歴史・時代の検索結果

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  • 若親分、翔る 目明し常吉の神楽坂捕物帖

    若親分、翔る 目明し常吉の神楽坂捕物帖

    小説・文芸
    3.5
    1巻929円 (税込)
    「捕物帖」シリーズ最新刊! 公儀すら手出しできない事件の全容とは――。 祟りの裏に隠された陰謀に挑む!
  • てきてき 浪華のおなご医師と緒方洪庵

    てきてき 浪華のおなご医師と緒方洪庵

    小説・文芸
    3.0
    1巻929円 (税込)
    人気シリーズ「お江戸やすらぎ飯」の著者による最新刊! 大坂が舞台の医療時代小説!! 「私、みなを救うお医者になりたい。」 江戸から単身、大坂へーー 男たちの中で、ただひとり適塾の門を叩いた少女の物語。 大坂にある医師の家に許嫁としてやってきた亜弥。 医師の嫁ではなく、自身も医師を目指す彼女は、 名医・緒方洪庵が開いた適塾の門を叩く。 女性として初の入塾者となった亜弥は、 持ち前の食事療法の知識から洪庵にも一目置かれるようになるが、 ある時、体調不良を訴える男性に自分の判断で 誤った薬を処方してしまう・・・・・・。
  • 蔦屋重三郎 浮世を穿つ「眼」をもつ男

    蔦屋重三郎 浮世を穿つ「眼」をもつ男

    小説・文芸
    3.0
    1巻929円 (税込)
    2025年大河ドラマの主人公として話題沸騰の 「蔦重」こと「蔦屋重三郎」を描いた珠玉の小説!! あの男の絵は「眼」が違う・・・! 全ては吉原遊郭から始まった。蔦重と東洲斎写楽―― 稀代の版元と不世出の絵師の運命の邂逅! 寛政6年、江戸日本橋にて蔦屋重三郎が経営する耕書堂に、 絵師の代理を名乗る男・斎藤十郎兵衛から28枚の絵が持ち込まれた。 その1枚を手に取った蔦重はひと目で見抜く。 「間違いない、あの男だ」画号はなかったが、 蔦重は迷いなく印字した。東洲斎写楽とーー。 いつしか蔦重は、30年近く前のことを思い返していた。 あれは、蔦重が吉原遊郭の便利屋だった頃・・・。
  • 若親分、起つ 目明かし常吉の神楽坂捕物帖

    若親分、起つ 目明かし常吉の神楽坂捕物帖

    小説・文芸
    3.5
    1巻929円 (税込)
    気鋭の作家による珠玉の時代小説!!! 親爺・・・ あんたは何を見ちまったんだいーー 神楽坂で名を馳せた目明かしの鐡が謎の死を遂げる。 腹には横一文字に斬られた傷。 のんべんだらりとした毎日を送っていた鐡の息子の常吉が 「神楽坂の若親分」となって、父の死の真相を追っていく。
  • むけいびと

    むけいびと

    小説・文芸
    4.0
    1巻929円 (税込)
    岩手県一関市が生んだ偉人を描く歴史長編小説! 刑法思想の根本原理を論じた『無刑録』の 著者・芦東山の“ブレない”人生!! 江戸時代中期、刑が無くても犯罪が発生しないような理想の世を求め、 仙台藩儒学者・芦東山が23年にも及ぶ幽閉生活の中で著した『無刑録』。 刑罰は犯罪に対する報復だとする応報刑論が主流だった当時、 人間尊重の立場から犯罪者を更生させるための手段との 教育刑論を唱えたこの書は、近代刑法論書の先駆けとなるものだった。 逆境を乗り越え、己の考えを貫き通した生涯とは―ー。
  • 夏の坂道

    夏の坂道

    小説・文芸
    4.3
    1巻929円 (税込)
    帝国憲法が発布された年に生まれた南原繁は、やがて一高で新渡戸稲造、内村鑑三らの師や生涯の親友と出会い、学問とキリスト教の道へ。 次第に軍国化してゆく日本は、政治学徒となった南原の人生や学問の砦・東京帝国大学にも暗い影を落とし始める。 言論や研究の自由が脅かされ、教え子が次々と戦地へと送られる苦悩のなか、南原は絶望のなかで「最高善」を目指して格闘し続けるのだった。 東大教授・宇野重規氏が解説!
  • 叛骨〈上〉 陸奥宗光の生涯

    叛骨

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻929円 (税込)
    外交のカリスマ、いざ政争へ 盟友・龍馬の死と不遇の青年時代を乗り越え、近代日本を創った男の怒涛の前半生を描く! 陸奥宗光の生涯を通じての行動は、前途を塞ぐ不正な権力を打破することであった。 宗光は、父・宗広から受け継いだ非凡な知能と先見性を武器に、政争に敗れた父の仇を討つべく、勉学に励みながらも尊王攘夷運動に没頭し、やがて海軍熟で学ぶと、その後は海援隊で活躍する。 しかし、坂本龍馬の暗殺によって唯一の後ろ盾を失ってしまい、窮地に陥るが……。
  • 龍馬は生きていた

    龍馬は生きていた

    小説・文芸
    4.0
    1巻927円 (税込)
    著者が、およそ10年をかけて積み上げてきた、全国各地に残された史片や伝説、伝承を繋いで、紡ぎ出す“もう一つの維新物語”――。 1867年11月15日、京都・近江屋で暗殺されたのは、じつは坂本龍馬と中岡慎太郎の影武者だった。暗殺をかわした2人は討幕派の王政復古を阻止し、「翔天隊」を率いて、第3次長州征伐の休戦に奔走する。「生きていた」龍馬のその後とは。 坂本龍馬没後150周年におくる、歴史が10倍面白くなる本格的歴史シュミレーション小説。
  • 天神小五郎 人情剣
    続巻入荷

    天神小五郎 人情剣

    小説・文芸
    -
    1~2巻924~946円 (税込)
    侍を捨てた。 だが、斬らねばならぬ理由がある。 町で人気の煮売屋の主人・小五郎が、人のため剣を振るう! シリーズ累計280万部突破! 「風の市兵衛」の著者が描く、江戸の人情と圧巻の剣戟 八丁堀の女房たちに人気の煮売り屋「天神屋」。その主人・小五郎は、西国の大名に仕えた元武士で剣術の腕も立つと噂されている。 ある日、店の前で騒ぎが。博奕打ちの竹二が妻のおさんを折檻しているのだ。店に出入りする風来坊の徳市とともにおさんを助けた小五郎は、やがて思いもかけぬ騒動に巻き込まれていく。 弱きを救う小五郎の剣に心震える痛快時代小説。
  • 本所うらだな人情薬舗

    本所うらだな人情薬舗

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    母子を残して逃げた男が二四文に託した、悔恨の情。 娘を想う浪人に向けられた悪意と、温かな助け合いの輪…… その裏長屋には、優しい人たちが暮らす。 落語のように笑えてホロリと泣ける人情時代小説! 大店薬種問屋の番頭孝助は、主人の反対を押し切って独立し、本所の裏店に暖簾を掲げた。 「貧しい人を助ける薬舗を開業したい」と願った孝助のもとには、暮らしは貧しくとも明るく情に厚い下町の住人が寄り集まる。 母子を残して逃げた男が再び現われたと知れば母子の味方となり、娘想いの浪人が盗みに遭ったと知れば喜捨を募る。 互助の心が胸を打つ人情時代小説!
  • 戦をせんとや生まれけむ 源平英傑抄

    戦をせんとや生まれけむ 源平英傑抄

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    なぜ義経は死に、頼朝は生きたのか? 見届けるは鎌倉一の武者梶原景時 ドラマ「グラスハート」で話題の若木未生が描く源平合戦! 義経の首級は美酒に浸され、櫃に封じこめられているのだった。(ぶざまではないか。みじめではないか)景時の胸にこみあげるものは、不思議な怒りであった(本文より)。鎌倉幕府一の実力者となるも、ほどなく謀叛者として追われ、義経を讒言した悪役とされた梶原景時に光を当て、頼朝と義経の新たな姿を描く歴史小説。決起前夜の頼朝を僧文覚が訪う「なにもせぬ」収録。
  • 暁天に瞬く 新選組星辰録一

