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大逆転!ミッドウェー海戦
1988(昭和63)年、米大統領諮問委員会は、TSSW(時空移動兵器/タイム・スペース・スリッピング・ウェポン)の実験として、46年前のミッドウェー海戦に調査用飛行機を派遣した。ところが、環太平洋演習(リムパック88)に参加中の日本の海上護衛艦四隻も過去の世界へ! その一隻が米潜水艦の魚雷で撃沈された。司令・明智は、日本連合艦隊救出を決意するが……? 最新鋭艦が史上名高い海戦で闘う長編スペクタクルの快作! -
ポツダム三巨頭(トルーマン・チャーチル・スターリン)を消せ
1945年7月、ドイツの戦後処理、対日戦略等を協議するためにポツダムに連合国三首脳(トルーマン・チャーチル・スターリン)が会した。その頃、ドイツ駐在の日本陸軍残置諜報員・河村吾郎は、戦犯狩りの追及を逃れ、戦いの時をじっと待っていた。大胆にも三巨頭の暗殺を計画したのである。史実にのっとり、抜群のアイデアと卓越した構想力でパワフルに描いた力作! -
東郷平八郎と秋山真之
ロシア最強と謳われた「バルチック艦隊」が日本にやって来る――。世界の海を半周してきたこの史上空前の大遠征軍を、日本海軍は破ることができるのか。まさに日露戦争の正念場というべき戦いに、己が全精力を傾けて日本海海戦を完全勝利へと導いた名コンビがいた。その名は、連合艦隊司令長官・東郷平八郎と、先任参謀・秋山真之――。かたや口数が少なく寡黙だが、すべての将兵から信頼された統率力抜群の提督。かたや「智謀湧くが如き名参謀」と世に評された、海軍きっての天才戦術家。その生い立ちも性格も異なる不世出の海軍軍人二人はいかなる出会いをし、迫りくる祖国存亡の危機を救ったのか?東郷が世に出るきっかけとなった幕末の薩英戦争から始まり、戊辰戦争、明治維新、日本海軍の誕生、秋山のアメリカ留学時代、日清戦争、そして連合艦隊の編成と日露戦争の開戦……。およそ四十年間の波瀾の道程を、克明にかつ勇壮に描ききった長編歴史小説。 -
斜陽に立つ
乃木希典と児玉源太郎。戦乱の幕末・明治を疾走した両将の人生の軌跡と友情。 乃木は愚将に非ず-歴史小説の巨匠の集大成、入魂のライフワーク。 -
京都奇才物語
上宮厩戸豊聡耳皇子(聖徳太子)、秦河勝公、和気清麻呂公、桓武天皇、小野篁朝臣、安倍晴明公、大江匡房卿、世阿弥元清――日本人の精神世界は、京都でこの8人がつくった!異才や奇人と呼ばれた人びとは、自らの天命に向かって無我夢中に生きてきた。彼らは先駆者や開拓者、救済者になり、後世の人びとの生き方の手本となり続けた。各時代に刊行された偉人伝は、「ブレない生き方」「よき往生の仕方」を学ぶテキストでもあったのだ。日本人がどんな時代を生き、どんな精神世界を抱いてきたのか。それは現代にも共有できる「心の文化遺産」であり、それを知る時に歴史は未来学になるのではないか。本書は、京都を中心に活躍した8人の奇才を通じて、今なお残る伝承や信仰を紐解きながら、日本の古き精神世界のルーツを再発見していく。 -
本土決戦戦跡ガイド〈Part1〉 写真で見る戦争の真実
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 根室‐釧路‐帯広‐苫小牧と連なるトーチカ群、九十九里浜沿岸に広がる掩体壕群、そして東京湾・相模湾に築かれた砲台群-これら戦跡を約300枚の写真とエッセイで綴る。 -
傷痍軍人金成寿の「戦争」:戦後補償を求める韓国人元日本兵
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦時下に動員された韓国人日本兵の戦争をルポ -
