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拵屋銀次郎半畳記 汝 戟とせば
幼君・家継の乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに! 銀次郎の必殺剣が唸り、轟いた! 衝撃の「門田泰明大河時代劇場」堂々の第三期突入!! 品川宿にたどり着き意識を失った黒書院直属監察官・桜伊銀次郎。 毒矢を射られて生死の境をさまようが、ついに意識が戻った。 黒鍬衆の隠宅で、女黒鍬の頭領・加河黒兵の手厚い看護をうけ、順調に回復していたなか、幼君・徳川家継が見舞いに駆け付けたのだ。 将軍剣術指南役・柳生俊方ら柳生衆も同道していたが、帰途、白装束に白覆面の賊に襲われたのだ! しかも幼君が乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに! 阿修羅と化した銀次郎剣が炸裂する大河シリーズ、(第1期 侠客・全5巻。第2期 汝 想いて斬・全3巻)第3期遂にスタート! -
深川おせっかい長屋 綿を入れて、恋をほどいて
「この気持ちのいい "おせっかい”の世界に、 いつまでも浸っていたい」 文芸評論家 細谷正充さん絶賛! (公明新聞 2025年7月7日より) 泣いて笑って、生きてるって、幸せだ。 深川長屋の住人たちは 極めつけのおせっかい!? 神田の大火で両親を亡くしたお奈々。普段は元気いっぱいだが、 突然寂しさに襲われる。 そんな折、奉公先の大手呉服問屋で、手代・藤三郎に恋心を抱き、 小袖の綿入れを申し出る--。 火消の玉造は火事場で救った髪結いの女にほだされ、 南部水沢藩の浪人は女敵討ちに長屋へ、 魚売りの権助は身近な彼女に心を奪われ……。 魅力的な長居の人々が織りなす江戸人情譚。 読めば元気が湧いてくる! 【目次】 第一話 綿入れ 第二話 髪結いと恋文と 第三話 裏者同士 第四話 いとしさとせつなさと勘違い -
深川おせっかい長屋 胸騒ぎの萬年橋
おせっかいは癖になる。 今読むべき時代小説! 「時代小説SHOW」管理人 理流さん推薦 長屋の住人たちが織りなす、 笑いと涙の江戸人情物語 深川万年町の表店に、古本屋の娘・お花が越してきた。 元気溢れる「ごんたま」のふたり、隠居夫婦、絵師など、 一癖も二癖もある面々が暮らす長屋を、 大家の娘として取り仕切ることに--。 そんな折、萬年橋で幼なじみと再会。 仕事のいざこざ、失踪した娘の探索、 亡き妻の遺言状など、揉め事や悩みが舞い込んで……。 笑いと涙が交錯する最旬時代小説、開幕! 【目次】 第一話 涙橋 第二話 勝負 第三話 笑酒 第四話 花火 -
うたたね湯呑 眠り医者ぐっすり庵
眠ってる…場合じゃない!? 長崎帰りの兄に追っ手が? ぐっすり庵、大ピンチ! 現代人にも効く〈眠活〉の知恵満載! 居眠り、おうち入院、眠れる本… 眠りの悩みは時代を超える? 京のお茶修業から戻った藍。神田明神下で営む茶屋の千寿園は〈かくし茶〉で繁盛しているものの赤字寸前。次の一手で思いついた土産物は茶の器。 江戸で一番人気の瀬戸物屋・丸梅屋に依頼するが、店主の太郎左衛門にはある問題が……。 一方、兄の松次郎が身を隠す〈ぐっすり庵〉の周辺に怪しげな人物が現れて――最大のピンチ、切り抜けられるのか!? 目次 第一章 居眠り男 第二章 人の心 第三章 眠りの本 第四章 隠しごと ぐっすり庵覚え帖 ・寝つきノ良さにはご用心? ・おススメ、おうち入院! ・誤字でも読めるタイポグリセミア現象!? ・ダイエットのために、しっかり眠ろう -
祇園「よし屋」の女医者
