが人々の心理を変えてきたのではなく、まず人々の感じ方や考え方が変化し、それによって社会が変わり、歴史がつくられてきた。 そうして生まれたヨーロッパ人の現代的な心理は、その後、文化の伝播や国家間の競争を通じて世界中に広がり、世界のあり方を大きく変えていくことに―― ジャレド・ダイアモンドが『銃・病原菌・鉄』のテーマに組み込まなかった「人々の心理」を、歴史を動かすファクターとして捉えなおすことで新しい世界像を描き出す、知的興奮の書! 16か国で刊行の世界的ベストセラー! :::::::::世界的著名人が絶賛!::::::::: 「社会思想書における最高傑作」 ――マシュー・サイド『多様性の科学』著者 「現代世界の起源を知るうえで必読」 ――ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史』著者 「世界全体で生活水準を向上させ、大規模かつグローバルな課題に対処する方法を見つけることは、今後ますます重要になってくる。人々の多様性が何に由来するのか、それがこうした問題に立ち向かう上でいかに重要であるかを、わたしたちは認識しなければならない。それらの問いの答えを知りたい方は、ぜひ本書を読んでもらいたい」 ――ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』『自由の運命』共著者 「学術書としても啓蒙書としても偉大な一冊」 ――マット・リドレー『人類とイノベーション』著者 「すべての人間は共通した心理を持つという定説をくつがえした」 ――リチャード・ランガム『善と悪のパラドックス』著者 「目もくらむような偉業」 ――リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』著者 「現在繁栄している国の人々の心理的特徴は人類社会に普遍的なものではなく、(……)中世ヨーロッパのカトリック教会がもたらした制度的変化の結果だ。本書は現代社会の起源に関する議論を大きく変えていくだろう」 ――ポール・シーブライト『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?』著者 「ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』よりもはるかに深くて野心的な本」 ――ダニエル・C・デネット『心の進化を解明する』著者 「2020年で最も重要な本のひとつ」 ――キャス・サンスティーン『NUDGE 実践 行動経済学』共著者

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  • AIの倫理リスクをどうとらえるか 実装のための考え方
    -
    倫理をどう説明すればいいのか? 「AI倫理声明」に何を盛り込むべきか? 「AI倫理委員会」をどう組織・運営するか? 経営幹部の適切な関与とは? さまざまなビジネスに応用できる考え方を、アーンスト・アンド・ヤング社やIEEEをはじめとする企業・組織でAI倫理の導入に携わってきた経験を基に解説する。 :::::::本書への賛辞::::::: 複雑なテーマを実行可能な要素にまで分解していく手腕に脱帽。……AI倫理に対する考え方と、踏み出すべき具体的なステップがわかる。 ――ジョエル・シャピロ(ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授) 実行に移せるAI倫理のフレームワークをわかりやすい例とストーリーで解説した。それによって、AIを製品やプロセスに導入する際の重大な落とし穴を回避できるだろう。 ――カーラ・ラポワント(ジョンズ・ホプキンス大学Institute for Assured Autonomy副所長)

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  • 言語の起源 人類の最も偉大な発明
    3.0
    言葉はなぜ、生まれたのか?人類史上最も偉大な発明である「言語」。その起源をめぐっては、これまで様々な議論が交わされてきた。言語はいつ、誰が最初に使いはじめたのか? 人は言語を突然変異によって獲得したのか、それとも漸進的な変化によって身につけたのか? そもそも、他の動物のコミュニケーションと人間の言語は何が違うのか――すなわち、言語とは何か?ノーム・チョムスキーが提唱した生成文法への反証であるとされた「ピダハン語」の研究で一躍有名となった、異端の言語学者ダニエル・L・エヴェレットが、言語学のみならず、人類学、考古学、脳科学などの知見をもとに、上記の問いすべてに答えを出す。著者渾身の一冊。

