ダーク作品一覧
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3.9《黒川博行警察小説コレクション》 病室で殺された被害者は、耳を切り取られ、さらに別人の小指を耳の穴に差されていた。続いて、舌を切られ前の被害者の耳を咥えた死体が見つかり、猟奇的な連続殺人事件に警察は色めき立つ。見えない犯人像、はたして次に狙われるのは誰か? 被害者同士にどんな繋がりがあるのか? 大阪府警捜査一課海部班の久松刑事を中心とした地道な捜査は実を結ぶのか? 犯人側と捜査側、過去と現在の視点が複雑に交わりつつ、事件の全貌が明らかにされていく――。これまでの警察小説コレクションとは一線を画す、ノワール趣向の強い著者渾身の初期作品。 ※本作品は東京創元社、KADOKAWA / 角川書店で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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3.9探偵好きの大学生、相川守が妹の珠子とその家庭教師殿村京子と連れだってレストランで食事をしていたところ、緊張した面持ちで一点を見つめていた殿村夫人が硬直してしまう。ようやく緊張を解いた夫人に訊ねると、彼女は得意の読唇術を操って隅にいた二人の会話を盗み見ていたのだが、明日の晩、谷中の空家の中で、何者かを短刀で一寸だめし五分だめしにする、という世にも恐ろしい相談をしていた、というのだ。日頃の探偵好きが頭をもたげた相川青年は、とんでもない怪事件に巻き込まれることになった。次々と美女を狙う「赤いサソリ」の狙いは何か? 戦慄すべき乱歩の長編推理!
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3.8目を覚ますと、毒が仕込まれた首輪で壁に繋がれていた。――そう、これは悪魔が主催するデスゲーム。与えられた異能と知略を巡らせ、他の参加者たちを殺すことで自らの願いを叶える。死と隣り合わせの殺人遊戯……のはずだったが、 「ダメだ、なーーーんにも分かんねえ!! 取りあえず引きちぎれば良いんだな!?」 金属製の首輪を軽々と引きちぎり、鉄の扉をタックルでぶち破る悪魔泣かせのバカ力を持つ最強の男・樺島剛(かばじまつよし)が紛れ込んでしまったことで、ゲームバランスは大崩壊! 次々にゲームを破壊しながら、樺島(バカ)は参加者全員を救うため突き進む――! 悪魔すら予測不能の最強デスゲーム譚、ここに開幕!!
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3.8オライオン侯爵家で使用人として働くリサリーは、その家の一人息子・ヒューゴと恋に落ちる。 身分違いの恋で周りからの反対の声が多かったが、二人の気持ちは強く、 リサリーが良家の子女が通う寄宿学校で花嫁修業をすることを条件に、婚約が認められた。 二人はしばしの別れを惜しみながら、彼女は旅立った――。 半年後、寄宿学校から戻ったリサリーは真っ先にヒューゴのもとへ。 久しぶりに会えると浮足立っていたが、再会したヒューゴの様子がおかしい…。 彼はリサリーに「君は……誰だ…?」と尋ねてきて――!? 記憶喪失の侯爵×庶民育ちの元伯爵家令嬢、二度目の恋を巡るラブファンタジー、開幕!【恋するソワレ】
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3.8「かのこ…ごめん、俺が血を与えたから…」突然始まった発情に私は抗えず…彼の体を求めてしまう――…!かのこ の幼なじみの耀(よう)はまるで宝石のように綺麗な青年。父子家庭の かのこ と親を事故で亡くした耀、似た境遇の二人は子供の頃からいつも一緒で姉弟のように育った。初めて会った頃から「かのこを妻にする」と言い続ける耀の言葉をかのこはずっと冗談だと思っていたのだが…ある日、交通事故に遭い生死を彷徨うかのこを助けるため耀は不思議な力を使い…!?こんなキス、恋人同士でもないのに! かのこ のオカルティックラブストーリー!(58P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.82に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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3.8ありふれた日常は退屈で、だけど転落したら二度と戻れない場所。平凡な女子高生の紗希は勉強をがんばる地味な毎日を送っていた。悩みは親との関係がうまくいっていないこと。両親が不仲でその八つ当たりを紗希が受けていた。それ以外はおおむね平凡で、それはそこそこに絶望だった。ある日、高校の不良集団に目をつけられた紗希は恐怖するが、なぜだか不良たちと紗希は居心地のいい関係を築いていく。親との関係に悩む紗希の心は、不良たちとの時間にときめいた。それが惨劇のはじまりだった。紗希の人生はどうなってしまうのか!? ありふれた日常から一挙に転落する惨劇サスペンス!(41ページ)
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3.8幼少期に親に捨てられ、暗殺者組織で30年以上、人を殺し続けてきた男・ジュウ。暗殺稼業から足を洗えるという報酬の下、与えられた最後の任務は「勇者の暗殺」であった…。「小説家になろう」月間ランキング第1位獲得! 暗殺しか取り柄のない錆びれた中年が「自由」を掴むセカンドライフ、コミカライズが堂々開幕!