文化5年京都祇園、お茶屋の娘が病を治す! 「うち、先生のお手伝いをしとおす。人助けのために生きとおす」 現役の精神科医である著者による、さわやかな医療時代小説! 文化5年(1808)、京都は祇園末吉町で50年以上続くお茶屋「よし屋」の一人娘・月江は、舞妓として日々芸事の修業に勤しんでいた。 この年16歳を迎える月江は、母親の跡を継いで「よし屋」の女将になることを望まれていたが、新年早々、常連である御幸町の医師・小島源斎がよし屋を訪れ、月江を預かって女医者にしたいと申し出る。 源斎の言いように最初は腹を立てた母親だったが、月江の思いを汲んで、源斎の手伝いを許してくれる。 月江は当初、能筆であること、書物に通じていることから医学書の筆写を任された。だが、やがて癲狂を患う生糸問屋の娘・小雪の治療を手伝うことになって‥‥。 医師らしい江戸時代の医療の知識のほか、当時の祇園花街の風俗が丹念に描き込まれた、読後さわやかなエンターテインメント時代小説。 『釣りバカ日誌』原作・やまさき十三氏、推薦! 「今世紀精神医学界の巨星アンリ・エーの翻訳家でもある異才が、古都を舞台に小説(フィクション)を書いた。」 -
帝国海軍イージス戦隊
昭和16年、日米の建艦競争が激化する中、帝国海軍は8500トン級軽巡洋艦の新造を決定した。 基盤となる船体をすべて共通化することで、重巡にも使用でき、さらに飛行甲板を施せば、改造空母にもなる代物だった。 そして誕生したのが、九八式一五センチ「超速射砲」を装備した阿賀野型軽巡4隻。 ミッドウェー海戦で空母4隻を失った帝国海軍は、防空艦として阿賀野型軽巡による第一〇戦隊を編成する。 そうした中、米海軍との間で、ガダルカナル島争奪戦が勃発。 第一〇戦隊は、急ぎラバウルの第八艦隊とともに米軍部隊の上陸作戦が始まったツラギに向かう。 初陣となる第一〇戦隊は、米海軍の猛攻を阻止できるのか!? 本書は2017年10月・2018年2月に電波社より刊行された『帝国海軍イージス戦隊(1)(2)』を再編集し、改訂したものです。 -
剣豪将軍義輝
落日の室町幕府において まばゆい光芒を放つ青春の日々! 若き剣士のほとばしる熱情 胸躍る戦国歴史活劇 十一歳で室町幕府第十三代将軍となった足利義藤(のちの義輝)。 その初陣は惨憺たるものだった。敗色濃厚の戦況に幕臣たちは城に火を放ち逃げ出した。少年将軍は供廻りだけで戦場に臨むも己の無力に絶望する。 すでに幕府の権威は地に墜ち下剋上の乱世であった。窮地で旅の武芸者の凄まじい剣技を目撃した義藤は、必ずや天下一の武人になると心に誓う。 圧倒的迫力の青春歴史巨篇、新装版堂々の開幕! 第一章 初陣 第二章 お玉 第三章 鬼若 第四章 京 第五章 歓喜楼 第六章 血宴 第七章 刺客 第八章 堺 第九章 父子 第十章 炎上 -
時代小説アンソロジー てしごと
働く女性たちはいつの時代も美しい。 人気作家六人による時代小説競演 己の腕と業で生きる道を切り開く おんな職人たちの凛とした姿を活写 豊富な知識と聡明さで人々の悩みをときほぐす薬師・真葛(まくず)。 亡き母の仕込みを継ぐ色酢の麹造り職人・沙奈。 木肌の魅力に惹かれ根付職人に弟子入りするおりん。 妹の亥(いの)とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗(ふき)。 その身に霊を降ろす「口寄せ」を使う市子。 身体のみならず心の凝りもときほぐす揉み屋・絹。 時代小説の名手六人が女性職人の凛々しさを 巧みな筆致で活写した傑作時代小説アンソロジー。 【収録作】 春雀二羽 澤田瞳子 藍の襷 志川節子 掌中ノ天 奥山景布子 姉妹茶屋 西條奈加 浮かれの蝶 小松エメル おもみいたします あさのあつこ -
卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし
江戸に拡がる暖かい煮炊きの煙。人はね、当たり前のことがおもしろくないんだよ。裏返しや逆さまが好きなのさ――のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ。夫との心のすれ違いに悩むのぶを、いつも扶(たす)けてくれるのは、喰い道楽で心優しい舅・忠右衛門だった。はかない「淡雪豆腐」、蓋を開けりゃ、埒もないことの方が多い「黄身返し卵」。忠右衛門の「喰い物覚え帖」は、江戸を彩る食べ物と、温かい人の心を映し出す。 ◎「読み進むほどにページを繰るのが早くならずにはいられない小説がある。この小説もそうだった」<塩田丸男「解説」より> -
