高橋洋の一覧
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作品一覧
2020/10/16更新
ユーザーレビュー
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本書の原題は「The Nocturnal Brain」、"夜行性の脳"とでも訳せようが、眠りといえば、日の出・日の入りと同じように万人に規則正しく訪れ、脳にとっての休息…では全くないことが睡眠医学の専門家によって描かれる。
それは多少の不眠や起床リズムのズレなどとはほど遠く、完全に昼夜逆転するこ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトル通りの本。
睡眠異常と遺伝、エピジェネティクな要因、現在の環境要因、脳。。。
いろんなパラメータで、睡眠の側面を明らかにしていく。
また、治療法だけでなく治療経過、結果も詳らかにされていく。
意外と完治しない。
今夜眠れる人は、幸せを噛み締めたほうがいいPosted by ブクログ -
相手の感情をミラーリングした情動的共感。
一般に「共感」というものは絶対的に善であるとされているが、
本書では冒頭にあげた「情動的共感」が、ある局面、具体的には道徳的判断などにおいては悪しき作用をもたらすというショッキングな主張が展開される。
目の前で困っている子供と、遠くアフリカで生死さえ確かで...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に重要。特にSNSで暴れたい人々は読んでおくべきだと思う。
訳者の高橋先生はいつも偉い。他にも、この本で論じられてるような最近の主要な論者の翻訳もいろんな先生によってけっこうなされていて、ほんとうによい時代になったねえ。Posted by ブクログ -
神経科学が専門
本書では細胞生物学から脳科学、文化、社会に至るまでを扱う
■第二 文化的な心の構築
5章 心の起源
人間の心の誕生には神経系と身体の連携が必要であること、また、心は独立した生物ではなく、社会的環境の一部をなす生物に生じたことを念頭に置く必要がある。
p91
感情と主観性は太...続きを読むPosted by ブクログ