作品一覧

  • 中世史講義 ──院政期から戦国時代まで
    3.8
    1~2巻880円 (税込)
    いま、中世史に新たな光が当てられている。東アジアのなかで日本列島を捉えなおす視点の導入や、文献史料以外の多様な史料も視野に入れた研究の進展などがその一例である。戦国期以外の中世への一般の関心も高まっている。そこで、最新の調査・研究の成果や動向を一般読者にわかりやすく伝えるべく、先端研究者の知見を結集。時代の推移に沿った構成をとりつつも、平板な歴史叙述ではなく、政治・経済・外交・社会・文化など15の重要ポイントを押さえる形で中世史を俯瞰する。
  • 皇位継承 -歴史をふりかえり変化を見定める
    -
    1巻1,320円 (税込)
    天皇は古代から連綿と続いてきたが、皇位継承のあり方は、一定不変のものではなかった。歴代の皇位継承を歴史学の視点から客観的かつ網羅的に解説。この一冊で古代から現代までが一望できる。政治や社会の影響を受け、さまざまな形で伝えられてきた皇位継承の歴史をふりかえり、天皇や天皇制を考える。
  • 学習まんが 日本の歴史 1 日本のあけぼの
    完結
    4.3
    全20巻825円 (税込)
    ※デジタル版には紙書籍の巻頭・巻末特集やコラムなどが収録されておりません。ご了承ください。【カバーイラストは岸本斉史先生描きおろし!】日本列島にうつりすんだ人びとが石器だけで生きぬいた旧石器時代から、土器を使いはじめた縄文時代、稲作が広く伝わった弥生時代、大王を中心にクニ作りにはげんだ古墳時代までをあつかっています。どの時代も遺跡から出土するさまざまな遺物を手がかりに、当時のようすが研究されています。日本という国のはじまりには、どんなものがたりがあったのか、なぞの多い時代にせまってみましょう。

ユーザーレビュー

  • 中世史講義 ──院政期から戦国時代まで

    Posted by ブクログ

    事前情報に乏しく、中世史の通史を掴めるものだと思って読み始めたが実際は中世史の各トピックに関する概要と深堀の中間のようなもの。
    各トピックの文章量は取っ付きやすいものだが、内容は初学者からするとなかなか濃いように思う。いくつか難しい記載もあったが、どれも教科書では知り得ないものばかりで非常に興味深く読むことができた。やはり中世史は複雑ながらも川のように流れる人間味のある面白い時代。
    第15講で五味さんによる通史解説があるため、中世史の概観を知りたい人は先に読むのがおすすめだが、先に別で通史を把握しておく方が良い気がする。

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    2025年11月01日
  • 学習まんが 日本の歴史 7 武士の成長と室町文化

    Posted by ブクログ

    足利家による室町幕府成立から衰退までを主に取り扱っている。足利尊氏からすると源氏の血を引いているので、北条家・鎌倉幕府の味方をすることに納得がいかず、後醍醐天皇側について戦っていたのは面白かった。
    足利尊氏も戦を好まなかったが、後醍醐天皇との対立、実弟との戦で南北朝の対立を深めていった。
    地方で権力をつける守護大名を征服するために、足利義満は積極的に地方で戦争をするが、守護大名からの反発を招く結果となる。そして、足利義教は守護大名の赤松家に殺害されてしまう。
    権力を強化なものにするために、反対勢力を積極的に滅ぼそうとすると、かえって反対勢力が団結し、独裁政権を維持できなくなる、というのが室町幕

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    2023年07月09日
  • 中世史講義 ──院政期から戦国時代まで

    Posted by ブクログ

    中世史の概観を掴むのに良い新書。
    院政、日宋貿易、武家政権など各分野の専門家が一章ずつを担当し、要点を説明している。また、章末に推薦図書の記載もあり、次に読むと良い本についてもわかりやすい。
    ただ、内容が学問的で、推薦書も論文集などが多いことから、少し上級者向けな印象を受ける。
    新書から読み始める初学者向けに、より大衆向けの本をお薦めしてくれると良いなと思いつつ、全体感や読書を進めたい領域を知るにあたって良い本だと思う。

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    2023年07月02日
  • 学習まんが 日本の歴史 6 鎌倉幕府の成立

    Posted by ブクログ

    源頼朝から始まる鎌倉幕府が元寇をきっかけに衰退していく話。
    北条政子の人生は壮絶すぎると思った。
    当時は兄弟間、家族間で戦争をするのが当たり前だったかも知れないが、自分の立場なら耐えられない。

    以下、北条政子の目線でメモする

    ■夫の源頼朝は源義経(頼朝の弟)を自害へ追い込み、ゆかりのあった友人(奥州藤原氏)も滅ぼししまう
    夫である源頼朝は、弟の源義経が検非違使に任ぜられたことに納得いかず義経を自害へ追い込み、ゆかりのあった奥州藤原氏にも義経を匿った罪で滅ぼす。
    ■息子の源頼家が父親と兄によって殺される
    ・頼家は幼いときから病気がち
    ・頼家の子供(政子の孫)が将軍になると、政子の父や兄が外戚

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    2023年06月06日
  • 学習まんが 日本の歴史 5 院政と武士の登場

    Posted by ブクログ

    藤原氏の摂関政治に衰えがあり、院政政治へと移行する。平将門の乱を平定し、日宋貿易で財を成した平家はついに平清盛の時代に、自身の孫を天皇にすることに成功する。
    武家から貴族まで成り上がったことでかえって、地方からの反発もあり、ついには朝敵として扱われ、源氏に滅ぼされてしまうと

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    2023年06月06日

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