    新選組星辰録

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻924円 (税込)
    相州江の島の龍神と天女を護るために代々伝わる剣術〈護辰天流〉。道場主の息子・葉山新太は、剣を学びながら甘酒売りで生計を立てていた。その日もいつものように江戸の名門道場の門下だという迷惑な参詣客をこらしめようとすると、間に入った男がいた。深く低い声の、大きな男。北辰一刀流・山岡鉄太郎。彼との出会いが、新太を幕末の動乱へと駆り立てていく――! 山南敬助、藤堂平助、沖田宗次郎、土方歳三、近藤勇ら天然理心流試衛館の人々、そして清河八郎。彼らの志を知り、新太が選ぶ道とは。青年の成長と維新の星々の煌きを描く、新大河時代小説、誕生!
  • 憂き世店 松前藩士物語 新装版

    憂き世店 松前藩士物語 新装版

    小説・文芸
    3.0
    1巻924円 (税込)
    浪人となった相田総八郎と妻なみは江戸・神田三河町の裏店に移り住む。内職に勤しむ総八郎と、二人を見守る長屋の住人、帰封を願う藩士たち。貧しくとも温かな生活のなかで、なみは子供を身ごもるが……。<女優の杏さん帯コメントあり>
  • 兄弟天下 豊臣秀長の覚悟

    兄弟天下 豊臣秀長の覚悟

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    敵が誰でも、俺はあんたを支えるだけだ。 兄・秀吉を支えた“天下の補佐役”豊臣秀長。 彼が見た戦乱と泰平を、気鋭の歴史小説家が描く。 越前・朝倉軍からの撤退を続ける織田軍の殿に二人の兄弟がいた。大軍が迫る中、言葉巧みに兵の士気を上げる兄・秀吉を、弟・秀長は冷静に見つめ、覚悟を新にする。 この兄を信じ、村を出た。敵が誰でも俺は兄について行くだけだ。信長が倒れ、柴田勝家、徳川家康を下すと、兄弟の前には天下への道が拓かれてゆく。 “天下の執政”豊臣秀長の生涯を描く歴史小説!
  • 梅一輪 風烈廻り与力・青柳剣一郎[69] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    梅一輪 風烈廻り与力・青柳剣一郎[69] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    捕まるわけにはいかぬ―― 一味の頭の執念の因とは?  偽の噂、嘘の手掛り、身代わりの盗賊まで仕立てる“天狗小僧”一味。 剣一郎の鋭利な読みと真摯な言葉が、賊の頭を追い詰める!  武士率いる押込み一味“天狗小僧”が箱根の関を越えた! 東海道を荒らす賊の報せを受けた風烈廻り与力青柳剣一郎だが、虚報を掴まされ、入念な仕込みで悪名高い一味の手玉に取られてしまう。 そんな折、剣一郎は浪人塩崎弥十郎と出会う。破落戸の足蹴を黙って受ける温順な男だった。塩崎の下宿する道具屋が相場の倍で買い取られていたと知り、剣一郎はある疑惑を抱く。
  • 行列のできる時代小説 男の料理

    行列のできる時代小説 男の料理

    成り行きで新選組に入隊した菅沼鉢四郎が、料理に詳しいというだけで過激派拠点のぜんざい屋に潜入捜査する「ぜんざい屋事件」。 北政所と秀吉の側室の淀君が醍醐の花見の席で料理勝負をすることになり、料理人に選ばれた男が命がけで懐石料理をつくる「包丁奥義」。 大坂の篆刻師が版元から請われ豆腐料理の本を書く、実在の料理本の誕生秘話「夏の日の結び豆腐」。 文禄の役で朝鮮に渡り、キムチを作ることにのめり込んでしまった男の悲喜劇「辛うござる」。 行くあてもなく死のうとしていた娘に味見として葉桜茶漬けを食べさせる小料理屋の心温まる話「わかれ雪」。 時代小説の名手(男性作家)による、男性主人公の食の短編傑作集。五味五色の”男の料理”に舌鼓をうってください。
  • 名こそ惜しめよ 歴史小説アンソロジー

    名こそ惜しめよ 歴史小説アンソロジー

    源氏の栄枯盛衰と、北条政子の恋が交錯する(朝井まかて「恋ぞ荒ぶる」)。憂いを帯びた姫に、帝の仕掛けた戯れとは(諸田玲子「人も愛し」)。さる女性から壁絵の依頼を受け、画師の人生が動き出す(澤田瞳子「さくり姫」)。闘うことを運命づけられた坂東武者和田一門の最期を描く(武川佑「誰が悪」)。頼朝亡き後、政子は苛烈なる政戦に挑んだ(葉室麟「女人入眼」)。鎌倉を舞台に、野望、陰謀、そして恋を描いた歴史小説アンソロジー。
  • 完本 二十六夜待

    完本 二十六夜待

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    罪を追う者、背負う者。 後ろ暗い過去を抱えて市井に隠れ住む人々と 使命に生きる岡っ引きの、 ほろ苦く温かい七つの物語。 七月二十六日の夜、岡っ引きの市兵衛は、人気のない神社で話し込む二人の男を見つめていた。鉋職人の勘助と紙屑買いの十蔵だ。 久方ぶりの再会を果たす二人だが、市兵衛には、その縁を断ち切らねばならない理由がある。十六年前、ある太物商で起きた火事に二人は関わっていた。 事件は、勘助が抱える亡き妻や一人娘に言えなかった秘密に繋がっており……。(「二十六夜待」) じんわり沁みてほろっと泣ける人情捕物帳! ※本書は『二十六夜待』に著者が加筆・修正を施した「完本」です
  • 完本 白頭巾 月華の剣

    隼新三郎シリーズ

    小説・文芸
    -
    1~2巻924~1,034円 (税込)
    権力に阿る輩を許さない――白装束の剣士参上! 賄賂を狙う義賊 「白頭巾」。その正体は、浪人・隼新三郎。 すべては、亡き父の無念を晴らすため―― 迫力満点の剣戟と江戸の人情を描く傑作時代小説 江戸の浪人・隼新三郎にはもう一つの顔がある。 大名の賄賂を狙う義賊「白頭巾」だ。栄達を望み民を蔑ろにする藩主に死をもって諫言した父の無念を晴らすためだった。 ある夜、新三郎は辻斬りの現場に遭遇する。逃げた下手人の手がかりを握るのは、同じく現場に居合わせた大名家家臣・磯村伝八郎。新三郎は、殺された番頭の息子に自分の姿を重ね真相を追うが……。 ※本書は『白頭巾――月華の剣』に著者が加筆・修正を施した「完本」です
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金

    貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金

    小説・文芸
    4.3
    1巻924円 (税込)
    物だけでなく知恵も貸す江戸のレンタルショップには、 口は悪いが情に厚い娘店主を頼って 今日も訳ありのお客がやってくる── 読み心地満点の書き下ろし時代小説 第6弾! 「試してみな。駄目だったら相談に乗るぜ」 江戸庶民の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、 口は悪いが気性は真っ直ぐで、厄介事を丸く収めると評判の江戸娘。 そんな湊屋の暖簾を、今日も事情を抱えたお客がくぐる──。 軽業を披露する旅回りの童が全財産を損料にして借りた物とは? 深夜の店に忍び込み、何も盗らずに出て行く賊の正体は? 絵草紙に描かれた隠金の言い伝えの虚実は? 庸の家に現れた赤子の化け物が家人を脅す目的は? お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第6弾! <目次> 十六文の貸し物 風鈴を三十 絵草紙と隠金 名残雪の別れ
  • 父よ子よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎[67] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    父よ子よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎[67] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    剣一郎、父子の業を断ち、縁をつなぐ! その行脚僧は、満月の夜に起きる不審火を予言した。 五年余りも江戸をさまよう僧の真の狙いは―― 「月に魂を奪われた者が凶事をなす」五年前、胡乱な行脚僧の言葉に、風烈廻り与力・青柳剣一郎は戦慄した。 直後、百数十町を焼く大火が起きたのだ。そして今また、満月の夜に不審な火事が! 火盗改の強引な探索が進む中、剣一郎は行脚僧を捜すことに。そんな折、深川で小間物を商う男が刺殺される。 定廻り同心・植村の探索は、やがて剣一郎が追う事件と重なり……。
  • 摘み草の里 千光寺精進ごよみ