天明の密偵
日本民俗学の先駆者として知られ、各地の風俗・民俗などを日記体で詳細に書き記し、200冊以上の書物を残した菅江真澄。三河・吉田宿の御師の次男に生まれ、国学者で藩の御用商人でもあった植田義方のもとで勉学に勤しんだ彼は、岡崎へ出て和歌を、名古屋では絵画と本草学を身につけた後、30歳で古里を後にして長い旅に出る。当時は、天明の大飢饉や浅間山の大噴火などの天変地異、賄賂にまみれ、幕府を意のままに動かす老中・田沼意次と松平定信ら譜代衆の対立、松前藩問題と北方ロシアの脅威など、幕藩体制が大きく揺らいだ激動の時代だった。そんな中、彼は何を求めて、信濃、出羽、陸奥、そして蝦夷地へと旅をしたのか――。彼を蝦夷地へと駆り立てたものは何だったのか――。本書は、立身出世を願うも叶わず、生涯を旅に生きざるをえなかった菅江真澄の虚実入り交じった人生をミステリーの手法で掘り起こしながら、彼の秘密に迫った傑作歴史小説である。 -
異伝最上義光 立志編
1994年に学研の第1回歴史群像大賞を「うつけ信長」で受賞し、その後はノンフィクションで活躍していた著者が、満を持して世に問う歴史小説の再デビュー作品。 尾張の織田信長が頭脳的な作戦を駆使して大軍の今川義元を破り、その名を天下に知らしめた後、甲斐の武田信玄が密かに入京の機会をうかがっていた永禄年間の後期。 表面上は静かに見えた東北地方でも、水面下では覇権争いの動きが加速化しつつあった。羽前山形の最上宗家。開祖が斯波兼頼という由緒ある家柄でありながら、いまは米沢の伊達家に首根っこを押さえられ屈辱を味わっている立場。10代当主義守はお家存続が大事とばかりに伊達家の顔色をうかがっているが、嫡男義光はそんな父の態度に我慢ならず自主独立の炎を内に燃やしていた。義光の攻撃的な気性に不安を覚えた義守は家督を次男の義時に譲り、伊達家との友好関係を保持しようとする。伊達家の当主は輝宗。後に勇名を馳せる梵天丸(政宗)はまだ2歳そこそこの幼子だった。 火花がはじける。父義守と次男義時が、義光抹殺へと動き始めたそのとき、機が熟したとばかりに義光が起つ。城から闇夜にまぎれて脱出した義光のもとに、最上家の権威復活を待ち望んで密かに連帯していた者たちが一気に結集する。義光の幼馴染みで山寺立石寺にて修行中の身だった光源坊(氏家守棟)、義光脱出を手引きした山家兄弟(義治、知治)、最上家と縁の深い五光山宝幢寺の尊海和尚……。そして、義光決起の時を陰で仕組んでいた黒幕は意外にも……。 歴史的評価が「好」「悪」に二分されて、未だ人物像が定まっていない戦国武将最上義光。その最上義光の生涯を独自の歴史観と鑑識眼で活写し、新鮮な人物像を描き出す『異伝最上義光』の第1巻「立志編」。 冒頭から主要人物たちが生き生きと躍動する、歴史小説ファン必読の一書。 〈目次〉 一 冬眠から醒めた熊 二 百丈岩の誓い 三 出直しの小僧丸 四 上方風の町づくり 五 船出の朝 六 熊ときつねの戦い 七 新時代を開く -
開戦前夜
昭和十五年十一月二十五日朝、元老西園寺公望死去を報じる新聞には、野村吉三郎海軍大将の「超大型」駐米大使就任の記事が載った。その朝、引き揚げ日本人客を乗せアメリカから横浜に帰港した新田丸から、二人の米国人神父が上陸する。出迎えたのは予備役海軍少将山本信次郎だった……。対日輸出禁止、渡航制限など、最悪の時期を迎えた日米関係を打開すべく水面下ではさまざまな動きが進むが、現実に進行したのは、相互理解の拒否、善意の拒絶、強圧と屈服要求だった。 -
覇者の戦塵1942 撃滅 北太平洋航空戦
