辻陽の作品一覧
「辻陽」の「地方議会ってホントにいるの?【特別版】」「日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「辻陽」の「地方議会ってホントにいるの?【特別版】」「日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書は、最も身近な政治の舞台である地方議会について、その制度的仕組みや仕事、なり手、選挙制度、お金などの現状を丁寧に描いた上で、議会改革について論じている。本書の特色の一つは、これまで人口規模の違いを考慮せず一括りにされてきた地方議会や地方議員について、大規模自治体のそれと小規模自治体のそれとを区別して論じているところである。
「第1章 強い首長、弱い議会」では、地方議会や地方議員をとりまく制度について説明を行っている。本章では、執政制度に注目し、日本の国レベルの議院内閣制とは異なり、地方レベルでは、住民が首長や議会の議員双方を個別に選出する「二元代表制」が採用されており、その制度の下、首長に
Posted by ブクログ
◯地方議会や地方議会議員のことを概要として学ぶには適切な一冊。地方自治法の説明と合わせて、非常にわかりやすい。
◯地方議員は普段一体何をしているのか、そんな疑問を解くにもひと役買う。結局は、自治体の規模・人口規模によって、その役割が異なっているということが大きな要因としてありそうだ。
◯田舎の市議会であれば、普通の主婦が議員を勤めることもあるが、大都市では政治活動を専門とする人が勤めているというのは、やはり人口規模による政治的な必要性から生まれてくる制度なのだと思う。
◯地方制度改革が実施されている昨今、まさに制度は過渡期にあり、より良い政治が行われる環境づくりが求められていると感じた。