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Posted by ブクログ 2023年03月06日
私と年齢が比較的近いため、日記の中にある辛さも分かり、胸が痛くなる。「なんで私だけが…」というもどかしさ、辛い運命のレールの上を走る現実、徐々に不自由になっていく。ただ、木藤亜也は決して諦めなかった。その生を乞い、抗う姿に私は言葉が出なかった。特に彼女と近い年齢層の10代後半の人にぜひ読んでもらいた...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月13日
いつ読んでも涙が止まらない。
頭はクリアなのに、動かなくなっていく身体
どれだけ悔しいだろう、やるせないだろうと。
そして、この病気に限らず、病気になった人への「かわいそう」という言葉にやっぱり違和感を感じる。
病気になった人を突き放すような失礼な言葉だなと思う。思い遣っての言葉かもしれないけれど、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月30日
脊髄小脳変性症。進行性の病気。できることがだんだん少なくなっていく亜矢。そんななかでも、自分にできることを必死にやっていく姿勢に心が打たれた。亜矢を見守るお母さんも本当に強い人。冷静に対処している所が。
特に印象に残った場面。それは、亜矢が歩けなくなり、這ってトイレまで移動する時。後ろでお母さんも同...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月05日
わずか15歳で脊椎小脳変性症という難病に罹患した少女の日記です。かつて、沢尻エリカ主演でテレビドラマ化されたこともあります。「なぜわたしが?」との理不尽な状況の中で、生きる意味を懸命に問い、闘う亜也ちゃんのすがたに、切なくつらくとも直視しなければならない現実(日々)の重みを教えられます。死は、つらく...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月29日
前から存在は知っていたが、今回初めて本で読んでみた。
少しずつ病気が進行してしまう中での本人や、家族の苦悩が読んでいて伝わる。
今、治療法がないような、難病と呼ばれる病気はやはり怖いと思った。
健康に生きていけてる自分は幸せで、今できること、やりたいことを精一杯やって、一生懸命生きていこうと改めて思...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月31日
ドラマを見てたら興味がわいて、本も読んでみた。
これは電車の中では読めません。泣きそうになるから。
日に日に身体の自由が奪われ、それでも一生懸命生きようとする姿勢に脱帽。
何の問題もなく健全にすごしている今の自分がいかに幸せなのかを痛感させられる。
自分がダラダラしている時にはこの本を思い出して、「...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月26日
本来ならこういう本は好きじゃない。
何故ならこのレビューを書いてる今にも人は病気や思いがけない事故や自殺などにより死んでるから。
その殆どは死んだことすら、世間は知らず日々は過ぎてゆく。
本を出した人だけ特別「かわいそう」と思い同情を集める。不公平という言い方は正しくないかも知れないけど何とも言...続きを読む
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