爆撃を受け、敵上陸部隊と交戦中――占守島守備部隊が発した緊急電を傍受した船団に緊張が走る。敵はソ連か米国か? 北太平洋の覇権をめぐり、熾烈な航空戦の火蓋が切られた! -
覇者の戦塵1942 反攻 ミッドウェイ上陸戦
遂に開戦を決意した日本海軍は緒戦で米太平洋艦隊を一挙の殲滅すべく、真珠湾とミッドウェイに同時奇襲をかけた。しかし真珠湾奇襲成功に沸く日本海軍に、予想もしえぬ救援要請が!? -
覇者の戦塵1942 激突 シベリア戦線
B-24の編隊が来襲、帝都は夜間爆撃を受けた。本土防衛の脆弱さを晒した日本の隙を突くように、米ソが結んで北方から攻勢の機を窺う。陸軍航空隊は北辺への反撃を開始するが? -
里見八犬伝
ときは戦国。安房国(千葉県)を領する里見義実《よしざね》は安西景連《かげつら》に攻められる苦戦のなかで、たわむれに犬の八房《やつふさ》に向かい、「景連の首をとってくれば娘の伏姫《ふせひめ》を与えよう」といった。この冗談が現実となったばかりか、八房はほんとうに伏姫を欲しがる。伏姫は犬を殺そうとする父を制して、八房と一緒に出奔する。二年後、義実は娘の救出にむかい、犬と一緒にあやまって娘をも銃で撃ってしまう。伏姫は死ぬまぎわに妊娠していることを告げるが、けっして八房に身を汚されたことはないと誓い、身の潔白のあかしに切腹する…と、白煙があがり、伏姫の「仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌」の八字を彫った数珠が天空にのぼって光を放って飛び散った。その後、各地に八つの玉のそれぞれ一つを持った八人の犬士が生まれる。本巻には「仁の巻」と「義の巻」を収める。早くも四人の珠の所有者があきらかになる。 -
神風特別攻撃隊
ミッドウェー海戦で4隻の空母を失い、じり貧となった日本艦隊機動部隊は、決死のマリアナ沖海戦で壊滅的打撃をうけて、実質的に「機動力」を完全に失った。太平洋戦域は徐々に後退し、フィリピンが南方の石油供給確保のための最後の砦となった。制空権を完全に奪われ、残存航空機も少なくなった日本軍には、米空母を主目標にした航空機による「体当たり攻撃」という選択肢しか残されていなかった。こうして結成されたのが「神風(しんぷう)隊」、すなわち神風特別攻撃隊であった。本書はこの作戦に最初からかかわり、多くの若者を「雲流るる果て」に送り出した指導者2人がつぶさに語る痛哭と鎮魂の戦記であり、各国語に翻訳されて大きな反響をよんだ。 -
蒙古襲来
13世紀後半、日本はかつてない国難に直面しようとしていた。高麗を支配下に置いた元帝国が、ついに野望の矛先を日本へと向けたのだ。服属を求める元からの度重なる使者に対し、鎌倉幕府の若き指導者・北条時宗は、ついに対決の道を選択する。二度にわたって元の大軍が来攻する「元寇」の始まりである。そうしたなか、戦場となった北九州には、おのが夢をこの戦いに賭けた二人の男があった。肥後の御家人、竹崎季光・季長の兄弟である。ともに長兄から疎まれ、所領のない無足の身に甘んじていた彼らは、やがて数奇な運命から、季光は海を越えて高麗の反乱軍に投じ、季長は元との合戦で手柄を立てる道を突き進む。二人の活躍を軸としつつ、物語は元の皇帝フビライ、執権・北条時宗といった時代の主人公から、日蓮、マルコ・ポーロらまでも巻き込んで、壮大な人間絵巻を展開していく。中国・朝鮮半島・日本をまたにかけた長編歴史ロマン。 -
覇者の戦塵1942 急進 真珠湾の蹉跌
巨大化する日本に危惧を抱き、牽制を繰り返す米国。太平洋の二大シーパワー激突の瞬間は刻一刻と迫っていた。昭和一七年四月、戦爆連合約百機が、黎明を衝いて真珠湾に突撃するが!? -
太平洋戦争のif[イフ] 絶対不敗は可能だったか?