    摘み草の里

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    江戸のはずれ、目黒の尼寺千光寺には、悩みを抱えた女たちが集まってくる。女同士話して聞いて、庵主の慈恵尼と野山を歩き、野山の恵みをいただくために。たやすく解決しない人生の難問に寄り添う、癒やし系書き下ろし時代小説、新シリーズ!
  • 日本海海戦の証言 聯合艦隊将兵が見た日露艦隊決戦

    日本海海戦の証言 聯合艦隊将兵が見た日露艦隊決戦

    『坂の上の雲』の秋山真之の貴重な講演録を新たに収録!「運命の一戦」に身を投じた男たちの肉声!! 体験した者だけが語りうる大海戦の真実--幹部士官から四等水兵まで、『坂の上の雲』にも描かれなかった歴史的大海戦の実相と明治人の気概を伝える珠玉の証言集。
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 夏至の日の客

    貸し物屋お庸謎解き帖 夏至の日の客

    小説・文芸
    3.6
    1巻924円 (税込)
    江戸のレンタルショップを舞台に 口は悪いが情に厚い美形の娘店主が謎捌き! 読み心地満点の書き下ろし時代小説 第5弾! 「放っておけねえ。これはいつものおせっかいとは違うんだ」 「無い物はない」の看板を掲げる江戸の貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、 物だけでなく力も知恵も貸してくれる── そんな噂を聞きつけて、今日も訳ありのお客が暖簾をくぐる。 夏至の日にギヤマンの杯を借りに来た男の真の目的は? 吉原の女郎が「赤ん坊を貸してくれ」と揚屋町出店を訪ねた理由は? 住み慣れた家に「幽霊が出る」ようになったことにまつわる秘密とは? お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、 大人気書き下ろし時代小説、待望の第5弾! <目次> 花の宴 炬燵の中 夏至の日の客 揚屋町の貸し物 宿替え始末
  • 戦史における小失敗の研究 二つの世界大戦から現代戦まで

    戦史における小失敗の研究 二つの世界大戦から現代戦まで

    戦場の失敗から学ぶ強力な決断力! 太平洋戦争、ベトナム戦争、中東戦争などを俎上に、全力を注ぎつつも敗北者となった各国の戦いを研究、成功への手がかりを読み解く。
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 髪結いの亭主

    貸し物屋お庸謎解き帖 髪結いの亭主

    小説・文芸
    3.5
    1巻924円 (税込)
    江戸の貸し物屋を舞台に娘店主が痛快謎捌き! 大人気! 読み心地満点の書き下ろし時代小説! 物のみならず知恵も貸すと評判の江戸のレンタルショップの娘店主のもとには、 今日も秘密と事情を抱えたお客たちが訪れて──。 「面白れぇ謎に行き当ったら、首を突っ込んでみたくなるんだよ」 ──江戸っ子の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の主は、真っ直ぐな気性と人情と口の悪さで知られる江戸娘。 「無い物はない」うえに知恵も力も貸してくれると評判の店の暖簾を、今日も訳ありのお客がくぐる──。 借りた釣り竿を持たずに毎日釣りに出かける男の目的は? 大火鉢と夜具十組が運込まれた仕舞屋に集う者たちの正体は? お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第四弾! <目次> 髪結いの亭主 割れた鼈甲櫛 六尺の釣り竿 火の用心さっしゃりやしょう 凶刃と大火鉢
  • 豊臣家の人々 新装版

    豊臣家の人々 新装版

    小説・文芸
    4.1
    1巻924円 (税込)
    貧農の家に生まれ、関白にまで昇りつめた豊臣秀吉の奇蹟は、彼の縁者たちを異常な運命に巻き込んだ。平凡な彼らに与えられた非凡な栄達は、凋落の予兆となる悲劇をもたらす。豊臣衰亡を浮き彫りにする連作長編。
  • 銀の島

    銀の島

    小説・文芸
    3.8
    1巻924円 (税込)
    ポルトガル国王の密命「石見銀山占領計画」を帯びて来日した司令官バラッタは、宣教師ザビエルに帯同し日本に潜入するが……。迫りくるポルトガル大艦隊、迎え撃つは倭寇の大海賊・王直船団! 戦国史を根底から覆す驚天動地の時代活劇巨編!
  • 主君押込 城なき殿の闘い

    主君押込 城なき殿の闘い

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    信濃国飯山藩の郡方の大竹五郎左衛門は、新年の御城への出仕を家老から禁じられていた。藩主本多重元は、それに対し主君に忠誠あるものを新年に招集するのだった。だが、家老派の用意は周到で──。
  • 知覧からの手紙 新版

    知覧からの手紙 新版

    あなたの幸を希う以外に何物もない――。鹿児島県知覧の特攻隊基地から飛び立った穴沢利夫少尉。二十三歳で散った法学徒が婚約者・智恵子へ宛てた便りには愛する者への一途な思いと純粋な真情が綴られていた。戦後六十年以上を経て、婚約者が語り尽くした、あの時代の現実とある愛のかたちとは。全面改稿を施したロングセラーの新版。 【目次】 まえがき 第一章 出会い 図書館から戦場へ 第二章 覚 悟 マフラーになりたい 第三章 婚 約 たった一晩の子守唄 第四章 特 攻 あなたをたどる旅 生きる時代は選べない――新潮文庫版あとがき 新版あとがき
  • 超重爆撃「富嶽」大編隊【上】

    超重爆撃「富嶽」大編隊

    小説・文芸
    -
    1~2巻924~957円 (税込)
    昭和16年2月、中島飛行機は一三試陸攻の初飛行に成功した。その2日後、大社長の中島知久平は、日米関係の緊張が高まる中、米本土を爆撃し得る超重攻撃機の開発を命じ、「Z機計画」がスタートする。 同年12月8日、真珠湾を攻撃した日本は、ついに太平洋戦争へと突入。アメリカが底力を発揮してくれば日本は太刀打ちできないと考えた中島飛行機は、「富嶽」完成に全力をそそぐ。 そして翌年10月、ついにBT発動機を搭載した富嶽1号機が待望の初飛行の日を迎えるのであった。 しかし、喜びもつかの間、日本軍は米国の原子爆弾開発計画の情報を入手。一刻も早く米大陸へ鉄槌を下すべく、富嶽編隊を柱にした新たな計画に挑むのだが…。 本書は2016年1月・5月に電波社より刊行された『興国の鉄槌(1)(2)』を改題し、再編集したものです。
  • 彩雲のかなたへ 海軍偵察隊戦記 新装版

    彩雲のかなたへ 海軍偵察隊戦記 新装版

    孤高の翼、海軍偵察機の死闘──洋上の敵地へと単機で飛行し、その最期を見届ける者なし。九四式水偵、零式水偵、二式艦偵、彗星、彩雲と高性能機を駆り、幾多の挺身偵察を成功させて生還したベテラン搭乗員の実戦記。
  • 荒城に白百合ありて

    荒城に白百合ありて

    小説・文芸
    3.9
    1巻924円 (税込)
    森名幸子から見て、母の鏡子は完璧な会津婦人だった。江戸で生まれ育った母は教養高く、武芸にも秀でており、幸子の誇りで憧れだった。 薩長軍が城下に迫り、白装束を差し出して幸子に自害を迫った時も、母の仮面が崩れる事はなかった。 しかし、自害の直前に老僕が差し出した一通の手紙が、母の、そして幸子の運命を大きく変えた。 手紙から視線を外し、再び幸子を見た母は、いつもの母とは違うものに変わってしまっていた。その視線を見て、幸子は悟った。 ――母は、この美しい人は、いまこの瞬間、はじめて私を「見た」のだ、と。 薩摩藩士の青年・岡元伊織は昌平坂学問所で学ぶ俊才であったが、攘夷に沸く学友のように新たな世への期待を抱ききれずにいた。 そんな中、伊織は安政の大地震の際に燃え盛る江戸の町でひとりさ迷い歩く、美しい少女と出会う。あやかしのような彼女は聞いた。 「このくには、終わるの?」と。伊織は悟った。「彼女は自分と同じこの世に馴染めぬいきものである」と。 それが、伊織の運命を揺るがす青垣鏡子という女との出会いであった。魂から惹かれあう二人だが、幕末という「世界の終わり」は着実に近づいていて――。 この世界で、ともに生きられない。だから、あなたとここで死にたい。 稀代のストーリーテラーが放つ、幕末悲劇、いま開幕。
  • 平城京

