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「フカダキョーコに似てますね」になぜか逆ギレ。欽ちゃんのおでこをペチと叩いてみる。誰も知らないホーミーのモノマネにトライ。三谷幸喜さんの誕生会で激しく乱れる。ナンシー関さんや渋谷ジァンジァンとの別れに涙。…テレビの世界を自由自在に遊泳するタレントが10年にわたって書き続けた、きっぱりすっきり面白い、日記エッセイ。
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Posted by ブクログ
つきなみな言葉になってしまうが、凄くおもしろかった。 清水さんの性格がたぶん、明るくて素直で素敵だった。
TV Bros.連載「私のテレビ日記」をまとめたもの。先にその二冊目である「主婦と演芸」を読んだらすごーく面白かったので、遅ればせながら。ミッチャンは大好きなのに、何で読んでなかったのか。本屋さんで見かけた覚えもあんまりないし。 読んだらやっぱり期待通りの面白さだった。当然のことながら、テレビ関係...続きを読むの仕事の中で出会う芸(能)人さんたちとの交遊についての話がメインで、ものまねやお笑いの人をはじめ、歌手や女優さんなど色々な人が登場する。感じのいい人、変わった人、よくわからない人、どの人の話も楽しい。そして、そこに「私ってこんな人とも友だちづきあいしてるのよ。すごいでしょ!」って感じがカケラもないところが、まったく他にはない清水さんの持ち味で、好きなところだ。 平井堅さん、椎名林檎さん、一青窈さん、クリスタル・ケイさんなぞという顔ぶれのカラオケ(もちろん遊びで)にはちょっと驚き。「藤井隆くんと西川貴教くん」(清水さんがこう呼んでてかわいい)から、二人でカラオケしてるから来ませんか?と誘われたときの話がおかしい。もうパジャマ着ちゃったから行かない、誰を誘っても今日は来ないよ!とつれない返事をしたミッチャン、二時間ほどして電話してみたら、大勢で盛り上がってるよ~って演技を二人で必死にしていたそうだ。 そうだね!と思ったのは、「あなたの夢は何ですか?」と聞かれると困るというくだり。「これって何なんだ?」「私はこの質問にはっきりと、かつ雄弁に答えられる大人に、ろくなヤツはいないんじゃないか、またはどっかがコドモっぽい少年なのではないか、ともにらんでいます」 ほんとほんと。
他のタレントさんとのやり取りももちろん面白いのだけれど ご家族やタクシー運転手さんとのエピソードがさらに面白い。 風物詩になっている行事・お仕事や、いまや懐かしの最先端機器など 10年日記の醍醐味も。 日記ってささいなことほど、あとで読み返して面白いんだよね。
なにが、ってきかれたらよくわからないけど、なんだかすごくおもしろかった。寝る前に少しずつ読んでいて、なんか心慰められるというか。ほっとするというか。とにかく楽しそうなところがいいなーと。心許せる友人がたくさんいるって感じ。三谷さんとの対談は文庫にならないんだろうか。やっぱりエッセイとか日記っていいな...続きを読む。読んで得にもなにもならない気がする?んだけど、もっといろいろ読んでいきたいかも。
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