新装版 箱根の坂(下)
  • 最新刊

新装版 箱根の坂(下)

913円 (税込)

4pt

関東制覇を目指して、先ず伊豆を切り取った早雲は、越えがたい箱根の坂を越えて、ついに小田原攻略に成功した。まさにその時、戦国の幕が切って落とされたのである。伝統的教養と近代的領国経営法で関東の覇者となり、治世の理想を実現させ、歴史を変えていった男、北条早雲の一生を描いた傑作長編小説完結。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

新装版 箱根の坂 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 新装版 箱根の坂(上)
    836円 (税込)
    応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。家伝の鞍作りに明け暮れる、毒にも薬にもならぬ人間で生涯をことなく送るのが望み、と考えていた。だが、妹分の美しい娘、千萱(ちがや)の出現が、彼の今までの生き方を激変させる契機となり覇者への道を歩み出した。
  • 新装版 箱根の坂(中)
    858円 (税込)
    守護・今川義忠の死による混乱を鎮めるため、早雲は駿河に下り、嫡子・竜王丸を後見することとなる。室町幕府の力はなきに等しく、国人・地侍たちが力を持ち始めていた。この時代の大きな変化を鋭く先取りした早雲は、天性の知略で彼らの信望を得、政敵を退けていき、有名な北条の治世の土台を築いていく。
  • 新装版 箱根の坂(下)
    913円 (税込)
    関東制覇を目指して、先ず伊豆を切り取った早雲は、越えがたい箱根の坂を越えて、ついに小田原攻略に成功した。まさにその時、戦国の幕が切って落とされたのである。伝統的教養と近代的領国経営法で関東の覇者となり、治世の理想を実現させ、歴史を変えていった男、北条早雲の一生を描いた傑作長編小説完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

新装版 箱根の坂(下) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この小説は、北条早雲が箱根の坂を越えて関東を制覇する話のはず。
    しかし上巻中巻ときて、未だ箱根の坂を越えない。
    下巻の400ページで本当に関東を制圧できるのか?
    北条早雲、50歳を超えているぞ。

    自分たちの欲得のための戦いをするだけで、何ら生産性のない守護や地頭などの武士階級。
    貴族化しつつある彼

    1
    2019年04月06日

    Posted by ブクログ

    ・時代が必要とした人物
    ・受動的 革命家
    ・聖(ひじり)
    が早雲に対する印象である。
    出自が不明であり、司馬遼太郎の空想も含まれるが、神格的印象が強い。
    社会制度が形骸化した時代だからこそ、早雲のような人材を歴史が求めたと言える。
    武家貴族が衰退し、足利家を含め上級武家が私闘に明け暮れる中、生産能力

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    日本の戦国時代、そのスタートを切った北条早雲の戦国大名になるまでがついに描かれます。京都から始まったこの物語は、序盤が長過ぎるように感じますが、時代の先駆者である早雲を鮮やかに描き出すために必要であったことがわかります。早雲とともに旅をしてきた長い物語は、ついに箱根の坂を超えます。当時、駿河、伊豆ま

    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

     日本史で北条早雲の名前は知ってはいたが、それ以上はいったいどういう人物なのかまったく知らなかったので興味深く読むことができた。
     北条早雲はその前半生に関して資料が少なく、どうやら本書でも伊勢新九郎と名乗っていた北条早雲の前半生はこうであったろうという司馬遼太郎氏の創作になっているようである。
     

    0
    2013年02月10日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎大ファンとしてはもっと早く読むべきであったと後悔の書。伊勢新九郎/北条早雲の生涯の物語。戦国期の作品については国盗り物語から読めば良いと認識していたが、道三、信長、秀吉、家康の前に絶対読むべし。鎌倉幕府成立の意味を、南北朝室町幕府の意味、応仁の乱、その衰退と戦国時代へと変遷の必然をの司馬氏

    0
    2012年02月19日

    Posted by ブクログ

    最終巻。北条早雲が伊豆に入り、小田原を手中に収めるまでを描く。最終巻では、関東での三浦氏、大森氏等との争いが舞台となり、読んでいても小気味よい。
    早雲は時間をかけてでも自分の目指すところを実現し、その実現の過程で軸(「義」なのであろう)を貫き通す。

    「あとがき」にもあるように、早雲が「領国制」とい

    1
    2012年05月07日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎といえば一番好きなのはやはり『燃えよ剣』。司馬遼は古い文献から破片を集めそこから人となりやストーリーを想像し気持ちが盛り上がったところで一気に書くそうだ。あとがきにそんなことが書いてある。そして謎に包まれた北条早雲の人生を取り上げた。人生40年の時代に早雲が歴史に現れるのは応仁の乱後の45

    0
    2020年11月22日

    Posted by ブクログ

    室町時代(応仁の乱)から戦国時代の幕開けまでを生き切った北条早雲について焦点を当てた小説です。時代の移り変わりにいち早く対応する姿は今読んでも参考になるなと思いました。

    上巻の感想にも書きましたが、応仁の乱後の京都・関東の流れを手軽に知りたいひとにお勧めできます。

    信長の野望等の戦国時代にフォー

    0
    2019年04月20日

    Posted by ブクログ

    久し振りに読んだ司馬遼太郎。
    北条早雲はどうやらすごい人らしい、ということで以前から読んでみたかったので。

    伊勢家の末流として京の中枢近くで応仁の乱を経験した新九郎(早雲)は、足利政権や支配層に対し、諦めと絶望感を抱いていた。
    その早雲が目指した国の形とは――。

    最近、読みやすいイマドキ歴史小説

    0
    2016年03月14日

    購入済み

    描写が優れている

    いつもながら、司馬遼太郎の歴史的背景、人物観察の描写が極めて優れていると思います

    0
    2015年10月27日

新装版 箱根の坂(下) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

新装版 箱根の坂 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

司馬遼太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す