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル、レイテ、本土決戦――太平洋戦争の重要な各局面における「イフ」を論じることで歴史の真実に迫る。厳密な史料分析をもとに第一線の研究者たちが挑んだ、意欲的な太平洋戦争史。 -
新世紀日米大戦
西暦2018年。20世紀末の構造改革に失敗した日本は経済破綻寸前で最後の巨大市場、中国東北部へ資本進出。シベリア独立への軍事支援と引き替えに大陸での利権を約束させるが……。 -
修羅の波濤 外伝
二式大挺に刻まれた桜のマークは、生還への希望──死闘が繰り返される中部太平洋最前線グアム島。そこに撃墜機搭乗員の救援活動に専念する部隊があった。二等飛行兵新見正樹は偵察員としての初仕事で見事な成果を挙げるのだが……。裏方に徹し、多大な功績を挙げた907空5号機。その始末記を少年兵の成長と重ね合わせた「生命は我が戦果」。他に「カムヒア、ミッキーマウス」「蒼海の牙」の2編。最前線の将兵たちの視点で見つめ直す「修羅の波濤」世界! -
修羅の戦野
対米講和を実現した大日本帝国に平和は訪れなかった。ソ満国境で南進の機会を窺うソ連に備えねばならなかったのだ。昭和20年8月、ついに大侵攻は始まった。九七式とM4混在の戦車部隊、P&W搭載の疾風改、バズーカ装備の対戦車歩兵──旧式装備と米軍供与品で武装した満州派遣軍の防衛線は、圧倒的物量で迫るソ連軍の前に次々分断されていく。米軍の増援なくしてこの赤い津波を押し止めることは出来ないが……。満州の大地を朱に染めるシミュレーション巨篇、出撃! -
国連航空軍 最終兵器
対馬沖で国籍不明の漁船に火災。空自RF-4Eファントムが確認に向かうが、漁船からのミサイルにより撃墜される。北朝鮮の漁船も自爆するが、すでに工作員は日本に上陸、恐るべき「積荷」を持ち込んでいた……。困窮を極め、国家存亡の危機に乾坤一擲の反攻を企てる北朝鮮。21世紀の覇権をかけアジアへの圧力を強めるアメリカ。不気味に沈黙する中国──一触即発の緊張が高まる中、空軍新田原基地には全国から選りすぐったF-15パイロットが集結! 航空軍事サスペンス巨篇第一弾!! -
国連航空軍 イーグル邀撃隊
竹島上空で空自F-15が遭遇した北朝鮮空軍機は日本への亡命を希望。護送されたRF-7Bから降り立ったのは美貌の女性パイロット、コールサインは「カラス」。一方、長崎県西方沖を航行中の米海軍航空母艦インディペンデンスでは、深夜、極秘裏に漆黒の攻撃機の暗視着艦訓練が繰り返されていた。日本の防空レーダー網の「穴」を衝いて飛来した北朝鮮機、その飛行経路の延長線上には米空母……不審な暗合に国防機密流出の危惧を抱く空自幹部に、米軍首脳から一行の暗号電が──インディペンデンスを警戒せよ! -
原油争奪戦争
領海が複雑に交錯する東渤海の海底油田と中国最奥部ウイグル自治区の塔南油田で、テロリストによるダブル油田ジャックが発生。国際共同開発が進む二大石油プラントが破壊されれば、アジアのエネルギー事情はたちまち逼迫し、日本海は大量の油に汚染される。だが民族問題に神経をとがらす中国は強攻策に固執し、一触即発の事態に。油田開発に資本を投入し技術者を派遣していた日本は、一人のオイルマンと陸自の特殊部隊サイレント・コアの現地投入を決断する。荒海の掘削リグと灼熱の砂漠――二正面作戦の勝算は!? -
剣闘士スパルタクス
「スパルタクス、おまえにも先頭をきってもらいたい」仲間の求めに応じスパルタクスは起った。寄せ集めの集団は、やがて奴隷解放の旗印を掲げる反乱軍としてイタリア本土を席巻する。だが、世界最強を誇るローマ軍の反撃が始まらんとしていた――! ローマ帝国に叛いた男を描く歴史大活劇第二弾。 -
逆撃 第三帝国の崩壊
