コロナ禍で1年延期となり無観客で今年開催された2020東京オリンピック・パラリンピック。
東京での開催を決めたプレゼンの記憶として印象に残っているのは滝川クリステルさんの「おもてなし」、フェンシングの太田雄貴さんのガッツポーズ...
そんなプレゼンのトップバッターが本作の著者でありパラリンピアン
...続きを読むの佐藤真海さん。
正直、彼女のことは本書にて知りました。
19歳の時に突如襲った右足首の痛み。
骨肉腫と診断され、膝から下を失った。
辛く苦しい抗がん剤治療と副作用との闘い。
そんな中でも彼女が失わずに輝き続けたのは周りの人々の支えと彼女の笑顔。
辛い経験をしたにも関わらず、明るく、前向きに生きている彼女の姿は私にはとても眩しく写りました。
説明
内容紹介
佐藤真海、渾身の手記。大学在学中、突如降りかかった骨肉腫、右足下切断という出来事。絶望からの鮮やかな復活と、パラリンピック出場までを綴るノンフィクションが待望の文庫化。(解説/増島みどり)
内容(「BOOK」データベースより)
招致活動の最終プレゼンテーションでトップバッターを務め、2020年東京五輪・パラリンピック開催に貢献した義足のアスリート、佐藤真海。ヤンチャだった子供時代と、チアリーディングに没頭した大学生活。そして、骨肉腫と右足下切断という突然の出来事と、絶望を乗り越え、再び前を向いて走り始めるまで―。パラリンピックに3大会連続出場し、今も夢を追い続ける佐藤選手が綴る、感動の手記。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤/真海
1982年宮城県気仙沼生まれ。2001年、骨肉腫を発症し右足下切断を余儀なくされる。04年、早稲田大学商学部卒業、サントリーホールディングス(株)に入社。現在はCSR活動を担当。社員として働く傍ら、陸上競技・走り幅跳び日本代表選手として、04年アテネ、08年北京、12年ロンドンとパラリンピック3大会連続出場。11年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(社会人コース/スポーツビジネス)修了。13年、5m02cmの日本記録及びアジア記録を更新(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)