陸軍中野学校 秘密戦士の実態
陸軍中野学校は何を教えたのか―総数二五〇〇余名、パレンバン落下傘降下、レイテ飛行場強襲の薫空挺隊、沖縄特攻義烈空挺隊、そして、アジア諸国の独立運動支援、最後の和平工作等々。世界のいたるところで任務についた秘密戦の華―一切の名利も地位も求めず、日本の捨て石となった戦士たちの足跡を辿る。 -
歴史作家の城めぐり――戦国の覇権を競った武将たちの夢のあと<特典付電子版>
【電子書籍特典11城追加版】 第一級の歴史作家が読み解く、関東甲信の隠れた名城46のガイド お城ブームを反映して、城に関する書籍が多数出版されている。安土桃山期以降の豪華絢爛な天守閣を擁する城を中心に取り上げた書籍もあれば、戦国期の軍事色が強い古城を扱った書籍まで百花繚乱である。 本書は、気鋭の歴史作家として注目される伊東潤氏が、これまでの多くの作品で舞台としてきた関東甲信の名城を紹介するもの。多くはこの地域の覇権を競った北条氏、武田氏、真田氏、徳川氏にまつわる城である。 単なる名城ガイドや探訪記ではなく、歴史作家である伊東氏が綴る各城にまつわる物語や縄張り(城の基本設計)の解説が本書の特徴。読めば必ず現地を訪れたくなるし、一度行った城でもまた行きたくなる。 特典付電子版は紙の書籍ではお伝えしきれなかった11城を新たに加えました。 この本は、ディープな城ファンや伊東潤ファンはもちろん、これから関東甲信の城めぐりを始めたい方々にもおすすめです。 【目次より】*特典付電子版のみ 序章 城の基礎知識 第1章 東京都(滝山城、石神井城、江戸城、*浄福寺城) 第2章 神奈川県(小田原城、玉縄城、津久井城、三崎城、*石垣山城、*小机城) 第3章 埼玉県(武州松山城、菅谷城、杉山城、*忍城、*岩付城) 第4章 千葉県(国府台城、佐倉城、臼井城、本佐倉城、*関宿城) 第5章 群馬県(岩櫃城、太田金山城、松井田城、沼田城) 第6章 栃木県(唐沢山城、祇園城、宇都宮城、*足利氏館) 第7章 茨城県(逆井城、額田城、小幡城、*石神城) 第8章 山梨県(新府城、躑躅ヶ崎館、岩殿城、*若神子城) 第9章 長野県(高遠城、上田城、大島城、旭山城、*戸石城) 第10章 静岡県(諏訪原城、下田城、興国寺城、丸子城、*田中城) -
横濱王
今の日本に、こんなリーダーがほしかった! 昭和13年、青年実業家の瀬田修司は横濱に降り立った。関東大震災から復興した横濱は、ジャズが流れモガ・モボが闊歩する華やかな文化あふれる国際都市。折しも日中戦争が始まり、軍需景気にあやかりたい瀬田は、横濱一の大富豪である原三渓からの出資を得ようと、三渓について調べ始める。 実業家としての三渓は、富岡製糸場のオーナーであり「生糸王」の異名を持っていた。関東大震災では、復興の先頭に立ち私財をなげうって被災者の救済にあたった。また、稀代の数寄者として名を馳せ、茶の湯に通じ、「西の桂離宮、東の三渓園」と言われる名園を築いた文化人。前田青邨や小林古径など、日本画家の育成を支援……と、いくら調べても交渉材料となるような醜聞は見つからず、瀬田は苛立つ。 やがて「電力王」として知られる実業家、松永安左ヱ門に会った瀬田は、松永の仲介で三渓に会うことが叶う。 三渓園の茶室を訪れた瀬田は、そこで原三渓と話を交わしたことで、少しずつ考えを変えていく。 実は少年時代、瀬田には三渓にまつわる忘れ得ぬ記憶があった……。 ※この作品は過去に単行本版として配信されていた『横濱王』の文庫版となります。 -
信濃戦雲録