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3.8「あの女だけは許さない…!」小学生時代の凄惨ないじめをトラウマに持つ吉浦みのりは、登録者数300万人超えの人気チャンネル「うらみんTV」で、害悪な人間たちに制裁を与える動画を配信していた。ところがある日、自分をいじめていた張本人・竹宮京香が現れる。うらみんこと、みのりはチャンネル視聴者の協力で、彼女を過去の自分と同じ目に遭わせようと…? ※この作品は「comic RiSky(リスキー) Vol.5」に収録されています。重複購入にご注意ください。
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3.8おかえり、僕の棗――。 古い因習がいまだ残る田舎の村。かつてここに住んでいた大学生の棗(なつめ)は、幼馴染の颯天(はやて)からの手紙を受けて久々に村へ戻る。 村のしきたりとして「禊」を行わなければならず、颯天の前で生まれたままの姿を見せることになった棗。 今更恥ずかしがる仲でもない…そう思っていた棗だが、優しいはずの颯天の視線は熱を帯び、まるで全身を触れられているような錯覚に囚われる。 (もう…見ないで――) 気付くと勃起してしまっていた棗に、颯天は優しい愛撫と強烈な快楽を与えていき…。 離れ離れだった幼馴染の颯天が、棗を呼び寄せた理由とは――? ヤンデレ幼馴染×純朴大学生の愛に囚われる執着BL。
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3.8『密室蒐集家』で第13回本格ミステリ大賞を射止めた著者がミステリ人生のすべてを賭けて贈る渾身作! 松下由樹主演ドラマ「犯罪資料館 緋色冴子シリーズ『赤い博物館』」原作。 キャリアながら《警視庁付属犯罪資料館》の館長に甘んじる謎多き美女・緋色冴子警視と、一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい寺田聡巡査部長。 図らずも「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む難事件とは――。 予測不能の神業トリックが冴え渡る、著者初の本格警察小説! 〈収録作品〉 パンの身代金 復讐日記 死が共犯者を別つまで 炎 死に至る病 解説・飯城勇三
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3.8女性だけが“女神の加護”を受けられる世界。女性は女神への祈りで子供を授かり、もはや男は必要なくなってしまった。男というだけで差別され、虐げられる世界……。そんな世界で、女性冒険者パーティーの男奴隷・リビドはパーティーのピンチに囮として見捨てられ、ダンジョンの奥地で無残に息絶えた。 「こんなところで……童貞のまま死んでたまるか! 」男が虐げられるこの世界でなおも強大な性欲を秘めていたリビドの思いに呼応して、リビドにある能力が発現する。対象の性癖を見破り、その欲望を満たす姿に変身するチートスキル“千変万化”。最強のスキルを手にしたリビドは、自分を、男を見下し続けた女性への復讐を開始する! チートスキルで、男を見下し続ける美女たちに復讐せよ! 超エロ異世界復讐ファンタジー! (C)結希シュシュ (C)日之影ソラ/フレックスコミックス
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3.835歳の麻琴は、パートナーの不倫が原因で離婚を決めた。若い恋人との再起で、元夫は早々に浮かれムード。約束した慰謝料・養育費の支払いが滞り、困り果てた麻琴はある時「回収代行業者」の存在を知る…。引っ込み思案の涼子は、モラハラ夫の精神的DVにより心を病み、息子もショックで不登校になってしまう。別れてもなお追い詰められる母子の運命は…!? 最後に残された「一握の誠意」すらも踏み倒す身勝手な人々を相手に、女たちの“狩り”が始まる――!!
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3.8「〇〇が寝取られた」 「〇〇はヤリマンらしい」 「頼めばヤらせてくれたりして」 ――昼休み、下世話な会話が飛び交う教室で大上の頭痛は酷さを増していた。 たまらず教室を抜け出し、ひとり過ごせる場所を求めて辿り着いたのは体育倉庫。 そこで大上が目にしたのは、同じくクラスで孤立している瀬理のオナ…いや、おし…っこ…? 咄嗟に身を隠した大上だったが、フラついた拍子に彼女に気づかれてしまう。 困惑する大上に、瀬理はふたりで“ストレス発散”することを提案する――。
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3.87つのミステリを横断する、著者初の短編集 面白い小説をお探しのあなた、この本はいかがですか? 謎が謎を呼ぶ、7つの怪事件…… ミステリー界のグランドスラム(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、このミス1位、週刊文春ミステリー1位)を達成した著者が放つ、驚天動地の短編集! 当代随一のストーリーテラーが贈る、最高のスリルとサスペンス! 驚愕の展開と見事な謎解き、そしてドンデン返し! ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなど、エンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ、傑作短編の豪華詰め合わせ! 短編って、こんなに面白いんだ。
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3.8結婚一年目、幸せな専業主婦だった茜(あかね)は、夫の大輔(だいすけ)によって絶望の淵に叩き落される。日ごとに増える暴力、モラハラ、性暴力……。少しずつ心を壊し、夫の言いなりになっていく茜。それでも『子どもさえできれば彼は変わってくれるはず』そう信じていたのに――! 夫に裏切られ、命より大事なものを奪われた茜が選んだのは、復讐という修羅の道……「簡単には殺してあげない。生き地獄をアナタに味わわせてあげる――」
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3.8「永遠に繁栄し、数多の種族が跪く世界」という理想郷の実現。その第一歩として、彼は冒険者組合を手中に収めるべく帝国へと向かう。一方で、魔導国の出現に戸惑いながらも、各国の支配者も動き始めるのだった…!!