圧倒的な兵力を擁するジョージ・パットン中将のアメリカ第3軍と、雨中の泥濘戦を繰り広げるフォン=タンネンベルク大佐こと御厨太郎だが、天候の回復に伴い、制空権を有するアメリカ軍の反撃にあい、窮地に追い込まれる。さらに、ソ連はワルシャワに迫り、連合軍もパリに進撃を続ける。この劣勢を逆転するには、一度失敗しているヒトラー総統の奪還しかない。そして、総統の指揮のもと、御厨は起死回生の戦略を練る。ついに、歴史は変わるのか。「逆撃ドイツ篇」クライマックス! -
逆撃 ヒトラー奪還作戦
ベルリンでは、ヒムラー、ボルマンがヒトラー総統を幽閉し影武者を立ててから一年が過ぎ、ロシア戦線では、戦況の不利が伝えられはじめた。このままでは第三帝国の崩壊は必至だ。フォン=タンネンベルク大佐こと御厨太郎は、ついに総統の救出に動き出す。幽閉の地は、ドイツ南部ベルヒテスガーデン。実行の日は、ハロウィン──。ゲシュタポ、SSの警戒を潜り抜けるには、少人数・軽武装での行動となる。地下壕で繰り広げられる息詰まる追跡と逃走。ヒトラーの奪還は成るか!? -
逆撃 ノルマンディー防衛戦
1944年に入ると、連合軍の反攻は苛烈を極めた。フォン=タンネンベルク大佐こと御厨太郎は連戦連勝を続けるが、ヒムラーやヒトラー(影武者)の判断が、戦局をいっそう不利にしていた。6月6日に決行される連合軍のノルマンディー上陸は、何としても阻止せねばならない。しかし御厨は、その迎撃作戦でことごとく上層部と対立し、「大西洋の壁」は崩壊の危機に。さらに、7月20日には、史実どおりにヒトラーの暗殺計画が実行され、ベルリン、パリは大混乱に陥る――。 -
逆撃 スターリングラード制圧戦
アフリカ戦線に参謀として従軍し、ロンメル元帥と共にアレクサンドリアを陥落させたフォン=タンネンベルクこと現代人軍師・御厨太郎は、再びロシア戦線に投入された。しかし、御厨は第6軍のエリート司令官パウルスと対立する。スターリングラードへの電撃進攻を、持久戦を主張するパウルスは認めないのだ。攻防が冬に持ち越されると、史実通り第6軍は壊滅してしまう! さらにヒトラーを幽閉したヒムラー、ボルマンら獅子身中の虫からも目が離せない。第三帝国は風雲急を告げる……。 -
逆撃 クルスク戦車決戦
ヒムラーらに幽閉されたヒトラー総統の奪還に失敗したフォン=タンネンベルク大佐──御厨太郎は、再び東部戦線に配属された。御厨のいない間に、ソ連軍の大規模な冬季攻勢で戦線は綻びを見せていたのだ。さらにこのクルスクの攻防に、ドイツは新型戦車「パンテル」や未完成のポルシェ「フェルディナント」を投入するという危険を冒そうとしていた。御厨の対戦車戦術は!? 一方、シチリア島には連合軍が上陸し、拘禁されたムッソリーニの救出命令が御厨に下される……。 -
小説 太平洋戦争
昭和16年、日米両国は最悪の関係に陥っていた。前年の日独伊三国同盟に徹底対抗を宣するアメリカ。大統領ルーズベルトは、すでに対日戦争の肚を固めていたのだ。日本は打開策を模索し、再三交渉の特使を派遣するが……。太平洋戦争全史を描いた唯一の大河小説、今よみがえる! 全9巻。 -
宮本武蔵
野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生の代表作。若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだ武蔵と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから一年、又八の母お杉と許婚のお通が、二人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は一人で帰ってきた。 -
子ども収容所