「本邦初の軍師役をおかれませい。天下を制するには、まず信濃を併呑することでござる」――後の信玄となる甲斐の若き国主・武田晴信に仕官を求めた異相の男・勘助は、傲岸にも自身をそう売り込んだ。単なる国主に過ぎぬ晴信に天下獲りへの野望が芽生え、神算鬼謀にして稀代の名軍師・山本勘助が誕生した瞬間であった。歴戦の古強者たちの意見はすべて過去の経験から割り出されており、新しい考え方を認めようとしない! 世代交代、情報操作、買収、合併……現代ビジネスマンの心に刺さる、まさに命懸けの戦国時代を活写。真田一族も活躍! 『言霊(ことだま)』『逆説の日本史』の著者が描く、傑作歴史巨編! -
P+D BOOKS 小説 葛飾北斎
北斎の生涯を描いた時代ロマン小説の傑作。 人々の生活を見つめ、大いなる自然を見つめ、その感動を絵にした男・葛飾北斎。妻・お砂との運命的な出会い、写楽、馬琴、蔦屋重三郎らとの交流を通じて画家として人間として成長していく姿を瑞々しいタッチで描く。 上巻では青年期の北斎の画家としての模索期間に、“異才”写楽との友情、そして絵画表現をめぐる議論が展開されていく。 写楽の個性的な言動に対比されて、北斎の青年期の人物像とその成長ぶりが浮かび上がってくる仕掛けが絶妙。 延々と続く絵画表現をめぐる議論が、不思議と退屈しないで読める。物語展開の軸になる人物視点が、北斎と写楽の二人に交互して効果をあげている。 また、北斎や写楽をとりまく女性達の人物造形にふくらみがあり、華やかで生き生きとしていて、江戸の女性の色っぽさも織り交ぜている。 北斎の伝記評伝ではなく、一人の絵描きを主人公にした、時代ロマン小説の傑作。 -
帰還せず -残留日本兵 六〇年目の証言-
東南アジアで元日本兵が語った祖国と戦争。 戦後60年を経てなお東南アジア各国に残る、日本人元兵士たち。 「どうして故郷へ帰らなかったのですか?」 その問いに古い記憶をたどりながら、ある人はやむなき事情で逃亡兵になったいきさつを、ある人は過酷な戦闘体験で日本と決別した経緯を語った。 タイ、ベトナム、インドネシア・・・・・・。現地に足を運んで聞き出した、14人の証言。しかし本書刊行時点では、そのほとんどが故人となっている。 日本に帰らない選択をし、戦後60年異国で年老いていった人たちの戦争体験を聞くために南へ! 彼らと50ちかく年の離れた著者にとって、「祖国とは何か?」という謎解きの旅であった。 あらためて「日本が海外で戦争することの意味」を考える、一級の資料にして珠玉のノンフィクション。(2014年発表作品) -
第二次世界大戦ヒトラーの戦い
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ヨーロッパに展開された壮大、複雑、そして過酷な第二次大戦のすべてを、精緻に描き出す歴史大巨編。第1巻はナチス党結成から独裁体制確立、レーム粛正まで。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。 -
完本 男たちの大和
太平洋戦争は「大和」に始まり「大和」に終ったといわれる。昭和12年に着工した戦艦「大和」は、4年の歳月を経て、太平洋戦争の始まる昭和16年にすべての準備を整え終えた。すでに航空機時代に入ったといわれたこの時代にあっても、巨大戦艦は「この船が駄目な時は、日本も終わりの時」という「不沈神話」と共にその雄姿を現わし、連合艦隊司令長官山本五十六を初め、その乗組員の男たちに各々の熱い思いを抱かせた。日本海軍の男たちと彼らを取り巻く人々のリアルな肖像を描くノンフィクション。昭和20年4月6日沖縄特攻にむかうまで。 -
兵士を見よ
戦闘機パイロットら空自「兵士」の肉声。 選び抜かれた者だけに動かすことが許される戦闘機。軍隊であってはならない自衛隊において、戦闘機乗りの主な任務は、有事に備えての毎日が死と隣り合わせの訓練である。彼らはなぜ空を飛ぶのか。著者自ら戦闘機F15の体験搭乗を行い、さらに航空自衛隊で働くさまざまな隊員たちの声を集めた「兵士」シリーズ第2弾。戦闘機パイロット、整備員、救難パイロット、救出に命を賭けるメディック……。“空”に生きる兵士たちの姿を追う! -