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  • 行為主体性の進化 生物はいかに「意思」を獲得したのか
    -
    何をするべきかを自分で意思決定し、能動的に行動する能力、それが「行為主体性」だ。 生物はどのようにして、ただ刺激に反応して動くだけの存在から、人間のような複雑な行動ができるまでに進化したのか?  太古の爬虫類、哺乳類、大型類人猿、初期人類の四つの行為主体を取り上げ、意思決定の心理構造がどのように複雑化していったのかを読み解いていく。 進化心理学、進化生物学、行動生態学、認知科学など、これまで別々に取り上げられることの多かった人間と動物の研究をまとめ上げ、包括的な行為主体のモデルを提唱し、その進化の道筋を解明する画期的な新理論。 ◆賞賛の言葉◆ 「説得力があってわかりやすい、すでに古典というべき書。科学を前進させ、人間の本性を学ぶ次世代の学徒に読み継がれることだろう」 ――ブライアン・ヘア(デューク大学進化人類学教授、『ヒトは〈家畜化〉して進化した』著者) 「心理学の第一原理は心理や行動ではなく、行為主体性であるべきだという斬新な洞察に満ちている」 ――デイヴィッド・バクハースト(カナダ・クイーンズ大学卓越教授)

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  • 宗教の起源 私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか
    4.5
    科学が隆盛を極める現代においても、 宗教は衰えるどころかますます影響力を強めている。 ときに国家間の戦争を引き起こすほど 人々の心に深く根差した信仰心は、なぜ生まれたのか? そして、いかにして私たちが今日知る世界宗教へと進化したのか? 「ダンバー数」で世界的に知られ、 人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、 人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から 「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、 かつてないスケールの大著。待望の邦訳刊行。 ■ ■ ■ 集団内に協力行動を生みだす信仰心も、 集団の外に対しては反社会的行動の原動力となる。 宗教的アイデンティティが国家に利用されるとき、悲劇は起こる。 ――フィナンシャル・タイムズ紙 宗教と人間の生活のあり方は、かくも複雑なのである。 本書は、その両方を進化的ないきさつから説明しようと、 真に大きな考察を展開しようと試みる大作である。 ――長谷川眞理子(進化生物学者、総合研究大学院大学名誉教授/「解説」より) ■ ■ ■

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  • 進化の意外な順序 感情、意識、創造性と文化の起源
    4.3
    太古の単細胞生物から、神経系の構築、感情や意識の出現、そして創造性へ―― 「ソマティック・マーカー仮説」をはじめ、脳と心の理解を主導してきた世界的神経科学者が、その理論をさらに深化させ、文化の誕生に至る進化を読み解く独創的な論考。 創造的な知性を生み出した進化の意外な順序とは? ホメオスタシスなどの生命活動や感情が果たす役割は? 芸術やAIにまで視野を広げ、斬新な視点から生命と文化の関係を考察するダマシオの集大成的な最新作。世界21カ国で刊行!

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  • 新版 神経質の本態と療法 森田療法を理解する必読の原典
    -
    日本が世界に誇る神経質・神経症の根本的な治療法を、創始者である森田正馬博士がその理論的基盤から応用に至るまで、豊富な症例を用いて解説した必読の名著が新版で登場。精神医療に携わる方、パニック障害や対人恐怖に代表される社会不安、不潔恐怖など心の問題を抱えて悩んでいる方にとって、その方面の治療に世界でも類を見ない成果を挙げた森田療法を学習し身につけるには、けっして欠かすことのできない一冊。

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  • 新版 神経質問答 自覚と悟りへの道 2
    -
    ますます厳しさを増す競争社会。 他人と自分とを常に比較して劣等感を感じてしまう人、大人はかくあるべしと固く信じ、それを実現できない自分を責めてしまう人がとても増えているといいます。本書は、そうした人たちに対し現実の自分をあるがままに受け入れることが大切だと説いています。 半世紀にわたって読み継がれてきた、自分らしく生きるヒントがつまった人生の処方箋。この不安の時代に生きるすべての人に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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  • 新版 神経衰弱と強迫観念の根治法 森田療法を理解する必読の原典
    5.0
    創始者自らが森田療法の核心を説く、不朽の名著。 神経衰弱とは何か、健康と疾病、神経質の本性、強迫観念の治療法、赤面恐怖症の治癒など、さまざまな角度から神経症を解説する必読の原典。

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  • 新版 自覚と悟りへの道 神経質に悩む人のために
    4.7
    対人恐怖、強迫観念、神経質症……心の悩みを解決するための森田式生活相談。対人恐怖・書痙などの治し方、とらわれをなくす法、不眠症は簡単に治る、正しい修養と信仰の仕方、調和と適応の生活の仕方、感情の上手な処理法など、あらゆる角度から悩みの克服法を探る。