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3.8「奈々ちゃんのナカ…たくさん突いてあげるからね」蕩けきったアソコが、熱いアレでいっぱいになる。獣のような腰使いでぐちゃぐちゃにされたら…もうイクー…! ――期間限定で暮らすことになった年下のイトコ・薫から、毎晩“オカズ”にされる私。切ない声で名前を呼ぶから、私までおかしくなってきて…「こうなる事、期待した?」蠱惑的な瞳と強烈な快感に囚われ、際限なく絶頂させられる…!!「暴君彼氏との苛烈H」や「ストーカー婚約者とホテルで極甘タイム」や「H中にスケッチするクズ教師」など、他では読めないパンチの効いた個性派男子をご堪能あれ! 悪いオトコと快楽の底に堕ちていくTLアンソロジー、第五弾!!【表紙:つきのおまめ】(1巻収録作家名:つきのおまめ/城之内寧々/竹輪つぼみ/秕ユウジ/とやま十成/土橋朱里)
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3.8卒業パーティーの夜、オメガであるエルフィーは片想いの相手に告白を決行するはずだった。しかし、当日現れたのは、幼馴染でアルファのクラウス。堅物だしエルフィーのことを嫌っている上、双子の弟の片想い相手な彼が、なんでここに!? パニックになったまま、『ひょんなこと』から二人は発情して、一夜を過ごし――。目覚めると、エルフィーのうなじには番成立の咬み痕が! クラウスがやってきて求婚され、半ば強制的に婚約生活が始まってしまう。このままじゃ、弟にも怒られるし恋も成就しない……! どうにかクラウスに嫌われないと! そう思っていたけれど、どうやらクラウスのひたむきな恋心はこの事件が起きるずっと前からあったようで……? ※電子版は単行本をもとに編集しています
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3.8天真爛漫で誰にでも好かれる天輝(ひろき)に憧れと恋心を抱く蒼空(そら)は、趣味のカメラで天輝の写真を撮り溜めていた。誰にも見せるつもりはない、自分だけの密かな楽しみ…その筈だったのにある日クラスメイトの桐斗(きりと)に写真を見られてしまう。「何でもするから誰にも言わないでくれ…!」そう懇願する蒼空に優しく微笑んだ桐斗はある"お願い"をする…素直になりたいけどなれない。好きだから暴きたい。揺れ動く少年たちの心の奥に隠された本当の気持ちとは――!? 【※この作品は話売り「心の奥を覗かせて」の電子単行本版です】 【収録内容】「心の奥を覗かせて」第1巻~第4巻 電子限定特典2P
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3.8『侍女の物語』前夜のアトウッド 世界的作家アトウッドの初期短編集が待望の復刊。キャンパスで繰り広げられる奇妙な追跡劇(「火星から来た男」)、記者が陥る漂流の危機(「旅行記事」)、すれ違いから各々孤独を深める夫婦(「ケツァール」)、適性に悩む医者の卵がある少女に向ける感情(「訓練」)、下宿屋で巻き起こる異文化をめぐる騒ぎ(「ダンシング・ガールズ」)など――アトウッドのぞくぞくするような「巧さ」が詰まった七編を収録。あからさまにではなく、ほんの少しだけ垣間見せるというやり方で、日常に潜む違和や世界の綻びをアトウッドは示してみせる。 「ことに「キッチン・ドア」で描かれる、形のない、だがはっきりと肌で感じる破滅の予兆は、のちの『侍女の物語』や〈マッドアダム〉三部作のディストピア世界の前日譚と見ることもでき、世界のあちこちで不穏な狼煙の上がる二〇二五年に読むと、これを訳した当時よりずっと生々しい実感をともなって迫ってくる。およそ五十年前に書かれたにもかかわらず、これらの物語は少しも古びていない、どころか読むたびに「今」の物語として更新されつづける。そのことに何よりも驚きを感じる」(「復刊によせて」より)
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3.8三神嵐は17歳の高校生。だが裏では、法で裁けぬ犯罪者を葬る秘密組織の一員だ。先輩メンバーで学園の上級生・木場美琴と向かった事件で、嵐のミスからピンチに!? 昼の顔と、夜の顔、二つの顔を持つ高校生の物語。
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3.8「伊佐山さん、指名ありがとう。じゃあ、上に乗るね」給料日後の俺の唯一の楽しみが、セクキャバでのハッスルタイムだなんて…。もう妻とは、男とか女って関係じゃないよな…ただの家族という。そんなある日、SNSで学生時代の元カノである姫野結衣佳とつながる。妻子がある身でありながら、盛り上がる伊佐山。そしてついに結衣佳に2人で会いたいと誘われるのだが──…!?元カノとSNSで繋がったことから平凡だが幸せに暮らしていた一人の男の人生が大きく狂いはじめていく──…!?古場みすみ(作画)&ロドリゲス井之介(原作)の大ヒットコンビで描く、衝撃のサイコ不倫サスペンス!