零式戦闘機
昭和十五年=紀元二六〇〇年を記念し、その末尾の「0」をとって、零式艦上戦闘機と命名され、ゼロ戦とも通称される精鋭機が誕生した。だが、当時の航空機の概念を越えた画期的な戦闘機も、太平洋戦争の盛衰と軌を一にするように、外国機に対して性能の限界をみせてゆき……。機体開発から戦場での悲運までを、設計者、技師、操縦者の奮闘と哀歓とともに綴った記録文学の大巨編。 -
蝦夷地別件
アイヌ民族最後の蜂起を描く超大作の第1巻 18世紀末、蝦夷と呼ばれるアイヌ民族は和人の横暴に喘いでいた。蝦夷地での交易権を松前藩から買い取った商人たちによる苛烈な搾取、問答無用の暴力、日常茶飯に繰り返される女たちへの陵辱。アイヌの怒りと悲しみは沸点に達しようとしていた。北の大地から和人を追い払うための戦いを決意した国後の脇長人ツキノエが、密かに手配した鉄砲300挺。120年前に決起した英雄シャクシャインも、和人に負けない武器を持っていたら、戦いに勝利していたはずだった。鉄砲調達の算段は、択捉で出会ったロシア人船長との間でまとまった。しかし、その裏側には、ロシアの地で祖国奪還のために奔走するポーランド貴族マホウスキの策略があった。ロシアの南下政策を阻止すべく、極東に関心を向けさせるための紛争の創出。300挺の鉄砲がその引き金となるはずだった。 一方、和人のあいだでも、老中・松平定信のもと蝦夷地を直轄地にしようと目論む幕府と、権益を死守しようとする松前藩の思惑が入り乱れていた。それぞれの思いを巻き込んで蝦夷地に渦巻く歴史のうねり。アイヌ民族最後の蜂起「国後・目梨の乱」を壮大なスケールで描きだす超大作。 -
智将 小沢治三郎(電子復刻版)
太平洋戦争突入寸前の一九四一年十月、海軍大学校長だった小沢治三郎中将は南遣艦隊司令長官に親補された。南方攻略の命を受けた中将は、機動部隊を指揮してマレー、マリアナ、フィリピン沖の海戦で壮絶な戦いを展開。〃鬼がわら〃と呼ばれ、おとり作戦、アウト・レンジ作戦という意表を衝く攻撃を得意とした海軍随一の戦術家小沢提督の独特の戦法を描きつつ、その人間像に迫るドキュメント。 -
巡洋艦入門 駿足の機動隊徹底研究
条約制限下、英米に対抗する強力な艦隊を編成するため、個艦優越に賭けた日本海軍がその性能を極限まで追求した精強無比の巡洋艦―排水量に比して膨大な装備を搭載し、驚異的な航続力と高速力を優美な姿に秘めた連合艦隊の軽騎兵の竣工時から最終状態までの全てを、写真・図版二百点と共にビジュアルに詳解。 -
戦艦入門 動く大要塞徹底研究
造艦技術の研鑽の果てに誕生した世界を驚倒させた「大和」型戦艦―欧米列強に勝る戦艦を保有するため、大艦巨砲の道を極めた日本海軍八十年の足跡を辿る。重厚さと構造美を合わせもつ日本戦艦の全容を大戦下の十二隻を軸に、各国主力艦との比較を交えて詳解するビジュアル版“戦艦”徹底解剖。写真図版二百点。 -
ゆけ、おりょう
「世話のやける弟」がいつしか時代の英雄になってしまった――。 坂本龍馬の妻・おりょうの目を通して描かれる、幕末の名場面! 幕末の京都で出会った「世話のやける弟」のような男・坂本龍馬と結婚したおりょうは、夫を呼び捨てにし、酒を浴びるほど飲み、勝海舟にも食ってかかる「妻らしからぬ」振る舞いで周囲をへきえきさせる。 ついには龍馬の周囲から、「龍馬のために離婚してください」とまで迫られる始末。 しかしおりょうは、寺田屋で間一髪龍馬の命を救い、日本で初のハネムーンを敢行。 薩摩へ、軍艦に乗って長崎へ、馬関へ――。 激動の世の中を楽しげに泳ぐうち、いつしか薩長同盟・版籍奉還の立て役者として時代の英雄になってゆく夫。 そして、龍馬亡きあとの20年を彼女はどう生きたのか。 型にはまらない生き生きとした夫婦の姿、意地っ張りで責任感が強く、龍馬に惚れながらも自立した魂が輝く「門井版おりょう」。 現代の女性に響く物語! 解説・小日向えり(歴女) ※この電子書籍は2016年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳
