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突然、あなたの大切な人が倒れたら?
脳溢血で倒れ、右半身痲痺と失語症のリハビリと闘う夫との日常を、
愛情たっぷりに描く痛快エッセイ。
本書は「リハビリより鉄道、介護よりドラゴンズ」という脳天気な夫婦の、発病から1年間のお笑いリハビリ日記です。
夫にも私にも「好きなこと」があります。そして、病気になったからといって、ふたりともそれを我慢しなかった。
するとあら不思議、「好きなこと」の存在は、ときには息抜きに、ときには励みに、そしてときにはリハビリそのものになりました。 愛と涙の闘病期には登場しないリハビリの実際と生活のどたばたについて、
「こんなことするんだ」
「なーんだ、これでいいのか」
と思っていただけたら幸いです。
Posted by ブクログ 2010年11月02日
闘病リハビリ日記。おそらくこういう立場になってしまった人が読めば役に立つし、励まされる点が多いと思います。だけど「励ます」といってもおためごかしな雰囲気はぜんぜんなくて。そりゃね、介護も大事だけど。何もすべてを犠牲にする必要なんてないんですよね。
そして「なまもの!」読者にとっては面白ーく読めるエッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月13日
脳出血で倒れて右半身麻痺と失語症になった夫との闘病、リハビリ生活を描いた体験記。
著者は書評家でもともとユーモアに溢れた文章を得意とするので、かなり深刻な状況なのに悲壮感が感じられず、笑いながら楽しく読めてしまう。家族が倒れたときに必要となる手続きや実務的なノウハウも満載。リハビリには趣味が大きな力...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月13日
中日ドラゴンズファン夫婦の闘病記録。
もともと作者の書評サイトを長年見ていたので、評価が少し甘いのはそのせい。
作者のクセというか表現方法には慣れていたので、一気に読んでしまった。
あと、医療現場で働いているから読みやすいというのもあるけど、でも一般の人が読んでもとても読みやすいと思う。
野球に興...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月25日
闘病記も、もともと人を楽しませる文章で食っていたプロにかかるとこうなるのか、という見本ですね。
患者は旦那さんで著者は介護する家族です。病気が嬉しいものであるはずがなく、後遺症は重篤(右半身の麻痺と失語症)でしたが、病気&傷害=不幸ではないことがビシビシ伝わってきます。
そして、突然の大病に対して有...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月05日
昔、まだインターネットがこんなにも普及していなかったころ
パソコン通信なるものがあり
掲示板みたいなものと思って貰えばいいんだけれど
その中のひとつニフティサーブというものを利用していて
主に自転車の会議室にどっぷりはまっていた時期があった
1990年代の後半頃のこと
自転車という大き...続きを読む
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