「野口雅弘」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2018/07/10更新

ユーザーレビュー

  • 官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵
    名前からして丸山真男の『超国家主義の論理と心理』をもじっているのは明らかであり、内容も大変な良書だと思う。

    近代官僚制に対する批判的言説は、その制度が確立されて以来一貫してして存在する普遍的なものであることを政治思想史的に確認するところ始まり、昨今、なされている官僚制批判=脱官僚に孕まれる問題を批...続きを読む
  • 官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵
    マックス・ウェーバーの官僚制論を軸に現代の官僚制批判の問題に迫る良書。結語において議論の内容がテーゼの形で要約されているので、示しておこう。

    【テーゼ1】官僚制に対する批判的な情念は普遍的である。(日本における1990年代以降の官僚批判がもっともわかりやすい例示だが、最近になってはじまったことでは...続きを読む
  • 官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵
    日本では最近の流行だが、官僚制批判は西洋における官僚制の登場当時からある点、行きすぎた官僚制は民主主義と対立するが、官僚制がなければ民主主義が維持出来ない点、官僚制は人のいかんによって業務の処理の仕方に偏差が出ないように規則で規定されている、つまり、『「脱官僚」とは人の決断やその決断をもたらした根拠...続きを読む
  • 官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵
    ウェーバーの思想の再検討を軸に、政治思想史というアプローチにより、官僚制批判の論理と真理を考察。官僚制批判という世の風潮から一歩引いて、官僚制のあり方を考えることができる好著。
    官僚制がデモクラシーと不即不離の関係にあるこということや「正当性の危機」は新自由主義に絡め取られやすいという指摘が印象に残...続きを読む
  • 官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵
    少し前に話題になった政治思想史家による官僚制論です。

    本書は、社会保障拡充の要請と相反する形で社会に蔓延する「官僚制批判」が生じた経緯やその本質について、思想史からアプローチすることで新自由主義批判へと接続した、一風変わった1冊です。
    各章では、政治思想、社会学、文学などの官僚制に関する幅広い知見...続きを読む