    平城京

    小説・文芸
    3.7
    1巻924円 (税込)
    遣唐大使の命に背き罰を受けていた阿倍船人は、突如兄から重大任務を命じられる。立ち退き交渉、政敵との闘い……。数多の困難を乗り越え、青年は任務を完遂できるのか。直木賞作家が描く、渾身の歴史長編!
  • なぜ日本陸海軍は共に戦えなかったのか 確執の根源に迫る

    なぜ日本陸海軍は共に戦えなかったのか 確執の根源に迫る

    陸軍と海軍とのいがみあいは、どの国でも語られている。平時は予算の争奪戦、戦時は手柄の取りあい、責任のなすりあいとなる。縄張り意識が強い日本人の民族性だけでは説明がつかない、対立の成り立ちを解明する。
  • 駄犬道中おかげ参り

    駄犬道中

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻924~946円 (税込)
    日本アカデミー賞作家が描く愉快痛快珍道中。 時は文政十三年(天保元年)、おかげ年。民衆は六十年に一度の「おかげ参り」に熱狂していた。 博徒である辰五郎は、深川の賭場で多額の借金を背負った夜、お伊勢講のくじに当たり長屋代表として伊勢参りの旅へと出発する。 途中で出会った代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた子供の三吉、訳ありな美女・沙夜と家族のふりをしながら旅を続けるなか、ダメ男・辰五郎の心にも変化があらわれて……。 借金を回収しようと追いかけてくる殺し屋・菊佐から逃げ回り、ひしゃくとガマの油で路銀を稼ぎ、地元の名産品には舌鼓。笑いあり、涙あり、美味(グルメ)ありの愉快痛快珍道中。 『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』の著者による傑作時代長編! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『駄犬道中おかげ参り』 の文庫版となります。
  • ノモンハンの真実 日ソ戦車戦の実相

    ノモンハンの真実 日ソ戦車戦の実相

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    ソ連軍の被害は、日本軍よりも大きかった! グラスノスチ(情報公開)後に明らかになった戦闘車両500両を撃破されたソ連側の大損失。日本軍の惨敗という従来の定説を覆す問題作。
  • 新選組最後の勇士たち

    新選組最後の勇士たち

    小説・文芸
    3.0
    1巻924円 (税込)
    明治に生き残った男たちの挽歌。 第10回舟橋聖一文学賞受賞作。 新選組最後の隊長・相馬主計と元隊士・安富才助。 土方歳三の最期を看取ったふたりは、戦いでそれぞれ腕と指を失ったものの、明治の世へと生き残った――。 流刑での島暮らしのなか、思わぬ邂逅と確執を経たふたりの人生は「御一新」の荒波に翻弄されていく。 痛切のラストまで一気読み必至! 松本清張賞作家が人の生き様、心の痛みを精緻に描ききった傑作時代小説!! ※この作品は『本懐に候』(単行本版)の文庫版となります。
  • 天空の城 竹田城最後の城主 赤松広英

    天空の城 竹田城最後の城主 赤松広英

    小説・文芸
    4.5
    1巻924円 (税込)
    雲海に浮かぶ姿から「天空の城」と呼ばれる竹田城。現在は石垣とわずかな遺構を残すのみだが、この城を完成させたのは赤松広英という武将だった。名門の家に生まれ、少年時代に家督を継いで以来、信長、秀吉、家康と続く戦乱の世を全力で生きた。その真摯な人柄ゆえ領民に愛されるも、三十九歳の若さでこの世を去った。あまり知られていない赤松広英の生涯を丹念に描きだした長編歴史小説。
  • 連鶴

    連鶴

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    一枚の紙から折る繋がったままの千羽鶴“連鶴”。桑名藩に伝わるそれは家族の深い絆を意味していた。大政奉還に始まる動乱期を、親藩桑名藩士として生き抜く速見丈太郎は、商家の婿養子になり「藩を捨ててくれ」と言い残して失踪した弟栄之助を思い、連鶴を折る。信じる道は違えども、我らは兄と弟だと―幕末の激動が二人に見せた明日とは!? 感涙の歴史時代小説。
  • 浜の甚兵衛

    浜の甚兵衛

    小説・文芸
    5.0
    1巻924円 (税込)
    明治三陸地震のあと、港町・仙河海で、正妻の子である兄とそりが合わず、鬱屈を粗暴な振る舞いで晴らしていた甚兵衛。事故で沖買船を失うも、北洋でのラッコ・オットセイ猟のことを知り、すべてを賭ける。東北から遙か北の海に繰り出した明治の男の覚悟と男気を描く。著者のライフワーク「仙河海サーガ」、最初の物語。
  • 梅もどき

    梅もどき(角川文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    関ヶ原の戦いで徳川勢力に敗北した父を持ち、のちに家康の側室となり、寵臣に下賜されたお梅の方。数奇な運命に翻弄されながらも、戦国時代をしなやかに生きぬいた実在の女性の知られざる人生を描く感動作。
  • 闘将 島津義弘

    闘将 島津義弘

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    「たとえ最後の一兵となっても、われらは義弘様を薩摩へ連れ帰ります。 義弘様あっての島津家です。 ここで殿を殺させるようなことがあれば島津は滅んでしまいます…」 群雄ひしめく九州統一戦線(伊東家、大友家、龍造寺家との戦い)から、 秀吉への抗戦、文禄・慶長の役、運命の関ヶ原敵中突破。 戦国で無類の強さを示し、家臣に心底慕われていた戦国最強の男の 激戦譜を描く。

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  • 武揚伝 決定版(上)

    武揚伝 決定版

    小説・文芸
    4.5
    1~3巻924~990円 (税込)
    本書は21世紀に入って刊行された最も優れた歴史小説であり、一人の作家が生涯に一度書けるかどうかというほどの名作である。 ――縄田一男(日本経済新聞書評より) 黒船来航に揺れる幕末。榎本釜次郎(武揚)は、幕府要人の蝦夷地視察に随行した後、新設の海軍伝習所に入所。操船、蒸気機関等の技術や語学を研鑽し、オランダ留学を果たす。欧州の地で近代国家間の戦争を目の当たりにした釜次郎は、日の本と隔絶する列強諸国の有り様に驚愕する――。 新田次郎文学賞受賞作を全面改稿した決定版!
  • 三成の不思議なる条々

    三成の不思議なる条々

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    たかが20万石の身代である石田三成が、なぜ西軍の大将として指揮をとったのか? 西軍、東軍、どちらに道理があったのか? 関ヶ原の合戦から30年、当時を知る人々を訪ね歩く町人がいた。『関ヶ原合戦大名衆振舞ノ子細』としてまとめられた一冊から浮かび上がる歴史の真相とは!? そして、敗軍の将・三成について、町人を使って調べさせた「さるお方」の思惑は!?
  • 三国志 上

    三国志

    小説・文芸
    3.3
    1~3巻924~968円 (税込)
    漢帝国が滅びると、中国には戦乱がつづいた。魏・蜀・呉の3国対立時代をへて司馬炎が天下を統一するまでの100年、いくたの英雄豪傑がいりみだれ、力のかぎりをつくして戦う。
  • 新装版 高山右近

    新装版 高山右近

    小説・文芸
    3.5
    1巻924円 (税込)
    本能寺の変と明智討伐。禁教令を布く秀吉への高槻城開城。前田家に身を寄せた後、家康からの国外追放。戦国の世に<清廉にして智の人>として刻まれるキリシタン大名・高山右近。すべてを捨て、信仰を貫いたその生涯を渾身の筆致で描く。カトリック教会「福者」に列福した殉教者の揺るがざる魂とは。*「福者」 死後、徳と聖性を認められた信者に、カトリック教会より与えられる称号。
  • 佐助と幸村

