エッセイ作品一覧

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  • 不安を楽しめ!~ドン・キホーテのピアス16~
    4.3
    3.11を経て、日本は様々な不安や不満が鬱積しつつある。その結果、日本国内には不寛容な空気が充満し、ともすれば他者を責めるような社会になっている。そんな時代をどう生きるのか? 鴻上尚史の提言!

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  • 下衆と女子の極み 強くなりたきゃパンを食え
    4.3
    「THE-MANZAI 2012」で見事に優勝を勝ち獲ったハマカーン。彼らが2000年の結成から、いくつもの挫折や衝突を経て、遂に「THE MANZAI」で優勝を成し遂げるまでの軌跡を双方のひとり語りをシンクロさせて綴った、ちょっと変った回顧録。神田と浜谷それぞれが、独断と偏見振り返ったあの日あの時回顧録……。そこで浮き彫りとなったのは恐ろしいまでの“意識のズレ”があった。コンビでありながら、あるいはコンビだからこその“意識のズレ”が芸人特有の笑える視点を交えて描かれていく。そして、ズレとズレのオンパレード中に、時として垣間見せる“コンビにしか生まれない絆”にちょっとだけ感動。ともに苦労しともに苦悩し、同じ風景を見ていながらも心がひとつになれない日々。コンビでいる不安、コンビでいる安らぎを繰り返しながらついにブレイクするまでの日々を描く芸人青春回顧録である。

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  • 脳天気にもホドがある。―燃えドラ夫婦のリハビリ日記
    4.3
    突然、あなたの大切な人が倒れたら? 脳溢血で倒れ、右半身痲痺と失語症のリハビリと闘う夫との日常を、 愛情たっぷりに描く痛快エッセイ。 本書は「リハビリより鉄道、介護よりドラゴンズ」という脳天気な夫婦の、発病から1年間のお笑いリハビリ日記です。 夫にも私にも「好きなこと」があります。そして、病気になったからといって、ふたりともそれを我慢しなかった。 するとあら不思議、「好きなこと」の存在は、ときには息抜きに、ときには励みに、そしてときにはリハビリそのものになりました。 愛と涙の闘病期には登場しないリハビリの実際と生活のどたばたについて、 「こんなことするんだ」 「なーんだ、これでいいのか」 と思っていただけたら幸いです。
  • おばあちゃんのオシャレ採集
    4.3
    1巻1,144円 (税込)
    おばあちゃんのワンピースは、よく見たら、ヒョウ柄。……究極の、わが道。 おばあちゃんのおしゃれは、究極のわが道。流行も見た目も、関係ない。「おしゃれしてる」アピールもなければ、誰かの真似でもない。自分のためだけのおしゃれ。そんなおばあちゃんたちの街角スナップと採集を一冊の本にまとめました。水玉のおばあちゃんがいれば、ランニングおばあちゃんもいる。ステッキや手編み靴下の採集など。見て楽しい、読んで納得のイラストエッセイ。
  • 夜のある町で
    4.3
    詩集『渡世』で高見順賞を受けた現代詩作家による、待望のエッセイ集。「一日をまるまる空ける。そして人と話をして過ごす。それができたら、しあわせだと思う。」「電車のなかで、二人が語らっている。そのうちの一人が、どこかの駅に降りていく。残された人の表情を見ると、みじかい間ではあれ、人が人とふれあった痕跡が、その顔に残っている。それは、消えていくものであるが、すぐに消えるわけではない。ろうそくの焔のようにしばらくの間、目もと、口もとをうろついている。別れた人と、まだ話をしている。そんな表情の人もいる。」こんなふうに、明るく繊細な文章で書き留められているのは、ゆっくりと、でも確実に変わっている世相と社会、食べ物、作家や本のことである。それをつらぬく思いはひとつ、この国が失っているのは心である前に、まずは言葉なのだということ。その場その場で人間らしくあるために、言葉はある。あきらめ多き人生にあって、知恵と勇気をあたえてくれる、文学の実用書。

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  • 自分をえらんで生まれてきたよ
    4.3
    病気をもって生まれた<りおくん>が語る 生まれる前のこと、いのちのふしぎ……。 りおくんは、心臓と肺に疾患をもって生まれ、 これまで入院は30回以上、のべ2年にのぼります。 そんななかで、りおくんが語った不思議な話――それは、生まれる前の世界、 そしてこの世に誕生するということ。 命とは? 生きることとは? 神さまとは?……。 そんな“小さな哲学者”が語ったたくさんの言葉を、 高橋和枝さんのイラストを交え、きれいな本にまとめました。 ページをめくるごとに、心が透明になっていくのをきっと感じることでしょう。
  • 心臓に毛が生えている理由
    4.3
    『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の著者が、ロシア語通訳として活躍しながら考えたこと、在プラハ・ソビエト学校時代に得たもの、日本人のアイデンティティなど、言葉や文化に対する深い洞察を痛快な文章で綴る。※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • ああ息子
    4.3
    耳を疑うような爆笑エピソードの数々。でもみんな、本当にあった息子の話、なんです――!! 息子の「あちゃちゃ」なエピソードに共感の声続々! 育児中のママ必携の愛溢れるコミックエッセイの傑作。
  • 三浦綾子 電子全集 忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から
    4.3
    心に残るさまざまな言葉を思い出とともに綴った愛のエッセイ集。 毎日の平凡な生活の中で、ふと聞いた言葉や面と向かって言われた言葉が、心に残って消えない時、その言葉もまた肉体に刻まれた傷跡と同じように、その時の状況が瞬時に甦ってくる・・・。感動した言葉、おりにふれて思い出す言葉、自らを戒めるものとして受け入れた言葉、力と希望を与えてくれた言葉、愛の言葉などをまとめた心に残るエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏によるエッセイ「妻を語る」を収録!

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  • 少年
    4.3
    短篇の名手の楽しいエピソードが詰まった贈り物をお届けします。自転車を乗りこなそうと夢見た頃、菓子屋での“ネズミ事件”、ノルウェイでの夏休み、姉の恋人にした大胆ないたずら、そして、手ごわい上級生や教師たちとの寄宿学校での日々・・・・・・子供時代が懐かしくなるすてきな自伝。
  • どうせ、あちらへは手ぶらで行く
    4.3
    「五月十六日 『楽しく楽に』を最優先。不快、厄介、後廻し。楽々鈍で、どんどん楽」──作家が手帳に記していた晩年の日録には、自身の老いを自覚し、見つめながら、限られた人生を最期まで豊かにしようとする姿があった。執筆への意気込み、友との交遊の楽しさ、家族への愛情、そして妻を亡くした悲しみなど、作家が世を去る三ヶ月前まで、九年間にわたって綴っていた感動の記録。

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  • 静かに 健やかに 遠くまで
    4.3
    著者は若い頃から箴言の魅力に惹かれ、生きる指針としてきた。その著者の作品にも、心に染みる会話や、じっくり考えさせる文章が数多くある。出世でこり固まった男もおもしろくないが、出世をあきらめた男も魅力はない/妻が愛人であり、愛人が妻である――多忙な夫には、それがふさわしい/人間の能力とは努力のことでしかない……忙しいビジネスマンの琴線に触れる言葉を、集大成!

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  • 春は昔 ──徳川宗家に生まれて
    4.3
    15代将軍・徳川慶喜の跡を継いだ家達を祖父に持ち、17代・家正の長女として生まれた著者による、自伝的エッセイ。若き日は、大使として世界各国に赴任した父に同行。音楽やスポーツが得意で、一躍社交界のスターに。会津松平家に嫁いだ後、家事と育児に追われ辛苦をなめるがくじけない。戦中は、御殿場で食べ物にも苦労する疎開生活。秩父宮、近衛文麿、栗林忠道などとの縁……。大正、昭和と激動の時代を生きた「お姫さま」中の「お姫さま」による心打つ回想記。
  • 蜜の味
    4.3
    1巻1,056円 (税込)
    心の下着をお脱ぎなさい。禁断の「性愛レッスン」初告白! 話題の壇蜜による、衝撃の赤裸々エッセイとセクシーなカラー写真を収録。 テレビや雑誌などで大ブレイク中のセクシータレント・壇蜜。最近ではファッション誌に登場することも多く、女性のファンも急増中です。 あだ名が「愛人」だった中学生時代、大学卒業後の銀座ホステス時代、さらに葬儀の専門学校に通うなど、芸能界に入るまでの半生のほか、独特な魅惑的キャラクターを形成する壇蜜の生活や発想、嗜好のディテールを紹介。さらに、壇蜜のボディ、恋愛、衝撃の性愛体験まで、初公開となるエピソードを満載。タレントとしての壇蜜だけでなく、人間:壇蜜、女子:壇蜜の魅力を徹底解剖します。 【主な内容】◇『ゴルゴ13』で性に目覚めたのは本当? ◇ファーストキスは同級生の女子 ◇普段はノーパン。そのためのパンツ ◇私のセックスは“奉仕”が基本 ◇愛されるカラダ ◇究極の着エロ衣装 ほか  電子版特別付録として、ここでしか見られないセクシー写真を1枚追加!合計9枚のカラー写真を収録しました!!

