山元泰生の作品一覧

「山元泰生」の「明石掃部」「大谷吉継」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 明石掃部
    4.0
    1巻902円 (税込)
    戦国備前(岡山県)に生まれた明石掃部頭守重は、豊臣秀吉や黒田官兵衛からその才智を期待され大きく成長していく。やがてキリスト教の洗礼を受けた彼は宇喜多家の当主・秀家を補佐し、家臣や領民をいたわり善政をしく…。「関ヶ原の戦い」「大坂の陣」で精強鉄砲隊を率い、強い信念で戦国の世を火のように戦い、風のように奔りぬけたキリシタン武将の生涯を描いた傑作小説。
  • 新納忠元
    -
    1巻902円 (税込)
    「戦さというものは、魂のぶつけ合いであるぞ!どんな戦さでも、常に死ぬ気で戦えば、死なずに済ませようと思っている者に負けるはずがない」時には先鋒として鬼神のように戦い、時には参謀として戦索を巡らせ、民を思いやり、詩歌を愛した新納忠元。島津貴久・義久・義弘・歳久・家久ら島津一族の栄光に己の全てをかけた文武両道の豪将の壮烈な生き様を描く。
  • 大谷吉継
    4.5
    1巻924円 (税込)
    「あの男に一度、百万の軍勢を采配させてみたかった」天下人豊臣秀吉に知略と軍才を高くかわれ、そう言わしめた魅力溢れる戦国一の勇将「大谷刑部吉継」。関東、奥羽、朝鮮など各地で骨身を削りながら見事な活躍を続ける。慶長五年関ヶ原。生涯の盟友・石田三成とともに戦国末期を鮮やかに照らし続けた男が最後の輝きを放とうとしていた…。知勇兼備の名将の魅力を描く傑作小説。
  • 小山田信茂
    3.0
    1巻924円 (税込)
    甲斐国郡内(現在の山梨県東部地域)小山田家に生まれた信茂は、文武に優れた才能を武田信玄に認められ川中島、三方ヶ原の戦い等で鍛え上げた投石隊を率いて奮戦し、武田家の栄光に大いに貢献していく。しかし、信玄亡き後、時代の波は大きくうねり、信茂と武田家を追い詰め、信茂は、愛する郡内の地と民を守るため、身を裂かんばかりの苦渋の決断に迫られるのであった・・・。

ユーザーレビュー

  • 大谷吉継

    Posted by ブクログ

    「知られているような、知られていないような…」存在の人物を掘り下げる試みをした作品…なかなか愉しい!!殊に、この大谷吉継のように、後世に伝わっている色々なことがやや不足していながら、同時代の人達には敬愛されたであろう“将器”、“人物”を知ってみることには、大いに価値が在るのではないだろうか…

    0
    2012年01月05日
  • 大谷吉継

    Posted by ブクログ

    物語と言うより伝記っぽい書き方で(さすが人物文庫!)、吉継が活躍した部分をピックアップして掘り下げてある感じです。
    吉継は冷静に仕事をしているイメージが強かったんだけど、本作では戦でわくわくしたり感激して涙したりと、情に厚い武辺者な面がたくさん描かれていて新鮮でした。
    三成との関係も、見守るのではなく同じ目線で何でも言い合える仲という感じ。こういう豪胆な刑部もいいなぁ!

    0
    2011年03月31日
  • 大谷吉継

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    豊臣秀吉の家臣で
    様々な戦場で
    大いにその武力を発揮する
    石田三成とともに
    関ヶ原に参戦するが
    家康に負けてその人生を終える

    0
    2012年06月21日
  • 大谷吉継

    Posted by ブクログ

    北政所が西軍寄りとして書かれていることに感激。最近言われるようになったにも関わらず、未だに家康を支持したとか秀秋に東軍につくよう言ったとか書いてある本が多いので…。
    大谷吉継が主人公の本は初めて読みましたが、いままで知っているようで知らなかったことをたくさん知ることができました。
    吉継と三成の友情、ホントに好きです。
    処刑前の三成の毅然とした態度も心に残っています。
    最後のほうは泣きそうになることもありました。

    0
    2012年05月08日
  • 明石掃部

    Posted by ブクログ

    関ヶ原後の、明石様が長崎に行った年代が手許の資料とちと違い「ん??」という気持ちに…。
    (マイ史料は、宣教師が本国に書き送った年報の翻訳でござりまするゆえ、そちら記載の年代のほうが正しい気が☆)
    (生没年不詳の謎のお方でありますゆえ、誤差、生じまくりなのでござりましょうな…)

    それはそうと、これまで何となく詳細を知るのを避けていた明石様親族ご一同の、大坂の陣後の末路を、こたびかなり詳しく知ってしまひ…。
    そういう見方は避けておりましたが、やはり『悲劇の人』(悲劇の一族)なのだな…と認識、予想外に、重い気持ちになってしまった読後なのでありました☆

    0
    2012年04月12日

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