作品一覧

  • 紅子
    -
    1巻1,265円 (税込)
    1944年の満州。馬賊の城塞に関東軍の偵察機が単独で突っ込んできた。パイロットは絶世の美女、吉永紅子。子供たちを救出しにやって来たという彼女に、冷徹な首領・黄尚炎たちは呆れる。馬賊の首領と関東軍将校を翻弄する、無茶で破天荒な紅子――。そして暗躍する金塊を狙う輩たち。紅子を軸に、欲望渦巻くサスペンスフルな冒険譚が今、開幕する!
  • リズム・マム・キル
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    「お前さ、本当はママ、嫌いなんだろう。殺してやろうか」。中学受験生、殺し屋、弁護士、フリーター。出会うはずのなかった〈虐げられた子供たち〉が出会い、烈しく歪な〈母を殺す〉戦いがはじまる。「十二歳の少女・壊れた殺し屋・血の鎖。ごりごりハードな物語なのに、思わず号泣!」と書評家・吉田伸子氏も評した、書評家・書店員を熱くしたノンストップ・エンターテイメント!
  • ボイルドフラワー~沸点桜~
    -
    1巻935円 (税込)
    ユコが店の金を持って逃げた。歌舞伎町の風俗店でセキュリティをするコウは、昔の男・シンプの頼みを受け、美しく淫乱で狡猾な少女・ユコを連れ戻しに向かう。しかしそこに見知らぬ殺し屋が現れ、コウはやむを得ずユコと逃げることに。二人は素性を隠して海辺の団地に潜伏するが――。性と暴力に抗う女たちの生き様を描く、第21回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。(『沸点桜(ボイルドフラワー)』改題)

ユーザーレビュー

  • リズム・マム・キル

    Posted by ブクログ

    序盤を考えるとこんな展開になるとは良い意味で予想できなかった。呪詛に塗れた暗いストーリーに終始するのかと思いきやそんなことはなく、主要人物からは純粋な憎悪をそれほど感じないし、ダメなやつだけど憎めないヤツもいたりで疲労感は感じなかった。
    ルカは『成長』を、ヤタと晴斗からは『解放』という2文字を想起させられた。
    思いがけず出会った良作。

    0
    2023年05月27日
  • リズム・マム・キル

    Posted by ブクログ

    政界の大物の息子や

    半グレグループ

    殺し屋などが

    次々でてくる 

    バイオレンス展開に

    目が離せないです



    子供を事故でなくした

    アル中充希のセリフが泣けます

    ここだけ 写メして保存してます



    ピカレスクロマンですが

    しかし 基本的には

    みんな 純な所があって

    憎めないんだよなぁ

    ヤタといい 望月 晴斗

    ミケ男(あだ名しかでてこん)

    ジンと 大奥様だけ 胸糞ですけど



    全員イケメンでやれるし

    映像化されても

    いいと思います

    0
    2022年06月06日
  • リズム・マム・キル

    Posted by ブクログ

    12歳の少女を巻き込んだ、なんとも強烈な出来事。
    半グレや殺人鬼という世界の中にぐちゃぐちゃになりながらも目を開けて現実を冷静に見ている彼女は、凄いというより他のことばが、見つからない。
    テンポよく流れていく、というかスピード感がありすぎて、且つ烈しすぎて感情が追いついていかなかった。

    0
    2022年07月08日

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