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  • 日本列島プチ改造論
    4.3
    正しい世の中より、おもしろい世の中にしよう! 年金、税金、エコロジー、駆け込み乗車に放置自転車、ハコもの行政、薄毛にチャラ男、ダメ犬、尽きない偽装に教育基本法。社会問題から明るい家族計画まで、すべておまかせあれ。「反社会学」シリーズで人気の著者が、日本にはびこる難題を、小さなことからプチプチと、楽しく改革しちゃいます。あなたの暮らしを、明るく元気にするヒントが満載のエンタメ提言集。
  • 猫のあしあと
    4.3
    ヘッケとココアが去った町田家に、また一頭、二頭とやって来た猫たち。目が合えば威嚇され、世話をすれば激怒され、平謝りの暮らしが始まった。決死の爪切り大作戦、ケージ移動のために考案したインド風ラジオ体操、「一平ちゃん」をかき込みながらの徹夜の看病。今日もまた生きていく、人間と猫の日々。(講談社文庫)
  • 日本で知った「幸せ」の値段 無一文の留学生が、大学准教授になるまで
    4.3
    日本に憧れ、たった7万円を持って来日したスリランカ人のにしゃんたさん。日本語に苦労し、お金もなく、肌が黒いことで差別やいじめを受けた波瀾万丈な25年間の中で、彼が日本で遣ったお金と貰ったお金、<お金>をキーワードに綴った、ユニークな日本論。経済学者の金銭収支から、本当の日本の豊かさを考える!
  • 絲的メイソウ
    4.3
    「中学生で酒を、高校生でタバコを堂々とやっていた私だが、すき焼きの卵2つはだめだった」。ああ、人生は、なんでジグザグにしか進まないんだ!あっちにぶつかりこっちにぶつかり、ときに迷走、そして瞑想。いつも本気で立ち寄り、本気で考えた毎日を、偽ることなくセキララに描いた、絲山秋子の初エッセイ集。(講談社文庫)
  • この世でいちばん大事な「カネ」の話
    4.3
    「生まれて初めて触ったお金には、魚のウロコや血がついていたのを覚えている」――お金の無い地獄を味わった子どもの頃。お金を稼げば「自由」を手に入れられることを知った駆け出し時代。やがて待ち受ける「ギャンブル」という名の地獄。「お金」という存在と闘い続けて、やがて見えてきたものとは……。「お金」と「働く事」の真実が分かる珠玉の人生論。
  • 恋愛道
    4.3
    「このエッセイは、今までの恋や愛に関する出来事を、記憶の糸をたどって思い返しながら、水彩画を描くみたいに綴っていった気がする。――それは、私にとっては、ドラマのオリジナルであるような気がする。「あすなろ白書」や「愛していると言ってくれ」や「ロング バケーション」のエッセンスがこのエッセイの中にあると思っている」(著者あとがきより)恋愛ドラマの達人・北川悦吏子のベストセラー・エッセイ。
  • 叙情と闘争 辻井喬+堤清二回顧録
    4.3
    元セゾングループ代表にして、詩人・作家。反発していた父のもと実業界に入った若き著者は、二つの名前を往来しながら、大衆社会の幕開けと経済躍進の立役者として時代の渦中を進んでゆく。マッカーサー、吉田茂、本田宗一郎、三島由紀夫など、政治家、財界人から芸術家までの幅広い交遊エピソードとともに、戦後の諸相を描く貴重な半生記。
  • ベニシアの京都里山日記 大原で出逢った宝物たち
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の自然と伝統文化をこよなく愛するイギリス人女性ベニシア。京都・大原の里山での暮らしを語るエッセイ集第2弾。ベニシアが日々大切にしている言葉の数々を、イラストとともに入れました。(英語原文付き)
  • 太陽王と月の王
    4.3
    夢の世界に生きた十九世紀バヴァリアの狂王の生涯を描いた表題作をはじめとして、サド侯爵、人形、説話、宮廷怪異譚、神話と絵画、植物、昆虫、古本、パイプ、機関車等々、イマジネーションは古今東西縦横無尽に展開していく。著者の文章修業に関する作品や、サドとの架空対談もある。著者の思考の源泉がかいま見える、傑作エッセイ二十五編を収録する。

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  • ウルトラマンになった男
    4.3
    ウルトラマンのスーツアクター初の回想録! 古谷敏氏は初代ウルトラマンのスーツアクターとして以後数十年にわたるウルトラマンシリーズのアクションの原型を作り上げました。本書はその円谷プロの特撮現場における1年間の苦労と知られざるエピソードを生々しく描いた初めての回想録です。 最初の撮影でスペシウム光線のポーズが決まるまでの一部始終、ややあの少し猫背のポーズの由来。また、ウルトラセブン・アマギ隊員役から、イベント会社の設立に至る経緯など、当事者本人の心の動きが時間の経過とともに詳述されている点、当事者本人しか持っていない、かつ本人しか許可を取れない新発見の写真の掲載、などの点で、ファン垂涎の書籍です。円谷プロダクションの全面協力をいただきました。 構成/第1章 ウルトラマンへの道、第2章 過酷な撮影現場、第3章 ウルトラセブン~独立、最終章 四十年後。

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  • セブン・イヤーズ・イン・ジャパン
    4.3
    名古屋グランパスを最後に、惜しまれつつ引退した天才プレイヤー“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチ。Jリーグで過ごした7年間を振り返り、日本サッカーに託す想い、ファンへのメッセージを綴った、最初で最後の本。

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  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも
    4.3
    夫の名は福島智、東大助教授。TIME誌「2003年アジアのヒーロー」日本の5人に松井秀喜、坂本龍一、オノ・ヨーコ、朝青龍とともに選ばれた。●私が出会ったときには、夫は全盲ろうだった。出会って10年経っても、夫は自分の妻の顔も声も知らない。●「福島さんに障害がなかったら、結婚してた?」この質問は、友達からの質問ベスト5に入る。ちなみに1位は、「福島さんのどこが好きで結婚したの?」である。
  • いじめられっ子のチャンピオンベルト
    4.3
    凄絶ないじめ体験、ボクシングとの出会い、「日本の恥」とまで言われた世界戦敗退から、チャンピオンベルトを掴むまでの感動の軌跡。そして、日本中の注目を浴びてしまった、あの防衛戦……。世界チャンピオン内藤大助の自叙伝。
  • ショージ君の青春記
    4.3
    妄想といっては哀しく、純粋というには怪しすぎる初恋をした高校時代。一年浪人の末、九つの学部を受験して、めでたく早稲田大学露文科ダケに合格。さあ女のコにモテるぞ、と張切るが現実はきびしい。青春と恋とはギョーザとニンニクの如くセットのはずなのに、実にグヤジイ。園山俊二、福地泡介などとの愉快な漫研生活、白昼堂々、両親に見送られての“家出”をしたころや、プロを目指した辛い売込み時代などを回想する漫画チックな放浪記。ショージ君の原点がここにある。
  • 池波正太郎・鬼平料理帳
    4.3
    長谷川平蔵をはじめとする登場人物が実に旨そうに飲食する情景は「鬼平犯科帳」の最大の魅力。熱狂的池波ファンの編者が、シリーズ全巻から“美味いもの”だけを抜き出して、その解説と料理法を再現した、鬼平狂には必読のおいしい副読本。池波正太郎の語り下ろし「江戸の味」を併載。大石内蔵助が討入りの晩に食べた料理は? 大根の“千六本”は北京語だった! 江戸料理の楽しい豆知識をちりばめ、飯も酒もすすんで仕方ない、大人のための簡単レシピ満載!
  • ホームレス作家
    4.3
    「公団住宅を強制退去処分になった私たちは、とうとう所持金も底を突き、新宿区役所を頼ることになった。妻子を預かってもらい、外へ出てみると、新宿の街は思っていた以上の寒さだ。長い夜になりそうだ、私はジャンパーの襟を立てながら、そう考えていた」。幼い娘と高次脳機能障害を持つ妻と離れての、格闘の日々の中で何を思うのか。――作家である以上、住居を失っても浮浪者にはなりたくない。そう言い聞かせ、半年余りの路上生活を生き抜いた作家が再生を誓って書き上げた衝撃のノンフィクション!!
  • それいぬ 正しい乙女になるために
    4.3
    “乙女の聖書(バイブル)”として語り継がれた伝説のエッセイ登場! 乙女はみんな根性ワルで、お食事より悪口が好きなもの。品性を保ちつつ、ゴージャスで貴族で孤独であれ……野ばらのエレメントがちりばめられた乙女論は、ロマンチックでお上品でクラシカルで意地悪! 映画化された『下妻物語』を正しく理解するための必修教科書的エッセイ。さあ、乙女たちよ、リボンをつけて、Vivienne Westwoodに身を包み、いざ読まん!
  • いつも心にクールギャグを
    4.3
    震災後の人気No.1ツイッターが、待望の書籍化。 圧倒的な知識量に裏付けされたギャグに、「震災後、初めて笑えた」「癒された」「勇気が湧いた」……など、被災地に笑顔を生んだ! 奇跡のギャグ&メッセージ790、一挙公開。一見、ギャグの本だが、お茶の間の視点で、思いや怒りを綴った、どんな震災本よりもリアルに共感できる、ドキュメンタリーでもある。 「ユーモアがあれば、辛い時でも電気を使わずに、世の中を明るくできる」という信念のもと、震災後も日本に残り、つぶやきつづけた、デーブの命の叫び!? ○総理の肩や腰にいますぐ貼りたい→リーダー湿布 ○いま松尾芭蕉がいたら復興した後にきっと歩くことでしょう→奥の舗装道 ○普段は悪い意味なんだけど、いまはとても大切なことわざ→冷や水を浴びせる ○いまこそ活躍してほしい世直し時代劇キャラ→隠さん ○そういえば計画停電より前から、首相が輪番制のような気がするのは、僕の気のせいでしょうか? ○すっかり切れちゃったもの→菅電池 ○こんなときにやめてほしい政治決断→内閣総自粛 ○かなり気をつけたい刑事ドラマ→「あぶない電化」 ――など。印税の一部を、義援金として寄付する。
  • 旅行者の朝食
    4.3
    その名を聞いただけでロシア人なら皆いっせいに笑い出す「旅行者の朝食」というヘンテコな缶詰や、数十年前たった一口食べただけなのに今も忘れられない魅惑のトルコ蜜飴の話、はたまたロシアの高級輸出品キャビアはなぜ缶詰でなく瓶詰なのかについての考察や、わが家を建てる参考にとはるばる神戸の異人館を見に行くも、いつのまにか食べ歩きツアーになっていたエピソードなど、ロシア語通訳として有名な著者が身をもって体験した、誰かに話したくなる食べ物話が満載です!
  • 少年記
    4.3
    五銭で買った「レントゲン」、父から寄宿舎へ届く候文の手紙、教練でとった通信簿の「でんしんぼう」、匍匐練習中になくした万年筆、恩師と食べたまんじゅうの涙、若くして戦争で亡くなった友だちのこと――ものを書くようになってから五十年。その間、ずっと文章のなかで”私”を使わないよう心がけてきた著者が、思い出すまま綴った少年記。
  • さすらいの女王
    4.3
    豊胸手術でDカップのオッパイを手に入れた女王様。「巨乳元年」を謳歌すべく、380万円かけて渋谷区に遷都するも、家計は火の車。男にフラれ、カレン・カーペンターに自分を重ね、己の遺伝子について考える。そんな試練と苦悶のなか、子宮筋腫が発覚。さらに癌の疑いまで勃発! やりたい放題だった女王様に「どう生きるか」というシビアな問題が突きつけられることに。一方その裏では、宿敵・港区役所の魔の手が忍び寄っていた…。あぁ、女王様の安住の地は何処に!?
  • 結婚の条件
    4.3
    結婚したいのに、なぜできない? 晩婚化から、さらに非婚化へと進む日本の結婚難現象の秘密を、芸達者の心理学者が明快に解き明かす。「純愛」の消滅、生存のための結婚、勝ち組専業主婦、成功恐怖、腰掛け総合職など目からウロコの分析満載。現代人必読のスーパーエッセイ。

