佐藤真海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙をはじめ、この本には真海さんの写真がたくさん載せられていますが、どれも笑顔の写真ばかりです。
この本を読んであらためて気づいたのは、真海さんが何か特別に強い、または特別に能力の高い、そんなタイプでは決してなかったということです。言い切れば「どこにでもいそうな普通の女の子」です。
では何が違うのかというと、両親や兄などの家族や、大学の同期や、会社の上司や同僚や、真海さんを慕って集まってくる人や、アスリート仲間など、「運よく」人の出会いに恵まれたのだと思います。
ここでわざと「運よく」と書いたのは、この本は、真海さんが「運悪く」重い病気にかかって片足を手術するところから記述がはじまるからです -
Posted by ブクログ
ネタバレ抗がん剤治療に足の切断と、すごい困難に絶望しても、そこから目標を見つけて輝きを取り戻した強さがかっこいい。
でも闘病中の辛さを考えるととても心がいたんだ。今もがんと戦ってる人は大勢いると思う。みんな頑張ってほしい。早く特効薬なりが見つかって患者さんが楽に戦えるようになってほしい。
私は健康でよかったと改めて思った。でももし病気にかかるなら、旦那や子供が苦しむのは見たくないので私にしてください、そしたら真海さんみたいに頑張ります。と思いました。
----内容紹介----
招致活動の最終プレゼンテーションでトップバッターを務め、2020年東京五輪・パラリンピック開催に貢献した義足のアスリート、佐藤 -
Posted by ブクログ
ネタバレコロナ禍で1年延期となり無観客で今年開催された2020東京オリンピック・パラリンピック。
東京での開催を決めたプレゼンの記憶として印象に残っているのは滝川クリステルさんの「おもてなし」、フェンシングの太田雄貴さんのガッツポーズ...
そんなプレゼンのトップバッターが本作の著者でありパラリンピアンの佐藤真海さん。
正直、彼女のことは本書にて知りました。
19歳の時に突如襲った右足首の痛み。
骨肉腫と診断され、膝から下を失った。
辛く苦しい抗がん剤治療と副作用との闘い。
そんな中でも彼女が失わずに輝き続けたのは周りの人々の支えと彼女の笑顔。
辛い経験をしたにも関わらず、明るく、前向 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子供向けなのですぐに読めました。
スポーツする事が息をする事のような真美さんが
ある時骨肉腫と診断され、即、足を切断。
それだけでも想像を絶する体験。
その後、新たなスポーツに巡り会い、
五輪に3度も出場。
しかし・・・故郷はあの震災で被災。
五輪招致のプレゼンで、彼女が歩んできた
道の険しさ、乗り越えた強さ、そして
その笑顔が世界中に感動を呼びました。
自分一人ではなく、周りの人との繋がりの強さを
身をもって知ってきた彼女だからこそ、
その文には偽りはありません。
本当はもっともっと悩んだり苦しんだだろうけど、
よくここまで自分の気持ちを整理してきたなあと驚きます。
講演会の話を聞い -
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