お孵り

お孵り

小説・文芸
781円 (税込)

3pt

結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をすることになったが、子供は生まれ変わりを司る神として村に囚われてしまい!?

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お孵り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなり面白かった。面白すぎた。グロかったりえげつなかったりするけれど、主人公が素朴にいいやつなところが読んでて安心感あるし、結末も好き…
    山羊原さんシリーズとしてさらに読み続けたい〜

    0
    2022年02月01日

    Posted by ブクログ

    the因習村ものって感じ〜〜!
    やば儀式とか言い伝えとかなかなか面白かった
    ずっと長い間苦しかったいちるもずっと毅然な態度の山羊原さんもかっこよかった!!!
    主人公が頼りないのは愛嬌よね

    0
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

    大変読みやすく、サクサク読める本です。
    オカルトものですので、ツッコミどころもあるとは思いますが、頭を使わずに本を楽しむことができました。
    残酷な表現はありますが、それを上回る面白さがあるので、軽く読みたい時におすすめです。

    0
    2022年12月14日

    Posted by ブクログ

    主人公の佑二は、結婚の挨拶のために婚約者・乙瑠の故郷の村を訪れ、そこで異様な儀式を目撃する。その村は、生まれ変わりの伝承があり、独自の神を信仰している閉鎖的な場所だった。
    以降村からは距離を置いていた2人だったが、乙瑠の出産の為やむを得ず村を再訪。だが、生まれた子供は村の神、「タイタイ様」として囚われてしまう……。

    生まれ変わりの伝承と独自の神を信じる閉鎖的な小村を舞台に、その伝承にとらわれた妻と妻子を守りたい夫の悲哀と惨劇を描くホラー小説。
    民俗学×信仰×ホラーと個人的に好きな要素が詰め込まれており、楽しんで読めました。
    作中の村では、生まれ変わりを信じているが故、死というものがかなり軽く扱われています。身内が死んでも、信仰が厚ければまた生まれ変わってくるから、と。そんな死生観の違いが狂信という域にまで達し、己の身に降りかかってくるとなると、とても恐ろしく感じます。
    けれど、それでも愛した人や家族にまた会えるなら、再度生まれなおす事が出来るなら。誰しもそんな神を望んでしまう、そんな閉鎖的な体制の維持を望んでしまう可能性があるのかもしれません。

    また、主人公がきちんと良い夫であり、父であったところも好感が持てました。普通の人なので、何か荒事とかがあると全く対処できないというかむしろ足を引っ張っていたりはするんですが、そこが逆に巻き込まれた一般人ぽくて良く、どんなにつらい思いをしても妻と子供を守りたい! という気持ちだけは一貫していて、応援したくなります。

    0
    2022年07月20日

    Posted by ブクログ

    第39回 横溝正史ミステリー&ホラー大賞・読者賞受賞



    帯に、ジェットコースター・ホラーと書いてあるとおりに、

    読み始めたら止まらなくて一気読みでした。



    橘佑二は、結婚の挨拶のために婚約者・乙瑠の故郷の村を訪れて、

    そこで行われていた異様な儀式に言いしれぬ恐怖を覚える。



    村には生まれ変わりの伝承があり、

    村人が崇拝する神もまた、誰かの身体を器として生まれ変わるというのだ。



    その後、出産は、この村でしなければならないという決まりに従って、

    男の子を出産したが、そのまま母子とも囚われてしまう。

    果たして、佑二は家族を取り戻せるのか?!



    横溝正史の「八墓村」を思い起こさせる、

    一晩で33人も殺されたという

    猟奇殺人事件の新聞記事から始まる、この物語は、

    怖い!恐ろしい!。。。でも読みたい!

    と、夢中にさせてくれて、面白かった!

    0
    2022年04月07日

    Posted by ブクログ

    横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞受賞作。因縁深い閉ざされた村、謎めいた儀式、そして起こる惨劇。こういう要素が大好きなら一気に取り込まれてしまうこと間違いなしのホラーです。
    冒頭からいきなり「津山三十人殺し」のような過去の事件が語られ、これだけでもうわくわく。そして期待にたがわず進む不穏すぎる物語。うわー、もうこういうの大好きとしか言いようがありません。ハイスピードでぐいぐい読まされました。「生まれ変わり」の伝説があることによる死生観の違いは、当事者にしてみれば穏やかにも思えるのかもしれませんが。部外者からしてみればとんでもなく不気味な部分もあって。主人公と村人たちとの温度差が実に切実に怖さを感じさせられます。
    そして後半からのまさかと思えるほどにパワフルすぎる展開に絶句。だけど怖いばかりでもなく、しんみりとさせられる部分もあって、読後感は悪くありませんでした。

    0
    2020年11月23日

    購入済み

    好き

    土着信仰とか儀式、とか田舎のホラー、とか好きな人は好きだと思います。展開は読めると思います。楽しめましたよ。

    0
    2020年10月17日

    Posted by ブクログ

    2019年第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 読者賞受賞作にしてデビュー作。
    カバー裏の著者紹介によれば、現在は大学職員として勤務されているとのことで、兼業作家なのだろうと思います

    横溝正史ミステリ&ホラー大賞に、正面から挑戦したかのような作品という印象を受けました。
    参考文献には津山三十人殺しが挙げられており、これは皆さんも大好き「八つ墓村」を想起させるモチーフですよね。

    読み始めてすぐに、因習に縛られた村、過去の殺人事件といった設定に既視感はあったものの、そこは新しい世代の作家。時代設定は現代に置かれています。現代社会の中で因習村を描くのは 容易ではないと思いますが、本作では因習と隠された現実のバランスがよく、日本のどこかにはまだこうした世界が残っているのかもしれないと感じさせてくれるます。

    (八つ墓村+のぞきめ)÷2 という感じです

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    異様な熱気を孕んだ因習村ミステリー。山奥の村で守り続けられてきた「タイサイ様」という信仰、そして「子供は死者の生まれ変わりである」という独特の死生観が物語の核となっています。
    里帰り出産をした妻と我が子を救い出すため、村へ足を踏み入れた主人公。しかし、彼を待っていたのは凄惨な結末でした。妻は「何か」に憑依され、村人を惨殺した末に命を落とします。命からがら赤ん坊だけを連れ帰り、日常に戻ったはずの自宅で聞こえた「ただいま」という声。それに思わず「おかえり」と応えてしまう主人公。そのやり取りに、逃げ場のない恐怖を感じました。
    実際に起きた凄惨な事件をモチーフに、信仰や輪廻転生の要素を織り交ぜた構成が見事です。因習の恐ろしさとホラー的演出が融合した、背筋が凍る一冊でした。

    0
    2025年12月19日

    Posted by ブクログ

    よくある因習村系で、作中でそこそこ時間の経過があるので1イベントあたりの描写がいまいち淡々としてしまっている感じ。
    タイトルの通り孵化するシーンがあるんだけど、卵から出てくるのが可愛い小鳥でも美男美女でもなく爺さんだったのにはがっかりした

    0
    2025年10月10日

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