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  • 小説の自由
    4.3
    小説は、読んでいる時間のなかにしかない。読むたびに、「世界」や「人間」や「私」について、新たな問いをつくりだすもの、それが小説なのだ――。ときに立ち止まり、ときに駆け抜ける、思考の原形としての「生(なま)」の小説論。
  • 経産省の山田課長補佐、ただいま育休中
    4.3
    「仕事は無制限、無定量」がモットーだった通産省の山田正人課長補佐。夫婦ともにキャリア官僚の山田家に、3番目の子供が誕生! この機会に、パパは1年間の育休を取ることを決心。同僚の反応、出世の問題、母乳をめぐる争いや上の子たち(男女の双子!)の保育園のママ友達との付き合いなど、育休パパには戸惑う事ばかり。帰宅が遅い妻にいらだったり、救急車の世話になったり、過労と孤独からプチうつを体験したり…体当たりの1年をつづるイラスト満載、育児エッセイ!
  • 小悪魔流。~小悪魔の手のうち、教えます~(簡略版)
    4.3
    1巻891円 (税込)
    “小悪魔のカリスマ”蝶々が語る、小悪魔の流儀で女子アゲ↑男ゴコロをつかめるヒントが満載!大人気ブログを書籍化した『小悪魔流。小悪魔の手のうち、教えます。』から、小悪魔になるポイントを抜粋した格言集と、普段あまり見られない蝶々さんのプライベートをカラー写真で紹介したスペシャルなエッセイです。「ラブ」「ビューティー」「ヴィジュアル」「ヴォイス」「フェロモン」「スピリチュアル」「男ゴコロ」「自分コア」の8テーマに絞ってまとめた格言集は、恋愛ハウツーはもちろん、男ゴコロをつかめるヒントが満載。何より、自分磨きにつながり、女子力アップ↑間違いなしです。プライベートページからは、蝶々さんのファション、メイク法も学べちゃうので益々、女子には必見の一冊! ※この作品は『小悪魔流。~小悪魔の手のうち、教えます~』のダイジェスト版です。 フィーチャーフォンサイズの小さい写真が一部収録されています。

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  • 路傍の熱血ポンちゃん!
    値引きあり
    4.3
    極楽のフィジーでも東京の昭島でも、気の合う仲間がいれば、心は贅沢! キュートでおしゃれなポンちゃんが、かっこつけずに本音で楽しく生きる方法を自らの退屈でエキサイティングな日々を披露しながら綴る、おもしろエッセイ。恋に友達に遊びに仕事に、ちょっとだけ悩んでいる人たちに贈るステキな一冊!
  • ブラック・ジャックになりたくて 形成外科医26の物語 生活人新書セレクション
    4.3
    75歳で乳房を再建する老人の心意気。障害をもって生まれた子どもの明るい強さと家族の葛藤。幼な子のために刺青をとる父の優しさ……。知られざる医療の現場と、それをとりまく人間のドラマ。マンガの主人公「ブラック・ジャック」に憧れる気鋭の形成外科医が初めて明かすドキュメンタリー・エッセイは、さわやかな感動をさそう。

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  • この日本人に学びたい
    4.3
    「つまらない男がいつもいだくのは突飛な人への憧れだ。突飛に関しては子狐クラスの小動物の私は見逃さない。そしてつっこみ続ける。しかし、それは憎しみや嘲りではない。なににせよ、愛であり、憧れの裏返しである。この本はそんな愛ある私の突飛探しの旅の記録である」(「まえがき」より抜粋) 奇才の激烈人間賛歌。

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  • 女は3語であやつれない
    4.3
    1巻1,200円 (税込)
    同性同士ならばわかりあえるセリフでも、異性に言うと的外れな反応が返ってきたり、怒らせてしまったりすることがある。例えば悩み相談に対して、「そんなことで悩むな」という答え。対男性ならばベストなのに、対女性では最悪のセリフになってしまうのはなぜなのか? また、「そろそろ海の季節だね」「私って寂しがりやなんだ」「仕事がイヤになっちゃった」――女性がよく発するこれらの言葉には、どう言い返せば良いのか?本書では男女の会話スタイルの違いを徹底解説し、女性がよく言うセリフの翻訳と、模範的な返し方を網羅。さらに女性の気持ちをつかむ魔法の言葉、言うだけで嫌われる地雷言葉まで、多くの事例を交えて多数紹介する。女性の言葉の意味がわからないという男性はもちろん、彼氏や夫との会話に不満を感じている女性も、必読の1冊。