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  • 信頼はなぜ裏切られるのか 無意識の科学が明かす真実
    3.3
    大金を見ただけで、あなたは嘘が上手くなる 私たちの無意識の心は他人の助けが必要かどうかをつねに監視し、必要がなければ不誠実に振る舞えとささやく――。 直感的な心が誠実さを一変させることを明らかにした心理学の最新知見からみると、「信頼」についての常識はまちがいだらけ。信頼できるかどうかは、その人の性格や道徳観だけで決まるわけではない。むしろ無意識が支配する。裏切られないように、信頼を失わないようにするにはどうしたらいいか、どうすれば信頼できるかどうかを予測できるのか、従来からあるこうした疑問に、信頼研究第一人者みずからが科学で答える。

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  • 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学
    4.2
    人はいかにして他者に影響を与え、他者から影響を受けているのか? 教室や会議室といったリアルな場所からネット上のSNSまで、私たちはみな、毎日何かしらのかたちで他者に影響を与え、また受けながら生活をしています。 しかし、私たちはその重要な行為についてどれだけ自覚的なのでしょうか? もっと上手に他人の意見を変えることはできないのでしょうか? 本書では、「客観的な事実や数字は他人の考えを変える武器にはならない」など、認知神経科学が近年発見した数々の驚くべき研究結果を示し、他人の説得しようとするときに私たちが陥りがちな罠と、それを避ける方法を紹介します。 イギリス名門大学教授が教えるとっておきの「説得の技法」、ぜひご一読ください! *2018年 イギリス心理学会賞受賞作

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  • 女性はなぜ生きづらいのか 森田療法で悩みや不安を解決する
    4.0
    女性の生き方が多様化するなかで、心の危機に陥る女性が増えています。  人生の節目に〈仕事を続けるか結婚するか〉〈子供ができたら仕事を辞めるか〉などの選択を迫られ、「これでよかったのか?」と自問しながら、仕事と家庭の両立や、家族との関係で疲弊する女性たち。生きづらさに苦しみ、うつ状態に陥る人もいます。  臨床の現場でそうした女性を救ってきた3人の女性セラピストが、日本独自の神経症療法として名高い〈森田療法〉を活かして、女性の生きづらさのカラクリを解き明かします。

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  • 生命科学クライシス 新薬開発の危ない現場
    4.3
    製薬企業が53件の研究を追試したところ、結果を再現できたのはそのうちわずか6件。 再現失敗率、約90%―― 命を救うはずの研究が、低すぎる再現性のために、無用な臨床試験、誤った情報、虚しい希望を生みだし続ける。ずさんな研究はなぜ横行するのか? その影響はどこまで及ぶのか? 改革は可能か? トップ研究者から、政府組織の要人、業界の権威や慣習に立ちむかう「反逆児」、臨床試験に望みを託す患者まで、 広範な調査・取材を基に、ひそかに生命科学をむしばんできた「再現性問題」の全貌をあぶりだす。 【次々と明らかになる、ずさんな研究の実態】 ・乳がん細胞と黒色腫細胞を間違えて、1000件以上の乳がん研究がおこなわれた ・糖尿病や心臓病などの疾患との関連が報告された遺伝子の98.8%が、のちに関連が否定された ・実験の結果が出た後に、それをうまく説明できるように仮説を立てなおすことが横行している ・わずか数匹のマウスの実験結果をもとに、人での臨床試験がおこなわれた ・マウスで開発された敗血症治療薬150種類すべてが人では効果がなかった ……生命科学では、いったい何が起きているのか?

