いとしいたべもの

いとしいたべもの

小説・文芸
753円 (税込)

3pt

できたてオムライスにケチャップをかける鮮やかな一瞬、あつあつの鯛焼きの香ばしい香り……ひと口食べた瞬間、心の片隅に眠っていた懐かしい思い出が甦る――だれもが覚えのある体験を、ユーモアに満ちた視点と、ほのぼのイラストでお届けする、23品のおいしいエッセイ集。可笑しくて、ちょっと泣ける、味の記憶を召し上がれ。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

いとしいたべもの のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言葉の表現がとても豊かで、文章を読んでおいしそうでとどまらずまさに自分がその料理の前に座りスプーンを、お箸をとおしているような体験をしました。
    背伸びをしない庶民的で、温かいお話でとても面白かったです。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    表紙のメロンパンがとても美味しそうですが、本の中にもところどころに美味しそうな絵が!視覚でも楽しめました。
    私もハマッ子なので、崎陽軒のシウマイ弁当の章はたくさん頷きながら読みました。そうそう、においがとても独特で、新幹線で誰かが食べてたらすぐに分かるのよね~。最近はタコ焼きの箱のシールに、新幹線の中で食べるのはご遠慮くださいみたいなことが書いてあるのを不意に思い出し、シウマイ弁当は大丈夫かしら?と心配になりました。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    食エッセイで一番大好きな本。イラストやエピソードが懐かしい気持ちになる。私は作者の時代を生きてはいないけど、どの時代にも、通じる食べ物との思い出。

    0
    2026年06月22日

    Posted by ブクログ

    200頁弱の気軽に読めるエッセイ。読みやすそうな文体と、温かく優しいイラスト。
    特に印象に残っているのは最後のエピソード。一昨年亡くなった祖母が、私や母親の体調が悪いと土鍋でお粥を作ってくれました。炊飯器にお粥モードがあるのに、いつも土鍋で。
    特別なご馳走ばかりではない、日常の『たべもの』のお話

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    ⬛︎ 食べ物には、思い出という薬味がついている

    以前、子鉄の息子の希望で「駒込方面にある、山手線内で唯一の踏切」を見に行ったことがありました。
    その帰りに、電車が見えるカフェとして有名な「カフェ ノースライト」へ立ち寄り、店内に置かれていた絵本や文庫本の中から、ケーキを食べながら手に取ったのが本書でした。

    下宿で一時期食事を共にしていた男性が夜逃げし数年後に再会した際、母が、当時よく食べていたラーメンをふるまうと、その男性が思わず泣いてしまう――
    「食べ物には、思い出という薬味がついている」という冒頭のエピソードに心をつかまれ、途中まで読んだ時点で続きが気になり、後日あらためて購入しました。

    昭和〜平成の食事にまつわる小話は、平成生まれの私にとってどこか懐かしく、でも自分が経験してきた食の価値観とは少し違う。
    うまく言えないけれど、レトロな距離感があり、それがまた面白い。
    合間に挟まれるイラストも優しく、テンポよくサクサク読めました。
    (あとがきで「イラストを描くのは初めて」と書かれていて驚き!)

    中でも一番印象に残ったのが「七歳の得意料理」という話。
    幼い頃、母と一緒に作ったポテトサラダを「大成功だね」と褒められ、後日訪ねてきたおばさんにポテトサラダのサンドイッチをふるまい、「おいしい!」と感謝される。
    その経験から自信をつけた森下さんは、料理を手伝おうと何度も母に声をかけるようになるけれど、忙しいときほど「あっち行って」と言われてしまう。

    助けてあげたかったのに。
    もう一人前として力を貸せると思っていたのに、違うんだ――
    そこで初めて、大人と子どもの差を実感する。
    受験期には「そんなことするなら勉強して」と言われ、その流れもあって、大学生以降は料理経験が乏しいまま今日に至る、という内容でした。

    親の立場になった今、とても刺さる話だと感じました。
    5歳になった息子は料理に興味を持ち始め、時々一緒にごはんを作ります。
    先日は「コロッケを作ってみたい」と言われ、火入れ以外はすべて一緒に作りました。
    料理のあと、息子は必ず
    「おれが作った料理おいしい? 助かった?」
    と聞いてきます。

    「もちろん。本当に助かったし、とってもおいしいよ。ありがとう」
    そう答えたときの息子の笑顔といったら。

    この一連のやりとりの中で育つ自己肯定感を、
    日々の余裕のなさや、親のエゴで潰してしまわないようにしたい。
    忙しい日ほど、この本のことを思い出したいです。

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    こんなに美味しそうに、幸せに食について言葉を尽くしている本は初めてです。
    いろんな比喩を使ってたべものを表しているのに”過剰”な表現にはなっていないのがすごいと思った。
    くすっと笑える思い出もすこし苦辛い感情も全部食べ物に乗せて咀嚼していきたいな。

    0
    2025年12月10日

    Posted by ブクログ

    思いがけず…と言ったら失礼になるのかもしれないけれど、期待していた以上にすてきな食べ物エッセイだった!色付きの挿絵があるなんて知らなかったから、わあーって声出た。親しみのある食べ物たちの思い出が散らばった、メニュー表みたいな本。おいしいことの描写がとても豊富で、作者の表現力にちょっと感動した。開くだけでときめく。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    この表紙、素敵すぎると思いませんか!!
    もぅ〜おいしそうなメロンパン!!
    イラストは誰が?と思っていたら、作者さま!!
    天は二物を与えるとは、まさにこのこと

    文章も素敵で
    文字デザインも小説で、使用されているものよりも、たおやかで

    「オムライスはごはんの王様」って文があって、わたしもおなじ価値観なので
    一気に作者さまのファンになりました

    食べ物系の書籍が好きな方にはおすすめ!!

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    友人にプレゼントしてもらい、再読しました。
    改めて感じたのは、森下さんのおいしいの表現が多彩で、情景が目に浮かぶおいしさだなぁということです。おいしさについて細かく丁寧に、そして分かりやすく描写されているので、心に届きやすい。これはおいしいだけでなく、好きとか楽しいとかを表現する時にも同じことなのかなと思いました。
    おいしいと今までの思い出が一つのお話になっていて、どのお話も心があたたまり、そしてそのたべものを食べたくなりました!

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    森下典子さんの思い入れがある食べ物のエッセイ。表紙のメロンパンのイラストをみて、思わず手に取った本。イラストの感じがとても大好き。自分にとってのいとしいたべものを考えるきっかけにもなった。

    0
    2024年01月13日

いとしいたべもの の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

森下典子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す