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  • 医者の父が息子に綴る  人生の扉をひらく鍵
    NEW
    4.2
    \\TVで話題!4万部突破!// アジア各国で翻訳出版決定! ベストセラー第1位 (Amazon .jp カテゴリ<医学>) 【各メディアで続々掲載!】 ★これまでの主なメディア露出 ・【地方紙】信濃毎日新聞・読書欄/南沢奈央さん書評 ・【地方紙】南日本新聞・文化面/BOOKガイド ・【Youtube】書評Youtuber 学識サロン(チャンネル登録者数80万人) ・【Webメディア】東洋経済オンライン プレジデントオンライン with news etc 【ラジオ】ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー」(10月31日) 【地方紙】 福島日報・文化面(10月27日) 【文芸誌】『ダ・ヴィンチ』12月号(11月6日) 【ラジオ】文化放送「田村淳のNewsCLUB」出演(11月16日) 200人の死を見取った外科医が 2人の息子に遺した手紙が、話題! 成功ではなく、失敗から人生の本質を明かした 新時代の《親》の教科書。 「この本を読んだ夫の子育てが、変わりました!」 『泣くな研修医』『俺たちは神じゃない』作者が書いた 社会の荒波を乗り越えるヒントに共感の嵐! Q:進路に迷うときは? →選択とは、何かを選ぶことではない。 選んだものが正解だったと現実世界を捻じ曲げる覚悟のことだ Q:「お金なんていらない、そんな生き方は汚い」と思うなら? →お金とは『贅沢ができる武器』ではなくて、『嫌なことから身を守る防具』だ Q:チャンスが回ってこないとくすぶっているなら? →人生の扉を開けるのはいつも他人だ。人の3倍努力を続けていたら それなりの結果がほぼ必ず出るし、誰かが人生の扉を開ける鍵を渡し、 新しいステージに引っ張っていってくれる。 Q:苦手な人と出会ってしまったら? →「誰ともで仲良くしろ」は方便だ。  理由を考える必要は1ミリもない。解決策は一つだけ。「離れよう」だ。 Q:熱中することが見つからない… →その時はこのマジック・クエスチョンに答えてほしい。 「来年死んでしまうとしたら、君は今何をしますか?」                  (本文より一部抜粋) ★★★★★★★ ・「娘の机にそっと置いておきました」 ・「私も子どもに何が遺せるか考えてしまった」 ・「進路に悩む愚息に代わって読みました」 ・「息子に宛てた手紙だけど、私にとってのメッセージだった」 ・「『泣くな研修医』のファンでしたが、期待以上でした」 ・「面白い。読みやすい。届いてすぐに読了!」 二浪、孤独、カンニング、上司との衝突、干された経験… 『泣くな研修医』で研修医の葛藤を鮮やかに描いた著者が 事実だけをもとに執筆。 過酷な<失敗>から得た、扉をあける「鍵」に 世代・職種を超えて共感が広がっています。 南日本新聞に連載時から話題を集めた、泣けるエッセイに大幅加筆。 贈り物に最適。大事な人といっしょに読みたい。そんな名作が誕生しました。 ★★★★★★★ 「夢×努力×運」、その総和こそが君の人生だ。 豊かに生きるには、自分の頭で考えることが何より肝要。 けれど、途方に暮れてしまうことだってあるだろう。 そんな時、この本が役にたつ。必ずヒントが見つかるはずだ。 ――仲野 徹(元・大阪大学医学部教授)
  • もうしばらくは早歩き
    NEW
    4.2
    新幹線、車、飛行機、ローラースケート、台車、たらい船、象、そして自分の足――多彩な移動手段を使った先に立ち現れるさまざまな風景。教習所の教官とのやり取りには笑いがこぼれ、自転車と紡いだ学生時代の思い出には切なさがあふれる。短歌から小説まで、言葉と心を通わせてきた書き手が贈る、一歩ふみ出すエッセイ集。
  • ようやくカレッジに行きまして
    4.2
    「カナダで働いてみたい」とカレッジの門を叩いたヤスコのカナダ奮闘記 なぜなら、私は生きるのがすごく楽になったし、 なにしろ、今の私のほうがふてぶてしくて面白い。 ************* 2022年8月、公立のカレッジのプロのシェフを養成するコースに入学したヤスコ。ドメスティック(カナダ)とインターナショナル(海外)の生徒が通うこの学校、ヤスコのようなインターナショナルの学生は2年のコースを修了して卒業証書を得ると、PGWP(Post-Graduation Work Permit)というカナダで3年間働く権利を得られます。 英語を上達させたい、将来カフェを開くための勉強をしたい、そしてカナダで働いてみたい。 そんな思いを胸にカレッジの門を叩いたヤスコは、言葉がわからない状況の中、様々な年齢や人種のクラスメイトと一緒に授業や実習で学び、課題に追われる毎日を過ごします。そこでは想像を超えた肉体的疲労、人間トラブルが巻き起こるのですが、同時にカナダでの様々な出会いや素晴らしい自然のおかげで、肉体が強くなったり、自分に対してこんな気づきも……! 「なぜなら私は生きるのがすごく楽になりましたし、努力はしてなくても、前の私より今の私の方が面白いですからね。ふてぶてしいですから。だって、ふてぶてしい人って面白いじゃないですか。」(本文より) 50歳から新しい挑戦をし続けるヤスコの、元気と勇気をもらえる最新エッセイ!
  • 言語化するための小説思考
    4.2
    1巻1,144円 (税込)
    その文章、「自分のため」に書いていませんか? 「伝える」ではない、「伝わる」言葉を、文章を生み出すために、小説家はいつも何を考えているのかーー? 『ゲームの王国』『地図と拳』『君のクイズ』『火星の女王』 祝デビュー10周年! 時代を席巻する直木賞作家・小川哲が、「執筆時の思考の過程(=企業秘密)」をおしみなく開陳! どうやって自分の脳内にあるものを言語化するかを言語化した、目からウロコの思考術! ☆☆☆小説の改稿をめぐる短編「エデンの東」も収録☆☆☆ 小説ーーそれは、作者と読者のコミュニケーション。 誰が読むのかを理解すること。相手があなたのことを知らないという前提に立つこと。 抽象化と個別化、情報の順番、「どこに連れていくか」を明らかにする……etc. 小説家が実践する、「技術」ではない、「考え方」の解体新書。 この本を読んだからといって、「小説の書き方」がわかるわけではない。小説家が小説について考えてきたことを人生にどう活かすか、あなた自身で見つけてくれれば言うことはない。ーー小川 哲
  • 飼い犬に腹を噛まれる
    4.2
    プリンセスの日常には何かが起こる! ベストセラー『赤と青のガウン』の「その後」の日常を綴った彬子女王殿下の最新エッセイ集。挿絵は『きょうの猫村さん』のほしよりこ氏による描きおろし。 ――私は自他共に認める事件体質である。ささいなことから、めまいがするような大事件まで、日常的にいろいろ起こる。(「おわりに」より)―― 巻末には ○絵日記 キャンパスのプリンセスを訪ねて ○スペシャル対談 彬子女王&ほしよりこ を特別収録! 【目次】○「おおきに」の巻・雪の女王・飼い犬に腹を噛まれる・それは「皿」から始まった・一番近くにいる他人?・「離合って使う?」・入院で得た教訓・雨ノ日ノモノオモヒ・続「離合って使う?」 ○「もぐもぐ」の巻・クリスマスの水無月・虎屋のねじねじ・「モーモー」ノ情報求ム・「サトウ」と「シホ」・森のきのこ茶会・月みる月は・和菓子店逍遥・オヒシハナビラノヒミツ・新米祭の光と影・田植えが伝えてくれること ○「きょうと」の巻・神様の名演出・ぼんぼんの定義・送り火の夜に・コンチキチンを特等席で・京の三大祭り・春愁 ○「わくわく」の巻・ゲレンデの教え・「生きている」車・初めてのF1余話・サブちゃんと甲子園・長い夏休み・赤白ジャージに染まる街 ○「てしごと」の巻・たわし屋のぼんの贈り物・金一封・俵のネズミ・日本の神様は“分業制”・稲が聞く音・茶碗のワンと飯椀のワン・歳神様からのお年玉・神様のお米作り ○「にっぽん」の巻・白雨・ニッポンのお菓子・多様性の国、日本・鬼には鬼の・田んぼのある景色・田んぼには神様がいる・神様の飲み物・「神話に学ぶ」ということ・100年に1度のつながり ○絵日記 キャンパスのプリンセスを訪ねて ○スペシャル対談 彬子女王&ほしよりこ ○おわりに 彬子女王
  • これはいつかのあなたとわたし
    4.2
    1巻1,815円 (税込)
    「原稿、泣きながら拝んで読みました」と持ち上げながら必ず直しを命じる編集者。BE:FIRSTのLEOさんが涙ながらに語った決意、初ラブホでの醜態、母の口癖、J-WAVEに届くブラックなお悩み相談。日常と非日常の忘れられない/忘れかけたことを綴り、あるあると哀愁に満ち満ちた随想、これぞ日本のオアシス。
  • 寒い国のラーゲリで父は死んだ
    4.2
    大きな父を持ってしまった息子の成長と和解の物語。 今を生きる人たちに読んで欲しい。~瀬々敬久(映画『ラーゲリから愛を込めて』監督) 凍てつくシベリアの収容所で父は道義に生き、そして死んだ。 父、山本幡男は、強制収容所(ラーゲリ)の過酷な日々の中でも決して希望を失うことなく仲間たち、そして自らを励まし続けた。 長男として、父から託された遺書の言葉を胸に刻みながらも、思うにまかせぬ自らの人生と家族の思い出を綴った、ほろ苦くも味わい深い回想記。
  • 言葉のトランジット
    4.2
    言葉と世界は、再発見に満ちている。 旅に出かけ、見えてきた景色。 2つのレンズを使って英語と日本語の間を行き来する、芥川賞候補作家の初エッセイ集。 +*+*+*+*+*+*+*+*+* 英語を母語としながら、日本語で創作する著者だからこそ見えてくる24の景色 「俺を使わない僕」・・・相手との距離で変わる日本語の〈一人称〉の不思議とは? 「轍」・・・英語と日本語の相互作用が創作に与える影響とは? 「言葉の出島」・・・日本にいながら英語を期待されるプレッシャーとは? 「マイジャパン症候群」・・・日本在住の英語話者コミュニティー独特の症状とは? 「Because Plants Die」・・・この英語、ちょっとおかしい? 言葉が持つニュアンスとは?  and more…
  • 傷のあわい
    4.2
    米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。解説 奈倉有里
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具
    4.2
    小川糸さんの人生を変えた、美しい森の暮らし 都会での生活を離れ、森へと移住。キッチンでの料理風景や庭の土いじり…毎日を慈しむ様子を綴ったカラー写真満載のエッセイ集。 5年前、コロナ禍での離別を経験し人生の先行きに悩んでいた時、著者は美しい森と出会った。車の免許を取得し山小屋を建て、都会から移住。大自然の美しさに気付かされる暮らしの中で、衣食住はよりシンプルに。大好きな器やアートに囲まれ、自然との対話を楽しむ日々を綴ったカラーフォト満載のエッセイ集。
  • 日々、実験中。そして、「すごくなくていい」。 つれづれノート(47)
    4.2
    おだやかに過ごす日々。家の庭の木が長い間にとても大きくなり、去年は害虫の発生もあって、ついに伐採と強剪定をすることになった。今まで陽が射さなかった地面には苔とシダが大繁殖していたが、剪定後の庭はまるで家ごとどこか遠くの南の島に引っ越したかのように明るくなり、空がたくさん見えるようになった。わあ、と驚き、しばらく慣れずにとまどったほど。身近な変化による大きな気分転換。思考の流れも変わったようです。
  • 本をともす
    4.2
    二〇二二年四月の開店以来、早いもので三年という時間が経過した。毎日、決めた時間に店を開けて、夜が訪れると店を閉める。単純な日々の繰り返しのようでいて、実際はそうではなく、毎日何かが発生する。バタバタするときもしょっちゅうある。 店を開けたあとはお客さんを待つ。基本的にはただ待つ。考えれば出版社に勤務していたときも待つ仕事が多かった。著者から原稿を、カメラマンから写真を、外に撮影に行けば、雲に隠れた太陽がふたたび顔を出すまで待つこともあった。だからなのか、待つことは嫌いではない。 二十五年の会社員生活を経て開業した葉々社は、本屋と出版社を兼務している。本を売りながら、本を作ってもいる。ふたつの出版社に所属していた頃は、仕事が忙しすぎて、自分自身がどんな仕事に向いているのか、真剣に考えたことはなかったように思う。これまでずっと雑誌や書籍の編集に携わってきたのだが、営業の仕事にはいちども就いてこなかった。本屋の仕事を始めてみて、自分はもしかすると営業に向いていたのではないかと感じている。リアルな場所としての本屋、イベント出店、オンラインストアをはじめ、毎日いろんなお客さんとのやりとりがある。本の話を聞いたり、仕事上の悩みについて相談を受けたり、日々、さまざまな年代のお客さんの人生に少しだけ触れている。まだ、三年程度しか本屋の仕事をしていないけれど、五十歳にしてたどり着いたこの職業は、天職なのかもしれない。いまはそう思っている。それほどまでに本屋は楽しいし、やりがいもある。 本書は、私が葉々社を開業するまでと、開業してからの記録である。毎日、どんなことを考えながら本屋の仕事を継続してきたのか、また、目の前に立ちふさがる課題に対して、どう向き合ってきたのかについて、具体的な数字を示しつつ振り返っている。 本屋が好きな人、本がないと生きていけない人たちのことを想像しながら原稿を書いた。本書をきっかけにして、全国各地に小さな本屋がもっと増えていくことを願っている。
  • ふたり暮らしの「女性」史
    4.2
    彼女たちの涙の意味が、ふとわかる瞬間がある。 明治・大正・昭和――およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選びとった女性たちがいた。 残された数少ない資料と貴重な証言を手がかりに、その知られざる歩みをたどる。 ******************** 脚本家・吉田恵里香さん推薦! 女が「普通」の道から外れると、なぜか事細かな理由や背景を求められる。 誰かが縛った「普通」ではなく、人生の選択肢や彩りは自分で決めるべきだ。 この本には自らの道を進んできた愛と傷の歴史が詰まっている。 ******************** 「「女性」を歴史に残すこと、歴史のなかの生活が軽視されがちなこの社会で、ふたり暮らしを実践した人たちの、消えそうな足跡をたどってみたい。」 【目次】 序章 ふたりだけの部屋で生きる 第1章 語られなかったふたり暮らし――人見絹枝と藤村蝶 第2章 帝国日本とふたり暮らし――飛行士たち 第3章 主従関係とふたり暮らし――五代藍子と徳本うめ 第4章 語り継がれるふたり暮らし――斎藤すみと"芳江" 【装画】 大塚文香 【装幀】 脇田あすか+關根彩
  • この世の続きの物語 「妻は見えるひとでした」シリーズ
    4.2
    あの桜が咲く頃に、私はまた生まれ変わるでしょう。 これは実話をもとに綴られた、死んだ後の続きのお話。 読み終えた後、あなたの生き方はきっと変わる。 著作累計40万部! 『妻は見えるひとでした』シリーズ、待望の第2弾! 【内 容】 プロローグ 第1章 霊体験は突然に この世とあの世は紙一重 包丁お松 恨みを抱いて死んだ人の怖い話 霊界マルハツ 「六道の辻」の奇妙な古着屋 柱時計に映る男の子の顔 見えるひとの特徴 見えるひとの職業によって見え方が違う 第2章 魂って死んだらどうなるの? 本人に調査してもらった結果 詩子の独白 ある人の死 20XX年 4月某日 詩子 包丁お松、助手を拾う 人は心に残るものに引き寄せられる。それは死んでも一緒です 1998年・夏 北海道  詩子レポート1 魂が死んだあと 詩子レポート2 霊界日本地図 詩子レポート3 死んだ人たちはみんな素直 詩子レポート4 死んだ魂を安心させてくれる。それも守護霊の役割です 詩子レポート5 生前に積んだ「徳」はポイントに、それがお金の代わりになるのです 詩子レポート6 自殺はダメ。絶対に! 詩子レポート7 自分の死を納得しない「浮遊霊」「地縛霊」という存在 詩子レポート8 低級霊は後ろからそそのかす。「中毒」の意外な秘密 詩子レポート9 心霊スポットにたまる霊体 廃れたレジャー施設、出ますデマス 詩子レポート10 霊界の噂話「予言する神様の話」 詩子レポート11 魂が生まれ変わる理由、それは「愛」だった。だけど…… 花火 第3章 神仏の手のひらの上で転がされ…… ダーキニー ある女尊の独白 初対面 子どもには見える タンユウ 人は心に残るものに引き寄せられる。お互いに引き寄せられる 仙台、米沢、白石、そして京都へと不思議なつながりを体験 外法? 邪法? その強大な力の源とは ダーキニー 栄華を極めた平清盛が信仰した荼枳尼天 命拾いした話 ダーキニー またまたある女尊の呟き 第4章 見えない世界あれこれ 一本の髪の毛 死霊に取り憑かれた人の話 恐るべき「霊障」 ヤバい親族の霊が取り憑いていた! 狐の話 徘徊する足音~PM11:00より~ ハートブレイクSOS、何もしてないのに警察が助けにきてくれた不思議な話 写真を通してやってきた、霊界からの警告 「8月は帰省するな!」あの世からの警告 あのとき、カメラだけが見ていた風景 時空を超えてやってきた僕? 父を救いに幼い娘が夢に現れた 夢が教えてくれるから 天国と地獄はあるか? エピローグ あとがきにかえて
  • 紙呪
    4.2
    呪物コレクター、そして人気怪談師としてTBSテレビ「クレイジージャーニー」で活躍する 田中俊行が書き下ろした実話怪談集。 怪異を起こす本、呪われた絵、泣き声が聞こえる写真、 いわくつきの手紙、お札でグルグル巻きにされた骨……など 著者が蒐集した「紙の呪物の怪談」を収録。 呪われた紙がもたらす禍々しい怪談の世界を味わってください。 【主な内容】 ・骨董屋の主人が入手したお札が貼られた骨。お札をはがすと意外なものが現れる ・「飾ってはいけない」と言われる呪われた絵。著者が引き取った夜、ある夢を見る ・話題になったのは平凡なカレンダーだった。しかし実はある写真にその理由があり… ・古い呪術書を買ってみたところ、夜に不思議な人物が現れる ・骨董屋の主人に譲られたのは門外不出の写真。夜に写真から泣き声が聞こえるという 他 【目次】 紙が怖い 呪術書 呪いの絵 紙に包まれた曰く物 青い目の人形 頭骨とお札 ティッシュ 黒龍 ブリタニカの英語教材 お香の匂い 台本と体育館教室 地獄絵図 謎のお札 一冊だけ 折符 祖父の絵 カレンダー 隠された紙 心理学の本 卒業アルバム 旅館の掛け軸 旅先のノート 古本屋の話 紙が重い 星に光る薔薇の痣 赤い紙 紙の神様 紙と黒い影 死体写真と封筒 書肆ゲンシシャ 血の桶で頭を洗う女 カルテと診察券 まん丸のカチカチ 読まれない手紙
  • 文芸編集者、作家と闘う
    4.2
    1980年代~90年代、日本のエンターテインメントに大きな波が起こり、新しい時代が始まった。そのただ中で、担当する作家たちの代表作を造り続けた編集者がいた。北方謙三、佐藤正午、椎名誠、逢坂剛、船戸与一、夢枕獏、東野圭吾、唯川恵、山本文緒、川上健一……。40年以上担当した北方謙三の作品群だけでも、発行部数は一千万部をはるかに超える。作家達との濃厚で魅力的なエピソードを綴る伝説の文芸編集者の傑作エッセイ。
  • 幸せな方を選んだら美味しかった
    4.2
    SNS総フォロワー5万人超(2024年11月時点)豪快な自炊写真と響く言葉を届けるクリエイターの初エッセイ。 ――「食べ物はひたすら幸せであってほしい」が私の願い。でも、世の中厳しすぎ。食べるのが怖くなったり、食べても罪悪感を感じたり、悲しいよ。悲しすぎる。でも若い頃って、それも必要なのかな。私はずっと誰かに「大丈夫、食べてもいいじゃん。可愛いよ」そう言ってほしかった。今、歳をとり、思った。私がみんなに言ってあげたい。どこの誰かもお互いわからないけど、無責任にそう言ってあげたい。たまにはそういう人がいてもいいじゃんね。私が何度でも何度でも言うね。「いっぱい食べて偉いね」みんなが悩んだ時に、美味しいお菓子でも食べながら見てほしい、私からのメッセージ。(本文より抜粋) ――人間だから傷つき傷つけられ悩む事からは逃れられない。そんな時に、美味しい物を食べて「美味しい」と思える人は強い。幸せをちゃんと幸せだと認識できている証拠だから。(本文より抜粋) 料理を好きになった原点、心温まる思い出話、自炊のコツなど食を愛するちゅちゅちゅがエッセイを書き下ろし。 ショート漫画4話、献立表などのメモ、レシピ10品も収録した、まるで雑誌のような単行本が完成しました。 【CHUCHUCHU RECIPES】 楽ちん甘辛ビビンバ・ご飯が進むエスニック風バジルチキン・無理矢理げんき飯・旨み激強ねぎ塩だれ・大根と豚ばらの和風だしカレー・くたくたブロッコリーパスタ・丸ごとドカーン鮭パスタ・きのことベーコン爆入れ和風パスタ・魚介×トマト×生クリーム=はい、美味いパスタ・バタぽんで和風大葉ジェノベーゼ 簡単すぎず、難しすぎず、だけど作ったら「自分って天才なんじゃ…!?」とテンションがあがるレシピです。
  • 北欧こじらせ日記 フィンランド起業編
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版には初版特典はついておりません、あらかじめご了承ください。 日本で「自分を自分たらしめていた」大切な要素。そのひとつひとつに光を当てて、今いる場所で、少しずつ集めていこう。シリーズ待望の第4弾!失業からの起業で始まる移住2年目。ようやく手にした「自分のペース」が生んだ思わぬ副作用とは…? 北欧好きをこじらせた会社員が、寄り道だらけの人生で見つけた自分だけの夢の道。それはまさかの…フィンランドで、寿司職人!? 会社員生活の傍ら、寿司職人の修業を続け… 13年越しの夢をついに叶えて、2023年4月、ヘルシンキに移住した著者。失業からの起業で始まる移住2年目。ようやく手にした「人生の余白」が生んだ思わぬ副作用とは…? 同僚も上司もいない。移住2年目、慣れの先に待っていたのは、まさかの「新しい孤独」だった。新たな壁に七転八倒の笑って泣けるリアルライフエッセイ! この場所でも、「自分のまま」でいられるように。何度学んで、何度忘れてしまっても、気づいたその日が最短のスタートラインだ。
  • 平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版
    4.2
    アルコール依存症、離婚を経て、取り組んだ断酒。自分の弱さを無視して「何者か」になろうとするより、生活を見つめなおし、トルストイとフィッシュマンズなどに打ちのめされながらも、すでにあるものを感じ取るほうが人生を豊かにできると確信する。様々な文学作品を引きながら、日常の風景と感情の機微を鮮やかに言葉にする。新たに3篇を加え増補新版として文庫化。
  • 資本主義の中で生きるということ
    4.2
    貨幣とは何か、資本主義とは何かを鋭く問い続け、従来の経済学の枠組みを超える新しい理論を構築してきた第一人者による、知的魅力あふれるエッセイの集大成。
  • それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと
    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    「イエスは黒人なのだ! ブラックパワーは福音だ」黒人神学の泰斗,ジェイムズ・H・コーンに学ぶため,二七歳の筆者はNYにあるユニオン神学校の門を叩いた.教室にさざめいたハレルヤ.ブラック・ライヴズ・マターという仲間たちの叫び.奴隷制以来,四〇〇年に及ぶ苦難の歴史に応答することはできるのか? 魂をゆさぶる言葉の旅.

