作品一覧 2023/10/06更新 新版 神経質の本態と療法 試し読み フォロー 新版 神経質問答 試し読み フォロー 新版 神経衰弱と強迫観念の根治法 試し読み フォロー 新版 自覚と悟りへの道 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 森田正馬の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 新版 神経衰弱と強迫観念の根治法 森田療法を理解する必読の原典 森田正馬 森田療法は昔から気にはなっていたものの、ネットでの概要とかくらいでしか読んだことがなく、よく聞く「あるがままを受容する」という一文だけだとどこか病に対する諦めが必要なのかと思ってそれはそれで絶望だなと感じる部分があったけど、そもそも森田氏本人の著書では異常なこと(病気)じゃない!というところからのス...続きを読むタートで目から鱗。 「その症状は病気なんじゃなくて本来人間なら誰でも持ってる性質に過ぎないよ!だからはじめから薬なんかが効くわけないんだよ」って言いきってるところがかっこよかった。 ※今後追記する予定 Posted by ブクログ 新版 自覚と悟りへの道 神経質に悩む人のために 森田正馬 日本で独自の神経症治療を試みた森田正馬、その元患者たちとの座談会をまとめたものが本書である。 この本では神経症の治療過程が述べられているわけではない。この座談会では神経質の症状や人生について様々なことが話題に上がる。その応答は、師匠と弟子とでもいえるような関係のなかで行われ、人生観に係る内容の「...続きを読む教育」も行われるのだから、二重の意味で「先生」を囲む会になっている。精神疾患について学んでいくと、こういう宗教的ともいえるような団体の話がでてくる。アルコール依存症にとってのAAや断酒会はその中でももっとも代表的なものだろう。 この本が最初に出版されたのが1959年だが、戦前、戦中をとおして強迫神経症や不安障害の治療団体が日本でできていたことは興味深かった。 Posted by ブクログ 新版 自覚と悟りへの道 神経質に悩む人のために 森田正馬 事実唯真。自然に服従し、境遇に従順であれ。気分本位。はからい。心機一転。啐啄同時。なりきる。とらわれ。森田正馬の人柄と教養が伝わってくる一冊。 Posted by ブクログ 新版 自覚と悟りへの道 神経質に悩む人のために 森田正馬 森田先生と患者(というより最早弟子)の対話集。 宗教のようでもあるが宗教ではない。 ほとんど禅問答。 読んでいて、感覚的に掴みかける部分もあるが、するするっと逃げていくような感覚はまさに禅問答。 神経質症の人は何か掴めるものがあるかもしれないから、読むべし。 しかし、この本って昭和34年に書かれたも...続きを読むのだから、時代は変わっても人間の悩みは不変なんだな、と思った。 Posted by ブクログ 森田正馬のレビューをもっと見る