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  • 世界から青空がなくなる日 自然を操作するテクノロジーと人新世の未来
    4.0
    成層圏にダイヤモンドをまいて、太陽光を反射し地球を冷やす ――その結果、私たちは青空を失うことになるかもしれない   人間はこれまでに自然を思いのままにしようとした結果、環境を破壊してきた。 そして今、気候変動や生物多様性の危機を解決するため、 最新のテクノロジーを駆使し、さらなるコントロールを試みようとしている。 ・川に電気を流し外来種のコイを操る「電気バリア」 ・温暖化の海を耐え抜くサンゴをつくりだす「進化アシスト」 ・毒を分泌するオオヒキガエルを無毒化する「遺伝子ドライブ」 ・大気中のCO2を回収して石に変える「DAC装置」 ・空にダイヤモンドをまいて地球を冷やす「ソーラー・ジオエンジニアリング」 こうした技術は自然を救う希望か、それとも絶望か? 『6度目の大絶滅』でピュリッツァー賞を受賞した作家による、待望の最新作。 全米各紙誌絶賛!! ウェインライト賞 ライティング部門最終候補 ワシントン・ポスト紙 年間最優秀書籍10冊  タイム紙、エスクァイア誌、パブリッシャーズ・ウィークリー 年間最優秀書籍に選出

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  • ダイエットの科学 「これを食べれば健康になる」のウソを暴く
    4.2
    脂肪の多い食事は体に悪い、朝食は必ずとるべきだ、ビタミンサプリで健康になれる、太るのは意志が弱いからだ……、これまで正しいとされてきた食事とダイエットの〈常識〉には、実は間違いがいっぱい! 最新科学が解き明かす、本当に体に良い食生活の秘密と、腸内細菌の知られざる力。

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  • テトリス・エフェクト 世界を惑わせたゲーム
    4.5
    1989年、任天堂がソ連へ送り込んだ一人の男――目的はゲームボーイ版テトリスの発売権獲得だった。ソ連政府との駆け引き、日米英ライセンス争い、法廷闘争……史上最も売れたゲームの驚きの誕生秘話。

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  • DRINKあなたが口にする「飲み物」のウソ・ホント
    5.0
    あなたの知らないドリンクの世界へようこそ! 食べ物に着目した健康本は数多くあるにもかかわらず、どうして人は同じように「飲み物」に着目しないのか? ・エナジードリンクは集中力を上げる? ・乳酸菌飲料が生きて腸まで届くって本当? ・グラス1杯のワインは健康に良い? ・浄水ポットの水は安全? こうした身の回りにあふれる「飲み物」にまつわる噂や効果を、健康問題の専門家である著者がエビデンスをもとに徹底解説! 水、ミルク、お茶、コーヒー、炭酸飲料からお酒まで、あなたが口にする「飲み物」の疑問をまるっと解決! 「食べものについては、何を選ぶか、それが健康にどう影響するかを深く考える人は多い。 だが、飲みものに同じくらい注意を払う人はおそらく少ないだろう。 じつのところ自分が何を飲んでいるか、あなたは知っているのだろうか? 素晴らしき飲みものの世界にようこそ!」(本文より)

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  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学
    4.0
    なぜ同じものを見ても、人によって捉え方が異なるのか? 事実の認識にズレを生む〈知覚〉の正体に迫る。 全員が同意する「客観的な世界」は存在しない 友人と一緒だと、坂の勾配がゆるやかに見える。 糖分を摂取すると、物までの距離を短く見積もる。 嫌悪感を抱きやすいと、政治的に保守になりやすい。 見る人によってはもちろん、同じ人でもその時々で、世界の見え方や物事に対する考え方は大きく違ってくる。 なぜ、そんなことが起きるのか? 事実の認識にズレを生む〈知覚〉の正体に心理学・科学的に迫り、個人だけでなく、社会や人類への影響までも俯瞰する。 :::::::::本書の推薦のことば::::::::: 人間というものを理解したい人は――それが部下に効率的に働いてもらうためであれ、人を幸せにするためであれ、他者の選択に影響を及ぼすためであれ――(……)人間の経験をとらえ直すところから始めねばならない。 ――ハイディ・グラント『人に頼む技術』『やり抜く人の9つの習慣』著者 このうえなく刺激的で、読みやすい一冊。 ――メルヴィン・グッデイル『もうひとつの視覚』共著者 だれもが蒙を啓かれ、読書の愉悦にひたることだろう。 ――スコット・バリー・カウフマン『FUTURE INTELLIGENCE』共著者

