日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村

日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村

946円 (税込)

4pt

4.5

最も身近な政治の舞台である地方議会。だが、平成の大合併により議員数は半減、政務活動費などをめぐる不祥事も続き、住民との距離は広がるばかりだ。都市部では、首長と対立すると「抵抗勢力」と批判され、反対に支持すれば単に「追認機関」とされる。一方、過疎地では議員のなり手さえ不足している。本書は地方議会の仕組みやカネ、選挙の実態、そして実は重い職責までを丁寧に描き、いま必要な改革を示す。

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日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年02月10日

    とても良かった。日本の地方議会が抱える問題とその解決策を学ぶことができる。まず成り手不足の問題。名誉職と専門職のあいだの中途半端さが問題である。また、男性、高齢者のか代表など色々なもんだい関心につながる。解決策としては、より柔軟で多様性を認めていくこと。なるほどと首肯できた。

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    Posted by ブクログ 2020年06月02日

    町村の議会で、議長選挙が繰り返されたという報道が記憶に残っていた。議員選挙では、県議会でさえ無投票当選の選挙区があった。民意を反映するはずの議会や議員が、住民の思いと乖離している。本書では、二元代表制と言いながら、強すぎる首長の権限に対抗する議会(議員)側からの議会改革と、有識者が提唱する政党主体の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月10日

    本書は、最も身近な政治の舞台である地方議会について、その制度的仕組みや仕事、なり手、選挙制度、お金などの現状を丁寧に描いた上で、議会改革について論じている。本書の特色の一つは、これまで人口規模の違いを考慮せず一括りにされてきた地方議会や地方議員について、大規模自治体のそれと小規模自治体のそれとを区別...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月29日

    ◯地方議会や地方議会議員のことを概要として学ぶには適切な一冊。地方自治法の説明と合わせて、非常にわかりやすい。
    ◯地方議員は普段一体何をしているのか、そんな疑問を解くにもひと役買う。結局は、自治体の規模・人口規模によって、その役割が異なっているということが大きな要因としてありそうだ。
    ◯田舎の市議会...続きを読む

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