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★真相究明どころか
追及からの〝隠れ蓑〟⁉
不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する‶禊のツール〟になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる‶隠れ蓑〟になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった――と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。第三者委員会を徹底分析する。
厚労省の毎月勤労統計
東京医大の入試差別
日大アメフト部の反則
朝日新聞の捏造
東芝の不適切会計
Posted by ブクログ 2020年12月07日
八田先生の本、一般向けも含めて初めて目を通すかも。
もう10年も前の内部統制実施基準ですが、ガバナンスコードなんかもできたし、財務報告に限らないものへ、バージョンアップしたりしないんだろうか。本家のCOSOがフレームワーク自体の改善に継続的に取り組んでいるわりに、日本って、研ぎ澄ましたり、練り直し...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月05日
"(前略)第三者委員会といえば「何らかの形で法的な裏付けが与えられたもの」「当然のごとく調査能力を備えた組織」と思い込んでいる人が少なくない(略)。企業などの不祥事が発覚し、世間の非難にさらされたとき、救世主のようにやってきて「第三者」の名の下に調査報告書を公表していても、実は原因すらを究...続きを読む
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