    佐助と幸村

    小説・文芸
    3.0
    1巻924円 (税込)
    忍びの者・佐助は、武門の誉れを振りかざす武家を軽侮するが、ただひたすら死に花を咲かさんとする幸村と出会い、その孤高の佇まいに惹かれてゆく。迎えた決戦の時。幸村は己の美学を貫き、佐助は死中に活を求めて乾坤一擲の策を講じた――。史実と伝奇を織り交ぜた真田戦記外伝。《『真説 猿飛佐助』改題》
  • 日本陸軍とモンゴル 興安軍官学校の知られざる戦い

    日本陸軍とモンゴル 興安軍官学校の知られざる戦い

    一九三〇年代に満洲の地で、日本陸軍が関与し、モンゴル人へ軍事教育を施す目的で作られた興安軍官学校。日本の野心と中国からの独立を目論むモンゴルの戦略が交錯する中から生まれた場所だ。本書は軍事力により民族自決をめざすモンゴル人ジョンジョールジャブや徳王らの活動、軍官学校生らが直面したノモンハン戦争から敗戦にいたる満蒙の動向などを描く。帝国日本に支援され、モンゴル草原を疾駆した人びとの物語。
  • 利休聞き書き 「南方録 覚書」 全訳注

    利休聞き書き 「南方録 覚書」 全訳注

    小説・文芸
    3.0
    1巻924円 (税込)
    千利休が確立した茶法、茶禅一味をめざす草庵茶の精神を伝える『南方録』は、高弟南坊宗啓が、利休居士からの聞き書きをまとめたものとされる。経済の発展とともに茶道が広がりを見せた元禄期、筑前福岡藩黒田家の家老、立花実山によって見出され、その自筆本が伝世する。「覚書」はその巻一で、利休の茶法の根本を述べる。その精神性と美意識を端的に伝える、平易な現代語訳とわかりやすい解説。原文は、総ルビ付き。
  • 伊能忠敬

    伊能忠敬

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    緯度一度の正確な長さを知りたい。五十五歳、すでに家督を譲った隠居後に、奥州・蝦夷地への測量の旅に向かう。艱難辛苦にも屈せず、初めて日本の正確な地図を作成した晩熟の男の生涯を描く歴史小説。
  • 大谷吉継

    大谷吉継

    小説・文芸
    4.5
    1巻924円 (税込)
    「あの男に一度、百万の軍勢を采配させてみたかった」天下人豊臣秀吉に知略と軍才を高くかわれ、そう言わしめた魅力溢れる戦国一の勇将「大谷刑部吉継」。関東、奥羽、朝鮮など各地で骨身を削りながら見事な活躍を続ける。慶長五年関ヶ原。生涯の盟友・石田三成とともに戦国末期を鮮やかに照らし続けた男が最後の輝きを放とうとしていた…。知勇兼備の名将の魅力を描く傑作小説。
  • 小山田信茂

    小山田信茂

    小説・文芸
    3.0
    1巻924円 (税込)
    甲斐国郡内(現在の山梨県東部地域)小山田家に生まれた信茂は、文武に優れた才能を武田信玄に認められ川中島、三方ヶ原の戦い等で鍛え上げた投石隊を率いて奮戦し、武田家の栄光に大いに貢献していく。しかし、信玄亡き後、時代の波は大きくうねり、信茂と武田家を追い詰め、信茂は、愛する郡内の地と民を守るため、身を裂かんばかりの苦渋の決断に迫られるのであった・・・。
  • 最上義光

    最上義光

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    「もはや、信じられるのは自分だけだ。おれは鬼になる。鬼になって最上の家を興してみせるぞ!」戦国出羽(現在の山形県)の小大名最上家に生まれた義光は、最上家興隆を願い、近隣の伊達家、上杉家に果敢に対抗する。周辺の一族や実の父からさえも家督を狙われる苛烈な戦国の掟の中、武略と権謀を駆使し、遂には五十七万石の大大名に伸し上がった出羽の英雄・最上義光の生涯を描く長編小説。
  • 新装版 尻啖え孫市(上)

    新装版 尻啖え孫市

    小説・文芸
    4.5
    1~2巻924~990円 (税込)
    戦国最大の鉄砲集団・紀州雑賀衆を率いる雑賀孫市は、自らも鉄砲の名人にして、無類の女好き。そんな孫市が、なんと信長の妹君を見初めてしまった。仲を取り持つ骨を折った木下藤吉郎に請われ、織田勢の敦賀攻めに同道するのだが……。底抜けの楽天主義、傲岸さ、明るさを備えた奇男児を描く著者会心の長編。
  • 新装版 軍師二人

    新装版 軍師二人

    小説・文芸
    3.8
    1巻924円 (税込)
    戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将――天稟(てんぴん)の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る〈軍師二人〉。徳川家康の女性観を描く〈嬖女(めかけ)守り〉。他、争乱の時代を生きた、戦にも、女にも強い、生き物の典型としての男たちを描く、興趣尽きない短編集。
  • 織田信長(1) 無門三略の巻

    織田信長

    小説・文芸
    4.3
    1~5巻924~1,265円 (税込)
    吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う"うつけ者"。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々。
  • 徳川四天王(上)

    徳川四天王

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻924円 (税込)
    四天王に守られた帝釈天の幻を見たお大の方は、無事、竹千代を出産する。「家康に過ぎたる者」といわれた本多平八郎忠勝を中心に、弱小大名・松平家と徳川家康を支えた三河武士「四天王」の活躍を描く長編歴史小説。
  • 炎の帝

    炎の帝

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    正気を失った父の血に怯え、内裏の陰謀から逃れるように出家した第六十五代帝・花山(かざん)。山奥に籠もって苦行を重ねた彼は、遂には自らの身に火を放つことを決意する――。魂の救済を求めるあまり、常軌を逸した振る舞いに出た異形の帝の、激動の生を描いた長篇。『炎帝 花山』を改題。
  • 萬葉集よ永遠に : 大伴家持物語

    萬葉集よ永遠に : 大伴家持物語

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 萬葉集編纂の謎に迫る歴史大河小説。日本最古の歌集『萬葉集』と大伴家持。知られざる編纂秘話と襲いかかる権力者の陰謀。家持は翻弄されながらも一途な思いで信念を貫く。多くの場面で詠まれる歌は、心に響くメッセージ。時代を越える萬葉集は永遠に語り継がれる。
  • 介子推

    介子推

    小説・文芸
    4.3
    1巻924円 (税込)
    山霊がつかわした青年、長身清眉の介推は、棒術の名手となって人喰い虎を倒した。やがて、晋の公子重耳に仕え、人知れず、恐るべき暗殺者から守り抜くが、重耳の覇業が完成したとき、忽然と姿を消した。名君の心の悪虎を倒すために……。後に、中国全土の人々から敬愛され神となった介子推を描く、傑作長編。
  • 山河果てるとも 天正伊賀悲雲録

    山河果てるとも 天正伊賀悲雲録

    小説・文芸
    3.9
    1巻924円 (税込)
    平和を享受してきた伊賀国に暗雲が垂れ込める。隣国の伊勢を手中にした織田信長の侵攻が、いよいよ始まろうとしていた。伊賀国衆の子弟たち、忠兵衛、小源太、勘六、左衛門の4人は、押し寄せる信長の軍勢を前に、それぞれの選択を迫られる。信長の走狗となる者、屈辱に耐えようとする者、信長の命を狙う者、そして、特別な道を選ぶ者。故郷を愛した竹馬の友は、非情な運命に引き裂かれていく…。注目の気鋭が描く、戦国巨編!
  • 詩羽のいる街

    詩羽のいる街

    小説・文芸
    4.5
    1巻924円 (税込)
    あなたが幸せじゃないから──マンガ家志望の僕は、公園で出会った女性にいきなり1日デートに誘われた。確かにいっこうに芽が出る気配がない毎日だけど……。彼女の名前は詩羽。他人に親切にするのが仕事、と言う彼女に連れ出された街で僕が見た光景は、まさに奇跡と言えるものだった! 詩羽とかかわる人々や街が、次々と笑顔で繋がっていく。まるで魔法のように──幸せを創造する詩羽を巡る奇跡と感動の物語。
  • カエサルを撃て

    カエサルを撃て

    小説・文芸
    3.9
    1巻924円 (税込)
    混沌とするガリア諸族を率いローマ軍に牙を剥く、美しくも残忍な青年ウェルキンゲトリクスと、政治家人生も終盤を迎え、劣等感に苛まれるローマ軍総督カエサル。熾烈な戦いの果てに二人が見たものは?
  • 蒼き海狼

