作品一覧

  • 言語の起源 人類の最も偉大な発明
    3.7
    言葉はなぜ、生まれたのか?人類史上最も偉大な発明である「言語」。その起源をめぐっては、これまで様々な議論が交わされてきた。言語はいつ、誰が最初に使いはじめたのか? 人は言語を突然変異によって獲得したのか、それとも漸進的な変化によって身につけたのか? そもそも、他の動物のコミュニケーションと人間の言語は何が違うのか――すなわち、言語とは何か?ノーム・チョムスキーが提唱した生成文法への反証であるとされた「ピダハン語」の研究で一躍有名となった、異端の言語学者ダニエル・L・エヴェレットが、言語学のみならず、人類学、考古学、脳科学などの知見をもとに、上記の問いすべてに答えを出す。著者渾身の一冊。

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  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?
    4.2
    1巻1,870円 (税込)
    宇宙でもっとも熱い場所は?宇宙一高速で動く天体とは?星の重さはどう計る?宇宙の「最大・最小」などの極限記録を紹介しながら、宇宙の驚異的なスケールを科学する!
  • フロックの確率
    -
    偶然の巡り合わせ(フロック)を数学的に解明していく読み物です。数学者である著者のまわりで起こったり、小耳にはさんだ偶然の一致について大胆な推測で確率を計算すると、巡り合わせの不思議さはそこを見るだけだからであるという分析結果を解説します。実際に起こる確率は、案外ポーカーの役の出現率程度であるとしています。 第1部で奇跡的とも思える数々の偶然の一致の実例を挙げていき、第2部で説明する確率や統計の数学の知識を使って、第3部でそれらの偶然の一致を数学的側面から解釈していきます。 感覚的に偶然の一致で「そうは起こらない」と思われた出来事が、実はポーカーの役のようにある程度の確率で起きることを示したり、その逆もありうるということで、確率についての感覚を補強します。 さらに「人はどういうものを偶然と思うか」を数学の言葉で解説します。第4部では、解釈が難しい確率関連の事象の分析を試みます。 また、確率論の歴史、人の感覚とはそぐわない期待値などにも触れます。
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る
    3.5
    1巻3,740円 (税込)
    間違わないデータ分析に必要とされる、統計の数学的知識を、数式を使わずに、グラフ図と日常的な例などで概説した読み物。例に挙げられている題材は、米国大統領選挙、肥満の定義、NBAのシュートランキング、失業率、くじの当選確率など。 解説は、統計の処理に使われる数学の知識を、「なぜそういう概念が必要なのか」、「どのように使い、どういう結果を得るのか」、「その知識を持っていないと、どういう間違いを引き起こすか」というレベルに落とし込んで、丁寧に説明します。 意思決定を狂わす、世の中にはびこるデータの間違った解釈を数学的に正します。
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フェルマー予想が解決された現在、整数論での次の標的であるリーマン予想に対して取り組んできた数学者の紹介を中心に、素数を知る魅力、取り組みの変遷などを、多くのエピソードを織り込みながら、非数学的な観点をベースに著述した数学ドラマ。 奇数章で数学の直感的な説明、偶数章でその歴史的及び人間的なバックグラウンドを解説しています。 リーマン予想は、素数の分布に関する予想で、リーマンのゼータ関数の零点の実数部は1/2であるというもの。 1900年にヒルベルトが提示した23の未解決問題及び2000年に米クレイ数学研究所が懸賞金付きで提示した7つの未解決問題の1つに挙げられています。
  • イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    サイエンス、エンジニアリング、医学の分野でイノベーションのアイデアを生み出しやすい環境とはどういうものか、進化論からのアナロジーを含め、七つの法則・因子(章ごと)を掲げてわかりやすく説明した科学読み物です。 七つの法則は隣接可能性、液体ネットワーク、ゆっくりとした直感、セレンディピティ、間違い、外適応、法則7:プラットフォーム。 全体の著者の主張は、コラボレーションを誘発する雑談、意見の交流の重要性を説き、アイデアに突然の閃きなどなく、「ゆっくりとした予感」による既存テクノロジー、既存プラットフォームをベースにした個別要素のネットワークであるとして、発想の転換を勧めます。
  • 科学の名著 第2期<1> インド医学概論 : チャラカ・サンヒター
    -
    1~10巻7,150円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インドの伝統医学体系はアーユルヴェーダと呼ばれ、今日なおその命脈を維持している。『チャラカ・サンヒター』は二千年にも亙って、アーユルヴェーダを伝えてきた実用的医学書。

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  • 言語の起源 人類の最も偉大な発明

    Posted by ブクログ

    ホモ・エレクトゥスから紐解く言語の起源。言語は文化が育む。人類言語学を堪能しました。ピダハンに続き、とても良い本にめぐり逢いました。

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    2024年10月28日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

    Posted by ブクログ

    700ページの本は、久しぶりだ。しかし、一気に読めた。
    ナンニチカカカッテイルケド

    「数学的思考」、「統計的思考」という授業を作ろうとしていて、どんな授業にするのがいいか、学生達にとって面白く、為になる、そういう授業を考案するのに役立つのじゃないかと思って読んだ本だ。

    たとえば、戦闘機に付いた砲弾の跡を統計処理し、もっとも弾痕が多かった先端部を保護するという判断。間違いじゃないが、もっとも有効ではない。もっとも有効だと判断されたのは、もっとも弾痕が少なかった部位だ。
    ...冒頭を飾るこの逸話は、データ収集範囲を意識することの重要性を物語っている。

    グラフの一部を切り取る危険については、砲

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    2018年06月16日
  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?

    Posted by ブクログ

    宇宙本というとついつい買ってしまうのだが、これもまたその例に漏れな
    い。ただ買った時には「いつもの宇宙進化の歴史本か」と勝手に思い込んでいたことから随分と積読期間が長引いてしまっていた。

    が、それは大間違い!読んで実に楽しい、久しぶりにエンンタテインメン
    トに溢れる宇宙本だ。とにかく堅苦しい宇宙の構造やら理論はさておき、
    今までに発見されている数々の星のなかから「一番」を探し出すというのが本書の趣旨であり、言うならば宇宙のギネスブックのようなものだ。

    曰く、一番大きい星は、一番重い星は、一番高い電圧を持つのは、自転速度の早いものは、宇宙に響く音とは、などなどだ。それも決して単純に一番のもの

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    2012年12月14日
  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?

    Posted by ブクログ

    ギネス記録ならぬ、宇宙一の記録について、10章にわけて紹介している天文系の一冊。帯に、「天文学的とはこういうことだ」とあるように、出てくる数字はどれも桁外れ。宇宙がいかに大きく想像を絶する世界なのかがよくわかる。天文学の専門知識がなくても、数字を楽しむことも出来るだろう。

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    2012年12月08日
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦

    Posted by ブクログ

    高校2年生レベルの数学ですこしでもリーマン予想について理解したければこれがよいです。4次関数や複素平面、対数はあたりまえに出てきますけどね。

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    2012年09月10日

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