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  • ニューヨーク精神科医の人間図書館
    4.2
    「かれらにはわからないさ。 それがどんな気分かなんて」 「誰にでも起こりうることよ」 「結局、“意志”の問題じゃないんですか?」 人種的マイノリティ、統合失調症患者、 ホームレス、トランスジェンダー…… アジア系移民のニューヨーク精神科医として 出会った患者たちの、要約できない人生の断片。 【内容】 デンマークから始まった「人間図書館(Human Library)」では、利用者は「本」ではなく貸し出された「人」と30分程度会話をすることができる。民族的マイノリティ、エイズ患者、移民、統合失調症患者、ホームレス、トランスジェンダー、失業者など、さまざまな人が貴重な時間を貸し出してくれるおかげで、この図書館は維持される。他人に向けられたスティグマ(負の烙印)や偏見を解消し、共存の意味を考え直そうという意図で始まったこのプロジェクトは、いまでは世界80数カ国で進められているという。 大学で心理学を勉強したのち、自殺予防に寄与したいと思い精神科医に転向した著者にとって、この初となる著作は、まさに「人間図書館の書庫の片隅の物語」だ。本編には、メイヨークリニックとニューヨーク大学の研修医を経て、イェール大学で依存症精神科専任医課程を終えるまでに出会った、さまざまな患者が登場する。人種も性別も年齢も職業もジェンダー・アイデンティティも異なるが、共通するのは皆、社会的に脆弱な立場にあるということだ。 “人間図書館で人と人がお互いを知り、触れ合う過程は、精神科医と患者との面接に非常によく似ている。人生において、自分とまったく違う世界を生きている人と会話するようなことがどれだけあるだろうか。(…)私は人間図書館のように、私の患者と他の人の橋渡しをするような本なら、世に出すに値するのではないかと考えるようになった。” ――はしがき 差別、偏見、スティグマを乗り越え、共に生きる一歩を踏み出すために。子どもから大人まで、幅広くお薦めしたいエッセイ集。