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  • 7つの人類化石の物語 古人類界のスターが生まれるまで
    3.0
    ◇本書で取り上げる古人類化石のスターたち◇ ラ・シャペルの老人  ネアンデルタール人のイメージの原型になった骨格化石。 ピルトダウン人  イギリスで発見された画期的な人類化石。だが、のちに捏造だと判明。 タウング・チャイルド  長い論争の末に人類の祖先と認められたアウストラロピテクス・アフリカヌスの化石。 北京原人  中国で発見された古人類化石群。第二次世界大戦中に消失し、現在まで見つかっていない。 ルーシー  ビートルズの楽曲の名前が愛称になったアウストラロピテクス・アファレンシスの化石。 フロー  『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するホビットのように小柄なフローレス原人の化石。 セディバ  古人類学の常識を覆す情報公開で注目を集めたアウストラロピテクス・セディバの化石。 「科学標本から」から「メディアの寵児」へ 科学と社会と文化が絡み合う“セレブ化石”に秘められたストーリーを解読する。

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  • 蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ
    4.1
    ちまたを騒がせるヒアリ、夏の風物詩スズメバチとアシナガバチ、刺されたら最も痛いサシハリアリ……お馴染みの面々から、外国の恐ろしいハチ・アリまで実際に刺されたシュミット博士。 その痛みを毒液や生態と関連させるというユニークな手法で、刺されると一番痛い昆虫、痛みの原因となる物質、ハチ・アリ類の防衛戦略と社会性の発達……素朴なギモンから深遠な進化の歴史まで、ハチとアリの知られざる一面を明かしていきます。

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  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    3.9
    次々と明かされる共感が持つ負の側面――私たちが抱える問題は過剰な共感に原因があった! 共感する力は人を善良にすると考えられることが多い。しかし実際はその反対。理由は、人類がまだ家族や氏族の単位で生活していた時代に共感の能力がつくられたことにある。巨大で複雑な現代社会では、共感のせいで愚かな判断や無関心、暴力、公正さを欠く政策がうまれ、人間関係がむしばまれる。道徳心理学の世界的権威ポール・ブルームが共感を礼賛する今の風潮に異を唱え、共感せずに合理的に判断したほうが、道徳的な選択ができることを徹底的に明らかにします。

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  • バイオハッキング テクノロジーで知覚を拡張する
    3.5
    大学や企業の研究室で、バイオハッカーの地下室で、「世界の感じ方」を変える研究が進められている。キーワードは「バイオハッキング」。身体を「ハッキング」して知覚を操作しようという研究では、今まさにSFが現実になろうとしている。 視覚や聴覚などの五感の研究、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の開発の現場で、いま何がおこなわれているのか? 知覚能力を高め、未知の感覚を手に入れることはできるのか? 脳をハッキングして心の声を再現しようとする研究者や、AR装置で現実を拡張しようとする起業家、さらには自らの身体に装置を埋め込んで新たな感覚を得ようとするバイオハッカーなど、多彩な面々が挑む、いま最も刺激的な知覚科学の最前線。

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  • ヒトは〈家畜化〉して進化した 私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか
    4.8
    他の人類はすべて絶滅したのに、なぜヒトは生きのびて繁栄することができたのか? なぜヒトは他者と協力し、友好的に振る舞うことができるのか? 仲間を助ける優しいヒトが、なぜ残虐な戦争を引き起こすのか? すべての謎を解くカギは「自己家畜化」にある。 イヌやボノボ、チンパンジーからヒトに至るまで、数々の研究をおこなってきた気鋭の進化人類学者が、自己家畜化仮説を軸に、ヒトの進化と本性の深奥に斬り込む刺激的な論考。 ◆著名科学者による賞賛の辞◆ 圧倒的な説得力で、ヒトの心の進化を解明している。 ――リチャード・ランガム(ハーバード大学生物人類学教授) ほとんどの著者が試みすらしなかったことを、本書はやってのけた。誰もがこの本を読むべきだ。 ――マイケル・トマセロ(デューク大学心理学・神経学教授) 人間はなぜ見知らぬ他人を助けようとする一方で、忌まわしいほど残虐になるのか。驚くべき物語を通して、人間がそのように進化した理由と方法を教えてくれる。 ――ダニエル・E・リーバーマン(ハーバード大学人類進化生物学教授)

