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Posted by ブクログ 2017年08月15日
長篠の合戦において、信長・家康連合軍の鉄砲隊に騎馬での無謀な突撃を繰り返し、散々な負け戦で勢力を弱めた武田勝頼。
近代兵器の鉄砲三千丁を三段打ちという効率的な活用を考えだした天才・信長と、時代の変化に追いつけず、前近代的な騎馬による突撃しかできなかった愚かな勝頼という対比で語られることが多く...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月01日
再読中。武田勝頼の人生を描いた小説である。著者は『武田信玄』を前に上梓している。他にも『武田三代』などの著書もあり相当な研究を著者はされている。武田勝頼の人物像は一般的には長篠の合戦で信長と対比される非合理で猪突猛進的な武将であることが多い。
しかし、本書を読むとそのイメージはいい意味で打破され...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月11日
御館様・信玄公の突然の死により、28歳の若さで武田家の指揮をとることとなった勝頼。信玄時代の老臣たちとのジェネレーションギャップに苦しみながら、偉大な父を超え、自分の思いを遂げようとして進んでいく勝頼の姿が好意的に描かれていています。
戦国最強軍団が、脆くも内部から崩れ去っていく様子が、それぞれの心...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月21日
家を潰した三代目の話。
苦労人で人の気持ちが分かり、
部下の対立を未然に回避した家康と、
家中の分裂を回避出来なかった勝頼。
天下統一のためには手段を選ばない信長と、
正々堂々と戦う事に拘る勝頼。
という具合に対照的に描かれている。
新田先生は謙信公や信長公を悪く書く事には躊躇無かったが、
信...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月05日
武田信玄亡き後の武田家についてと偉大な先代を持つ2代目に関心があったので購入。
勝頼の周りの御親族衆や信玄子飼の武将に加え真田昌幸なども登場。それらの信玄以来の宿老たちの扱いに勝頼の苦悩が描かれていている。
余りメジャーには扱われない遠江や三河での徳川と武田の攻防も、そこから長篠の戦へつながる様...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月16日
武田勝頼といえば、信玄の息子で、長篠の戦いで信長・家康連合軍に大敗を喫し、結局武田を滅亡させた人物という印象である。新兵器と旧式の軍隊という対比の中で、若いのに旧体質の人物であるようなイメージもあった。
失礼な思いこみであったのかもしれない。
新田次郎のこの小説に出てくる勝頼は、颯爽とした...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月14日
新田次郎の本は特に山岳小説をよく読むが、新田次郎は武田信玄と武田勝頼の伝記小説を書いている。武田信玄に関しては、大河ドラマの原作にもなっていて、10年くらい前にパキスタン駐在中に読んだことがある。
武田信玄における書き様から、新田次郎は武田勝頼に対しては好意的な印象を持っていることが伺えた。武田...続きを読む
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