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  • 日記の練習
    4.2
    「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」 小説、エッセイ、短歌、絵本と幅広い創作で注目される作家、くどうれいん。その創作の原点は日記にあった。そんな彼女の日記を一年分まるごと初公開するのが本書である。仕事から私生活まで、愉快なことも苦しいことも、真正面から受け止めて、描ききる。日々の短文日記=「日記の練習」とそれをもとにしたエッセイ「日記の本番」をとおして浮かび上がる、みずみずしくも生々しい、作家くどうれいんの一年。
  • 吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集
    4.2
    1巻1,400円 (税込)
    月刊誌『BUBKA』に掲載された人気連載がついに一冊の本になりました! プロインタビュアー吉田豪による超大物プロレスラーのインタビュー集。プロレスが最もアツかった時代を闘いぬいたレスラーの壮絶なエピソードが満載! 雑誌掲載時よりも大幅に加筆した決定版です。巻末には著者による取材秘話も収録。「プロレス者」もそうでない者も、読めば心にガツンと響く濃厚格闘人生譚!! 【出演レスラー】 天龍源一郎「俺みたいな生き方、するモンじゃないよ」/武藤敬司「いま、あえて言うプロレスLOVE」/蝶野正洋「レスラーはリング上の職人です」藤波辰爾「どんなに怒っても、お腹はすくんだよね」/ドン荒川「冗談で試合はできない。いつも真剣勝負(笑)」/藤原喜明「ナメられたら終わり。ジャンケンでも負けるな」/山崎一夫「常識人? う~ん、どうなんですかねぇ」船木誠勝「一回壊さないと新しいものは作れない」/鈴木みのる「ガキが簡単に『ガチで』って言うとイラつくんです」/宮戸優光「プロレスというものは強さが一番ですから」/鈴木健「他団体とはガチンコでやるのが絶対正しい」/菊田早苗 「プロレス界のスターになりたかった」/大仁田厚「引退試合は電流爆破って決めてんだ」/ミスター・ポーゴ「怖いものはお化け。好きな映画は『ゴースト』」/マサ斎藤「いつだってGo for broke」
  • ショートケーキは背中から
    4.2
    「きっと私は世界を理解したい。そのための手段が、食べものだったのだ。」実家すぎる店からいつかは訪れたい名店まで、人より貪欲に食べ、言葉を探し続けた20年。その末に見た〈食とは何か〉の(今のところの)結論がここにあり! 著者が自らに課した100本ノック=書き下ろし「ごはん100点ノート」を大収録。
  • もう一度、泳ぐ。
    4.2
    池江璃花子、初めての著書――。 日本記録を更新し続け、2020年の東京五輪を目指していた18歳の池江璃花子は、予期せぬ病に侵され、突如としてその道は不透明となった。 しかし、不屈の精神で復活。10カ月後に退院すると、2020年3月、406日ぶりにプールに帰ってきた。 その時彼女が掲げた目標は、4年後のパリ五輪に出場すること。 本書は、その4年の間、彼女が記し続けた心の内である。 人々の目には、順調に回復しているように映っていたかもしれないが、決してそうではなかった。実際は、”18歳の池江璃花子“を超えられないことに苦しみ、涙を流し続ける日々だった。 今年3月に見事パリ五輪出場を決めたが、歩みは一歩一歩だったこと、彼女が何と闘っていたのかが手に取るようにわかる手記である。 巻頭32Pは4年間をカラー写真で振り返る。 特別収録:池江璃花子×羽生結弦対談「ただ勝利のために」 池江璃花子(いけえ・りかこ) 2000年7月4日、東京都生まれ。身長171cm。横浜ゴム所属。 3歳で水泳を始める。14歳の時、日本選手権の50mバタフライで優勝。高校1年生の時にリオ五輪に日本人最多となる7種目で出場。100mバタフライで5位入賞した。17年の日本選手権では女子史上初なる5冠に輝く。18年アジア大会で日本人初となる6冠を達成し、大会MVPに選ばれた。19年2月、白血病と診断され療養に入る。同年12月に退院し、20年8月に競技会に復帰した。21年に東京五輪に女子400mメドレーリレーで出場。23年日本大学を卒業。個人種目11個とリレー種目6個、計17種目の日本記録を保持している。
  • センスいい人がしている80のこと
    4.2
    不安定な時代に信じられるのは 自分だけのセンス センスという、感覚的であり、つい惹かれてしまう言葉。いったいセンスってなんなのか……? 本書では50種類の仕事、約50カ国を旅してきたなかで著者が「センスいいな」と思った魅力的な人のこと、感性を磨くためにやってきたことから、センスについて考えていきます。 日々の生活でマネすることのできること満載なので、1日1個からでも習慣にしてみてください。 今までにない不安や悩みを抱えながらも、しあわせに生きていくために。これからの時代に必要になるのが、自分だけのセンスなのかもしれません。 「センスとは、生まれながらにもっているものだけではなく、後天的に身につけられるということ。どんな人でも、何歳からでも。 とくに見た目や振る舞い、言葉や仕事など社会性をもったセンスは、後天的に身につけるものばかりです。」 (はじめにより) 以下のような自分になりたいと思う人には、特におすすめです。 *「自分の好きなもの」がハッキリ見えてくる *「人は人、自分は自分」でいいと思えてくる *「なりたい自分」に近づき、自分が好きになれる *センスのある人たちと共感し、つながることができる *結果はともかく、新しいことに挑戦したくなってくる *日々の情緒を味わい、毎日がわくわく楽しくなってくる *自分自身について、うまく語れるようになる
  • しつこく わるい食べもの
    4.2
    闇カツ、パフェのエロさ、台所の妖怪、緊急事態宣言下のお取り寄せ…。ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。「小説のイメージと違った」「美食家だと思っていたのに」などなど驚愕と共感の声がどしどし寄せられた食エッセイ! 人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画も多数収録!! ※イラストはモノクロです
  • しんがりで寝ています
    4.2
    同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、 すくすくと育つ観葉植物との日々。 玄関の柱に巣を作るハチとの戦い、 近所に住む家族との交流、 EXILE一族に対する深い愛……。 笑いあり、ときどき涙あり(?) 2019年6月号から約4年分の雑誌「BAILA」での連載に、書き下ろしを加えた全55編、三浦しをんワールド全開の爆笑エッセイ集。 コロナ禍でも、コロナが明けても。人気作家の目を通して描かれる「なんてことのない日常」。その素晴らしさと可笑しさがここに。
  • 迷子手帳
    4.2
    1巻1,881円 (税込)
    いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。 「いつもインコを肩にのせている神秘的な少年」になろう、と考えたのだ。ぎゃー。何なんだ、それ。よせ。やめろ。でも、夢見る私はもう止まらない。ピーコちゃんを肩にのせて、おそるおそる玄関のドアを開けてみた。(本書より) 「北海道新聞」好評連載ほか、人気歌人の最新エッセイ全57篇。
  • ここじゃない世界に行きたかった
    4.2
    SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集 29歳で移り住んだニューヨーク。 言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。 そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは 心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。 「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」―― 世界の諸問題への視点、生活への美意識。 総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ 文章を発信し続ける著者のデビュー作。 noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた 新世代エッセイ集。 解説・谷川嘉浩(哲学者)。 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ひみつのしつもん
    4.2
    「セキュリティ対策で訊かれる子供の頃の親友の名前が思い出せない」(「ひみつのしつもん」)、「部屋のなかに見知らぬネジが落ちている」(「ネジ」)、「自尊心を保つため家のなかで自分よりダメなやつを探す」(「哀しみのブレーメン」)、「花火で打ち上げられる夏の思い出」(「花火大会」)etc. 日常の裂け目から広がる奇想天外、抱腹絶倒のキシモトワールド! 『ちくま』名物連載、文庫化第3弾!! イラストはクラフト・エヴィング商會。
  • スクリーンが待っている
    4.2
    劇場にはかからない“現場”の物語。 「ニヤニヤ、クスクス。これ、立派な映画作りの教則本です」役所広司 シカゴ国際映画祭観客賞・最優秀演技賞〈役所広司〉ほか、国内外の映画賞で高く評価された『すばらしき世界』は、佐木隆三によるノンフィクション・ノベル『身分帳』を原案に、西川美和監督が初めて原作ものの映画化に挑んだ作品だ。 本書は、原案小説との出会いから、取材と脚本の執筆、撮影から編集など、五年にわたる制作の日々を、監督自ら赤裸々に綴るエッセイ集である。  原案小説との出会い、公的機関による婚活パーティーへの潜入、長く仕事をともにしたスタッフとの別れ、刑務所での対話、『身分帳』のモデルとなった人物の足跡を辿る旅、スタッフが集う撮影前の緊張感、コロナによる編集作業の中断、出演者への思い──一本の映画の企画が立ち上がり、それが完成するまでの過程が監督の思いとともに仔細に描かれ、映画業界を目指す人や映画ファンはもちろん、多くの人に読まれるべき一冊だ。  幼い頃の記憶や街角の風景などのエッセイや、『すばらしき世界』に登場する人物の過去を描いた小説「蕎麦屋ケンちゃん失踪事件」も収録する。  文庫化にあたり、映像業界の変化に鑑み、単行本刊行後の状況を加筆するだけでなく、その後発表された三本のエッセイと、「あとがき」というには内容もボリュームも読み応え抜群の書き下ろしの文章を加えた。まさに、増補決定版! ※この作品は単行本版『スクリーンが待っている』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • アンパンマンの遺書
    4.2
    「手のひらを太陽に」の作詞者でもある戦中派の作者が,自身の風変わりなホップ・ステップ人生を語る.銀座モダンボーイの修業時代,焼け跡からの出発,長かった無名時代,そしてついに登場するアンパンマン――.手塚治虫,永六輔,いずみたく,宮城まり子ら多彩な人びととの交流を横糸に,味わい深い人生模様が織り上げられていく.図版多数収録.

