落花は枝に還らずとも(上) 会津藩士・秋月悌次郎

落花は枝に還らずとも(上) 会津藩士・秋月悌次郎

838円 (税込)

4pt

幕末の会津藩に、「日本一の学生」と呼ばれたサムライがいた。公用方として京で活躍する秋月悌次郎は、薩摩と結び長州排除に成功するも、直後、謎の左遷に遭う……。激動の時代を誠実に生きた文官を描く歴史長篇。新田次郎文学賞受賞作。

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落花は枝に還らずとも(上) 会津藩士・秋月悌次郎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月02日

    長編なので取り掛かるまで心の準備が必要でしたが、読み始めたらぐんぐん進みました。会津藩の公用方という、なかなか歴史の表には現れないですが実は大活躍した秋月悌次郎。大きく包むような人柄で、尊敬できる人物です。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この種の作品は「歴史を題材とした小説」と呼ぶべきものと、「小説の体裁で語られる伝記・歴史」と呼ぶべきものに大雑把に大別出来るような感じがするのだが、本作はどちらかと言えば後者である。秋月悌次郎は幕末の会津家中にあった文官である。その学識や、文才が評価され、“京都守護職”として京都で活動した家中に在っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    秋月悌次郎を主人公にした小説。
    公用方としての奮闘っぷりが描かれています。

    上巻は八月十八日の政変まで。

    京都守護職始末記と平行して読むとなんだか嬉しい。

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    Posted by ブクログ 2013年03月24日

    上下巻。
    若くしては昌平學にて「日本一の学生」と呼ばれ老いてはラフカディオ・ハーンに「神のような人」と称された、会津藩士秋月悌次郎の生涯を追い描く。
    2013年大河ドラマの余波で、数年前から積ん読されていた本をサルベージしました。

    武官に比べて文官は歴史に沿って物語を追い描くのが困難、と、筆者自身...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月06日

    3年前に読みかけて積んでた本。今年の大河で秋月が活躍しているのを見て読みはじめました。感想は下巻を読んでから。

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    Posted by ブクログ 2011年06月17日

    会津と薩摩の間であれだけ活躍し、長州に睨まれた秋月が一部の薩長人に助けられ、明治新政府下でも活躍の場を見出していくのは学問と人柄のおかげなのだろう。同じような境遇の佐川官兵衛はその軍人版とも言える。会津からみた明治維新についてもっと知りたくなった。
    漢詩も読みこなせるようになりたいものだ。

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    Posted by ブクログ 2010年04月20日

    秋月悌次郎は、幕末の京都で守護職を務めながら時代に翻弄され、逆賊の汚名を一身に集めてしまった会津藩主・松平容保公のそばにあって、公用方を務めた一人だ。はなやかな幕末の歴史のなかでは、地味な脇役でしかない一文官の一生がこんなにも波乱にとみ、静かな感動をくれるとは思ってもみなかった。
    そこには、「学問と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月21日

    会津藩士、秋月悌次郎の生涯。
    日本一の学生と言われながらも、幕末の会津藩と共に不運な人生を生き抜く姿に感動します。

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    Posted by ブクログ 2012年09月23日

    131 読み応えがあった。
    でも、完読するのに2年もかかってしまった。
    中村さん御免なさい。
    下巻は年内に完読します。

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    Posted by ブクログ 2010年08月08日

    会津藩士・秋月悌次郎の一生が書かれています。
    主人公が会津藩士なので、『容保公ラブvvv』『容保公万歳!!!』『容保公最高★☆★』なのは理解できるんですが、容保公を聖人君子に書きたいが為に周りにいる人達(慶喜公とか小笠原長行公などなど)を無能な者のように性格が悪い人物のように書かれていたのが、読んで...続きを読む

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