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列強諸国に蹂躙(じゅうりん)され荒廃した清朝最末期の北京。その混乱のさなか、紫禁城の奥深くでひとりの妃が無残に命を奪われた。皇帝の寵愛を一身に受けた美しい妃は、何故、誰に殺されたのか? 犯人探しに乗り出した日英独露の高官が知った、あまりにも切ない真相とは――。『蒼穹の昴』に続く感動の中国宮廷ロマン。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
今回のこの巻はなんかサスペンス仕立てで、 蒼穹の昴からの顛末もわかって面白かった! 次は中原の虹の①巻へ!楽しみ楽しみ!
「蒼穹の昴」の続編。 清朝末期、光緒帝の妃•珍妃の死の真相がミステリー風に描かれています。続きだけれど前作と雰囲気が違ってまたおもしろいです。 それぞれの人の思い、それぞれの国の思惑。相手の本当のことなんてわからないのに思い込みで自分が正義だと思っている人たち。 それぞれの立場の正義。 自分の、自...続きを読む国の損得しか考えていない人たち。 相手を見下す人たち。 それでは誰も幸せになれないようで悲しいなと思いました。
それそれの立場からの珍妃の最期。短編集のようで読みやすかった。 相手を守ろうとしているようで、自分のことしか考えていない。 人間の狡さ、醜さが見え隠れしている。愛の深さがわかる。
蒼穹の昴では、中国名が難しくて誰が誰なのかこんがらがってたけれど、ここまで読んだら分かるようになってきた! 珍妃を殺したのは誰だというミステリー小説なのかと思いきや、とても素敵なラブストーリーでした。みんなが証言することが全然違かったり、実際に会ってみた人物が噂と違ったりでどういうことだってなって...続きを読むたところでのラスト!全く想像出来なかった。皇帝と珍妃の深く揺るぎない愛に泣けた。歴史上の事実は別として、この物語の珍妃が大好きになりました。 そして実際に珍妃が殺されたとされる井戸が中国にあるらしい…見てみたくなった!今まで全く興味のなかった中国史が面白いと感じるようになってきたぞ。
いろんな人のいろんな思惑が描かれていておもしろかった。蒼穹の昴の後に読んだほうが様々な発見があって良いと思う。最後がぼやっとしているのは仕方ない。
何気なく蒼穹の昴を読み始めて、いやーハマりました、蒼穹シリーズ‼︎ で、第二弾です。蒼穹の昴の最後の方がちょっと呆気なく終わってしまった感があったので、後日談的なこちら第二弾で埋め合わせできました。中国史の残酷さと神秘性にどっぷりです。
読み終わりました。 読み終わった後、ぼーっとしています。 珍妃、幸せだったのかしら? 光緒帝は? そして西太后! みんな、滅びゆく清をなんとかしようとして、大国と戦った。 寂しいですね。
ほぼ一気読み。珍妃の死の謎やいかに?と、、、 二転三転される証言に、登場人物たちと同じように気を揉まれつつ読み進めた。 清代末期の激動を描いたシリーズの第二期という位置付けらしい本作を読み、続編への期待が高まった。 ★4つ、8ポイント。 2022.08.26.新 ※中国史の知識はほぼ皆無(中...続きを読む学校の社会科レベル)だが、逆に予備知識が無いからこそ新鮮に物語の世界観を味わえている気がする。 ※「蒼穹の昴」の続編だというから“春児”の活躍に期待したけれども、ほとんど出てこなかった(苦笑) ※(読解力が無いのかな…?) 結局のところ、珍妃を殺したのは誰? 連合国軍の兵士たち? ・・・・(恥) ↑ ここが、いまいちスッキリしなかったのだけれど・・・他の読者達はちゃんと読み取れているのかしら?読解力不足の哀れな読書好きに、もしよかったらそれぞれの解釈をコメント欄ででも教えてくれる方がいたら嬉しいです。 ※巻末解説者は今作を読んで芥川龍之介の「藪の中」を思い浮かべたらしいが、自分が頭に浮かんできたのは・・・ 20年以上前の洋画。メグ・ライアンとデンゼル・ワシントンの「戦火の勇気」だった。 (そんなに有名な映画ではないのだけど…知ってる人はいるかな?)
浅田次郎『珍妃の井戸』は1900年の北清事変(義和団事件)で起きた珍妃殺害事件の真相に迫る歴史小説。珍妃は光緒帝の妃である。珍妃は聡明で光緒帝の改革「戊戌の変法」を支持していた。戊戌の政変で光緒帝の改革が失敗すると、珍妃は光緒帝から引き離され、冷宮に軟禁された。北清事変で八か国連合軍が北京に迫ると清...続きを読む朝の宮廷は西安に逃げる。その際に珍妃は井戸に投げ込まれて殺害された。 一般には西太后の命令で殺害されたとされるが、『珍妃の井戸』では誰が殺したか分からないまま有耶無耶にされている。そこで英国・ドイツ・ロシア・日本の貴族が真相を明らかにしようとする。当時は日露戦争直前であり、ロシアと日本は一触即発の状態である。英国とロシアはグレートゲームの最中であり、日英同盟によって日本とともにロシアをけん制している。ドイツも英国と対立している。 国際政治では対立しているが、四か国は君主国という共通点があった。四か国の貴族達は君主を守護する貴族の立場から皇帝の妃が殺害されながら有耶無耶にされている状態を由々しき事態と考えて調査する。ここには公務員根性とは異なる貴族の精神がある。卑しい公務員根性では目の前の問題が起きてなければ、それで良しとなりがちである。
蒼穹の昴の続編。 出演者も一部引き継いでいる。 義和団の乱に際して西太后たちが西安に逃亡する際、紫禁城内の井戸に投げ込まれて殺された珍妃事件を、諸外国から派遣された人たちが聞き込みをするというのが主題。 他の人も書いているが、関係者それぞれの見方が異なり、何が真実がわからないということで、芥川龍之介...続きを読むの「藪の中(映画「羅生門」の原作)」を彷彿とさせる。 ただ伏線等がないに等しいので、解決編はかなり唐突感がある。 浅田次郎はミステリーを書きたかったのではないから、しょうがないのかもしれない。
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珍妃の井戸
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浅田次郎
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