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3.8結末に涙する、仕掛けに満ちたひと夏の物語。 ノイズに溢れたこの世界で、 「大人になる」とは一体どういうことなのだろうか。 「子どもの土地」で永遠の子どもだった「その子」は、心に曇りが生まれ、ある日飛べなくなってしまった。だから、地上に堕とされた……自らの代わりとなる子を一人、連れ去るために。 夏休みの始め、青森のボーイスカウトで、スナメリが座礁した熊本の海岸で、埼玉から繋ぐオンラインゲーム内で、悩める子どもたち3人に奇妙な出会いが訪れる。いなくなる子は、誰なのか。自由と不自由のあいだでもがく少年少女、それぞれの決意とは。 誰もが経験し、忘れてしまう、「あの頃」の怒りと光にいま向き合う。 意外なその結末にきっと涙する、仕掛けに満ちたひと夏の物語。 最後の2行に込められた意味を 理解できる「大人」でありたいと思いました。 ……青山美智子氏 人が生きる底の底から、子どもという存在を見詰めれば こんなにも不思議で美しく、残酷な物語が生まれる。 ……あさのあつこ氏
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3.8孤独死したOLのアキは、気がつくと公爵令嬢・イザベルに憑依していた。 わがままで嫌われ者のイザベルは、家族にも、好きな人にも振り向いてもらえず、愛に飢えたまま命を落とした。 「それなら、私だけはこの子を愛してあげよう。」そう誓ったアキは、彼女に冷たくしてきた者たちを拒絶していくが…。 【erisode1「嫌われ者の公爵令嬢」収録】
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3.8絵葉書のような村の猟奇殺人。 容疑者は、“善き隣人”の誰か。 「多層な登場人物と息詰まる展開、 心理描写が交錯する出色の犯罪小説」 ――ジェフリー・ディーヴァー 「掛け値なしのストーリーテラー」 ――リー・チャイルド 英アカデミー賞3冠&ITV過去最高視聴率を誇る人気ドラマ、 『ブロードチャーチ』の脚本家による、現代英国ミステリの最前線! 藁葺きの家並みが美しい英国南西部の海辺の村で起きた殺人事件。 殺されたのは村の名物パブ〈ホワイトハート〉の店主で、裸で縛られ、 頭に王冠を戴くように牡鹿の枝角が括りつけられていた。 刑事ニコラは都会の組織犯罪部から転属早々、新米巡査と事件解明に奔走するはめになるが、被害者と村の住人の隠された“顔”が暴かれてゆくなか、百年前もこの地で鹿角を用いた連 続殺人があったことが判明し─―
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3.8「私は第一王女のエミーリアです! この世界を救ってください! 勇者様! 右の掌に紋様がある人は勇者の称号を得ています!」 クラス丸ごと異世界転移した番藤茶太郎達は、王女エミーリアに懇願される。紋様を持つ生徒達は大はしゃぎ。しかし、番藤には紋様がない。こっそりステータスをオープンすると、目の前のウィンドウには《称号:侵略者 固有スキル:穴地球から遣わされた【侵略者】。固有スキル【穴】で世界を裏側から侵す》と書かれていた。勇者じゃなくて侵略者!? これ王女達にバレたらヤバイんじゃね? よし、逃げるか! かくして番藤の逃亡生活、国家反逆作戦が始まるのだった。
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3.8散りたくない。無形の情報に還(かえ)るにはまだ、わたしというものへの未練が濃い。病気や障害などの事情で生身の体で生きることが難しくなった人々が、〈情報人格〉として仮想世界で暮らせるようになった近未来。情報人格の小春は、大学時代の同級生が集うパーティに出席するために「一日だけ体を貸し出してくれる」サービスを利用する。体を貸してくれたのは年の離れた大学生だった。ひとつの体を共有して、ふたりは特別な一日を過ごす。第13回創元SF短編賞受賞作を含む瑞々しいデビュー作品集。/【目次】風になるにはまだ/手のなかに花なんて/限りある夜だとしても/その自由な瞳で/本当は空に住むことさえ/君の名残の訪れを
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3.8なんで誰も、この話(怪談)を知らないんだ? これは、実話を元にしたホラー……。 1980年代、人気ラジオ番組を録音していた男子高校生のラジカセから突然流れてきた、「耳なし芳一」の琵琶語り。その後このカセットテープを聞いた人には、次々と不幸が訪れた――。【耳なし芳一のカセットテープ】は、テレビでも取り上げられたほど有名な実話怪談のはずだった。なのに、誰も知らない。不思議に思い調べ始めた怪談師・馬代融が出会うのは、奇妙な偶然、とある冥婚の風習、そして強烈な悪意。果たして、この物語の行きつく先とは? 現実と物語が交差する、最恐の読書体験。
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3.820××年の夏、東京銀座に突如「異世界への門」が出現した。中から雪崩れ込んできたのは、謎の軍勢と醜悪な怪異の群れ。彼らは人々を殺戮して回り、白昼の銀座はたちまち地獄絵図と化した。この非常事態に誰もがなすすべなく混乱に陥る中、ひとりだけ果敢に動き回る男がいた。その男こそのちに「二重橋の英雄」と呼ばれることとなる、オタク自衛官の伊丹耀司だった――! 大人気シリーズの異世界×自衛隊ファンタジー、ゲート始まりの物語『銀座事件』を描いたコミカライズ第1弾!! ※大好評発売中のコミックス「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」(原作:柳内たくみ/漫画:竿尾悟)の1巻第1話を電子版限定で巻末に出張掲載!!
