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Posted by ブクログ
とても興味深く素晴らしかった。銀河鉄道の夜は本当に好きな作品で、数えきれないくらい読み返しているけれど、カンパネルラは賢治の妹だ、という説を聞くたびに違和感を感じていた。なぜなら、ジョバンニのカンパネルラの思いは、他の作品で見る妹への思いとは余りに違いすぎる気がしたから。
だから、この本の説には感覚的に賛成だし、すとんと納得できた感じがします。
この説が、本書に書かれているようにそんなに重要視されていないなら非常に残念なことだと思う。
本の中で「今後も研究を続けたい」と書いてあったので、他の作品を読みたくて調べてみたら、見つからず、亡くなったような情報も見つけて、非常に
ショックを受けました。
Posted by ブクログ
コレ、いい。
だれか、コレを原作にして、小説かマンガをかいて欲しいです。
そのとき、その作品が、やおいよりになってもいいや…とか、極道なことをちょっと思ったりもしました。
やおいの表現ていうのは、行為そのものが大事なんでなくて、それぐらい強い思いなんだということをわかりやすく表現するためのものなんだと思います。
この解釈が正しいかどうかは、僕らみたいな人間にとっては、実は、どうでもいいんです。
ただ、ここで書かれる宮沢 賢治は、今まで見たどの宮沢 賢治よりも、素敵で魅力的です。
等身大であり、悩む人でありながら、純粋で神聖なところも、ちっとも失われていない。
すばらしいです。その迷いが、いつまでも人を引きつけるという解釈も、とても好きです。
この手の評論の本って、情感にうったえるものよりも、知識が増えたという感じのものが多いのですが、これは、心にグッときました。
馬場 あきこの「鬼の研究」に匹敵する名著です。
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