永遠のヒーロー「鬼平」再来! 人気作家7名が、伝説の男に新たなる命を吹き込みます。 池波正太郎が長谷川平蔵を主人にした短篇小説「浅草・御厨河岸」を書いたのは、昭和42(1967)年のこと。 オール讀物12月号に掲載されたその短篇は大きな反響を呼び、「鬼平犯科帳」としての連載が始まりました。 「鬼平」誕生50周年を迎えた2017年。この記念すべき年に、7人の作家が「鬼平」へ新たな命を吹き込みます。 逢坂剛は「逢坂・平蔵シリーズ」の特別版、上田秀人は武家という官僚社会で生きる平蔵の立場を、諸田玲子は妖盗・葵小僧と鬼平の再対決、風野真知雄は人気シリーズ「耳袋秘帖」鬼平版。 門井慶喜が木村忠吾の食欲の夏を描けば、土橋章宏は平蔵と料理人の味対決、梶よう子は史実の長谷川平蔵に迫ります。これらの短篇に加え、池波正太郎が自らベスト5に選んだ鬼平作品の中から「瓶割り小僧」を特別収録。 各作品に池波正太郎のカット画を使用した、豪華な競作短編集をお楽しみください。 -
波止場浪漫
清水次郎長の娘が胸に秘める、運命の恋。 次郎長の末裔である著者が描く渾身の大河ロマン! 稀代の侠客として名を馳せた清水の次郎長。 ご一新の後は旧幕臣と官軍が入り乱れる殺伐とした清水港で地元の名士となり、波止場をつくる時も先頭に立った。 次郎長の養女となった「けん」は、幼い頃に出逢った白皙明眸の西洋医の面影が忘れられず、やがて二人の関係は深まっていくが……。 近代化に突き進む明治から大正の世に清水港で船宿を営み、「波止場のおけんちゃん」と呼ばれて人々から愛された次郎長の養女を主人公に、市井に生きる人たちの愛と別れを描く大河ロマン。 -
寅右衛門どの 江戸日記 殿様推参
人情時代劇を得意とする井川香四郎氏による文庫書き下ろしシリーズ 「寅右衛門どの 江戸日記」の第5巻にして完結編。 時は老中・松平定信の頃。 江戸の長屋にフラリと現れ居候となった「自称・改易された元お大名」の与多寅右衛門が、茫洋たる立ち振る舞いと、見掛けに似合わぬ腕っぷし、どこから知恵が出てくるの?という突拍子もない奇策で、長屋にまつわる大事件、小事件を解決していく痛快人情噺……と思いきや、物語は度重なる急展開。 実は寅右衛門は越後四条藩の殿様の「影武者」であったと判明。 とはいえ殿様同様の教養と武芸を身に着けた寅右衛門の活躍は江戸の評判になり、旗本から仕官の話が舞い込んだり、元の藩からの刺客に狙われたり。 やがて幕府の大物に見込まれ、なんと幕府の「若年寄」に抜擢、それに伴い武蔵滝山藩の藩主、つまり「本物の殿様」になってしまった、というのが前回までのお話。 最終巻でも、庶民に味方し理想を語る「型破りな若年寄」ぶりを発揮する寅右衛門だが、その行く手には「改革老中」を気取りながら増税ばかりを考える出世主義の上役、財政再建の「妙手」を引っさげ幕政に食い込もうとする胡散臭い事業家、財源もなしに大胆な救民政策を打ち出す野心家の勘定奉行……と、次々に難題が立ち塞がる。 さらに江戸の子供がさらわれる誘拐事件、消えた身代金、その裏に潜む幕閣内の抗争。 寅右衛門は、長屋時代の仲間たちの助けを借りて難敵に立ち向かう寅右衛門だが、そこに謎の女の影が!? 最終巻は、謎あり、活劇あり、人情あり、恋(?)ありと盛り沢山。 落語ファン、時代劇ファン、そして硬派な歴史ファンも楽しめること間違いなし。 寅右衛門どのの物語は、大団円を迎えることができるのか? 【目次】 第一話 月夜に提灯 第二話 流雲の如く 第三話 逢魔が富 第四話 殿様推参
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