作品一覧

  • 私の「紅白歌合戦」物語
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    1巻790円 (税込)
    令和元年暮れに七十回目を迎えた紅白歌合戦。 昭和49年より9年連続で白組司会を務めた元NHKアナウンサーだから書ける舞台の裏側と、とっておきの話。 誌上での再現放送や、当時の著者の日記も公開。 目次 一 「紅白」はこうして始まった 二 「紅白」が私に近づいてきた 三 「紅白」真っ只中 第25回NHK「紅白歌合戦」誌上放送 対談・佐良直美×山川静夫 「紅白」黄金時代裏話 四 「紅白」ちょっといい話 初のテレビ放送/審査員の変遷/森光子さんの思い出/ “サブちゃん”の存在/宮川泰さんのこと/素敵な蝶ネクタイ/ 忘れたマイク/昭和52年「紅白歌合戦」始末記/ 「紅白」雪景色/水前寺清子さんの「情」/ 頭の回転がするどい黒柳徹子さん/中村メイコさんの気配り/ 東北人、新沼謙治と千昌夫/「紅白歌合戦」と阿久悠の魔法 対談・由紀さおりと×山川静夫 わが心の「紅白歌合戦」 五 「紅白」よ、どこへ行く あとがき
  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    「中村屋ァ~!」「まってました!」。歌舞伎で芝居の途中に役者に向かって掛けられる絶妙な「掛声(かけごえ)」は、「大向う(おおむこう)」と呼ばれる歌舞伎通の人たちによるもの。学生時代に「大向うの会」に入会し、現在に至るまで活動歴56年の著者・山川静夫が、青春時代、そして大向う、昭和の名優たちとの温かい交流を描きます。
  • 歌舞伎のかくし味
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 だから芝居はおもしろい!人気役者の素顔、忘れ得ぬ名優、外題にちなんだこぼれ話、舞踊の見どころなど、心なごむ幕間ばなし183話。

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ユーザーレビュー

  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし

    Posted by ブクログ

    とても興味深く、面白く読みました。歌舞伎につきものの「大向う」の掛け声。こんな人たちが掛けていたんですね。山川さんが歌舞伎好きとは聞いていましたが、こんなに一筋のかただったとは・・・歌舞伎への熱い思いや、一緒に歌舞伎を楽しんだ「大向う」の人達との交流が生き生きと語られていて、大変面白かったです。それにしても「大向う」の人達の熱心なこと。毎日のように足を運び、芝居のみならず、日本舞踊、長唄、三味線を勉強し、せりふを暗記し名優の声色までできて、すごい精進です!一朝一夕にはできないことなんだ。そして歌舞伎は役者さん達とこういう観客とが一体となってつくりあげているものなのだと、つくづく感じ入った次第で

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    2011年07月17日
  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし

    Posted by ブクログ

    NHK山川アナウンサーが、歌舞伎大向うについて語った本。山川アナウンサーは歌舞伎に関する造詣が深いことで知られているが、まさか学生時代から歌舞伎に通い詰め、大向うで声をかけていたとは思わなかった。
    私も歌舞伎ファンで声掛けを行っているが、こんなに奥の深いものだとは思わなかった。これからもっともっと研究して、上手く声がかけられるようになりたいものだ。

    「大向うの掛けはじめというのは誰でもそうだが、人物の出と見得の時、そして、セリフのあいだに入れる掛声をやる。所作事は三味線を常に意識して、きっかけをのがさないような掛声を必要とするからかなり慣れないとむずかしい」p38
    「2回3回と同じ芝居を観て

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    2020年08月16日
  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし

    Posted by ブクログ

    歌舞伎は全く見たことが無かったので、大向こうの人ってなんだろうと思って興味を持ったのがきっかけ。歌舞伎ってこういう楽しみ方もあるんですね。何だか行ってみたくなりました。

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    2011年02月02日
  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし

    Posted by ブクログ

    NHKの元アナウンサーの山川静夫氏が回想する「大向こうの人々」の思い出。役者と観客の幸せだった時代の話です。芸能について、非常に示唆に富む指摘もたくさんあって、ためになりました。

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    2010年10月22日
  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし

    Posted by ブクログ

    歌舞伎座三階、大向うに通い詰めた学生時代の日々がいきいきと描き出されている感じかな。こんなにも何かに夢中になれる青春時代を送ったとは少しバンカラな感じがして羨ましい。そこから「通」な人々と知り合ってふれ合って交流が広がっていくのも読んでいてまた楽しい。これぞ人情だよなあ。歌舞伎につきもののあの「かけ声」。あれってタイミングを外すとすっごくマヌケなんだけどそれにも「会」があるとは知らなかった(笑)あのかけ声があるから歌舞伎が締まる感じがしますね。また機会を見つけて歌舞伎を見に行きたいものです。

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    2011年09月17日

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