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間を狂わせるもの、「戦争」。ポーランドで幼い子どもたちが見て、そして味わった惨劇が、いま四十数年を経て初めて語られる。 -
大奥様陽だまり事件帖
四百五十石の旗本・羽鳥弥左衛門利宣(はとりやざえもんとしのぶ)の母、嬉代(きよ)は六十三になる寡婦で、屋敷の離れに住んでいる。 良家の子女に書を教えたり、句会を催したりして過ごしているが、頭の回転が早く、人の機微にも通じ、洞察にも優れているので、様々な人がなにかと相談事を持ち込んで来る。 当主の弥左衛門は、人は好いが優柔不断で、日頃から嬉代に頭が上がらない。妻女の民江(たみえ)は、嬉代の大胆な行動に戸惑いがちだ。嫡男(孫)の俊之輔(しゅんのすけ)は、おとなしく、学問所に通っている。孫娘の那美(なみ)は、旗本の姫としては、活発で、早とちりもあるが聡明。嬉代と波長が合い、時に持ち込まれる相談事の解決の手伝いをしている。 嬉代主催の俳諧の集いに来ていた町名主、三左衛門(さんざえもん)が、大工の棟梁の耕吉(こうきち)が愛用の道具箱を盗まれ、困惑しているという話をする。耕吉は若くして棟梁になって、評判も良く、道具を大事に使っていた。道具箱がなくなっては、仕事にならない。 腕が良くて仕事が早い耕吉は、手間賃も比較的安いので、他の棟梁連中から妬み嫉みを受けることもあった。そういう連中の誰かの嫌がらせだと考えているらしい。だが盗まれたという証拠もない。役人は取り合ってくれない。興味を覚えた嬉代が乗り出したところ、意外な事実が明らかになった。子供たちの親を思う心と、職人気質の大工同士が引き起こした小さな事件が四方丸く収まって、めでたしめでたし。そして、また、新たな相談が嬉代のもとに……。江戸の町で起こる、小さな事件が老女の機転と洞察力で、丸くおさまり、今日も江戸は平和に暮れてゆく。 -
チンギス紀
12世紀、テムジン(のちのチンギス・カン)は、草原に暮らすモンゴル族のキャト氏に生まれた。10歳のとき、モンゴル族を束ねるはずだった父イェスゲイが、タタル族に殺害されてしまう。テムジンのキャト氏は衰退し、同じモンゴル族のタイチウト氏のタルグダイとトドエン・ギルテが台頭、テムジンたちに敵対し始める。危機的な状況のもとで、テムジンは、ある事情から異母弟ベクテルを討ったのち、独りいったん南へと向かった……。草原の遊牧民として生まれ、のちに世界を震撼させることになる男は、はじめに何を見たのか? 人類史を一変させた男の激動の生涯、そこに関わった人間たちの物語を描く新シリーズ、待望の第一巻! -
本能寺異聞 信長と本因坊
戦国武将は歴史を動かす碁石に過ぎぬのか? 囲碁名人・本因坊算砂の息が止まりかけた。 「信長公の首級は何処にある」 大御所・徳川家康のたった一言で、「炎の記憶」を呼び覚まされた算砂は沈黙せざるを得なくなった。 大坂の陣が勃発する七年ほど前、慶長十二年師走、駿府城で対局中の出来事だった。 日海と名乗っていた若かりし頃の算砂は、戦国の時流に弄ばれ、本能寺の変の渦中に放り込まれていたのだ。 行方知れずの織田信長の亡骸、底知れぬ明智光秀の本意、茶会や連歌の会、安土築城などの不気味な闇。 武将の松永久秀・荒木村重・佐久間信盛・斎藤利三ら、五摂家筆頭・近衛前久、連歌師・里村紹巴、堺商人・小西隆佐、雑賀衆・鈴木孫一と善住房、薬師・曲直瀬道三、神主・吉田兼和、宣教師・オルガンティーノたちは、天下布武という棋譜の碁石に過ぎないのか? 若き法華僧の名棋士が、戦国人の傍らで見た歴史を描く、刮目の長編歴史小説。 本能寺の変の真相を読み解く! ※この作品は単行本版『絶局 本能寺異聞』として配信されていた作品を改題した文庫本版です。 -