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3.8本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に、実体験したことをまとめた記録です。 作中の資料もすべて、現地に足を運び、時には人の力を借りながら集めました。 しかし残念ながら共に調べてくれた、 大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、 全員もうこの世にはいません。 それでも、皆様にはぜひ知ってほしいのです。 私がたどり着いた真相を。「あしか汁」とは何なのかを。 そしてなぜ、こうして「あしか汁」の正体を語ろうと思ったのかを。 私の一生が台無しになった理由を、 どうか無関係と思いながら楽しんでお読みいただければ幸いです。 巻末には、「あしか汁」を調べた元編集者が遺した 最期の日記を掲載しています。
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3.8人気女性雑誌でモデルとして活躍する平川愛理(ひらかわあいり)は、自宅前でいきなり気絶させられ、あたり一面ゴミに囲まれた部屋に拉致されてしまう。愛理は、自分のストーカーであり誘拐の犯人と思われる男・今井宏和(いまいひろかず)から突然プロポーズされ困惑するが、訳もわからないまま性的暴力を受けることに。トイレも食事も管理される監禁生活が始まり……!? ※この作品は「comic RiSky(リスキー) Vol.1」に収録されています。重複購入にご注意ください。
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3.8「こうやって男に虐められたいと思ってたんだろ?」 図書館で働くラファエルは、仕事中に珍しい本を見つける。 「王立図書館の淫らな秘め事」というのその本は、男同士の官能小説。しかもラファエルと同姓同名の主人公が、エリックという名の美丈夫を地下室に閉じ込め、虐め抜くという内容だった。 あまりにも刺激的な描写や、妙に都合のいい展開、倫理観のないキャラクターたち、そして小説の主人公が名前だけでなく、見た目や価値観の設定まで自分と同じということに戸惑うラファエル。 さらに小説を読んでいる最中に美しい青年に声をかけられるが、彼は物語の中で自分に虐められているエリックと同姓同名だった。以降、現実のエリックはやたらとラファエルに構ってくるようになるが…。 ツッコミどころ満載の官能小説から始まる恋の行方は? 食えないエリート紋章官×マイペースな図書館員の新感覚ファンタジーラブコメ! 【合本版限定 描き下ろし漫画つき!】 ※本作品は『自分が主人公の官能小説を見つけたら、現実が変わり始めたようです?』第1巻~6巻を収録した合本版です。
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3.8【本作はフルカラー版となりますので、ご購入の際は十分ご注意ください。】容姿△、三流大出身、資格皆無…。冴えない僕だが運よく国内屈指の大企業に入社。エリートばかりの同僚に認めてもらおうと一生懸命やってきた。でも、ある時みんなから盗撮犯の濡れ衣を着せられ、社内いじめは日々強まっていくことに。これまで頑張ってきた姿は誰も見てくれてなかったというのか…。あまりに残酷じゃないか…。思わず涙したその夜、運命が一変することを当時の僕は知るよしもなかったんだ。踏み出した先が正しいかなんて知らない。それでも僕は―――…。「本作品は【ズズズキュン!】から【桃色エンジェル】へレーベルを変更いたしました。」
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3.82024年4月から5月にテレビ東京で放送されたモキュメンタリー番組『イシナガキクエを探しています』。放送中に案内される問い合わせ窓口の電話番号が実在するなどリアリティを追求した結果、ネット上では番組内容が事実だと誤認する人や考察する人、「不気味」「怖い」などの声が続出し、一時Xでは日本トレンド1位になる騒ぎになりました。 書籍では放送の舞台裏を知った人物による視点で描かれた書き下ろしの内容とともに、未公開の音声や資料を収録。さらに物語の最後には「イシナガキクエ」に関する特別な映像も用意しております。番組を知らない初めての方でも読める内容となっておりますので、ぜひ本作をお楽しみください。 <あらすじ> 長年にわたり「イシナガキクエ」という女性を探してきた米原実次は、テレビ東京に協力を依頼するも2024年2月に死亡。彼の遺志を継いで公開捜査番組が放送された。全3回放送されたこの番組は、深夜帯にも関わらず大きな反響を呼び、番組に届いた情報は8,000件に及んだ。一方でこの番組は、多くの疑問を残しながらも、非常に中途半端な状態で最終回を迎えることになったため、視聴者の間では大きな物議を醸すこととなった。あの終わり方ではそれも致し方ないとはいえるが、少なくとも番組のスタッフたちは、本当にこれで良いのかと、逡巡し、葛藤していたことを知ってほしい。若くして逝った妹の遺志は継いでやりたかった。私はそのために筆をとったのだから。