    蒼き海狼

    小説・文芸
    3.0
    1巻924円 (税込)
    時は二度の元寇という国難に瀕する鎌倉時代。大モンゴルは神風ならぬ台風によって敗退を余儀なくされたが三度の侵攻のため虎視眈々と島国日本を狙う。フビライ汗率いる大モンゴルと正対しても負けは明らか。ならば敵の懐中深く潜入し攪乱を図るよりない。選ばれた謀者、海の民・朝比奈蒼二郎は中国大陸に渡り、果ては大越・ヴェトナムに至りモンゴルの矛先を南へ転じさせる。壮大なスケールで描く痛快時代巨篇待望の電子書籍化。
  • 水戸光圀

    水戸光圀

    五代将軍綱吉の治世、将軍をとりまく柳沢吉保らにとって、西山荘に隠棲している光圀の存在は目の上のコブである。彼らは、水戸家の家老藤井絞太夫徳昭を味方につけ、城下に住む光圀の落胤千鶴を誘拐、これを人質に光圀排斥の陰謀を企てたが……。ご存知、助さん格さんをお供に連れての水戸黄門漫遊記。
  • 山田長政他

    山田長政他

    日本は狭すぎる。理不尽なことが多すぎる。主家が幕府の陰湿な謀略で改易となるにおよんで、山田長政は決意した。そうだ、おれは世界にはばたこうと。真の男の生き方を求めて、波涛さかまく大海原に乗り出した果敢なる日本男児の生涯――。他に「頼朝勘定」「親鸞の末裔たち」「黒船懐胎」を併録。
  • 神州天馬侠(一)

    神州天馬侠

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻924~946円 (税込)
    大正末から昭和初めの「少年倶楽部」の目ざましい躍進期に、その中心読み物となったのが、佐藤紅緑の諸作と「神州天馬侠」である。織田・徳川の連合軍に滅ぼされた武田勝頼の遺子・伊那丸が、忠義の士に護られて、健気にもお家の再興をはかる。しかし、戦国群雄の圧力の前には――。当時、子供も大人もこの小説に熱狂した。今も、その底力を保ちつづける大衆児童文学の記念碑。
  • 新編忠臣蔵(一)

    新編忠臣蔵

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻924~968円 (税込)
    血をみてはならぬ殿中で、内匠頭が上野介めがけて腰の小刀を一閃したとき、赤穂藩五万三千石は音もなく崩れた。太守は即日切腹、城は明け渡し。三百の藩士とその家族の驚愕と困惑。それは突如として襲う直下型の激震にも似ていたが、強烈な余震はまた世人を驚倒させた。――四十七士の吉良邸討入りである。赤穂事件を題材とした書は古来多い。そのなかに著者は「昭和定本」としての用意と情熱をもって描きあげたのが、この書である。
  • 松のや露八

    松のや露八

    幇間・松のや露八として、反権力的姿勢を貫いた、彰義隊くずれの土肥庄次郎。一橋家近習番頭取の長男として生まれながら、鈍でひたむきすぎる性格のゆえに、数奇な人生を辿る。免許皆伝の祝い酒から、庄次郎の止めどない転落の道は始まった。だが武士を捨てるどころではない、徳川の屋台骨が潰れる時勢になったのだ。――負け犬のフツフツたる感情が全篇をつつむ意欲作!
  • かんかん虫は唄う

    かんかん虫は唄う

    かんかん虫とは、ドック入りした船のサビ落としをする港の自由労働者。かんかん虫のトム公は、14歳ながら札つきの不良少年。しかし、曲がったことは大嫌い。彼が傲慢な金持ちを憎むのは、相応の理由があった。少年時代の横浜の見聞をもとにした「かんかん虫は唄う」は、自伝的要素に満ちた異色作。必死に生き抜くお島母子に、幼き日の著者のおもいがこめられた「色は匂えど」を併録。
  • 新装版 柴錬捕物帖 岡っ引どぶ

    新装版 柴錬捕物帖 岡っ引どぶ

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻921~1,152円 (税込)
    難事件を小気味よくさばく痛快柴錬捕物帳。どぶは飲む、打つ、買うの3拍子そろったとんでもない岡っ引。でも、度胸と推理と行動力は江戸で一番。盲目の与力、町小路左門とともに、続発する事件を追う。
  • 戯史三國志 我が糸は誰を操る

    戯史三國志

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻921~990円 (税込)
    董卓(とうたく)に想い人を奪われた若き日の陳宮。己の無力に打ちひしがれていた時「俺の臣になれ」と言う男・曹操が現れ、彼の人生を変えた。名将に重用されながら、呂布(りょふ)に寝返った謀将。その愚行の裏には知られざる熱い友情と真心の物語があった。「小説現代長編新人賞」奨励賞受賞作。(講談社文庫)
  • 江戸の検屍官 闇女

    江戸の検屍官 闇女

    小説・文芸
    -
    1巻921円 (税込)
    「悪事を見落とさぬように、兎に帽子を被せぬように」。真相を求め、冤罪を嫌う、北町奉行所の同心にして検屍官、北沢彦太郎の前に、不可解な死体が続々現れる。自殺か他殺か、どちらとも取れる状況の中、女好きだが有能な医師の玄海、女絵師のお月らと共に、地道な探索の果て、辿り着いた驚愕の真実とは!? (講談社文庫)
  • おたふく

    おたふく

    小説・文芸
    3.9
    1巻921円 (税込)
    冷え込んだ江戸の景気を救ったのは、一商人が始めた弁当屋――未曾有の不景気に見舞われた寛政の江戸。大店「特撰堂」の次男・裕治郎は実家を離れ、弁当屋を始める。客を思い、取引相手に真を尽くす裕治郎の商いは普請場の職人の評判をとり、火消しを走らせ、武家と町人を結び、やがて途方もなく大きく育ってゆく……。安くて美味いもので人は元気になる! 経済エンタテインメント小説。2008年10月~2009年11月、「日本経済新聞」夕刊に連載。
  • 末世炎上

    末世炎上

    小説・文芸
    3.8
    1巻921円 (税込)
    豊かな髪を持つ美貌の娘、髪奈女。記憶を失った髪奈女を拾い上げた、うだつの上がらぬ役人、橘音近。名門に生まれながら、無為に遊び暮らす在原風見。付け火に怯え、末法思想の蔓延る平安京で、大掛かりな政治的陰謀に巻き込まれるなか、三人は、ぎこちなくも、自らの生きる道を選び出す。傑作時代青春小説!
  • 双調平家物語1 序の巻 飛鳥の巻

    双調平家物語

    小説・文芸
    3.7
    1~16巻921~1,152円 (税込)
    これは、「栄華」という幻想に憑かれた男達の物語である。話は、平清盛から始まらず、その栄華の原型を作った藤原氏、更には、本朝が範とした中国の叛臣伝から始まる。秦の趙高、漢の王莽、粱の朱い、唐の安禄山。彼等は真実、叛臣なのか。そして、万世一系の我が朝に、果たして真実、叛臣はあるのか。
  • 奇妙な侍たち

    奇妙な侍たち

    小説・文芸
    -
    1巻921円 (税込)
    鯛の寸法計り、風呂桶運び、書物の揺さぶり……奇妙な仕事に従事して戦国から江戸にかけての世を生き抜いた男たち。決して派手な活躍はしなかった歴史の中の無名者たちの哀歓をつづった異色の時代小説集。『定本 おかしな侍たち』から八編を選り抜いて改題
  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 第壱部

    泣き虫弱虫諸葛孔明

    小説・文芸
    4.4
    1~5巻917~1,400円 (税込)
    奇怪な衣装で宇宙哲学を語り、あの手この手で自分の臥竜伝説を作ろうとする 諸葛孔明はそんなアブなくてセコい男だった! 口喧嘩無敗を誇り、いじめた相手には得意の火計(放火)で恨みを晴らす―― なんともイヤな子供だった諸葛孔明。 奇怪な衣装に身を包み、宇宙の神秘を滔々と説いて人を煙に巻くアブナイ男に、 どうしてあの劉備玄徳がわざわざ「三顧の礼」を尽くしたのか? 新解釈にあふれ無類に面白い酒見版「三国志」第一弾!
  • 江 ――波瀾と愛憎の生涯――

