写楽女

写楽女

836円 (税込)

4pt

5.0

寛政六年の春。地本問屋「耕書堂」に住み込みで奉公している女中のお駒は、店主・蔦屋重三郎のもと、日々忙しく働くある日、店の中に入っていく長身の男を見かけた。その男は、写楽という蔦屋が抱える新しい絵師だった。写楽の役者絵が店に並ぶと、今まで誰も見たことのない絵に、江戸中が沸いた。讃辞と酷評入り混じる中、突然重三郎に呼ばれたお駒は、次に写楽が描く絵を手伝ってほしいと言われ……。選考委員満場一致で受賞した、第十四回角川春樹小説賞受賞作、書き下ろしの外伝を加え、待望の文庫化。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代小説を読むことはあまりなく、絵師についての知識もないに等しいにかかわらず、筆者の優しく清らかな筆致に引き込まれました。

    教科書で知った絵師の名が出てくるとワクワクして、それぞれの人物ついてさらに知りたくなりました。

    人生前半、苦労続きのお駒さんに、読みながらエールを送っていました。

    写楽と

    0
    2024年12月18日

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