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Posted by ブクログ
日本で独自の神経症治療を試みた森田正馬、その元患者たちとの座談会をまとめたものが本書である。
この本では神経症の治療過程が述べられているわけではない。この座談会では神経質の症状や人生について様々なことが話題に上がる。その応答は、師匠と弟子とでもいえるような関係のなかで行われ、人生観に係る内容の「教育」も行われるのだから、二重の意味で「先生」を囲む会になっている。精神疾患について学んでいくと、こういう宗教的ともいえるような団体の話がでてくる。アルコール依存症にとってのAAや断酒会はその中でももっとも代表的なものだろう。
この本が最初に出版されたのが1959年だが、戦前、戦中をとおして強迫神経症や不安障害の治療団体が日本でできていたことは興味深かった。
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