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  • みなさんのおかげです 木梨憲武自伝
    4.2
    喜劇王が初めて明かす「とんねるず」の真実。 木梨憲武が還暦を期に書き下ろした本格自叙伝! 祖師谷・木梨サイクルの幼少期。 全国制覇を目指した帝京高校サッカー部。 新宿中央公園でのネタ合わせ。 駆け上ったテレビのスターダム。 テレビバラエティの栄枯盛衰。 愛妻・安田成美。 「みなさんのおかげでした」伝説の最終回の裏側。 そして、盟友・石橋貴明との本当の関係。 エンタテイメントを取り巻く時代の劇的な移り変わりを、彼は何を武器にして、どう生き抜いてきたか。 喜劇王の知られざる歓喜と苦悩がいま明かされる。 ~~~ 俺たちをおもしろがってくれて、40代、50代、60代と一緒に年齢を重ねてきた「とんねるず」世代にも、感謝や恩返しがしたい。そういう人たちの中には、このところの暗くて冷え込んだ世の中の影響で気分的に落ち込んだり、長年勤めた会社で定年を迎えたりして、人生の次なるステップを見つけられずに、迷子になっている人も少なくないんじゃないかな。そんな人たちに、俺という人間を知ってもらい、そして、もしそこに人生の後半戦を生きる「ヒント」みたいなものがあるとするならば、参考にしてくれたらうれしいと思う。(「プロローグ」より) ~~~
  • 「私」という男の生涯
    4.2
    弟・裕次郎や家族への愛と感謝。文学、政治への情熱と悔恨。通り過ぎていった女たちへの未練と死への畏れ――。ここまで書くことへの是非を読者の審判にすべて委ねて著者は旅立った。奔放で美しいシルエットを戦後の日本に焼きつけた男が迫りくる死を凝視して、どうしても残したかった「我が人生の真実」。発売直後から大反響を呼んだ衝撃の自伝。
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて
    4.2
    ヴィオラ母さん、猫、昆虫、そして老いの先人たち…… 私の生き方の原点がここにあった―― コロナ禍、母の死を経て見えてきた ヤマザキマリ流、老いと死との向き合い方。 ●寿命が何歳であろうと、その時までを思い切り生きていけばいい ・なぜ人は、老いや死に対して大きな拒絶感を抱くのか? ・なぜ人は、若さにばかり価値を置きたがるのか? ・なぜイタリア人は、新車より中古車を好むのか? ・なぜ、「何者か」にならないといけないのか? ・なぜ、イタリアは老人を敬い、日本は老害扱いするのか? ・なぜ、夕焼けは雲があるほど美しいのだろう? ・人に備わる知性、感性、命の機能を十分に使いこなすには? 幼少期から老人と触れ合い、 親の介護、そして死を経験し、 多種多様な「老いと死」に触れてきた 真の国際人・ヤマザキマリが 豊かな知見と考察をもとに語った、 明るくて楽しい、前向きな人として生き方。

