北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録

北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録

836円 (税込)

4pt

関東の覇者、小田原・北条氏に生まれ、上杉謙信の養子となってその後継と目された三郎景虎。越相同盟による関東の平和を願うも、苛酷な運命が待ち受ける。己の理想に生きた悲劇の武将を描く歴史長編。

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北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上杉三郎景虎サイドの物語なので、直江兼続がものすごく悪者です。変わった視点で面白い。越後上杉の知られざる闇が明らかになる感じ・・・

    0
    2022年07月31日

    Posted by ブクログ

    伊東潤さんの本を月1ぐらいで読み漁っていますが
    今月読んだこの「北天蒼星」もおもしろかったですね。

    上杉謙信が亡くなった後に勃発する跡目争い。
    その敗者側の上杉景虎の視点で書かれた小説。

    今まで自分自身が感じていたこの跡目争いのイメージを
    根本からひっくり返された、歴史ってあらためて視点によって

    0
    2016年06月26日

    Posted by ブクログ

    運命に弄ばれるかのようであり、同時に「徒手空拳から運命を拓く」かのように争いの一方の頭領格となる上杉景虎…揺れる心情や、迫られる選択等、景虎の生き様が活写される本作である…

    本作では…かの『天地人』の主役である直江兼続や上杉景勝は、「かなり手強い敵役」として登場している。彼らと対峙する上杉景虎が目

    0
    2015年01月20日

    Posted by ブクログ

    謙信の死後、2人の養子が家督相続をめぐって争いが
    起こりました。北条氏から養子に入った上杉景虎の
    視線から書かれた小説です。
    「天地人」の主人公・直江兼続がヒール役に
    なっています。

    0
    2017年12月12日

    Posted by ブクログ

    「武田家滅亡」の姉妹編?
    謙信の死の謎と、景勝・兼続の謀略、兵を持たない北条からの養子の景虎の理想と現実、滅びゆく様が描かれている。
    作者には何か滅びの美学を感じる。

    0
    2014年08月25日

    Posted by ブクログ

    歴史の結末は分かっていても、義を通した者が敗れ、滅びるのはやはり後味が悪い。作者が言いたかったことは何か、戦国にも現代にも通じる世の中の理不尽さか。

    0
    2020年09月30日

    Posted by ブクログ

    北条家から上杉謙信の養子に入り、謙信から景虎の名前ももらった三郎景虎。
    御館の乱ではもう一人の養子の景勝と争うことになるけど、越後での派閥争いにも大きく影響を受けた二人の養子。特に血縁も地縁もない景虎は一方の派閥に祭り上げられる運命だったのか。
    景勝派だから仕方ないだろうけど、樋口与六(直江兼続)の

    0
    2018年08月11日

    Posted by ブクログ

    「御館の乱」の敗者、上杉景虎の物語。話自体は北条家関連の作品が多い著者らしく完成されているが、ライバルの上杉景勝と樋口与六こと直江兼続の悪役っぷりが尋常ではなく、辟易してしまう。物語に悪役がいるのは必然だがここまでやると引いてしまう。

    0
    2017年10月02日

    Posted by ブクログ

    北条氏康の息子として生を受け、上杉謙信の養子となった北条三郎こと上杉景虎。
    戦国の荒波に挑む彼の生き様を描く。

    謙信の死後、上杉を二分した「御館の乱」
    その勃発に至る経緯と終わりを語られることのない景虎側の視点から描いていく。

    普段は義の人として描かれる上杉景勝・直江兼続が悪人として描かれている

    0
    2016年07月23日

    Posted by ブクログ

    北条・武田・上杉。この三大名家の同盟で、関東一円に平和をもたらす。甲相越三和一統の計。
    その計略を完成させるべく、越後上杉家に養子縁組した北条三郎。後の上杉景虎です。
    理想に燃えて越後入りした三郎を待っていたのは、上杉家の家督争い。理想を成就させるどころか、跡目争いに破れ、短い人生を散らすこととなり

    0
    2014年08月12日

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