作品一覧

  • 読める年表 幕末 維新 明治
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆いちばん モノ凄くて おもしろかった時代── ペリーと黒船の浦賀来航で、幕末は慌しい活況を呈する。 高杉晋作.坂本竜馬.西郷隆盛.勝海舟らが歴史の表舞台に登場し、維新を遂行する。 明治政府は、西南戦争.日清戦争.日露戦争を期に、近代国家に大きく変貌していく── この激動の時代を、事件.人物.世相.流行、そして埋もれた事実やトピックスで綴る、新聞形式の「読んで楽しい年表」。
  • 読める年表 激動の大正 昭和
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    1巻1,571円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大正・昭和を、事件、人物、世相、流行、知られざる事実とトピックスで綴る、新聞形式の読む年表。
  • [新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る
    4.3
    1巻999円 (税込)
    「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で始まる有名な本著は、人の世のはかなさを主題とした日本古典の三大随筆の一作。1185年に京都を襲った大地震の経験を初め、大火、地震、飢餓などで命を失う無数の人々の運命が描かれた「無常」の文学とされている。しかし、併せて著者が20代から約40年間に目の当たりにした災害について、「男女死ぬるもの数十人」「飢え死ぬるもののたぐい、数もしらず」など、被害の惨状を映しだす「災害の文学」でもあった。 『方丈記』が誕生したのは建暦2(1212)年、今年で800年を迎える。災害日本から生まれた厳しい諦観であり、自然と共生するための独自の思想といえる「無常」が感じられる1冊である。

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ユーザーレビュー

  • [新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る

    Posted by ブクログ

    [新訳]方丈記
    乱世を生き抜くための「無常観」を知る
    著:鴨 長明
    編訳:左方 郁子
    PHP新訳新書
    紙版

    「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。……」

    無常・無常観の文学「方丈記」
    平安末期から鎌倉前期に生きた、風流人、鴨長明の作品である

    リアリストである、鴨長明が描き出す、災害や災厄の数々
    単なる歴史書が描く世界に比べて、臨場感あふれる世界は、死が常に人々の隣にあったことを示すようで切ない

    母の命が尽きたのを知らずに、なお、乳を吸いながら眠っている幼い赤子のくだりは、無常ではなく、無情である

    下鴨神社の後継者争いに敗れ、妻子を失ったと思われる鴨長明は、和歌と管絃に生

    0
    2024年08月21日
  • [新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る

    Posted by ブクログ

    "ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。。。”の方丈記を読みました。短い内容ですが、
    二つの構成からなっており、その前半は火災・竜巻・
    飢餓・地震・遷都の京の都の災害ルポであり、
    その中で人と棲家の無常さがテーマ。
    もうひとつの後半は草庵の楽しみ・閑居の文学である
    ことは知りませんでした。
    特に後半の部分の文書や内容はとても美しく、
    私の好きな梨木果歩さんの『家守奇談』によく似た
    雰囲気の内容でした。

    0
    2015年01月10日
  • [新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい解説書です。
    原文のきれいな表現もしっかり味わえて、
    持ち運びもしやすい書物です。

    0
    2013年08月29日
  • [新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る

    Posted by ブクログ

    これは読みやすかったです。まず現代語訳文、そして書きくだし文、解説が段落ごとに紹介されている。

    出だしの「ゆく川の流れは絶えずして…」の壮大さ、無常観、哲学観に惹かれて読んでみると…
    あれれ?なんだか鴨長明ってグチっぽい?!と学生時代に思ったのですが、
    まぁ今回もおおむね似たような感想しか抱けず。すみません…。

    この本は現代語訳に解説までついていて読みやすい、とっつき易いので、初めての方にもおすすめ。
    ただ解説は…少々、長明びいき過ぎる…気がしますが。

    0
    2013年01月05日
  • [新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る

    Posted by ブクログ

    ゆく川の流れは絶えずして、しかしもとの水にあらず・・・の名文で始まる方丈記は無常観がテーマの古典として有名だが、しかし同時に災害文学の側面ももっている。

    昨年の東日本大震災も記憶に新しいが、過去の歴史をひも解いてみれば日本は災害の連続であったことが分かる。

    方丈記にも大火や竜巻、飢饉に疫病、そして大地震と平安末期に起きたこれらの災害が記されている。

    仏教に大きく影響を受けた鴨長明は、地位や名誉、金品や家などに執着する空しさを語るが、末法の世といわれた時代背景も影響を受けているのかもしれない。
    彼の生きた時代は平家が栄華を誇り、そして壇ノ浦で滅亡した。彼ならずともこの世の無常を感じただろう

    0
    2012年10月06日

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