帝国本土迎撃戦
昭和16年12月、日本はアメリカが提示したハル・ノートを受諾し、大陸から撤退する。日米開戦は回避されたが、日本は経済環境の悪化から、ドイツに空母二隻を売却するなどして外貨を得ていた。 一方、アメリカは空母売却を口実に日本へ宣戦し、ヨーロッパを席巻していたドイツ戦に挑もうと考えいた。 そして昭和19年3月2日、米特殊潜水艦の横須賀奇襲によって戦いの火蓋が切られる。 硫黄島南方では日米主力艦が衝突し、戦艦「大和」が大破。惨敗を喫し海上兵力を失った日本は、米軍を本土で迎え撃つことを選択し、上陸が予想される九州の要塞化を進めるのだが……。 死闘必至の日本本土決戦が、ついに勃発する! 本書は2000年9月・12月に学習研究社より刊行された『鉄槌(1)(2)』を再編集し、改訂・改題したものです。 -
ガダルカナルを生き抜いた兵士たち 日本軍が初めて知った対米戦の最前線
ほとんどの兵隊は死に、運が良かった者は捕虜となった。日本人の戦い方に米軍兵士は怯えた──飢餓と悪疫の戦場から帰還し歴史に埋もれた人々を取材、その肉声で綴った新たな事実。 -
超次元自衛隊
ついに米中間に戦術核戦争が勃発──! 日本は深刻な放射能汚染を受ける。 さらに、時を同じくして起こった巨大隕石の接近という危機に米中戦争はひとまず停戦となったものの、核ミサイル攻撃で粉砕された隕石の破片が地上に降り注ぎ、地球は未曾有の天変地異に見舞われてしまう。 だがこの天災は、日本近海の上空に大きな亀裂──過去と現在を結ぶ、次元の門を発生させたのだった。 日本政府は、過去を修正することで絶望的な状況を改善すべく、次元の門を通じて自衛隊を太平洋戦争に介入させることを決意。 1944年に派遣された自衛隊は最新鋭兵器を駆使し、米軍を次々に攻撃する。 現代の世界情勢に架空戦史を織り交ぜた時空転移シミュレーションの大傑作! この作品は2010年6月に小社より刊行された『超次元自衛隊』を再編集し、改訂・改題したものです。 -
相楽総三とその同志
歴史は多くの血と涙、怨みによって成り立っている。御一新と「年貢半減」の理想を信じて各地を転戦するも、薩長に「偽官軍」の汚名を着せられて下諏訪に散った相楽総三ひきいる赤報隊。彼ら憐れむべく悼むべき「草莽の志士」はいかなる者たちだったのか。一人ひとりの生死を丹念に追うことで、大衆文学の父は「筆の香華」を手向けた。 (※本書は2015/2/11に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました) -
真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝
海軍機動部隊の精鋭360機を率いハワイ奇襲作戦を陣頭指揮し、ミッドウェー海戦で重傷を負い、原爆投下直後の広島で被害調査に従事し、厚木基地にマッカーサーを迎え、ミズーリ号での降伏調印式に立ち会った淵田美津雄は、戦後キリスト教に回心し仇敵アメリカへ伝道の旅に出る。激動の時代を生き抜いた男の真実とは。 -
兵士に聞け
自衛隊員の生の声に耳を傾けた渾身ルポ。 25万もの兵力を擁し、核兵器以外のあらゆる兵器を有する巨大組織でありながら、軍隊として存在することは許されない自衛隊。戦う相手も見えない中で「日蔭者」として生きることを強いられた隊員たちは、日々何を思い過酷な訓練に従事しているのか。様々な基地を訪ね歩き、訓練にも同行し、彼らの生の声に耳を傾けた渾身のルポ。日本を守る存在ながら、日本人があまりにも知らない自衛隊の実情に深く迫る。‘96年新潮学芸賞受賞作。(2007年発表作品)
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