    江

    小説・文芸
    -
    1巻917円 (税込)
    近江の浅井長政とお市の方の三女として生まれた江。生後まもなく伯父・織田信長が長政を討ち、母と三人の娘(姉は淀、初)は小谷を出る。後に母の再婚で北ノ庄の柴田勝家のもとに。その勝家も秀吉に敗れ、母は勝家と共に自刃してしまう。秀吉のもとから佐治一成に嫁いだ江だが、秀吉により離縁の憂き目に。秀吉の甥・羽柴秀勝と再婚するも、夫は朝鮮で病死。天下をとった秀吉は、徳川家康の息子・秀忠と江の三婚を決めてしまう…。戦国乱世の時代に翻弄されながらも、女としての幸せをつかむために懸命に生き抜き、徳川三代将軍・家光など秀忠との間に子女七人を儲けた御台所・江の半生を描く。
  • だましゑ歌麿

    だましゑ歌麿

    小説・文芸
    4.2
    1巻916円 (税込)
    江戸の町を高波が襲った夜、当代の人気絵師・喜多川歌麿の恋女房が惨殺された。歌麿の幕府風刺を憎む上からの圧力に抗いつつ、事件の真相を追う南町奉行所の同心・仙波。仙波の前に、やがて明らかとなる黒幕の正体と、歌麿のもう一つの顔とは!? 時代はまさに「鬼平」こと長谷川平蔵が火附盗賊改(ひつけとうぞくあらため)の重職を担っていた当時で、鬼平もたっぷり登場します。浮世絵を愛する著者が、江戸の町が見えるように生き生きと語る、恋あり仁義ありの傑作時代ミステリー!
  • 維新の虎 島津久光

    維新の虎 島津久光

    小説・文芸
    4.5
    1巻913円 (税込)
    幕末、鹿児島島津家。側室お由羅の子として生まれた久光。両親の愛情を受け、学業に勤しみ、出世欲なく育ち、藩主となった聡明な兄・斉彬を敬愛し、誠心誠意支えようと誓う。だが、斉彬は幕府に開国等を正すための挙兵を計画しているさなかに急死。斉彬は息子の茂久を藩主とし、久光に後見役として自分を継ぐように遺言。政治の矢面に立つことに。久光は開国迫る諸外国から、日本を護るため軍備を増強し上洛するが・・・・・・。明治維新のリーダーを抜擢し、開国の動乱を御した唯一無二の立役者の知られざる真の姿を描く歴史小説。
  • 地図と拳 上

    地図と拳

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻913円 (税込)
    日本からの密偵に通訳として帯同した細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。桃源郷の噂に騙されて移住した孫悟空。地図に描かれた存在しないはずの島を探し、海を渡った須野。日露戦争前夜、満洲の名もなき都市に呼び寄せられた人々は、「燃える土」をめぐり殺戮の半世紀を生きる。広大な白紙の地図を握りしめ、彼らがそこに思い描いた夢とは・・・・・・。第13回山田風太郎賞受賞作。第168回直木三十五賞受賞作。
  • さざなみの彼方

    さざなみの彼方

    小説・文芸
    4.5
    1巻913円 (税込)
    時は戦国。茶々(淀殿)は幼い頃、住んでいた城を信長に落とされた。父が自害に追いやられるも、生まれた時から共に育ってきた大野治長に守られ、逃げることができた。治長は茶々を一生守ると誓い、茶々も彼にそばに居てもらいたいと願う。その後、ふたりは柴田勝家の元に身を寄せたが、今度は秀吉に城を攻められ、茶々の母が自害する。そして二度目の落城を経験した茶々は、秀吉に側室になれと言われてしまい・・・・・・。二度の落城。許されぬ裏切り。家康の脅威。運命に翻弄されながらも、互いを思い合う茶々と大野治長の姿を描く、歴史恋愛小説!
  • 番神の梅〈新装版〉

    番神の梅〈新装版〉

    小説・文芸
    -
    1巻913円 (税込)
    いつの世も、貧困に苦しみながら懸命に生きる女性はいた 貧しくとも、凜として生きよ―― 梅の木に帰郷の望みを託し、夫とわが子のために命を尽くした下級武士の妻の生涯を描く 何と美しく〈凛として〉切ない物語であることか。 生きることの哀歓漂い、抒情性に溢れた彫りの深い人物造形に定評がある作家による作品である……(中略) 藤原緋沙子が史料を渉猟し、独自の解釈と着想で、“時代小説”の衣裳を着せつつ、史実を超えた物語を立ち上げていくことを小説作法としている歴史小説作家であることがお分かりかと思う。 ――雨宮由希夫氏(解説より) 桑名藩の飛び地・越後柏崎。 海鳴りと吹きすさぶ風、冬は雪に囲まれる僻遠の地に赴任を命じられた者は、島流しとも噂され、二度と桑名に帰れることはないと言われていた。 渡部鉄之助と妻の紀久は、跡取りの長男を故郷の両親に預け、幼子を抱えて勘定人としてこの地に赴いた。 だが陣屋暮らしは、着物一枚買う余裕もないほど困窮した。 夫と子どものため日々の暮らしを守る紀久の心の拠りどころは、日蓮上人ゆかりの番神堂に植えた、桑名から持参した梅の苗木。 この花が咲いたら故郷に帰れる――そう信じ、ひたむきに生きる紀久だったが……。 下級武士の妻として懸命に生きた女の一生を描いた傑作時代小説。
  • おらんだ左近

    おらんだ左近

    小説・文芸
    5.0
    1巻913円 (税込)
    息詰まる時代を照らす快活なヒーロー左近、見参!――幌馬車を駈って街道を爆走。おらんだ左近を自称する破天荒な浪人者が長崎から江戸を目指す。対馬で剣の奥義を習得し、長崎で医術を修めた左近。行く先々で起こる奇怪な事件を、彼を慕う元夜盗の素走り佐平次、天涯孤独な少年春太らと共に解決していく。どんな時も前向き、腕はあるが殺生を嫌う心優しきヒーローを描く痛快活劇。閉塞感ある今の時代にこそ顧みられるべき、柴田錬三郎、円熟期の名作が新版で登場!!
  • 山口多聞 空母「飛龍」と運命を共にした不屈の名指揮官

    山口多聞 空母「飛龍」と運命を共にした不屈の名指揮官

    次代の連合艦隊司令長官と目された逸材山口多聞少将―米国駐在武官としての見識を持つ航空隊司令官として、太平洋戦争緒戦の勝利からターニング・ポイントといわれるミッドウェー海戦で敢然と敵に立ち向かい海に果てるまで、卓越した戦闘指揮ぶりを発揮しつづけた名将の生きざまと海戦の実相をえがく感動作。
  • 最後の紫電改パイロット 不屈の空の男の空戦記録

    最後の紫電改パイロット 不屈の空の男の空戦記録

    令和に生きるサムライが私たちに贈る言葉──墜とすか墜とされるか。究極の大空の戦いに際し、空戦奥義を発揮して敵機をつぎつぎと屠った戦闘機搭乗員の沈着冷静、闘魂あふれる激闘の日々。
  • 早雲立志伝

    早雲立志伝

    小説・文芸
    -
    1巻913円 (税込)
    応仁の大乱の余燼消えやらぬ室町期。弱冠21歳で駿河・今川家の家督争い仲裁に乗り込んだ伊勢新九郎盛時。彼こそがのちの伊勢早雲庵宗瑞その人である。管領職・細川政元の助力を得て内紛を収めた盛時は、公方の側近にまで登りつめる。だが政争に敗れ、駿河に下向。これにより波瀾の宿命は、彼を小田原城奪取、伊豆平定へと導いてゆく――「乱世の梟雄」と呼ばれた早雲像を覆す超絶怒涛の歴史巨編。
  • 戊辰繚乱

    戊辰繚乱

    小説・文芸
    4.1
    1巻913円 (税込)
    激動の幕末。江戸で暮らす会津藩士の山浦鉄四郎は、質実剛健な会津士魂に馴染めず、天下国家を論じることもなく、ただ平穏な人生を望んでいた。そんなある日、家中の美しき薙刀の達人・中野竹子と出会う。互いを思いながらも、新撰組隊士となった鉄四郎は内乱の渦に呑まれていく。友が死に、自身が傷を負っても刀を振るうのは、竹子の元に生きて帰るため――。魂を震わす歴史長編。
  • 華、散りゆけど 真田幸村 連戦記

