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Posted by ブクログ
前作の“日日是好日”がとても好印象だったので。
普通に(無意識に)暮らしていると季節を暑い寒いしか感じてないなー私、と思った。街中やスーパー等で作られた季節しか気が付けないのは勿体無い気がした。
最近訪れた松江のお菓子『菜種の里』や、最近読み進めていた星野道夫さんの展示会が登場していて、ふんわりと嬉しく思った。
イギリスの1ヶ月も咲き続ける桜の話と、
高齢の親を看取った稽古仲間への武田先生の年季の入った大人な挨拶と、
高校時代の同級生の「もっと遠くからものを見る視線を持ちたい」というメールと、
生まれ持った自分自身と闘いながら生きている、という悩みについての話と、
「できるなら稽古しなくてよろしい。できないから稽古するんですっ」という武田先生の叱責と。
著者の森下典子さんが描いた挿絵が素敵でした。
Posted by ブクログ
季節を大切に、目の前の季節をしっかり感じて
これから生活していきたい。そう思わされた一冊。
来年の手帳は六曜や二十四節気が書かれた手帳を
購入して、季節をしっかり感じたい。
-お金や洋服などがなくなって自分の身一つになったとき、「持っているもの」はなにか-
と問われると今の自分にはないような気がするから、身一つになったときこれを持っていますと胸を張って言えるものを持ちたい。
あと、いくつになっても、指摘して指導してもらえるってありがたいことだから、いつまでも謙虚に、人の話や指摘を受け入れられる人間でありたい。
とにかく素敵で、もっと自分を大切に、丁寧に
暮らしていきたいと思わされる一冊。
Posted by ブクログ
前作の「日日是好日」よりは、ゆっくり読み進めてます。
茶道には二十四節気が息ずき、典ちゃん(作中で呼ばれている作者さん)と一年を巡りしています
ので、一年をかけて読み楽しもうと、しています。
今日は2026.7.19 大暑の頃 連日の猛暑に疲れて来る頃、皆様ご自愛くださいね
「まえがき」を読み、学生の頃に通ってた書道の習い事を思い出して、思えば、週1の稽古が楽しみだった日、嫌々と通った日、毎週同じ季節では無くて、暑い日に寒い日、空が高い日に金木犀の香りがした日、雪が積もって歩きにくい日、寒さで手が動かず字がガタガタ歪んだ日があった事。
寒さが和らぎ梅や蓮華が咲いた日、梅雨の生温さにシトシト降る雨にアブラゼミの声からのヒグラシへと…
私にも二十四節気が息ずいていた事を思い出し四季を二十四に分け、変わり行く日本で過ごす事の愛おしさを思う本です。
Posted by ブクログ
『日日是好日』の続編。
読んでいてとても心地が良くて、美しい日本の四季がぎゅっと詰まった一冊でした。
ページをめくるたび、季節ごとの空気の匂い、風の音、雨音、茶花や和菓子が目の前に浮かびます。
作中のイギリスの庭の話も印象的でした。梅雨・夏・秋の花が同時に咲き、桜が1ヶ月も続くイギリス。そんな異国との対比があるからこそ、次々へと移り変わる日本の四季の、その瞬間でしか見られない儚い美しさを改めて実感させられます…!私たちは季節の中でかけがえのない時間を生きているんだな、としみじみ。立ち止まって目の前の「今」をじっくり味わいたくなりました。
中でも「柳緑花紅」のエピソードが一番心に響きました。他人が輝いて見えて、自分が自分でないものになろうとする時、「花は赤く咲けばいい、柳は緑に茂ればいい」という作中のまっちゃんの言葉が心に染み渡り、私の大好きなお守りの言葉になりました。
本の中でまるっと1年、豊かな四季をひと巡りしたような、心地よい余韻に浸っています。
Posted by ブクログ
「日日是好日」の映画を見て、どう見てもお茶の師匠にしか思えない樹木希林さんに驚いたが、この本を見かけてまたあの時の気持ちを反芻したくなった。
お茶なんてただしゃかしゃか混ぜて飲むだけ、という認識しかなかったが、なんという奥深さ。
お茶をやっていた友人を、いきなり尊敬したくなった。
お茶だけでなく、生けられる花、掛け軸、季節で変わるお道具、お釜の位置、本当にそこは小宇宙。
でも最近は、そんな道具などがメルカリに出品されているという話も聞く。
継承する人が減ってしまい、価値がわかる人もいなくなっているからなのだろうか・・・
さびしいことではあるが、私はこの日本の素晴らしい文化の存在を知ることができただけでも、ありがたいと思っている。
Posted by ブクログ
「日日是好日」の続編。
お茶のお稽古の細々した日常を綴っている。季節の移り変わりを丁寧に拾っていく。お茶のお花の話、お香の話、お薄に濃茶。
「しーーーーーーー」
と茶釜に湯が沸く音。桜の後の花爛漫な季節。夏の着物は単にかわる。「炉」にかわって「風炉」小ぶりな火鉢のようなものが熱源にかわる。食籠は木地の漆から陶器にかわる。
そして季節が巡ると炉開き。
時々、フリーランスの仕事をしている心細さが挿入される。
私はお茶をやらないので、描写されている風景がわからないこともあるのだけど、素敵だなぁと思う。こんなふうに心穏やかに日々が送れたらいいなぁ。お道具とかお菓子の挿し絵が美しい。
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小説・文芸
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