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3.8「伝わらない」「わかり合えない」が蔓延し、どこかぎすぎすした世の中で、 私たちはもどかしい思いをしています。 思いが相手に「伝わる」先の、「わかってもらう」に至るために―― 気鋭の言語学者にして作家として活躍する著者が、 「たいしてわかってもらえない人間」から、 「そこそこわかってもらえる人間」になるまでに得た教訓。 【目次】 第一章 わかってもらうための大前提 第二章 聞いてもらう 第三章 質問をわかってもらう 第四章 連絡・依頼・指示をわかってもらう 第五章 説明をわかってもらう 第六章 意見をわかってもらう 第七章 感覚・感情をわかってもらう 第八章 言葉を選ぶ
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3.83年前のクリスマスイブ。御燎(みりょう)かなえは最愛の夫と娘を失った。遺体はまるで破裂したかのように、血だまりで残骸として発見され、科捜研の調査でも犯行の手掛かりは一切見つからなかった。 刑事を辞めて怪奇事件専門の探偵事務所を立ち上げたかなえ。ある日、刑事時代からの知り合いである都庁特別対策室・御堂筋(みどうすじ)から、顔のない男に眼を取り替えられたという家出少女・早凪冥(さなぎめい)にまつわる相談を受ける。それは人にかけられた呪いが視える眼だった。冥の眼の力を使い、失踪した彼女の仲間の行方を捜すが…。 『夜行堂奇譚』嗣人が贈る、異色バディホラーシリーズ。
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3.8「頂き女子」に迫った衝撃ノンフィクション! 複数の男性から総額約1億5千万円を騙し取った上、そのマニュアルを販売し逮捕された「頂き女子りりちゃん」に迫った本作に大絶賛の声続々! ◎町田そのこさん 彼女が奪う側に戻らない道を考える。読んでいるときも、読み終えたいまも。 ◎橘玲さん すべてウソで塗り固められた詐欺師 家族や社会から傷つけられた犠牲者 彼女はいったい何者なのか? ―選考委員激賞!第31回小学館ノンフィクション大賞受賞作― ◎酒井順子さん りりちゃんの孤独、そして騙された男性の孤独に迫るうちに、著者もりりちゃんに惹かれて行く様子がスリリング。都会の孤独や過剰な推し活、犯罪が持つ吸引力など、現代ならではの問題がテーマが浮かび上がって来る。 ◎森健さん 今日的なテーマと高い熱量。とくに拘置所のある名古屋に部屋を借りてまで被告人への面会取材を重ねる熱量は異様。作品としての力がある。 ◎河合香織さん 書き手の冷静な視点とパッションの両者がある。渡邊被告がなぜ“りりちゃん”になったかに迫るうちに著者自身もまた、“りりちゃん”という沼に陥り、客観的な視点を失っていく心の軌跡が描かれているのが興味深い。 (底本2025年7月発売作品)
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3.8死霊、異常心理、怪物、狂信—— 英国怪奇アンソロジーの定番作家、本邦初の短篇集。 古く平井呈一らに邦訳がなされ英国怪奇ものの一角をなすW・F・ハーヴィー。 鬼気迫る幽霊談、暗合と運命の交錯する奇譚から、精神の暗部を抉る不気味な物語まで、ときにブラック・ユーモアを漂わせて絶妙なアトモスフィアを醸しだす。 水木しげる漫画「むし暑い日」に翻案された「炎暑」、あるいは映画『五本指の野獣』の原作として後世のホラー映画に影響をもたらした「五本指のけだもの」等々、新訳が俟たれし異界への裂け目を顕わす作品をここに集成。 初訳3篇を含む新訳による珠玉のコレクション。 ✺初訳作品「ミス・アヴェナル」「追随者」「ピーター・レヴィシャム」
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3.8夜の街のルール、私がご案内しましょう。 欲望渦巻く新宿・歌舞伎町では、日々、多様な事件が起きている。 詐欺師集団に全財産を奪われた地主の息子 性風俗店で本番トラブルを起こした霞が関官僚 お腹の子供のDNA鑑定を求める風俗嬢 留置場に入れられたスカウトマン そして医学部中退の若きデリヘル社長 トラブルに遭った人も、ナイトビジネスの経営者も、窮地に陥った時の強い味方が「歌舞伎町弁護士」だ。 3000件以上の風俗トラブルを担当したのを始め、ナイトビジネスにまつわる依頼を数多く解決してきた弁護士が、「弁護士バッジ」越しに見る“日本一の歓楽街”の現在と未来―― さらに風営法改正、悪質スカウト問題、風俗合法化議論まで徹底解説する。 (底本 2025年6月発売作品)
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3.8公爵令嬢リリネリア・ブライシフィックは死んだ。否、殺された。王太子レジナルドの婚約者として蝶よ花よと育てられた彼女は絶望を知り、貴族令嬢としての全てを失った。名をエリザベートと変え市井に下りた彼女は、今日も淡々と息をする。生家から付けられた侍女ガーネリアと共に薬屋を営み、ただ自らの終わりの日を待つ。この人生にはもはや夢も希望もなにもない――はずだった。元婚約者と再会するまでは。エリザベート――リリネリアに執着するレジナルドに対峙する中で、彼女の心の内に新たな感情が芽生える。それは、闇に葬られた真実を炙り出し――? とある令嬢の死から始まる衝撃ファンタジー! ※電子版は単行本をもとに編集しています