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  • 蛸足ノート
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    「海が似合いませんね」ええ、まあ、と曖昧に微笑みながら、内心は傷ついている―― にゅるりと世界も自分も裏返る、読売新聞人気連載の蛸足的エッセイ。 世界中の人間がみんな私じゃなくて、本当によかった―― 「将来、君はちくわ天が好きになるよ」 「ちがうんだ。俺は犯人じゃない。そっくりさんなんだ」 「今日、首にバッタが止まったこと、いつか忘れちゃうのかな」 「隣の家のおじさんが目から赤いビームを出して私の掃除機を壊したから」 (本文より)
  • ティンダー・レモンケーキ・エフェクト
    4.2
    わたしの日記を送ります。 あなたの日記を送ってください。 Tinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日、日記を送る。 日記を交換するうちに、ひとりの男性に恋をした。 二〇二二年二月から一〇月までの わたしの日記と、数日間の彼の日記。
  • 続 窓ぎわのトットちゃん
    4.2
    国民的ベストセラー、42年ぶり、待望の続編! 国内で800万部、全世界で2500万部を突破した『窓ぎわのトットちゃん』。 世界中で愛されている、あのトットちゃんが帰ってくる! 泣いたり、笑ったり……トットの青春記。 【本書の内容】 ・東京大空襲の数日後、青森を目指して、ひとり夜行列車に乗ったトットを待ち受けていた試練とは? ・「おめえのジンジョッコ、描いてみろ」。疎開先の学校で、みんなとなかよくなりたいトットが、考えついた方法とは? ・「咲くはわが身のつとめなり」の言葉を胸に、トットが通った女学校や音楽学校の思い出は、映画、オペラ、ラーメン、それから? ・「そのままでいいんです」。NHKの専属女優になりたての、トットが救われた一言とは? ・アルバムからお借りした写真や、いわさきちひろさんの絵もたっぷり。 【黒柳徹子さんからのメッセージ】 私は、どう考えても『窓ぎわのトットちゃん』よりおもしろいことは書けない、と思っていました。私の人生でトモエ学園時代ほど、毎日が楽しいことはなかったから。だけど、私のようなものの「それから」を知りたいと思ってくださる方が多いのなら、書いてみようかなと、だんだん思うようになったのです。よし!と思うまで、なんと42年もかかってしまったけど、書きはじめると、笑っちゃうこと、泣いちゃうこと、それから戦争のことも次々に思い出されて……。
  • 酒・つまみ日和~「ひとり飲み」の小さな幸せ~
    4.2
    さぁ、明日はどうやって飲もうか。はじめての酒場に行こうか。それともお気に入りの酒器で一杯やろうか。たまには昼から飲むのもアリかな――。来る日も来る日もお酒のことを考えているパリッコさん。まさに「酒とともに生きる」生活。でも、こんな生き方があってもいいじゃんか。連載「つつまし酒」シリーズ第3弾。酒飲みの喜びと知恵がつまったほろ酔いエッセイ。まるっと1章分の書き下ろしも!
  • シリーズ「あいだで考える」 風をとおすレッスン 人と人のあいだ
    4.2
    中東やアフリカで長年過ごしてきた著者が、旅の経験や、古今東西のさまざまな文化や文学作品などの例をとおして、人と人との「あいだ」、また自分自身の中の「あいだ」を見つめ、そこに風をとおし、互いに自由になれる関係をつむぐ道を考える。迷いや悩みの多い10代やすべての方たちにとって、「私」も他者も大切に、軽やかに生きていくレッスンとなる一冊。(装画:nakaban)
  • 走る道化、浮かぶ日常
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    青森県八戸市出身、京大大学院卒業 事務所無所属、生活密着型のピン芸人・九月 全編書き下ろし!待望の初エッセー、刊行!!! 重箱の隅をつついて…、つついて……、つついて壊す。 壊した先には、何だかちょっと、軽やかな世界が広がっている。 芸人・九月の頭の中をのぞきこむと、いつもの生活が楽しくなるかもしれません。 ぼんやりと感じていた、日常生活の中の違和感。 ズルズルと引き出しては、気持ちいい言葉を当てはめていく。 どこからでも読めるし、どこで読み終えてもいいし、どこから読み直してもいい。 新時代のエッセー。新たな書き手の誕生を見よ!
  • 消えない悩みのお片づけ
    4.2
    つらい気分は5つのラベルで整理する――。 散らかったアタマがみるみる晴れていく合理的な悩みの片づけ方。 ベストセラー『反応しない練習』の著者が心を込めて届ける「今の自分にできること」。 【モヤモヤ、クヨクヨ、ウツウツ気分の「悩み」が生まれたら、この本を開いてください。あなたの悩みにストレートに役立つ解決策がみつかるはずです。】 心を整理する天才・ブッダによる、実に論理的で明快な悩み解消本!
  • やがて満ちてくる光の(新潮文庫)
    4.2
    作家として、旅行者として、そして生活者として日々を送るなかで、感じ、考えてきたこと――。読書に没頭していた子ども時代。日本や異国を旅して見た忘れがたい風景。物語を創作するうえでの覚悟。鳥や木々など自然と向き合う喜び。未来を危惧する視点と、透徹した死生観。職業として文章を書き始めた初期の頃から近年までの作品を集めた、その時々の著者の思いが鮮やかに立ちのぼるエッセイ集。(解説・河田桟)
  • 私はアメで、明日は晴れで
    4.2
    最初の留学で出会ったホストファミリーは大問題!? ・DVする父親 ・味方になってくれない母親 ・ドラッグ依存症の長男 その後のアメリカ生活も英語も不十分なままインターンで訪問販売、彼氏にフラれホームレス生活 etc... 人気YOUTUBERで17歳で渡米した著者が送る、サバイバル留学体験記!
  • たまたま生まれてフィメール
    4.2
    夫婦別姓、政治とジェンダー、性暴力事件、そしてわたし自身のこと。この国の女性たちが抱える困難を問うフェミニズム・エッセイ。
  • 着かた、生きかた
    4.2
    シリーズ累計47万部突破! 宝島社文庫『服を買うなら、捨てなさい』の続編、宝島社文庫『大人のおしゃれは、力の抜き方次第』を『着かた、生きかた』に改題して電子書籍化しました。 まだまだおしゃれになれない……。 大人の女性の、終わらないファッションの悩みに、スタイリスト地曳いく子が、再び答えます! 【内容】 第一章 なぜ、おしゃれに見えないのか? 第二章 おしゃれな人がやっていること、やってないこと 第三章 スタイルの見つけかた 第四章 これからの着かた、生きかた
  • いとエモし。 超訳 日本の美しい文学
    4.2
    1巻1,628円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 10代のうちは、国語にも古典にもまったく興味が持てなかった著者が、大人になったある日、 「まいて雁(かり)などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。」 という、『枕草子』の一節を見てふと心をつかまれた。 「ああ、『エモい』ってことか」 秋の夕暮れを見て、 冬の朝の寒さに震えて、 春の朝焼けの景色を見て、 夏の夜に雨音を聴いて、 清少納言が感じた「いとをかし」。 それは「まじエモい。」だったのだ。 * 本書は、枕草子、万葉集、古今和歌集、徒然草……などに綴られた古の言葉たちを、「いまを生きる私たちの感覚」に合わせて“エモ訳“した上で、超美麗なイラストによって視覚化した新感覚エッセイ。 ページをめくるたびに、先人たちが作品に込めた「エモパワー」を強烈に感じながら、切なくなったり、勇気がわいてきたり、なんともいえない胸いっぱいな気持ちになれる本です。
  • オルタナティブ
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    落ちこぼれ芸人・永野に寄り添った人、音楽、映画たち 芸能界きってのロックフリークであり、自身のYouTubeチャンネルで繰り広げる音楽トークも人気を博している永野。本書は、2021年に初の書籍『僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』を出版し注目を集めた彼の"オルタナティブ"なエッセイだ。ギターウルフ、BUCK-TICK、D.O、50セント、エミネム、ニルヴァーナ、レッチリ、U2、『ダークナイト』、オリバー・ストーン、ファレリー兄弟、『稲村ジェーン』......亜流すぎる芸人・永野が世に放つ"オルタナティブ"論に魂が震える! 【CONTENTS】 ・金持ちになって言いたいことがなくなって新曲を作らなくなった50セントこそオルタナだと思う ・「普通こそが格好いい」という圧が鬱陶しいし、普通は死ぬほど退屈だ ・地元に残ってレペゼンという今だからこそ1回故郷を飛び出して北へ向かおう ・孤独こそがオルタナを作り、誰も信じていない奴が世界を平和にする ・ジョーカーという共感装置 ・表からは見えない、深いところにある〝業〞のようなものこそがオルタナなんだと思う ・究極的には自己満足で人を楽しませられる奴が一番強い ・人生の無駄な時間にこそオルタナは宿る ・D.Oという男 ・本物になろうとしてる奴は時に本物より異常なのかもしれない ・BUCK-TICKに救われた話 ・オルタナは自分が落ちてる時に助けてくれた人のことは忘れない ・結局余裕がある人が良いものを作る。ビッグマネーを掴んだ後何をやったかが面白い ・一生忘れられない一発をくれたんだからもっと凄い二発目もくれ! ・無理こそ愛おしい、嘘こそ愛おしい、不器用こそ愛おしい
  • 肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行
    4.2
    牛、馬、猪、鹿、鴨、鳩、鯨、羊、すっぽん、内臓…… 「人はなぜ肉を食べるのか」 問いを掲げた平松さんは、日本全国十か所をめぐり、 十種の「肉」と人とのかかわりを徹底取材。 ひとつの文化として肉をめぐる諸相をとらえ、 動物とその肉について、見て、聞いて、食べて、 深くその根源を考えた前代未聞のルポルタージュ。  胸骨の端にそっと指を入れて横隔膜といっしょに引き上げると、  紫色に光る かたまりがぽろんと現れた。 (中略)  ぷりっぷりのレバーの一片をそっと口の なかに入れた。(本文「4章 鳩」より) 「生きもの」が「食べもの」になるまでの間には実に様々な工夫や技術が介在し、 「うまい肉はつくられる」ことがわかる。 信念を貫き、魅力的な多くの日本人の「仕事」の 歴史にも光を当てたエキサイティングな傑作ノンフィクション。 解説=角幡唯介 ※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 将棋指しの腹のうち
    4.2
    藤井聡太が対局中に豚キムチうどんを注文して、 千駄ヶ谷の聖地と化した「みろく庵」。将棋指し御用達のこうした店では、 昔から棋士たちが勝負の傍ら、飲みかつ食い、素顔を見せてきた。 どんな世界にも、表があれば裏がある。現役棋士が小声で明かす、 メディアには決して登場しない「本当の現場の将棋メシ」。 解説=高橋茂雄(サバンナ) ※この電子書籍は2020年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 牧子、還暦過ぎてチューボーに入る
    4.2
    15 年前、重篤な病に倒れ臨死体験までした著者が、食生活全般を見直し、 自らおうちごはんを作るようになるまでを描いた同名単行本を文庫化──! 生きることは、食べること───。 エンディングノートより、レシピノートを書こう! 2008 年暮れ、雪の舞う岩手県盛岡市で、急性の動脈疾患と心臓病に襲われ、 13 時間に及ぶ緊急手術を終えて、意識不明の状態が2 週間も続き、 「死ぬのが普通という重篤な状況だった」という内館牧子さん。 その後、奇跡的に生還し、医師からは日頃の食生活の大切さを噛んで含めるように諭されたという。 “食は命” と知った内館さんの食生活は一変! それまでの外食・美食三昧の日々から、自ら包丁を握り、だしをひき、ベランダで野菜やハーブを育て、おうちごはんを楽しむ毎日を送るように──。 そんな経験をもとに本書に紡がれた「体が喜ぶおうちごはんのありがたさ」 「病気を寄せつけない食べ方」等の内容は、 家庭料理の大切さや、食に対する考え方を見つめ直すきっかけとなるに違いありません。 巻末には「ばあば」こと料理研究家の鈴木登紀子さんとの対談を掲載し、 文庫版だけの特別企画として、NHK『きょうの料理』や『一汁一菜でよいという提案』の著書でおなじみの 料理研究家・土井善晴氏との対談も収録!! 【本書内容】 第一章 “食は命”と知る 「一本の点滴より一口のスプーン」 身にしみた「医食同源」 今、改めて「食べることは生きること」 「外ごはん愛」の女たち おいしく豊かな水だし生活 牧子、還暦過ぎて油を考える 第二章 一回でも多く、楽しく食べたい 独りごはんに慣れるコツ 野菜はベランダで摘み、テーブルへ 残り物を「お洒落めし」に変身させよう 和食器の「見立て」にハマる あんみつは和風スイーツ? ごはん党も脱帽! 今どきのパン事情 節分に鬼もあきれるこの裏技 第三章 おいしさを増幅する“懐かしさ” これまでの人生で、一番おいしかったもの 「男の料理」は非日常 初がつお 食べた時から初夏が始まる 泣けるほどおいしい飲み物があった お弁当、詰めるはおかずか愛情か? 神は家族の膳に宿る 第四章 料理嫌いの“おすすめレシピ” おいしくなる「ほんのひと手間」 ピンチを救った魔法の小びん 健気(けなげ)な母がよみがえる昭和の献立 春だけの宝石を味わい尽くす 飲める人にも飲めない人にも、おいしい秋 「能書き」は鍋の隠し味 第五章 “元気で長生き”のために、何食べる? 「重い女」脱出法とは? ―前編― 「重い女」脱出法とは? ―後編― シニアよ、やっぱり肉食を ただ一生懸命に作り続ける 対談1 料理研究家 鈴木登紀子さん 対談2 料理研究家 土井善晴さん
  • 書きたい生活
    4.2
    言わなかったことや言えなかったことが、 なかったことにならないでほしい。 そう思い続けて、そう思うから、 そう思っていることを、 わたしはずっと書いてきたのかもしれない。 ――本文より 【本書の内容】 2021年9月、『常識のない喫茶店』で鮮烈なデビューを果たした僕のマリ。 一度の滞在でクリームソーダを三杯続けて飲む猛者、 お気に入りの店員にスケスケのタイツをプレゼントする中年、 来るたびに小さな灰皿を盗む男とゆで卵用の塩入れを盗む連れの女、 あるいは…… 他の客に席を譲らない老人と喧嘩する(これまた老人の)マスター、 暴言を吐く半グレ風男性客を店の外まで追いかける同僚のしーちゃん、 ゴミを持ち込んだ客に「うちもいらないです」と突き返すわたし。 そんな刺激的すぎる毎日をストレートに綴ったエッセイは、 「仕事だから我慢しろ」「店員なら耐えろ」といった声が一部ありながらも、 「救われた」「勇気をもらった」という大きな共感とともに受け入れられた。 理不尽なクレームと闘い、自らが信じる正しさを貫く著者の物語は、 過去に負った傷を癒やす「再生の物語」そのものだった。 本の刊行後、その翌月には喫茶店を卒業し、長く住んだ街を引っ越した。 パートナーと暮らしながら、週に何回かバイトしつつ、やはり文章を書いている。 今回の本には、卒業までの日々と、卒業後の生活が瑞々しく描かれている。 ちっぽけであたたかな日常ほど忘れたくない。 書き留めておくことで、きっとまた前に進める。 そんな静かな決意とともに放つ、作家としての新たな一歩。 『常識のない喫茶店』の正統な続編にして完結編、ついに刊行! 【本書の目次】 はじめに 1 常識のない喫茶店 初めての商業出版 その後の喫茶店 日記 二〇二一年八月-十月 卒業 2 新しい生活 日記 二〇二一年十一月-十二月 長いお休み 引っ越し 二人暮らし 文筆業とアルバイト 3 また本を書いている (体力のない私の)仕事論 日記は筋トレ 日記 二〇二二年八月-十月 書きたい生活 喫茶再訪 本とともにある人生 原稿が書けないときの話 おわりに――なかったことにならないでほしいこと

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  • 3歳語辞典
    4.2
    1巻1,188円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【序文より】 4歳になった息子へ おめでとう。お風呂あがりに見たきみの背中はこんなにも小さいのになんだかとても頼もしくて涙があふれてしまったよ。なんだろう。この感情は。よくわからないけれど、どんどん大きくなっていく3歳のきみがよく使っていた不思議な言葉たちをここにまとめておく。いつか忘れてしまわないように。 父より ―― 日常の中で息子が使っていた不思議な言葉たちを父がエピソードとともに記録。クスリと笑えてちょっぴり泣ける。写真には残らない "子どもの言葉" に着目した、新しいかたちのエッセイ。
  • うらおもて人生録(新潮文庫)
    4.2
    優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃない。ひとつ、どこか、生きるうえで不便な、生きにくい部分を守り育てていくことも、大切なんだ。勝てばいい、これでは下郎の生き方だ……。著者の別名は雀聖・阿佐田哲也。いくたびか人生の裏街道に踏み迷い、勝負の修羅場もくぐり抜けてきた。愚かしくて不格好な人間が生きていくうえでの魂の技術とセオリーを静かに語った名著。(解説・西部邁)
  • 誰が国家を殺すのか 日本人へⅤ
    4.2
    資源のない日本は「人材」こそ「資源」とせよ! 古代ギリシア人やローマ人は「危機」という言葉に「甦生」の意味も合わせ持たせた――「知恵」を働かせる以外に日本の未来はない。 「長く歴史に親しんでつくづく考えるのは、民族は、興隆した後に必ず衰退を迎えるものであること。興隆と衰退の間に長い安定期を享受できた民族は、実にまれにしか存在しなかった」――古代ギリシア、古代ローマ、中世ルネサンスから日本を思う。 月刊「文藝春秋」の好評連載「日本人へ」第5弾。

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