ポール・ブルームの作品一覧

「ポール・ブルーム」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    共感はネガティブな効果も持つということが丁寧に説明されている。私自身の意見と合致することもあり、思考がクリアになった。多くの人に読まれてほしい。個人的に著者の語り口が好み。
    (学問の場では、)「道徳的情動の擁護者でも、暗黙のうちに理性に優先権を付与している」ので、理性が情動に優先するのは自明とのこと...続きを読む
  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    相手の感情をミラーリングした情動的共感。
    一般に「共感」というものは絶対的に善であるとされているが、
    本書では冒頭にあげた「情動的共感」が、ある局面、具体的には道徳的判断などにおいては悪しき作用をもたらすというショッキングな主張が展開される。

    目の前で困っている子供と、遠くアフリカで生死さえ確かで...続きを読む
  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    非常に重要。特にSNSで暴れたい人々は読んでおくべきだと思う。



    訳者の高橋先生はいつも偉い。他にも、この本で論じられてるような最近の主要な論者の翻訳もいろんな先生によってけっこうなされていて、ほんとうによい時代になったねえ。
  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    最初の部分はたしかに反共感論ではあったが、日本語の訳であり、情感に流されないという反感情論であったという気がする。
  • 反共感論 社会はいか判断を誤るか
    刺激的な論考。久しぶりに夜更かしして読み続けた。それぐらい脳を活性化させる内容。
    共感は道徳性の中心的要素ではない。それどころか複雑な現実社会においては、共感がネガテイブに作用することが多い。ブルームの議論はなかなか周到で、いくつもの反論を想定しつつ、それに応えて自己の主張を裏付けていく。
    共感のネ...続きを読む

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