筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

3.8

「だんまり堂」に依頼すれば、願いが叶う?
文や遺言書、迷子の掛札、料理帖。
字を書くことなら何でも承ります!
口の利けぬ筆耕師が、筆に祈りをのせて代書する――
「日本歴史時代作家協会賞」受賞作家による、人情時代シリーズ!

水沢数馬は深川の蜜柑長屋で、姪の春佳と筆耕屋を営んでいる。数馬は訳あって口が利けぬが、文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かぶ――そんな才を持つがゆえ、依頼人に寄り添った仕事をすると評判だ。
今日も“だんまり堂”には、迷子の娘を捜し続ける夫婦、冥土からの文を求める飛脚、大店の娘に料理帖を託したい女中が訪れ……。
温かな人情時代シリーズ開幕!

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筆耕屋だんまり堂 の一覧

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1~3件目 / 3件
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします
    836円 (税込)
    「だんまり堂」に依頼すれば、願いが叶う? 文や遺言書、迷子の掛札、料理帖。 字を書くことなら何でも承ります! 口の利けぬ筆耕師が、筆に祈りをのせて代書する―― 「日本歴史時代作家協会賞」受賞作家による、人情時代シリーズ! 水沢数馬は深川の蜜柑長屋で、姪の春佳と筆耕屋を営んでいる。数馬は訳あって口が利けぬが、文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かぶ――そんな才を持つがゆえ、依頼人に寄り添った仕事をすると評判だ。 今日も“だんまり堂”には、迷子の娘を捜し続ける夫婦、冥土からの文を求める飛脚、大店の娘に料理帖を託したい女中が訪れ……。 温かな人情時代シリーズ開幕!
  • 筆耕屋だんまり堂(二) 姉への恋文
    836円 (税込)
    後添えを案じるご隠居 影の薄い落語家 姉の幸せを願う武士の男子 あのときの想い、憶えてますか?  文字に触れると心が視える筆耕師が、 依頼人の願いをやさしく紡ぐ。 “言葉”が人を救う感涙の人情シリーズ第二弾 「恋文を書いてほしいの」筆耕師数馬の前で、姪の春佳は友人の健吾とともに頭を下げた。健吾は、自分のために嫁入りを諦めた姉を案じ、許婚だった男からの恋文を願ったのだ。逡巡しつつも代書する数馬。だが、男には既に別の女との縁談があった。さらに“偽りの文”であることも知れ、姉弟仲は険悪に。心を痛めた数馬は、事を収めるべく再び筆を執るが……。
  • 筆耕屋だんまり堂(三) 一文字の想い
    836円 (税込)
    “一字”の指南を願う者 “青い墨”を探し求める者 “弁才天”の遺言を託す者―― 伝えたい言葉からたった一つ。 様々な「想い」を抱えた依頼人に、 心が視える筆耕師が救いの“言葉”をおくる。 感涙の人情時代シリーズ第三弾! 筆耕師数馬の書に惹かれ、古着屋の長男月彦が教えを乞いにきた。美しい字を書きたいという真っ直ぐな思いに応え、数馬は指南する。 筋はよいのに自らの手跡に納得できぬ月彦は、数馬の墨色に“違い”を見出す。墨を譲ってほしいと懇願する月彦。だが、その古墨は亡き兄の大事な形見だった。 物悲しい月彦の字に触れた数馬は、彼が色を判じられない事情に気づき……。

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筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    「だんまり堂」に依頼すれば、願いが叶う?
    文や遺言書、迷子の掛札、料理帖。
    字を書くことなら何でも承ります!
    口の利けぬ筆耕師が、筆に祈りをのせて代書する――
    「日本歴史時代作家協会賞」受賞作家による、人情時代シリーズ!

    水沢数馬は深川の蜜柑長屋で、姪の春佳と筆耕屋を営んでいる。数馬は訳あって口が利けぬが、文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かぶ――そんな才を持つがゆえ、依頼人に寄り添った仕事をすると評判だ。今日も〝だんまり堂〟には、迷子の娘を捜し続ける夫婦、冥土からの文を求める飛脚、大店の娘に料理帖を託したい女中が訪れ……。温かな人情時代シリーズ開幕!

    令和8年5月19日~22日

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    麻宮好さんの作品は、初めて読んだ「恩送り」からファンです。人のぬくもりを感じる作品が多く、このお話もそういうものを感じます。これからシリーズとして続くのかなと期待したい作品です。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    書いてもらった物で願いが叶うと言われる筆耕屋のだんまり堂の数馬は、口は利けぬが文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かび、硯や筆や文鎮とも話せると、すてきな設定な上に面白いし時代ものでも読みやすい。江戸時代の子供が受けるひどい扱いや境遇がすごく嫌になる。依頼の裏にある悲しみや残酷さに切なくもなる気持ちを、一緒に暮らす春佳が明るく朗らかで和ませ救ってくれる気がする。いいコンビだなぁ。春佳の両親と数馬の声の謎が女の持ち込んだ筆と繋がるのか先がすごく気になる!これは嬉しいシリーズが開幕したと今後が楽しみ。

