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Posted by ブクログ 2021年01月10日
船戸与一って読んだことないし、全9巻だし、1巻目にしたってかなりの厚さだしと、何となく読み始められずにいたのに、読み始めてみたら面白くてあっという間に1巻目を読み終えた。
一郎、次郎、三郎、四郎という手抜きで名付けた……のではなく名前にヘタに意味をもたせたくないという自由主義者でそこそこ高名な建築家...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月27日
一巻は単行本でも読んだのだが、本作が船戸さんの遺作になってしまったこともあり、もったいなくて途中で読みとどまっていた。よし、読むぞと意気込んで再読。場の情景がありありと浮かび、4兄弟それぞれがその時代の政治に巻き込まれていく序章の一巻。まだ何冊も続きがあるから、まだみんな動いてくれるはず。いろいろな...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月20日
1928年~1945年の17年間の満州の歴史。登場人物4兄弟の視点で語られる。満州事変から第二次世界大戦終結までの流のなかで、南京事件、張鼓峰事件、ノモンハン事件、葛根廟事件、通化事件と有名な事件が次々と起こり、4兄弟それぞれの立場で事件と向き合う様子が描かれる。満州の歴史を詳しく知らなかったので、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月25日
なんとも言えない存在感を放つ文体に、迫力のストーリー運び。
物語は、まだきっと序章もいいところなのだろうが……敷島四兄弟の魅力にガッツリ鷲掴みにされてしまった。
満州事変前夜の中国。
続きが楽しみ。
全9巻のこの作品……食傷せず、かつ間延びさせ過ぎて飽きてしまわずに読み進めるには……2ヶ月に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月14日
最初の方、あまり話に入り込めなかったし途中で少し中だるみしてしまったものの、全体を通して言えば面白かった。
物語の軸となる敷島四兄弟。
順番にそれぞれの物語が進んでいくが、ごちゃごちゃになることもなく読みやすい。
この兄弟達を通して、当時の日本の情勢がよくわかる。
そしてこの四兄弟の前に順番に現れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月04日
船戸与一さんの遺作となってしまった「満州国演義」シリーズ第一作です。
外交官、満州の馬賊の頭領、関東軍、左翼思想に共鳴する学生、異なる道を歩む敷島四兄弟を主人公に、激動の時代を描ききった全九巻に及ぶ超大作。
文庫本になるのを待ってました(^^)
第一作は主な登場人物が出揃い、徐々に戦争へと向かう日本...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月13日
昭和三年の張作霖爆殺事件前後の満州を中心に描かれる。
不況下、満州が唯一の不況脱出の望みとなる。
当時の人々は、満州に明治維新時の日本を重ねて見ていた様に思える。そんな雰囲気の中での陸軍の暴走。
集められた?敷島4兄弟それぞれの道はどう重なり、どのような運命をたどることになるのか?この先、興味津...続きを読む
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