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Posted by ブクログ
雑誌で紹介されていたので、読んでみた。
テレビにもよく出ている、池上彰と増田ユリヤの対談形式で世界恐慌など過去のいろいろな危機をひもとき、コロナ危機の現状について解説している。
出版から1年経っているので、既に状況が変わっているが、びっくりするぐらい変わっていない状況もある。
オリンピックが、緊急事態宣言の中行われるとは誰も想定していなかっただろうし、いまだに旅行にも行けない。
アメリカなどがあれほど死者を出しながらもワクチン接種のスピードが速く、既にほぼコロナ前に戻っているというのを見るとやはり日本もワクチン接種をもっと早く進められればこんな状況にはならなかっただろう。やはり危機的事態に直面したときには、政治家の力が問われるということなのだろう。
個人的にはできることを淡々とやりながら、この時期を乗り切るしかない。
Posted by ブクログ
現在発生している新型コロナによる経済危機の原因や各国の対策状況を簡単に解説し、かつ、過去の恐慌に時の政府はどういった対策を取ってきたかを確認するための対談本である。
特に、世界恐慌時のフーバー大統領とルーズベルト大統領の政策比較はわかりやすく、たしかに腹落ちさせられるものであった。
また、過去の恐慌時の分析のみならず、他国であるドイツとの比較論も面白い。出口治明さんの仰る「縦の比較」「横の比較」に通じるものがある。
記述量も多すぎず少なすぎずまとめられており、ネットではなかなかこういった良質なコンテンツは見られない。書籍の大切さということも感じさせる内容となっている。
Posted by ブクログ
過去の経済危機の対策が(うまくいったにしろ、うまくいかなかったにしろ)今の状況を考える上で参考になるということがよく分かる。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ってやつでしょうか。池上さんは現在の政府の対応に関して問題点を提起するというスタンスに見えるけれど、益田さんは明確に批判するというスタンスなのが目につく。元がテレビの企画のようだから立場をはっきりさせる必要があるのかもしれない。「はじめに」後の本文から池上さんの口調が砕けた感じになっているのがずっと気になりっぱなしだった。書籍にするなら文体を丁寧語に変換してもよかったのでは? 巻末のメルケル首相の演説内容はしびれる。
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