    0
    2026年01月28日

    匿名

    購入済み

    とても優しいお話。
    不慮の事故で喋れなくなった主人公が新しい不思議な力で依頼者を幸せに導くお話。
    読んでいて 心がぬくぬくして明るい気持ちになる。
    このまま次の巻が出るといいな。

    #ほのぼの #癒やされる

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    その時の状況によって、表情とともに話言葉で伝えたい時、書き言葉で伝えたい時があると思う。でも書き言葉は、真意が伝わらず誤解を生むこともあって難しい。数馬は、話言葉で伝えられないからこそ、より心を文字にすることを大事にしていて、だから、人の心に響く想いを届けられるんだろうなと思う。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    《慰める言葉も、文字にすれば味気ないものになる。》p.116。
    《根っこは大事だ。だが、根っこにしがみついていたら、綺麗な花は咲かせられない》p.243
    【第1話】行方不明になった娘を探している染物屋夫婦の掛札2枚。
    【第2話】6歳の子供が死んだ母親に書いた手紙への返事を代筆してくれという依頼。
    【第3話】大店の娘が嫁に行くので彼女を可愛がっていた女中が料理帖を書いてくれと依頼してきた。
    【感想】代筆の話は幾つか知っています。桜川ヒロさん『四月一日さんは代筆屋』、小川糸さん『ツバキ文具店』、アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」など。やはりいずれもテイストは似てますが今回の作品はその中でも優しい。硯や墨や文鎮がしゃべるのもたのしい。

    ■筆耕屋についての簡単な単語集

    【井上】手習い所の先生。
    【お海】硯。数馬と会話できる。唐硯の中でも上質の端渓硯。紫がかった色と丸みをおびた形の美しい硯。
    【数馬】水沢数馬。主人公。筆耕師。武士。記された文字に触れれば人の思いを感じ取れる能力を持つ。火事で兄夫婦を失い口がきけなくなった。
    【勝】蜜柑長屋の井戸端会議の主。
    【雁之助】通称ガンちゃん。春佳の手習所での友だち。ガキ大将。
    【スミばあ】上物の唐墨。作られて50年は経ているがいまだ現役の古墨。
    【だんまり堂】筆耕屋としての数馬の通称。春佳は嫌っている。
    【呪いの筆】その筆で書かれたものを見ると、命を落とすと言われてるらしい。謎の女が持ってきてこの筆で恋文を書いてくれと依頼されたのがそれらしくお海やスミばあが拒絶反応を示した。
    【春佳】姪。亡き義姉の美乃(よしの)とそっくりな美しい瞳。数馬の口の動きを読み取り会話することができる。物語開始時9歳。
    【彦三郎】星野彦三郎。数馬の叔父。父の弟。上州で絹の仲買商をしておりかなり成功しているようだ。
    【筆耕師のお仕事】基本は代筆。手紙。戯作草稿の清書。書本の写し。遺言書作成。看板。掛札場用の掛札。レシピの文書化。家系図作成。
    【文左衛門】蜜柑長屋の差配をやってるのでいつの間にか文左衛門と呼ばれるようになった。70歳。
    【平吉】早飛脚。足を痛めて今は走れない。親しい子供の亡くなった母への手紙への返事を依頼してくる。その後春佳が文字を教える。
    【蜜柑長屋】数馬や春佳が暮らす長屋。
    【龍翁:りゅうおう】文鎮。龍を模した青銅製の文鎮。足利時代に作られたとか?
    【りん】隣の住人。仕立て屋。24歳。独身。口は悪いが気立てはいい。なぜ結婚していないのかはわからない。

    0
    2026年06月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    付喪神なのか妖に近いのかわからないけれど
    硯や墨が言葉を話す。
    書道を少ししていたので、硯や墨が言葉を話していたらなんて楽しいのだろうかと思いました。
    そんな硯を持つ主人公の数馬と、
    姪の春佳のもつ過去。
    単なる火事なのか、何かが起きたのか。
    物語が進むとともに、数馬の記憶が蘇っていく。火事が起きて兄たちが、ではなく何かが起きて兄がわざと…?
    とても続きが気になる終わり方でした。
    もちろんそれぞれの話もおもしろく、
    人情あふれる物語だと思いました。
    子供が関連している話が多いことには理由があるのでしょうか?
    主人公と姪の関係性から?気になります。

    0
    2026年02月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    数馬が営む筆耕屋は通称“だんまり堂”とよばれ、数馬に書いてもらえば願い事が叶うと言われています。
    数馬は火事で亡くなった兄夫婦の忘れ形見、春佳と暮らしていますが、その火事が原因で口が利けません。
    商談の橋渡しは9歳の春佳がやっています。
    人からだんまり堂と呼ばれることが春佳は嫌いですが、数馬の元には事情を抱えた人が代筆を求めてやってきます。橋の崩落の際にはぐれた幼い娘を何年も探し続けている夫婦、亡くなった母の手紙を待つ子、奉公先の娘が嫁ぐので料理帖を持たせたいと願う女中等…。

    その人が書いた文字に触れると情景が見えたり、硯と会話出来たりと、不思議な力がある数馬ですが、まだ明かされていない何かがありそうです。

    その不思議な力があるから依頼人の心によりそった文がかけるということもあると思いますが、数馬の書がつなぐ人の情にじんわりします。

    0
    2026年07月14日

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