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  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念
    4.5
    人はなぜ要らない物でも欲しがり、なかなか満足できないのか?  「自分のものにしたい」という欲望は、人の感情や社会にどんな影響を与えてきたのか?  社会格差や不平等は、どのようにして生まれたのか?  心理学、経済行動学、社会学、生物学など様々な知見を駆使し人と社会を突き動かす「所有」の正体に迫る。 ◆本書に対する推薦の言葉◆ 自分の直感が果たして正しいのか、ページを繰るたびに試される。 ――デイヴィッド・イーグルマン(スタンフォード大学神経科学者、『あなたの知らない脳』著者) 面白く、知的で、人生の中心となるテーマを論じている。 ――ポール・ブルーム(イェール大学心理学教授、『反共感論』著者) 流麗な文体、見事な論理。ぜひとも所有すべき一冊。 ――ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授、『明日の幸せを科学する』著者)

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  • 文化がヒトを進化させた 人類の繁栄と〈文化-遺伝子革命〉
    4.0
    :::::::生物学、人類学、心理学、社会学の世界的権威が絶賛::::::: ヘンリックは進化の考え方に革命を起こした ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』著者 ヒトの進化と行動に関する主要な問題に、斬新かつ価値ある視座を提示する アレックス・メスーディ『文化進化論』著者 生物学、人類学、経済学、心理学のはざまから、人類社会の繁栄を説明する新しいアプローチが登場した。……このパラダイムを俯瞰する出色の書 ジェイムズ・ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』著者 ヒトの集団脳はいかに誕生し進化したか? この問いに答える緻密な理論を物語を紡ぐように語る マット・リドレー『進化は万能である』『繁栄』著者 革命が起きつつある社会科学で、ヘンリックは最前線を走る ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』著者 ヒトを謎多き動物にした、遺伝子と文化の進化プロセスをめぐる魅力的な書 マイケル・トマセロ『ヒトはなぜ協力するのか』著者 人類の起源に関心のある人には必読の書 ロバート・ボイド『ヒトはどのように進化してきたか』著者 文化は長い年月をかけて人間をつくり変える進化的装置だ ピーター・リチャーソン カリフォルニア大学デーヴィス校教授

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  • 「欲しい!」はこうしてつくられる 脳科学者とマーケターが教える「買い物」の心理
    3.9
    ・なぜ広告の時計の針は10時10分を指しているのか? ・なぜファストフード店のロゴは赤と黄色なのか? といった普段の買い物に潜む、企業による見えない誘導から、 ・なぜ欲しいものが手に入ったのに、また新しいものを欲しがるのか? ・なぜ去年買ったばかりのiPhoneを、今年も新調してしまうのか? ・なぜ特定の何かを好きになり、それを欲してしまうのか? 人の行動心理まで、多岐にわたり紹介します。 脳科学のスペシャリストと世界的企業で活躍するマーケターがタッグを組み、普段の買い物やネットショッピング、SNSに潜む「欲しい」の心理を解き明かします。 「買い物をする側」である消費者のみならず、 消費者心理や行動心理を知りたい「売り込む側」であるマーケターにもおすすめの一冊。

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  • Remember記憶の科学 しっかり覚えて上手に忘れるための18章
    5.0
    先週見た映画のタイトルは何だっけ? どうしても思い出せなくて苦悶する――そんな経験はないだろうか。 だが、大多数の人はこうした物忘れを心配しなくても大丈夫。記憶はすばらしい能力だが、完璧とは程遠いのだ。 全米ベストセラー作家の神経科学者リサ・ジェノヴァが、脳が記憶する仕組み、記憶力増進の秘訣、物忘れの真実など、記憶の驚異のパワーと弱点をわかりやすく語る。記憶力を最大限に活用するための画期的なガイドブック。 【有名科学者による賞賛の言葉】 「神経科学者としての専門知識とストーリーテラーの才を駆使し、人間の記憶のひだに分け入っていく。……啓発されるところの多い、魅力あふれる書」 ――スティーブン・ピンカー(ハーバード大学心理学教授) 「記憶の話を語らせたら、科学者の目と詩人の耳を備えたジェノヴァ博士の右に出る者はいない」 ――デイヴィッド・イーグルマン(スタンフォード大学神経科学者) 「記憶とは何か、記憶はどのようにはたらくのか、記憶を奪われると何が起こるのかを解き明かしてくれる。科学的であると同時に文学的にも極上の一冊」 ――ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授)

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