【感想・ネタバレ】眠りがもたらす奇怪な出来事 脳と心の深淵に迫るのレビュー

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Posted by ブクログ

本書の原題は「The Nocturnal Brain」、"夜行性の脳"とでも訳せようが、眠りといえば、日の出・日の入りと同じように万人に規則正しく訪れ、脳にとっての休息…では全くないことが睡眠医学の専門家によって描かれる。
それは多少の不眠や起床リズムのズレなどとはほど遠く、完全に昼夜逆転することもあれば、寝ている間にオートバイで出掛けて帰って来る人までいるそうだ。
取り上げられているのは、著者が実際に取り組んだ症例だが、計測装置や様々の薬剤の進歩により、症状を把握し、対応できるようになってきたとのこと。
日頃特に意識もしない「眠り」の思いもよらない深層に触れることのできる本。

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2020年11月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通りの本。

睡眠異常と遺伝、エピジェネティクな要因、現在の環境要因、脳。。。
いろんなパラメータで、睡眠の側面を明らかにしていく。
また、治療法だけでなく治療経過、結果も詳らかにされていく。

意外と完治しない。

今夜眠れる人は、幸せを噛み締めたほうがいい

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2020年10月30日

Posted by ブクログ

睡眠の病に関する色々な話が読める本。問題なく眠れるというというのはありがたいことなんだなと思えます。
個人的にはボリュームがかなりある本だと思います。なかなか読み終わらなかった…

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2020年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

睡眠関連の疾患に苦しむ患者たちの症状を描いた本です。初めて睡眠関連の症状の話の本でしたので、興味深く読みました。かなり詳細な脳のメカニズムも書かれており、その部分が長いため、ちょっと置いて行かれる部分もありました。その分患者さんの不思議な症状の部分はオリバーサックスの本程ではありませんでした。1章で非24時間睡眠覚醒症候群という初耳の言葉が出てきて、その後も興味深い疾患が出てくるのかと思いましたが、その後は知っているものばかりでした。ナルコレプシーの記載が非常に多く、バラエティに富むわけではないのだなと思いました。

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2020年09月16日

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