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Posted by ブクログ 2009年10月04日
北条早雲が大好きになりました。
戦国初期は、後期とは全く違う面白さがあるのですが、この本は本当に面白い!!
早雲が「実は一介の素浪人じゃない」と知ってからちょっと残念な気持ちになっていたのですが、司馬先生は本当に上手い見解をして下さいました。
将軍の弟の申次衆だけど…という設定は、悔しいが納得してし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月09日
北条早雲の生涯を描いた歴史小説。上巻では早雲が京にて伊勢新九郎と名乗っていた頃が時代背景。
早雲は、小田原を拠点に民意を汲む稀有な戦国大名としては有名であるが、その若い頃の生き様を理解しないと後世の偉業を語ることはできない。おそらく当時の記録は限られているのだろうが、そこに十分に紙面を割くところが司...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月06日
いつ始まったのかもわからない、なぜ始まったのかもわからない応仁の乱に翻弄される京の人々。
天皇の側近、伊勢氏の屋敷の片隅に小屋を建て、鞍作りで細々と暮らしを立てている新九郎。
彼の立身出世物語のはずなのだが、10年ほどの歳が流れて、今のところまだ出世はしておらず、箱根にもたどりついていない。
上巻...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月01日
全巻通読後のレビューです。
代表的な下克上の大名である、北条早雲が主人公。
室町時代(応仁の乱以降)の様子が、政治的状況以外のこともよく書かれていて、非常に参考になる。
それに和歌も登場して、日本史や古典文学に興味のある人には、なかなか楽しめる作品になっている。
早雲の前半生は史料がないため...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
北条早雲その誕生たるや・・・。
鞍作りを生業とする伊勢新九郎、8代将軍足利義政の弟義視の申次衆を勤めてはいるが、義視の存在は無力そのもの、申次衆と言ったって秋の蚊ほどの力もない。
早雲以前の伊勢新九郎長氏時代が描かれている巻である。
40半ばまで世間に知られることもなく過ごした早雲、司馬さんは、早...続きを読む
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