    華、散りゆけど 真田幸村 連戦記

    小説・文芸
    4.0
    1巻913円 (税込)
    時は慶長、大坂の陣。眼下には大地を埋め尽くさんばかりに徳川勢の旗幟がはためく。真田幸村は己の造った出丸に立ち、苛烈な戦場を見据えていた。身に纒うは朱一色の戦装束。狙うは家康の首級ただひとつ。武士に生まれし者の宿命、見事に命の華を咲かせ、武名の芳香を遺そうぞ――たったふたつの戦にすべてを賭けた、稀代の智将の壮烈な生きざまを、濃密かつ流麗な筆致で描ききる戦国歴史巨編。
  • 特攻の真意 大西瀧治郎はなぜ「特攻」を命じたのか

    特攻の真意 大西瀧治郎はなぜ「特攻」を命じたのか

    神風特攻隊から70年。大西瀧治郎中将は、なぜ「特攻」を命じたのか。「特攻隊の英霊に曰す 善く戦ひたり深謝す」。昭和20年8月16日、大西瀧治郎中将はそう書き遺して自刃した。自ら企図した特攻を「統率の外道」と称しながら、なぜ数多の若者に死を命じなければならなかったのか。生存者の証言をもとに、特攻の父と呼ばれた男の謎に迫る衝撃のノンフィクション!
  • 許婚 駆け込み寺吟味所
    NEW

    駆け込み寺吟味所

    厚木藩の家臣・小暮右近は、絶体絶命の危機におちいっていた。 それというのもこの右近、あるじの御息女、貴子姫の従者として、姫ともども輿入れ先の市原藩松本家に移る予定であったのだが、婚礼当日、肝心の貴子姫が逃げだしてしまったのだ。 しかも姫が逃げた先は、縁切寺として知られる東慶寺の別院。 切腹免除と引き換えに姫を連れ戻す密命を受けた右近は、さっそく寺に向かうが、当の貴子姫はいっこうに戻るつもりはない。 それどころか右近を巻きこみ、離縁状吟味の真似事をはじめる。 優しすぎる旦那の真意、飲んだくれ浪人の秘めた想い、妾に溺れた商人の悲劇……男女間のさまざまな問題を、奇縁でつながったふたりが裁いていく新シリーズ。
  • さばけ医龍安江戸日記〈新装版〉

    さばけ医龍安江戸日記

    小説・文芸
    -
    1~5巻902~935円 (税込)
    貧しい者からはある時払い、富む者からもそれなりにしか 薬料を取らないところから「お助けお医者」と呼ばれる菊島龍安。 あるとき突如侍たちに斬りかかられた。 理由を問うと、主家の長男が龍安を名乗る医者に 治療と偽って毒殺されたという。 どうやら龍安を騙って病人たちに毒を盛っている 偽医者がいるらしい。 人の命をもてあそぶ外道の正体とその目的は!? 待望の新装版シリーズ登場!
  • お髷番承り候一 潜謀の影〈新装版〉

    お髷番承り候

    小説・文芸
    -
    1~8巻902~913円 (税込)
    「城を出ることのかなわぬ躬の代わりをいたせ」。将軍家綱直々の指名により、お小納戸月代御髪係に抜擢された深室賢治郎。そば近くに侍り、公方の体に唯一刃物を当てることが許された寵臣「お髷番」に直命が下されたのだ。紀州大納言頼信が御前にて「我らも源氏」と嘯いたその真意を探ることになった賢治郎は、将軍継嗣を巡る策謀に肉薄できるのか!? 身命を懸けた精励恪勤の活躍が始まる! 目次 第一章 ただ一人の臣 第二章 密命の裏 第三章 兄弟相克 第四章 血の交錯 第五章 智者の悔
  • お内儀さんこそ、心に鬼を飼ってます おけいの戯作手帖

    おけいの戯作手帖

    小説・文芸
    -
    1~3巻902~924円 (税込)
    おけいは戯作者見習い。幼い頃火事で両親を亡くし、戯作者の祖父の所に身を寄せる。 「見えないものが見える」弟幸太郎と「見えない人の心」を戯作で表したいおけい。だが祖父の原稿の清書を手伝うだけで、肝心の戯作はまだ書けていない。一方奇談や幽霊譚を得意とした祖父の絵師を「見える」幸太郎が務め、妙に生々しいと大評判だ。 ある日、大店夫婦の心中事件が起き、その後、夜な夜な幽霊が出ると噂になる。戯作のネタになるかもよと親友に言われるがままに、執筆意欲に火がついたおけいは事件を探ることに……。 女の幽霊が「見えた」弟と共に、おけいは果敢なくなった人、口を噤んだ人の言葉を物語に紡ぐ――。 人の業を乗り越えた人の優しさが染みる時代小説。
  • 噺家志ん平捕物帖 品川偽心中

    噺家志ん平捕物帖 品川偽心中

    名手・風野真知雄の 落語×捕物帖!が 面白くないわけがない! 若き噺家が事件の真相に「オチ」をつける! 待望の新シリーズ! 「品川心中」に「火焔太鼓」…まるで落語のような事件が! 高輪の海辺に若い男女の遺体が上がった。男は真打ちになったばかりの噺家の霧乃家萬笑で、女は品川宿で働くおいち。 落語『品川心中』を模した光景に誰もが心中と信じるが、駆けつけた萬笑の弟弟子の夢遊亭志ん平は、死体の状況に不審を抱く。 死の真相を暴くため、若き噺家が自慢の芸と機転を武器に調べを始めるが…待望の時代ミステリー開演! 第一話 品川偽心中 第二話 燃える太鼓 第三話 三人旅が二人旅
  • 夏河よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎[70] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    夏河よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎[70] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    前人未踏の第70巻!  勇敢で心優しい与力を描き、 謎解きの妙を味わう人情捕物帳 深川に住む錠前師の妻・ひさが、風烈廻り与力・青柳剣一郎宅を訪れた。剣一郎の妻・多恵に夫の異変を訴える。 与謝蕪村の句「夏河を越すうれしさよ手に草履」に触れ、夫の藤吉は変わったのだという。 折しも、精緻な絡繰り錠を破り痕跡も残さぬ“影無き盗賊”が世を騒がせていた。さらに、入谷で見つかっていた亡骸が別の錠前師・丹治と判明し……。 傑作捕物帳第70巻!
  • 同心孔明 南町奉行の伏龍

    同心孔明

    文化三年の江戸。耳袋の著者として知られる南町の名奉行、根岸肥前守は、役宅にとある人物を迎えた。しかも客としてもてなすだけでなく、南町奉行の顧問として難事件の探索にあたらせるという。 なんとも不思議な話であったが、本当に奇妙なのはその当人の素性……諸葛亮太郎と名乗るその男は、みずからを天才軍師・諸葛孔明の生まれ変わりと称し、まさに三国志演義から抜け出てきたような人物だったのである。 だがこの自称孔明、口ばかりではなく実力も本物のようで、がさつな剛腕同心・関五右衛門と実力派の女岡っ引・八千代を配下とし、解決不可能に見えた事件をあざやかな推理力で紐解いていく。 期待の異色時代新シリーズ、いざ出陣!
  • 銀一匁の武士

    銀一匁の武士

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    日当わずか銀一匁。 農村から農村へ、 “八州廻り”の矜持を描いた、 抒情あふれる物語。 関東八州、一年でめぐる御用旅 「大人はみんな、嘘つきで意地悪だ」 幼い杉作の言葉に、竹本長吉はふと残してきた妻子を想った。上役の罪に連座し禄を失った長吉は、一年をかけて関東の農村を巡廻する関東取締出役の雇足軽の職を得て、無宿改めや博奕の取り締まりなど、治安を守る旅に出た。 めぐる土地で人々の心に触れ郷愁を募らせる長吉だったが、非道な押し込み強盗の捕縛を命じられ……。 「風の市兵衛」の著者による傑作長編! 【『雇足軽 八州御用』 改題作品】

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