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3.815世紀、百年戦争下のフランス。王家の威信は失墜、世は混沌と暴力に満ちていた。そんな戦乱の時代の申し子、無頼の備兵隊長ピエールは略奪の途上で不思議な少女に出会い、心奪われる。その少女の名は――ジャンヌ・ダルク。この聖女に導かれピエールはイギリス軍との天下分け目の戦場へと赴く。
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3.8心の不思議にせまる長岡ミステリーの醍醐味! 窮地に陥った時、人は何をするのか? ーー長岡弘樹が紡ぎ出す短編には、考え抜かれ、磨き上げられた短さのなかに奥深さがある。ーー宇田川拓也(ときわ書房本店) 生活のなかで、ふとした心の隙間に忍び込む殺意や悪意が、蟻や、鳥、魚、犬、プラナリアなど、さまざまな生物と絡んで事件が発生する。 のぞきや、泥棒、殺人など、犯罪の背後にあるドラマを描き、謎解きだけではないミステリーの魅力を放つ。 その根底には温かなまなざしと伏線のしかけがめぐらされている。 心の揺れや、ゆがみが引き起こす犯罪&どんでん返しの妙を堪能する8篇の極上ミステリー。 仕事中の刑事が給油に立ち寄ったガソリンスタンドで、勤務していたのは外国人だった。そのとき、聞き慣れない鳥の鳴き声がした。 ある盗難事件の捜査過程で、その外国人従業員の友人が浮かんだ。彼は逮捕されたが、違和感が残る。その後、真犯人が判明したが……。(「巨鳥の影」) 語り手は新米刑事・空き巣男を女教師が正当防衛で殺人という通報。 侵入犯は教え子の父親だったと判明。小さなやせた息子に掃き出し口からしのびこませ、鍵をあけて泥棒していたという。父親は、息子をガリガリの状態のままにするため、食べさせず、虐待していた。 自宅に侵入された担任教師は犯人の父親をゴルフクラブで殴って殺した。盗犯等防止法が適用され、不起訴という判決が出た。その後、孤児となったその子の行く末は……。(「死んでもいい人なんて」) 隣室のキャバ嬢の部屋にそっと忍び込む。ときどき鍵をかけ忘れると知っている。 内気な学生のペットは蟻だけ。柑橘系の彼女の香りを吸い込む。 そのとき大きな地震が起き、彼女が戻ってきた。そして蟻をペットに借りたいと彼女が訪れて…。(「水無月の蟻」) 医者の父から教わったのは、ホワイトボードマーカーで手鏡に描かれた魚が水に浮くということだった。それが思いがけぬ破滅を生んで……。(「鏡面の魚」) 他、ミステリ短編の醍醐味を堪能する4篇収録。
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3.8ノブ(水木信彦)と(伊東)さくらのW不倫が暴かれ、修羅場となった「うらぎりベッドルーム」から一週間。夫に許されお咎めなしに終わったさくらは、裏の顔を職場に知られることもなく真面目でかわいい後輩として同僚男子たちの人気を得ていた。だが不倫の後処理の甘さから周囲に裏の顔を疑われるようになり…。秘密を守る見返りとして身体を要求されるさくら。愛など欠片もない穢れた一夜の果てにあるものは… ※「うらぎりベッドルーム」のアフターストーリーです。あらすじがあるので、前作を読んでいない方もお楽しみいただけます(1巻には前作ヒロイン・花は出てきません)。 ------------------------------- ※こちらは1巻目の内容になります。 2巻目以降は違う内容になりますので、サンプルをご確認の上ご購入くださいませ。 -------------------------------
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3.8かつて地球には、 私たちとはまったく異なる人類が生きていた―― かれらはなぜ滅んだのか? 美意識はあったのか? その精神構造とは? 現生人類(サピエンス)に都合のいい幻想から脱却し、人間という存在を「ありのまま」に理解しようとする情熱的探究の成果! 赤道直下から北極圏まで駆けまわり、30年にわたり洞窟の地面を掘り続けた、第一人者にして考古学界の異端児による初の一般書。 “この先で、もうネアンデルタール人を同類とみなさないこと、つまりかれらは私たちの諸側面を投影した存在ではないのだと考えることが、なぜ重要なのかを説明しよう。完全に絶滅したこの人類は、私たちの抱く幻想をすべて足し合わせても及ばない存在なのに、私たちの視線でがんじがらめにされてしまった。私たちはかれらを同類に仕立てあげ、ありもしない姿に作りあげた挙げ句、無理やり歪めている。だから、ネアンデルタール人に固有の異質さを取り戻すためにも、私たちが抱いているおなじみの親しみやすさを取り除かなければならない。”(「はじめに」より)
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3.8契約した精霊の力を借り、人々を脅かす悪と戦う「精霊師」。その育成機関であるユートレア学院2年生のローク・アレアスは、学年次席の実力を持ちながら未だ一度も契約精霊を出しておらず、「真の実力を隠している」と学院中の注目と評価を集めていた。しかし、当のロークはというと―― 「なぜ契約精霊を出さないかって? いない(・・・)からだよっ!」 彼の強さは唯一契約可能な微精霊を駆使した剣術や体術をひたすら鍛えた末に得たものであり、実はいつも死なないために必死に戦っていて……!? そんな中、危険度が高い《ルナの遺跡》の探索メンバーに選ばれ……!?
