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Posted by ブクログ 2017年08月15日
長篠の戦いで敗れた武田軍は名将、勇将を失いながらも世代交代で新たな人材を登用し名誉挽回の機を伺っていた。そして織田軍牽制で利害の一致した上杉氏や北条氏と手を組み、自領の安全は確保した。高天神城はまだ抑えており、家康もうかつには侵入してはこなかった。
しかし、家康は勝頼に対してゆさぶりをかける。地...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月29日
万感の想いと判官びいきで★は5つ。
拡大しすぎた版図と兵站。そして産業の
転換ができない地政学的な現実。
そして人心掌握のために必要な権力構造の
転換のために必要な資金、時間の不足。
そこに冷静な競争相手の信長、家康。
滅ぶべくして滅んだともいえる。
なぜなら武田氏は織田家の臣下に...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月14日
連載時は『続・武田信玄』というタイトルで信玄没後から武田氏滅亡までを描いた全3巻の最終巻。
武田氏滅亡は御親類衆(とくに穴山梅雪を悪者にしている)などにその原因があるような内容で、勝頼は決して愚将ではなかったと。
とは言うものの、後の豊臣秀吉による四国や九州、小田原征伐に比べると味方の裏切りが余...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月18日
ついに甲斐武田家が滅亡してしまう完結編。
勝頼公や真田昌幸や若手武将達が必死に支えても、
あっという間に崩れてしまう甲斐武田氏。
重要人物の裏切りにより、家中には不寛容が蔓延し、
敵の甘い誘いに乗ってしまい、次々と離反者が続出する。
この小説を読む前は勝頼公は被害者として
描かれていると思ったが...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月16日
何というか、あまりにも悲しい結末。
小説としては、善玉と悪玉がはっきり分かれすぎているところか、主人公であるはずの勝頼の影がどんどん薄くなっていくところか、あんまり好きではない。
結末が見えているだけに読み進むのがつらくて、どんどん追い込んでいく作者が憎らしくもある。
だけど、ある種の...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月19日
全3巻。
大河ドラマ「風林火山」の原作の続編になる。
歴史における通説というか、固定観念について考えさせられた。
勝頼=凡将というのが一般的。それもわずか数年で滅亡へと導いたので致し方ないところだが・・・
「歴史とは、勝者によって作られるもの」というのが、これを読んでつくずく感じた。...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月10日
散々武田をわやくちゃにした原因とも言える最有力の親戚筋が離反。
もうこの段階で武田ダメポです。
武田が哀れです。
信長&家康してやったりです。
特に家康は、この後武田のおいしいとこ取りなのは史実通り。
まぁ昌幸が関ヶ原時、家康側につきたくなかった遠因はこの辺あたりからの長い経緯があるのかも。
豊臣が...続きを読む
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