高橋洋の作品一覧

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作品一覧

2023/12/14更新

ユーザーレビュー

  • 進化の意外な順序 感情、意識、創造性と文化の起源
    難解だが面白かった。生物は生まれながらに内部を一定に保とうとする「ホメオスタシス」がある。それは微生物も人間でも同じ。意識や感情の順番も自分の中での理解とは違っていて、知的な刺激となった。

    人間は高度な生き物なのだが、プランクトンとつながっていると思うと何だか不思議な感覚になる。腸が第2の脳と言わ...続きを読む
  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    共感はネガティブな効果も持つということが丁寧に説明されている。私自身の意見と合致することもあり、思考がクリアになった。多くの人に読まれてほしい。個人的に著者の語り口が好み。
    (学問の場では、)「道徳的情動の擁護者でも、暗黙のうちに理性に優先権を付与している」ので、理性が情動に優先するのは自明とのこと...続きを読む
  • 眠りがもたらす奇怪な出来事 脳と心の深淵に迫る
    本書の原題は「The Nocturnal Brain」、"夜行性の脳"とでも訳せようが、眠りといえば、日の出・日の入りと同じように万人に規則正しく訪れ、脳にとっての休息…では全くないことが睡眠医学の専門家によって描かれる。
    それは多少の不眠や起床リズムのズレなどとはほど遠く、完全に昼夜逆転するこ...続きを読む
  • 眠りがもたらす奇怪な出来事 脳と心の深淵に迫る
    タイトル通りの本。

    睡眠異常と遺伝、エピジェネティクな要因、現在の環境要因、脳。。。
    いろんなパラメータで、睡眠の側面を明らかにしていく。
    また、治療法だけでなく治療経過、結果も詳らかにされていく。

    意外と完治しない。

    今夜眠れる人は、幸せを噛み締めたほうがいい
  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    相手の感情をミラーリングした情動的共感。
    一般に「共感」というものは絶対的に善であるとされているが、
    本書では冒頭にあげた「情動的共感」が、ある局面、具体的には道徳的判断などにおいては悪しき作用をもたらすというショッキングな主張が展開される。

    目の前で困っている子供と、遠くアフリカで生死さえ確かで...続きを読む

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