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3.8鬼畜エロゲーと名高い『幽明の求道者』の世界に邪教徒のモブとして転生してしまったオクリーは、教団から逃亡する機会を窺っていた。 しかし、正教側との戦闘中のある行動をきっかけに凶暴な女幹部や教祖から一目置かれてしまう。 かくして少年の日常は、死すら恐れない「覚悟」ガンギマリなヒロイン達に命と貞操を狙われながら生き延びるという、超絶無理ゲーにランクアップするのだった――。 ※本作には主人公に興味津々な性癖の歪んだ可愛い女子しか出てきません
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3.8郊外築75年、大量のガラクタ、恐怖の再建築不可物件……。 残された実家は超問題だらけ!! 笑いと涙、前代未聞の実家じまい本! 維持費に相続手続き、片付けに親族問題、税金対策に売却まで、 いま話題の”実家じまい”問題に ドラマ&漫画化多数の人気作家・高殿円氏が挑み、 リアルな実体験を綴ります。 親戚トラブルの回避、税金に相続問題、長年放置している家財の片づけ方、 不動産仲介業者に断られた物件を意外な場所で売る方法まで……。 不動産の専門家による解説を収録し、 楽しく読めながら 自然と実践的な知識も身に付きます。 笑えて泣けて、知識もつく、超お得な1冊! ”実家じまい”のお悩みを全解決する、 ページをめくる手が止まらなくなる 新感覚の人情派「実家じまい」エッセイです。
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3.8一見すると、なんてことはない4コマ漫画。しかし、最後のコマを読んだとき、世界は一変する――!? ページをめくると、描きおろし解説ページつき。子供から大人まで楽しめるミステリー&ホラー。4コマ漫画の名手・湖西晶が贈る、世にもゾッとする珠玉の短編集。
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3.81960年代後半、アメリカ西部ネバダ州にある人口50人以下の町・ジェスロー。この町に住む人気小説家のトムはしばらく新作が書けずにいた。やる気のなさをごまかすようにギャンブルに明け暮れるトム。「世界が終わる日が来たら書くかもな」と言う彼を再起させるため、トムの妻であるメグは、ゾンビに扮してトムを襲う計画を立てる。そこに噂を聞きつけた映画監督がやってきて……。 貸したまま戻ってこないイヤリング、信念を曲げて書いた小説、自分を捨て街を去った彼女ーーこんなはずではなかったと思いながら生きる人々に訪れた最大の転機、それはゾンビ映画の撮影だった!! 読後、思わず家族や大切な人に会いたくなる、故郷や過ぎ去った時間についての物語。
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3.8芥川賞受賞作&30万部のベストセラー 世界各地で翻訳続々! 最高に不穏な仕事×食べもの×恋愛小説! 解説:一穂ミチ 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 真面目で損する押尾は、か弱くて守られる存在の同僚・芦川が苦手。食に全く興味を持てない二谷は、芦川が職場で振る舞う手作りお菓子を無理やり頬張る。押尾は二谷に、芦川へ「いじわる」しようと持ちかけるが……。どこにでもある職場の微妙な人間関係を、「食べること」を通してえぐり出す芥川賞受賞作! 共感が止まらない! 「わかりすぎてえぐい」職場ホラーNo. 1 サイコホラー小説? ミステリー小説? それとも恋愛小説? 不思議な感覚で読めた小説です。(文教堂横須賀MORE’S店/矢部直利) 喉の奥に詰め込んだ言葉や感情を吐き出したくなるような気持になった。(くまざわ書店サンシャインシティアルパ店/河口茜) 表紙・タイトルのほっこり感と内容とのギャップを、ぜひもっともっと多くの方に感じてもらいたいです。(明屋書店喜田村店/高橋杏奈)
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3.8交番相談員が見抜く、警察官たちの闇と罪。 2025年度最注目の連作ミステリ短編集! 警察を定年退職し、非常勤の「交番相談員」として働いている百目鬼巴(どうめき・ともえ)。 見た目は普通のおばさんで、性格も穏やかだが、彼女には妙な噂があった。 「彼女には県警本部の刑事部長でも頭があがらない」 「現役時代には、未解決事件の捜査にあたってほしい、と熱烈なお呼びが掛かっていた」 「なぜか科学捜査の知識も豊富に有している」 半信半疑で一緒に働いていた若手警察官は、 しかしすぐにその噂が真実であることを知る。 彼女は卓越した洞察力で、目の前で起こっていることの 真相・裏側を立ちどころに見抜いてしまうのだ――。 『教場』シリーズの著者であり、 当代きっての短編ミステリの名手による、 新「警察小説」シリーズ、開幕です!
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3.8この世界には、異世界の日本から『迷い人』がやってくる。 だが、過去に迷い人の暴走が原因で世界的な大災害が起きたため、彼らは見つけ次第『処刑人』が殺す必要があった。 そんななか、処刑人のメノウは、迷い人の少女アカリと出会う。 躊躇なく冷徹に任務を遂行するメノウ。 しかし、確実に殺したはずのアカリは、なぜか平然と復活してしまう。 途方にくれたメノウは、不死身のアカリを殺しきる方法を探すため、彼女を騙してともに旅立つのだが…… 「メノウちゃーん。行こ!」 「……はいはい。わかったわよ」 妙に懐いてくるアカリを前に、メノウの心は少しずつ揺らぎはじめる。 GA文庫大賞、7年ぶりの《大賞》作品! ――これは、彼女が彼女を殺すための物語。 ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください